2017年12月14日 (木)

ボーグ107FL+レデューサーによるバラ星雲。

Bara

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●バラ星雲
2017年11月22日2時12分~ ボーグ 107FL+レデューサー0.72× 合成焦点距離 432mm/F4 IDAS HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D(SEO SP4改) ISO1600 180秒露出×36枚コンポジット SWAT-350+M-GENにて一軸オートガイド Photoshopにて画像処理 千葉県大多喜町 ※下は拡大トリミング
 
冬の夜空に咲く大輪の花、いっかくじゅう座のバラ星雲。コーン星雲のすぐ南に位置しています。巨大な散光星雲ですから、300mmクラスでも、かなり迫力のある姿で写せます。比較的明るいので、オリオン大星雲と同様、露出時間なりの姿を楽しめますが、オリオン大星雲と比べると青い成分が少ないので、IR改造したカメラか、Hαまで感度が伸びたカメラでの撮影がおすすめです。中心はNGC2244とカタログナンバーが付いた散開星団で、星の並びをファインダーで確認できるので、構図を決めるときに便利です。導入は簡単で、プロキオンから目盛環を見ながら西に1h回せば入ってきます。
 
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2017年12月12日 (火)

シグマ135mm Artによるコーン星雲からバラ星雲付近。

Corn

●コーン星雲からバラ星雲付近
2017年11月24日23時52分~ シグマ 135mm F1.8 DG Art 絞りF2.2 キヤノン EOS 6D(HKIR改) ISO1600 60秒露出×104枚コンポジット SWAT-350でノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 
いっかくじゅう座のコーン星雲からバラ星雲付近を135mmレンズで狙ってみました。上の明るい尖った形の散光星雲がコーン星雲、背景の散開星団はクリスマスツリー星団と呼ばれています。右の青い星雲はIC2169カタツムリ星雲、それらの真ん中の赤っぽい立派な星団にはナンバーがないようです。このエリアはとてもカラフルで人気があります。いろいろな焦点距離で楽しめますので、この冬ぜひレンズを向けていただければと思います。
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広角で撮影した画像に今回の構図を切り出してみました。
 
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2017年12月10日 (日)

ボーグ107FL+レデューサーによるクラゲ星雲。

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●クラゲ星雲
2017年11月24日21時03分~ ボーグ 107FL+レデューサー0.72× 合成焦点距離 432mm/F4 IDAS HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D(SEO SP4改) ISO1600 180秒露出×50枚コンポジット SWAT-350+M-GENにて一軸オートガイド Photoshopにて画像処理 千葉県大多喜町 ※下は拡大トリミング
 
前回ブログ「M35付近」の天体の中から、クラゲ星雲付近をボーグ107FLでクローズアップしてみました。この星雲は超新星爆発した残骸が大きく広がった姿で、その形からクラゲ星雲と呼ばれています。赤や青の星雲とオレンジに輝く恒星がとても美しく印象的です。比較的大きな星雲ですので、500mmクラスでも迫力ある姿に写せます。クラゲ星雲は明るく写しやすいですが、左(東)に広がる散光星雲(SH2-249)はけっこう淡いので、たっぷり露出したい対象です。
 
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2017年12月 8日 (金)

シグマ180mmマクロによるM35付近。

M35_2

M35

●M35付近
2017年11月22日0時07分~ シグマ APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM 絞りF3.2 キヤノン EOS 6D(HKIR改) ISO3200 60秒露出×86枚コンポジット+R62フィルター 120秒露出×21枚コンポジットをRチャンネルに合成 SWAT-350でノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 
今年も残すところ三週間あまりとなりました。快晴の日も増えてきて、この調子で今年最後の新月期を迎えたいものです。冷え込みもかなり厳しくなりました。天体撮影は真冬の装備で挑みましょう。さて、画像はふたごの足もとにある散開星団M35付近です。すぐそばにはクラゲ星雲やモンキー星雲があって、200mmクラスの望遠レンズで、それらがすべて構図に収まります。天の川の中ですから、背景が微光星で埋め尽くされ、カラフルで賑やかな感じが魅力的ですね。ところでこのシグマの180mmマクロですが、フローライト相当の光学ガラスを3枚も使った贅沢な設計で、全面にシャープな星像を結びます。天体撮影用に評価の高いArtシリーズのほか、Sports、Contemporaryの3つのプロダクトラインへの統合が始まる直前に発売されたレンズで、現行Artシリーズに迫る性能といえそうです。ただし180mmとは思えないほどの大きさなので、ちょっと気軽に撮影という感じではないです。このところ天体撮影に適したレンスを矢継ぎ早に発売しているシグマの山木社長に向けて、天文情報を精力的にネット配信する天文リフレクションズさんが熱いメッセージを送っています。その様子はこちらから。さらに天体向きの高性能な製品に期待したいですね。
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ふたご座の星図。今回の構図は青枠で囲った部分になります。近くにはM1もあります。
 
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2017年12月 6日 (水)

ボーグ107FL+レデューサーによるカモメ星雲。

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●カモメ星雲
2017年11月25日0時23分~ ボーグ 107FL+レデューサー0.72× 合成焦点距離 432mm/F4 IDAS HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D(SEO SP4改) ISO1600 180秒露出×36枚コンポジット SWAT-350+M-GENにて一軸オートガイド Photoshopにて画像処理 千葉県大多喜町
 
カモメ星雲(IC2177)はシリウスの近くに位置し、いっかくじゅう座とおおいぬ座にまたがって大きく広がる散光星雲です。日本ではわし星雲とも呼ばれています。へび座のM16もわし星雲で、ちょっと紛らわしいので、個人的にはカモメ星雲の方がいいような気がします。導入はSWAT-350ならいとも簡単で、オリオン座の左下の2等星サイフを捉えたら、目盛環を見ながら東に1h20m回せば入ってきます。明るい星雲なので、簡単に写りますが、周辺部は淡いので、それなりの露出が必要です。赤だけでなく青い成分も含まれていて、なかなか美しい姿をしています。
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カモメ星雲付近の星図です。すぐ近くに散開星団M50や美しい二重星団のM46、M47もあって、賑やかなエリアです。
 
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2017年12月 4日 (月)

シグマ135mm Artによるエンゼルフィッシュ星雲。

Angel

●エンゼルフィッシュ星雲
2017年11月24日21時24分~ シグマ 135mm F1.8 DG Art 絞りF2.2 キヤノン EOS 6D(HKIR改) ISO1600 60秒露出×78枚コンポジット SWAT-350でノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 
馬頭星雲M78星雲とオリオン座を少しずつ北に上がってきたので、次はもうちょっと上のエンゼルフィッシュ星雲です。この星雲は、かなり巨大な散光星雲で、画像はフルサイズ135mmノートリミングですが、その画角にちょうどピッタリ収まる感じです。左下の明るい星がベテルギウスです。エンゼルフィッシュ星雲は意外と淡いのでコンポジット枚数を多めにして炙りました。
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50mm標準で撮影したオリオン座に今回の構図を切り出してみました。
 
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2017年12月 2日 (土)

ボーグ107FL+レデューサーによるM78星雲。

M78

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●M78星雲
2017年11月22日0時21分~ ボーグ 107FL+レデューサー0.72× 合成焦点距離 432mm/F4 IDAS HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D(SEO SP4改) ISO1600 180秒露出×31枚コンポジット SWAT-350+M-GENにて一軸オートガイド Photoshopにて画像処理 千葉県大多喜町 ※下は拡大トリミング
 
オリオン座はまさに撮影対象の宝庫で、大小さまざまな天体が集中しています。M78星雲は三つ星の近くで導入は簡単。三つ星の一番右「ミンタカ」を基準に赤経目盛環を見ながら東に15分回せば、視野に捉えられます。あとは試写して微調整すればOK。写真の通り、すぐ上(北)から左(東)にかけて、巨大な散光星雲「バーナードループ」の濃い部分が位置していますので、その赤とM78の青白い色彩の美しい対比が楽しめます。複雑に入り組んだ暗黒星雲にも注目です。左上の明るい星の東(左)にもLDN1622と呼ばれる大きな暗黒星雲があって、焦点距離300mmくらいならバーナードループを挟んでM78と両方を構図に入れられます。今回はM78を星像の良い中心部で撮りたかったので、その暗黒星雲は構図に取り込みませんでした。横構図にすれば入ったかもしれませんが、なるべくメインの対象を中心部で捉えたかったので、これでよしとします。そこは次回ボーグ71FLで狙ってみたいと思います。
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50mm標準で撮影したオリオン座に今回の構図を切り出してみました。

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2017年11月30日 (木)

ボーグ107FL+レデューサーによる馬頭星雲。

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●馬頭星雲
2017年11月21日21時31分~ ボーグ 107FL+レデューサー0.72× 合成焦点距離 432mm/F4 IDAS HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D(SEO SP4改) ISO1600 180秒露出×48枚コンポジット SWAT-350+M-GENにて一軸オートガイド Photoshopにて画像処理 千葉県大多喜町 ※下は拡大トリミング
 
メーカー未承認の組み合わせですが、ボーグ107FLに0.72×レデューサーを併用したら、意外と具合がよくて、いろいろ撮影してます。明るさがF4になるため、とても使いやすく魅力的です。ただ、このレデューサーは71FLと90FLに合わせて設計されていて、107FLでは本来の性能を発揮できません。あくまでも107FL用が発売されるまでの代用として使っています。それでも周辺以外の星像はかなりシャープですから、専用設計のレデューサーはどんな素晴らしい性能になるのか今から楽しみです。さて、その代用レデューサーセットで馬頭星雲を狙ってみました。大きく広がるHαの散光星雲、燃木星雲との色の違い、青い反射星雲が複雑に入り混じる美しい領域であることがわかります。実はにわか雨に見舞われた19日にもここを撮影していたのですが、薄雲がだんだん濃くなって8枚撮影したところで諦めてました。その時の画像を下に掲載します。ソフトフィルター効果が強すぎるので今回の作例には混ぜませんでした。
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●薄雲の中の馬頭星雲
2017年11月19日22時19分~ ボーグ 107FL+レデューサー0.72× 合成焦点距離 432mm/F4 IDAS HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D(SEO SP4改) ISO1600 180秒露出×8枚コンポジット+10秒露出×10枚コンポジットをHDR合成 SWAT-350+M-GENにて一軸オートガイド Photoshopにて画像処理 千葉県大多喜町
 
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2017年11月29日 (水)

シグマ180mmマクロによるぎょしゃ座の散開星団。

M36m37m38

●ぎょしゃ座の散開星団
2017年11月19日22時14分~、21日21時51分~ シグマ APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM 絞りF3.2 キヤノン EOS 6D(HKIR改) ISO3200 60秒露出×95枚コンポジット+R62フィルター 120秒露出×21枚コンポジットをRチャンネルに合成 SWAT-350でノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 
19日と21日の二日間に分けて撮影したぎょしゃ座の散開星団です。左からM37、M36、M38と並んでいます。下のファインディングチャートと見比べてください。19日の撮影では、途中にわか雨に遭ったり、晴れたり曇ったりでしたので、薄雲のソフトフィルター効果で滲みました。個人的にこの滲みは好きなので、21日に撮り増したコマとまとめてコンポジットしました。輝星の滲みはそのためです。このエリアはとても賑やかで、200mmクラスのこの横構図は、けっこうお気に入りです。勾玉星雲のアップは、近いうちにハイスピード107(107FL+レデューサー)で撮ってみたいエリアです。
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50mm標準で撮影した画像に今回の構図を切り出してみました。
 
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2017年11月27日 (月)

シグマ180mmマクロによるIC1396。

Ic1396

●IC1396
2017年11月21日18時56分~ シグマ APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM 絞りF3.2 キヤノン EOS 6D(HKIR改) ISO3200 60秒露出×78枚コンポジット+R62フィルター 120秒露出×24枚コンポジットをRチャンネルに合成 SWAT-350でノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 
秋も深まり、冬の足音が聞こえてきましたね。IC1396付近はそろそろ撮り収めになるかなぁ思い、レンズを向けてみました。北アメリカ星雲と同じくらいの巨大な天体ですので、200mmクラスのレンズで充分に迫力ある姿を写せます。今回はシグマの180mmマクロを使って、高感度短時間露出多枚数コンポジット法で撮影してみました。撮影後の画像処理に時間がかかりますが、撮影自体はわずか1分露出ですから、失敗カットがほとんど出なくて、効率がよいです。撮影開始が19時とまだ人工光が多く、空が暗くなる前の撮影ですで、夜半近くなって空の状態がグッと暗くなってからだと、もう少し好結果が期待できると思います。
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50mm標準で撮影したケフェウス座に今回の構図を切り出してみました。参考にしてください。
  
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2017年11月25日 (土)

ビックカメラ星空セミナーに参加しました。

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本日、ビックカメラ池袋本店パソコン館屋上にて開催された星空セミナーにユニテックもSWAT-350を2台展示しました。一台はシグマさんのレンズと組み合わせ、卓上スタンドとシンプルフォークDXでポタ赤らしいコンパクトな展示、さらに私の主砲、ボーグ107FLと組み合わせたポタ赤らしくない堂々とした展示。ま、なんといいますか、ユニテックのブースがシグマさんとボーグさんに挟まれているので、かなり気を使って、まるで溶け込んでいるかのような存在感のなさでした。(笑)
107FLの方は実際に駆動して薄雲を通して見え隠れしていた月をお楽しみいただきました。会場にはSWATユーザーさんやご購入希望の方もおみえになって、大いに盛り上がりました。周りを見回してもどのブースも大賑わいで、さすがビックカメラさんといった感じです。気合いを入れてプリントした作例も展示していたのですが、暗くてよく見えないためか注目度は最低。というか誰も気づいてなかったかも…、という落ちがつきました。(笑)
ご来場のみなさま、どうもありがとうございました。ビックカメラスタッフの皆さまお疲れさまでした。またよろしくお願いします。
 
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2017年11月24日 (金)

ビックカメラ星空セミナーに出展します。

Bic
明日、25日土曜日にビックカメラ池袋店主催の星空セミナーが開催されます。二部構成になっておりまして、第一部は座学で12時(11時入場)開始です。場所は西口ですのでご注意ください。ユニテックは第二部の実技会場(東口の本店パソコン館屋上)で、SWAT-350を展示します。前回同様、作例写真も持って行きますので、お時間のある方は遊びにいらしてください。いつも仲良くしていただいているボーグさんやシグマさんも登場しますよ。

【第2部】実技 天体望遠鏡で天体観測会 ※雨天中止
【日 時】19:00~21:00  【場 所】パソコン館屋上(※1階業務搬入口集合)
【参加企業】ニコン/キヤノン/フジフイルム/ケンコー・トキナー/オリンパス/トミーテック(BORG)/ユニテック/シグマ/ビクセン/ユニテック(SWAT)
【特別講師】山田 久美夫先生
 
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2017年11月22日 (水)

ボーグ107FL+レデューサーによるM31アンドロメダ大銀河。

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●M31アンドロメダ大銀河
2017年11月21日18時16分~ ボーグ 107FL+レデューサー0.72× 合成焦点距離 432mm/F4 IDAS HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D(SEO SP4改) ISO1600 180秒露出×52枚コンポジット SWAT-350+M-GENにて一軸オートガイド Photoshopにて画像処理 千葉県大多喜町 ※高輝度部部分に短時間露光を合成 ※下2枚は拡大トリミング
 
ボーグ107FLにレデューサー0.72×を試したところ、前回ブログのM33のように意外と使えることがわかりました。焦点距離432mmは、なかなか絶妙で、大型の撮影対象の迫力がかなり出てくる長さです。それで俄然撮影したくなったのが、M31アンドロメダ大銀河。フルサイズ400mmにピッタリの撮影対象です。ということで、平日にもかかわらず、いつもの房総半島へひとっ走り出かけてきました。快晴で風もなく絶好の撮影日和となりました。薄明終了後すぐに撮影を開始しましたが、まだ空が夜中ほどの条件ではないので、そこそこ総露出を稼ぎました。しかし昨夜は異常に寒くて、気温は0℃近くまで下がりました。こうなると夜露ではなく霜が降りてきます。外に出しっ放しにしていた運搬用のアルミケースは分厚い霜でコーティングされてしまいました。これからの撮影は完全な冬装備で暖かくして臨みましょう。
 
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2017年11月20日 (月)

ボーグ107FL+レデューサーによるM33銀河。

M33

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●M33銀河
2017年11月19日18時24分~ ボーグ 107FL+レデューサー0.72× 合成焦点距離 432mm/F4 IDAS HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D(SEO SP4改) ISO1600 180秒露出×35枚コンポジット SWAT-350+M-GENにて一軸オートガイド Photoshopにて画像処理 千葉県大多喜町 ※下は拡大トリミング
 
昨夜の房総半島のGPV予報は3時くらいまでは快晴だったので、久しぶりに出撃しました。到着時には雲ひとつない快晴、まだ薄明が終わったばかりですが、透明度が良くて空が暗く、そこそこいけそうだったので、撮りやすい高度のM33を狙ってみました。撮影したコマを確認すると撮影開始から徐々に背景が暗くなっていき、20時くらいには充分なコントラストになりました。さあ、これからだと思った矢先に、北の方角から雲が現れ、遠くの方で稲光が…。嫌な予感がしましたが、撮影を続行。雲がかなり広がったところで、一旦撮影を中断して、雲が取れるまでダークを撮っておこうと鏡筒にフタをし、ダークの撮影を始めました。その間、車の中で一休みしていたら、何だかパチパチと音がします。「ん、何?」と思うまもなく、音が一段と激しくなります。「こりゃヤバい!雨だ~!」、あわてて、クルマのトランクから、傘を引っ張り出して、機材に被せて、もう一台設置していたサブ機の方も防寒着を着せて、何とか雨の被害を免れました。幸い主砲はダーク撮影中でフタをしていたので、レンズは大丈夫。サブ機は望遠レンズが低空を向いていたので、外観が少し濡れた程度で、こちらも大丈夫でした。いや~、雨なんて予想してなかったので、すっかり慌ててしまいました。通り雨だったので、短時間で止んだのですが、なんだかやる気も萎えまして、その後、晴れたり曇ったりで、気合いも入らず、少し撮影しただけで、11時半には店仕舞いしました。今後、急な雨対策をもう少し考えないとと反省しきりでした。
さて、画像は何の変哲もないただのM33ですが、ちょっとひと工夫してみました。メーカーは使える保証もしてないですし、自己責任となりますが、試しに90FL用のレデューサーを併用してみました。 432mm/F4というスペックはなかなか魅力的です。上のノートリ画像の最周辺をみると、さすがに星像は流れているとはいえ、意外なほど良好で、APS-Cサイズ程度にトリミングすれば、全面シャープな星像が得られそうです。107FLのレデューサーが発売されるまでのピンチヒッターとして活躍してくれそうです。
 
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2017年11月 5日 (日)

ボーグ71FLによるクエスチョンマーク星雲。

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●クエスチョンマーク星雲
2017年10月26日21時17分~ ボーグ 71FL+レデューサー0.72× 合成焦点距離 288mm/F4.1 IDAS HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D(HKIR改) ISO3200 120秒露出×52枚コンポジット SWAT-350+M-GENにて一軸オートガイド Photoshopで画 像処理 千葉県大多喜町
 
先月26日の遠征で最初に撮影したのが、この「クエスチョンマーク星雲」です。ご覧の通り、構図が大失敗で、あやうく?マークの「点」を入れ損なうところでした。バランスがよくなるように上辺を大きくトリミングしようかとも思いましたが、構図失敗の例として、このまま掲載します。いずれリベンジしようと思います。このクエスチョンマーク星雲の上の丸い部分(NGC7822とCed214)がケフェウス座、点(Sh2-170)はカシオペヤ座に属します。丸い部分の右側に重なる散開星団がNGC7762です。クエスチョンマークと呼ぶにはちょっと苦しい感じですね。
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ゴミの舞。撮影途中のコマから、ひらりとゴミが舞い落ちてきました。これは避けようがないですね。シャッターの振動で一コマごとに動いて行き、星雲の明るい部分の下で止まってしまいました。その部分はσクリップでコンポジットしても影が残ったので、Photoshopで丁寧に取り除きました。HKIR改造の良い点は、ダストクリーニングが有効な点です。次の撮影対象に移る前に、クリーニングしてゴミがなくなったことを確認してから、撮影を始めました。
 
※11月7日~12日まで地方出張のため、お問い合わせなどの対応が出来ません。ご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします。
 
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2017年11月 3日 (金)

ボーグ71FLによるカリフォルニア星雲。

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●カリフォルニア星雲
2017年10月26日23時40分~ ボーグ 71FL+レデューサー0.72× 合成焦点距離 288mm/F4.1 IDAS HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D(HKIR改) ISO3200 120秒露出×41枚コンポジット SWAT-350+M-GENにて一軸オートガイド Photoshopで画 像処理 千葉県大多喜町
 
天文ファンにとっては10月の悪夢のような悪天候から一転して、スッキリした秋空が広がるようになってきました。でも天気の良い週末に限ってお月様がデカいんですよね。なかなかタイミングが合いません。さて、画像は先週の遠征でオリオン座が撮影に適した高度になるまでの間に撮ったカリフォルニア星雲です。焦点距離200~300mmで狙うのにピッタリな巨大散光星雲です。明るさも充分ですので簡単に写せます。すぐ南にはすばるもあります。
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50mm標準で撮影したペルセウス座に今回の構図を切り出してみました。
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定番の構図。カリフォルニア星雲とすばるは約12度離れています。フルサイズに85mmレンズなら両方がピッタリ構図に収まります。
 
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2017年11月 1日 (水)

ボーグ 71FLによる馬頭星雲付近。

Photo●馬頭星雲付近
2017年10月27日1時49分~ ボーグ 71FL+レデューサー0.72× 合成焦点距離 288mm/F4.1 IDAS HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D(HKIR改) ISO3200 120秒露出×66枚コンポジット SWAT-350+M-GENにて一軸オートガイド Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 
50mmでオリオン座全景、135mmでバーナードループと続きましたが、今回オリオン座シリーズ第三弾として、約300mmによる馬頭星雲からオリオン大星雲にかけてです。F4.1で総露出2時間強は、前回ブログ「バーナードループ」のF2.2で34分露出とほぼ同じ光量となります。デジタル時代になって、このような分子雲が簡単に写せるようになったため、みなさん明るい光学系を使って競って炙り出しているような状況です。分子雲を狙うなら、それなりの露光量が必要なので、明るい光学系が有利。できればF4以上の明るさが欲しいところです。明るいほど短時間で写せます。さて、このエリアで少し気をつけたのがモヤモヤした分子雲の色です。普通に処理すると茶色ぽい色調になりやすくて、私にはどうにも汚らしく感じてしまいます。そこで、その茶色の部分の黄色成分をなるべく抑えて、小豆色(えんじ色)に傾けるように処理し、そこそこすっきり見えるようにしてみました。色調は個人の好みもありますので、これが正解というわけではありません。どうぞみなさんも一工夫してみてください。
 
この構図にも135mmレンズの時と同様、ユーザーの作例コーナーでおなじみの蒼月様が同じ光学系で撮影した作品がありまして、その画像と合成する許可をいただけたので、半々で重ねて、さらに炙ってみたのが下の画像です。総露出時間5時間に迫る作品ができました。蒼月様の上等な元画像のおかげで、分子雲がさらにコントラスト良く描出できました。ご協力どうもありがとうございます!
●蒼月様のオリジナル画像はこちら。→https://flic.kr/p/YEeKf9
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2017年10月30日 (月)

シグマ 135mm F1.8 Artによるバーナードループ。

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●バーナードループ
2017年10月27日3時25分~ シグマ 135mm F1.8 DG Art 絞りF2.2 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改) ISO1600 120秒露出×17枚コンポジット SWAT-350でノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 
26日の夜、50mm標準レンズでオリオン座を撮影した後、天体ファンの間で評価の高いシグマ 135mm F1.8 Artに切り替えて、バーナードループを含めたオリオン座中心部を狙いました。総露出時間はわずかに34分ですが、明るいレンズだけあって、ここまで炙り出せたのはうれしい誤算でした。私自身としては、このレンズのファーストライトです。というのも実は蒼月さんと房総遠征したときにこのレンズをお貸ししたので。(笑) ともあれ、うわさに違わぬ高性能ぶりで、しばらく楽しめそうな予感がします。
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50mm標準で撮影した画像に今回の135mmの構図を切り出してみました。
 
同じ日にユーザーの作例コーナーでおなじみの蒼月さんが伊豆の天城高原で撮影したのが、隣接したオリオン座の南部です。偶然にも私が使ったレンズと同じ135mm F1.8 Artです。かたや総露出時間3時間の大作に対して、34分露出では、ちょっと申し訳ない感じですが、エリアが重なることから、蒼月様の許可を得て、試しにモザイク合成してみました。
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う~ん、これは迫力が断然アップしますね。M42オリオン大星雲をメインに蒼月さんは横構図で魔女の横顔星雲を配し、私は縦構図でバーナードループを取り込みました。偶然とはいえ、天城高原と房総半島でシグマ 135mm F1.8 Art+SWATが同時にオリオン座を狙っていたんですね。そしてモザイクして、それらがひとつの作品になるとは、デジタルならではの楽しみ方ではないでしょうか。実は今回の画像は蒼月さんの作品とのモザイクを想定して、仕上がりが近づくように処理しました。PhotoshopのPhotomargeでほとんど違和感なく合成できるのにも驚きですね。
 
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2017年10月28日 (土)

シグマ 50mm F1.4 Artによるオリオン座。

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●オリオン座
2017年10月27日0時45分~ シグマ 50mm F1.4 DG Art 絞りF2.5 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改) ISO1600 120秒露出×41枚コンポジット+R62フィルター 240秒露出×11枚コンポジットをRチャンネルに合成 SWAT-350でノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 
なかなか、すっきりした秋晴れになりません。この新月期はもうダメかと諦めていましたが、一昨日の晩は珍しく一晩中快晴の予報となりました。平日でしたが、月も21時半頃に沈むので、ひと踏ん張りして撮影にでかけました。撮影地は房総半島の真ん中あたりにあるダム湖に面した駐車場です。この夜は平日にもかかわらず、天文ファンが何台も集まっていました。みなさん、このところの天気の悪さに、いよいよ我慢できなくなったのだと思います。気持ちは良くわかります。ただ翌日仕事の方もいらしたのでしょう、2時過ぎに帰られる方もいて、貫徹組は数台となりました。夜半近くなると冬の王様オリオン座が撮影に適した高度まで昇ってきました。星座撮影に適したシグマの50mm F1.4 Artで狙ってみました。
 

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見どころ満載のオリオン座。有名な撮影ポイントが多すぎて、クォリティを求めるなら、一晩ではまったく足りません。
 
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2017年10月11日 (水)

300mmノータッチ追尾で撮るM52付近。

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●M52付近
2017年10月1日1時00分~ シグマ APO 300mm F2.8 EX 絞り開放 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO3200 60秒露出×40枚コンポジット SWAT-350でノータッチ追尾 Photoshop、FlatAide Proで画像処理 撮影地 千葉県大多喜町
 
カシオペヤ座の散開星団M52付近を300mmノータッチで狙ってみました。この領域は天の川の中に位置するため、多くの星で埋め尽くされ、赤い散光星雲も一緒に写せることから、天文ファンに人気の撮影エリアになっています。今回はFlatAide Proのソフトフィルター効果で明るい星を滲ませ、星の色と雰囲気を出してみました。M52の右下方向に「バブル星雲」、「くわがた星雲」と呼ばれる散光星雲が並びます。さらに暗黒帯も複雑に入り組んでいて、なかなか面白い撮影エリアとなっています。すぐ近くに「クエスチョンマーク星雲」と呼ばれる散光星雲もあります。これも200~300mmにちょうどよいサイズの星雲ですので、次回狙ってみたいと思います。
 

M52

50mm標準で撮影したカシオペヤ座に今回の構図を切り出してみました。極に近いため周辺部で北を上にすると斜めになります。
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カシオペヤ座の星図。今回の構図に向けるのはSWAT-350ならいとも簡単です。カシオペヤのWの中心の星「ナビ」を導入し、赤経目盛環をみながら、ターンテーブルを西に1h40m回せば完了です。あとは微調整。ぜひ目盛環を活用してください。
 
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2017年10月 9日 (月)

300mmノータッチ追尾で撮る魔女の横顔星雲。

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●魔女の横顔星雲
2017年10月1日3時26分~ シグマ APO 300mm F2.8 EX 絞り開放 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO3200 60秒露出×44枚コンポジット SWAT-350でノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 
SWAT-350にシグマの300mm F2.8を搭載してノータッチ撮影した魔女の横顔星雲です。大型の反射星雲なので、300mmくらいの焦点距離になるとかなり迫力ある姿に写せます。左の光芒は構図のすぐ外にあるリゲルのフレアです。リゲルを構図内に取り込むとゴーストが出るので、あえて外しましたが、これもイマイチですね。(笑) 魔女の横顔星雲はオリオン座の一等星リゲルのすぐ横にありますが、エリダヌス座に属しています。濃い部分は比較的簡単に写りますが、淡い部分はコンポジット枚数を稼いで画像処理で強調しないと出てきません。なかなか難しい対象です。
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50mm標準で撮影したオリオン座に今回の構図を切り出してみました。
 

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オリオン座の星図です。魔女の横顔星雲はお隣のエリダヌス座に属します。
 
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2017年10月 7日 (土)

ぎょしゃ座の散光星雲。

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●ぎょしゃ座の散光星雲
2017年10月1日2時11分~ シグマ Apo 300mm F2.8 絞り開放 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO3200 60秒露出×57枚コンポジット SWAT-350でノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 
9月30日の夜は、主砲ボーグ107FLはソニーα7sIIのテスト撮影で使っていたため、もう一台のSWAT-350にシグマの300mm F2.8を搭載してお気軽ノータッチでぎょしゃ座の勾玉星雲付近を撮影しました。将棋の駒の形をした五角形の下の方にある散光星雲ですが、青い光も混じっていて、なかなか興味深い対象です。明るい部分は比較的簡単に写りますが、大きく広がる淡い部分はかなりの難物で、相当の露出時間が必要です。上の画像ではまだまだ足りない感じです。ぎょしゃ座が高く昇る頃には、南東の空はもう冬の星座のオンパレード。たくさんの一等星があちこちに輝き、賑やかな星空です。
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50mm標準で撮影したぎょしゃ座に今回の300mmの画角を切り出してみました。
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星図も掲載します。
 
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2017年10月 6日 (金)

USBモバイルバッテリーのご使用について。

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SWATポータブル赤道儀は6V~12Vの幅広い電圧でご使用いただけるように設計されています。付属のバッテリーケースが9V用なのは、エネループで7.2Vで使えるようにしたためなのと、単三電池4本の6Vだと、最初は問題ないのですが、徐々に電圧低下を起こして、6V以下に低下してまい正常に駆動できなくなる恐れがあるためです。12Vでも問題ないのですが、モーターが過剰なトルクを出して、その発熱で電池を消耗します。そのため6~9Vくらいがお勧めの電圧です。
さて、最近USBモバイルバッテリーを電源として使用したいというお問い合わせが多くなってきました。USBモバイルバッテリーは容量の種類も多く、値段も下がってきたことから、お使いになりたいユーザー様もいらっしゃると思います。自己責任となりますが、簡単に流用できる方法をご紹介します。
上の写真は、amazonで1,600円で販売していた10000mAhのモバイルバッテリーをSWATの電源として流用した例です。USB出力ですから、5Vですので、そのままではSWATの電源として使えません。そこで、USB5Vを9Vに昇圧するDC-DCコンバーターが内蔵され、φ5.5センタープラスのDC電源ジャックに変換するケーブルを使用して駆動しています。このケーブルもamazonで800円ほどで販売しています。この組み合わせで、簡単にSWATの電源としてお使いいただけます。ご検討いただいているユーザー様のご参考になれば幸いです。ちなみに写真の組み合わせで12時間連続駆動してみたところ、バッテリー残量は40%以上ありましたので、残量表示がそこそこあてになるとすれば、フル充電で一晩は余裕です。
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様々な容量のモバイルバッテリーが販売されています。容量10,000mAhあれば15時間以上の駆動が可能です。上の写真はマジックテープでSWAT-350の背面に取り付けた例です。バッテリーはそこそこの重さがありますから、取付を工夫すれば、ウェイト代わりにも使えます。さらに容量の大きなバッテリーでしたら、ヒーターの電源としても使用できるでしょう。
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DC-DCコンバーターを内蔵した便利なケーブル。USB5Vを9Vに昇圧します。
 
※ご紹介のUSBモバイルバッテリーとケーブルは、実際に使用して問題なく使えることを確認していますが、ご使用にあっては自己責任とさせていただきます。粗悪な製品も多いため、ご購入の際には充分ご注意ください。また、SWATのDCジャックはセンタープラスです。極性を必ずご確認ください。
 
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2017年10月 5日 (木)

ソニーα7sIIによるペルセウス座の二重星団。

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●ペルセウス座 二重星団h-χ
2017年10月1日0時34分 ボーグ107FL+フラットナー1.08× 合成焦点距離 648mm F6.1 ソニー α7sII ISO12800 30秒露出×80枚コンポジット SWAT-350 M-GEMで一軸オートガイド Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町 ※下は拡大トリミング
 
ペルセウス座の二重星団はカシオペヤ座のWに近く、暗いところなら肉眼でももやっとして見える散開星団です。似たような散開星団が寄り添って並んでいるので、二重星団と呼ばれます。天の川の中にあるため、写真に撮ると星に埋め尽くされ、すごい迫力があります。眼視で見ても、その美しさはため息ものです。大口径で見るチャンスがあれば、ぜひご覧になっていただきたい対象です。大きめの双眼鏡でも綺麗に見えます。今回は、淡い星雲を炙り出すわけではないので、コンポジット枚数は少なめにしました。それでもノイズは充分に抑えらています。
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二重星団の導入は簡単です。カシオペヤ座のW字の右から二番目「シェダル」を視野に入れて、赤経目盛環を見ながら東に1h40m回せば、ほぼ真ん中に捉えられます。長焦点では赤緯を0.5°北に振ります。
 
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2017年10月 3日 (火)

ソニーα7sIIによるM45プレアデス星団。

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●M45 プレアデス星団
2017年9月26日1時13分~(71枚) 10月1日1時38分~(130枚) ボーグ107FL+フラットナー1.08× 合成焦点距離 648mm F6.1 ソニー α7sII ISO12800 30秒露出×201枚コンポジット SWAT-350 M-GEMで一軸オートガイド Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町 ※下は拡大トリミング
 
ノーマルのソニーα7sIIで撮影を行っています。Hα(656nm)まで赤の感度がないため、赤い散光星雲を狙うにはフィルター改造が必要ですが、それ以外はノーマルでも超高感度、低ノイズの特性を活かして、星野撮影に使えます。今回は青い星雲に包まれたM45プレアデス星団「すばる」を撮影しました。25日の夜にすでに71枚撮影済みで、先週の土曜日にさらに130枚撮り増しして、合計201枚コンポジットしました。ISO12800で30秒という短時間露出ですから撮影は簡単。ISO1600に換算すると4分露出×25枚コンポジットに相当する露光量です。これまで、実際に使ってみて、ISO12800の時は100枚前後のコンポジット枚数でノイズがグッと減って感じるので、それくらいを目安に撮影するといいかもしれません。もちろん、もっと枚数が少なくても、無理な画像処理をしなければ荒れないので、綺麗に仕上げられます。
 
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2017年9月30日 (土)

ソニーα7sIIによる月齢9.2。

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■撮影データ
2017年9月29日20時10分~ ボーグ 107FL+ボーグ1.4×テレコン+ケンコー3×テレプラス (合成焦点距離/2520mm F23.6) ソニー α7sII ISO1000 1/100秒×100枚 RegiStax6でスタック Photoshopで画像処理 SWAT-350にて自動追尾 撮影地 東京都目黒区
 
8月29日の月面Xから、ちょうど一ヶ月ぶりに月面を撮影しました。今回はソニーα7sIIのテストを兼ねての撮影です。α7sIIにはメカニカルシャッターを使わない電子シャッターのサイレントモードがあるので、シャッターブレをまったく気にしないで撮影できました。気圧配置の割りにシーイングが悪く、感度を高めにして速めのシャッター速度で撮りました。結果として、まずまずといった出来です。この月齢の見どころはクラビウス、ティコ、直線の壁、プラトーなどの有名なクレーターや地形です。クレーターチェーンも見え始めています。
月面は明るいため解像度が高いカメラでもノイズは気になりません。そのため月面には、α7sIIよりもα7rIIの方が向いていると思います。
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気象庁ホームページより転載、29日午後6時の天気図。
 
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2017年9月29日 (金)

回転ユニット2モデルが生産終了。

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写真の「粗動付微動回転ユニット」と「粗動回転ユニットミニ」の生産は終了いたしました。すでに弊社の在庫はございません。

改良を施した次期「粗動付微動回転ユニット」は11月下旬の発売予定で生産を開始しております。改良ポイントは軸受け構造を見直し、従来よりも高強度なベアリグを4個投入して耐荷重性能を大幅に高めました。また、年内発売予定の恒星時目盛環を採用したSWAT-310(仮称)での、目盛環導入を見据えて、回転ユニットの目盛環を任意の位置に調整できるようにしています。新製品の発売まで、もうしばらくお待ちください。
「粗動回転ユニットミニ」は後継モデルの開発予定はございません。同様の機能が得られるアルカスイス回転ユニットをご使用ください。

生産終了にあたり、ユーザー様には大変ご迷惑をお掛けいたしまして、申しわけございません。今後とも、SWAT製品をよろしくお願いいたします。
 
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2017年9月28日 (木)

ソニーα7sIIによるM31アンドロメダ銀河。

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●M31 アンドロメダ銀河
2017年9月25日23時44分~ ボーグ107FL+フラットナー1.08× 合成焦点距離 648mm F6.1 ソニー α7sII ISO12800 30秒露出×121枚コンポジット SWAT-350 M-GEMで一軸オートガイド Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町 ※下は拡大トリミング
 
前回ブログでHα星雲を狙ってみましたが、ノーマルカメラのため、赤の写りはいまひとつでした。それでは赤くない対象(ホントはちょっとだけ赤い部分があるけど)を撮ってみようということで、狙ったのがM31アンドロメダ銀河です。この晩は日付をまたいだ前後1時間ずつの2時間ほど快晴になってくれたので、その間に121枚ものカットを量産できました。といってもわずか30秒露出なので、トータルで1時間ですから、たいした時間じゃないですが、これくらいのコンポジット枚数になるとISO12800でも充分に高画質が得られることがわかります。淡い部分の荒れも抑えられて、そこそこ見応えのあるアンドロメダ銀河に仕上げられました。高感度短時間撮影で多枚数コンポジットなど、使い方を工夫すればソニーα7sIIの天体写真適性はなかなか高いのではないでしょうか。
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M31アンドロメダ銀河の導入はいとも簡単です。ペガスス座の四角形→アンドロメダ座と辿ってもいいのですが、カシオペヤ座のW字の右から二番目、α星シェダルを真ん中に入れて、赤緯の目盛りを見ながら南に15°振ればスムーズに導入できます。
 
※ユーザー作例ページ常連の蒼月様のSWAT-200による「すばる」が、ボーグ中川さんのブログに掲載されています。ぜひご覧ください。こちらから。
 
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2017年9月26日 (火)

ソニーα7sIIによるM27、パックマン星雲、M42。

M27

●M27 亜鈴状星雲
2017年9月25日20時58分~ ボーグ107FL+フラットナー1.08× 合成焦点距離 648mm F6.1 ソニー α7sII ISO6400 30秒露出×59枚コンポジット SWAT-350 M-GEMで一軸オートガイド Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 Packman

●NGC281 パックマン星雲
2017年9月25日22時42分~ ボーグ107FL+フラットナー1.08× 合成焦点距離 648mm F6.1 ソニー α7sII ISO12800 30秒露出×89枚コンポジット SWAT-350 M-GEMで一軸オートガイド Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
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●M42 オリオン大星雲
2017年9月26日3時32分~(53枚) 10月1日3時14分~(91枚) ボーグ107FL+フラットナー1.08× 合成焦点距離 648mm F6.1 ソニー α7sII ISO12800 30秒露出×144枚コンポジット SWAT-350 M-GEMで一軸オートガイド Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 
昨夜の房総半島は天気がよさそうでしたので、ソニーのα7sIIで、最初のテスト撮影に向かいました。撮影地に午後8時前に到着して機材をセットアップ。久しぶりの主砲ボーグ107FLでの撮影です。到着時に南西の空で輝いていた細い月はまもなく沈みましたが、空に広がった薄雲がなかなかどいてくれず、雲間をぬって、M27亜鈴星雲から撮影を始めました。事前に調べたところ、α7sIIの赤の感度は伸びていないようで、ノーマル状態では、赤い星雲は厳しいようです。M27は赤と青緑が複雑に絡み合う美しい惑星状星雲ですが、α7sIIでは赤い部分があまり写らず、青緑がメインの亜鈴状星雲となりました。続いて、Hαの散光星雲「NGC281 パックマン星雲」と「M42オリオン大星雲」を撮影してみました。やはり赤が弱く、青い成分が中心のノーマルカメラらしい写りです。天体用としては、やはりフィルター改造したいところですね。いずれの画像も薄雲の影響があったのか、輝星が滲んでいます。撮影感度はM27はISO6400、パックマンとオリオン星雲がISO12800、すべて30秒露出の大量コンポジットで仕上げています。α7sIIはこのような高感度でもノイズが少なく、とても魅力のあるカメラなのがわかります。

以前のブログにご要望のコメントをいただた皆さま、どもうありがとうございました。今回、このカメラを私も初めて使いましたが、ライブビューに暗い星まで写るので、ピント合わせにちょうどいいやや暗めの星を選ぶのが楽でした。バリアングルなのも無理な姿勢を強いられず楽チンでよかったです。逆にもうちょっと電池が長持ちして欲しいとか、アプリ撮影時の反応が遅いとか、気になる点がいくつかありました。現状、星喰い現象が解決して、31秒以上の14bit記録が出来るようになってくれれば、あとはフィルター改造することで天体用の最強カメラになるかもしれない素質を持っているのではないかと思いました。
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●M42部分の拡大トリミング
選択的に画像処理を駆使すれば、上の画像くらいに赤を引き出せます。フィルター改造した写真になんとか迫れました。
 
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2017年9月25日 (月)

シグマ 50mm F1.4 Artによるペルセウス座。

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●ペルセウス座
2017年9月19日0時14分~ シグマ 50mm F1.4 DG Art 絞りF2.8 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改) ISO1600 90秒露出×21枚コンポジット SWAT-200でノータッチ追尾 Photoshop、FlatAide Pro(ソフトフィルター効果)で画像処理 千葉県大多喜町
 
18日の夜、最後に撮影したのが「ペルセウス座」です。このようにフルサイズに50mm標準でちょうどいい大きさの星座は多く、ぜひ気軽に撮影していたければと思います。ペルセウス座の撮影対象といえば、二重星団カリフォルニア星雲が人気です。どちらも巨大な対象なので、200mm望遠で迫力のある姿を写せます。カリフォルニア星雲の真南(上の画像では下方向)には、すばるがありますので、このまま構図を下げれば両方を同時に撮れます。標準から中望遠に最適な対象となります。作例はこちらこちら
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超広角20mmで撮影した秋の天の川から50mm標準によるペルセウス座を切り出してみました。左下隅の外側くらいにすばるがあります。
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ペルセウス座も天の川の中ですが、お隣のカシオペヤ座と比べるとかなり薄く感じます。
  
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2017年9月23日 (土)

シグマ 50mm F1.4 Artによるカシオペヤ座。

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●カシオペヤ座
2017年9月18日22時35分~ シグマ 50mm F1.4 DG Art 絞りF2.8 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改) ISO1600 90秒露出×20枚コンポジット SWAT-200でノータッチ追尾 Photoshop、FlatAide Pro(ソフトフィルター効果)で画像処理 千葉県大多喜町
 
18日の夜、ケフェウス座を撮り終えた後、カシオペヤ座にレンズを向けました。今回、SWAT-200にシンプルフォークDXを組み合わせ、L型ブラケットでカメラを保持してノータッチ撮影しています。L型ブラケットですから、縦横の構図変換が簡単にできます。カシオペヤ座は横構図で撮影しました。北が上になるようにしています。宇宙に北も南もなく、あまりこだわる必要もないかもしれませんが、天体写真の場合、地上を配した星景写真や特別の目的があるとき以外は、北を上にして撮るのが基本とされています。星図と見比べたり、モザイクしたりするときに何かと便利になります。あと、天文雑誌に応募する場合、北が上でない作品は編集部の予備審査で落とされてしまい、審査員が目にすることはないと、元天文ガイド編集長の高槻さんが言ってました。雑誌の編集にかかわっていた本人がいうのですから、当時はそういう基準だったのだと思います。もっとも、よほど出来の良い作品なら、編集部で北を上にしたことを明記して掲載したことはあったようですけど…。ちょっと話がそれてしまいましたが、カシオペヤ座付近も魅力ある天体のてんこ盛りです。大型の対象は胎児星雲とハート星雲、ペルセウス座に位置してますが、有名な二重星団、ケフェウス座のクエスチョンマーク星雲がW字のすぐそばに位置しています。これらは200mm程度の望遠で充分に楽しめる対象です。もう少し焦点距離が長ければ、パックマン星雲やM52とバブル星雲、明るい散開星団も狙ってみたいところです。
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超広角20mmで撮影した秋の天の川から50mm標準によるカシオペヤ座を切り出してみました。中央下の銀河がM31アンドロメダ銀河です。
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カシオペヤ座は天の川の中だけあって、星雲や星団の宝庫です。秋の空も魅力たっぷりですね。
 
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2017年9月21日 (木)

シグマ 50mm F1.4 Artによるケフェウス座。

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●ケフェウス座
2017年9月18日21時53分~ シグマ 50mm F1.4 DG Art 絞りF2.8 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改) ISO1600 90秒露出×20枚コンポジット SWAT-200でノータッチ追尾 Photoshop、FlatAide Pro(ソフトフィルター効果)で画像処理 千葉県大多喜町
 
18日の晩はシグマの50mm F1.4 Artで秋の星座写真をいくつか撮影しました。まずは天の川沿いではくちょう座に続く「ケフェウス座」を撮りました。夏の天の川のハイライト部、さそり座やいて座の賑やかな対象が西に傾くと、ケフェウス座付近の対象が撮り頃を迎えます。赤い散光星雲が豊富で、なんといってもガーネットスター付近に大きく広がるIC1396と少し暗いですがすぐ西にあるSh-2 129、そしてクエスチョンマーク星雲はおさえたいです。105mmくらいの中望遠ならIC1396とクエスチョンマーク星雲の間にある数多く散光星雲も面白い対象になります。300mmクラスなら青く美しいアイリス星雲もお勧めです。
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超広角20mmで撮影した秋の天の川から50mm標準によるケフェウス座を切り出してみました。北極星が近いエリアなので、上を北すると傾いてしまいます。
  
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2017年9月19日 (火)

秋の天の川。

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●秋の天の川
2017年9月18日23時30分~ シグマ 20mm F1.4 DG Art 絞りF2.8 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改) ISO1600 90秒露出×21枚コンポジット SWAT-200でノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 
台風一過の昨日は久しぶりの快晴となり、翌日が平日ですが、新月期でもあることから、時間限定で房総へ出かけることにしました。午後10時を回るころから空は一段と暗くなってきて、秋の天の川がクッキリと見えるようになり、透明度もなかなか良さそうです。そこで、シグマの超広角20mm Artをチョイス。秋の天の川を一網打尽にしてみました。撮影を終えた午前1時過ぎに雲が広がり始めて撤収。早めに寝られたので翌朝が楽でした。
画像はカシオペヤ座を中心に秋の天の川を狙ったもですが、200mmクラスでも充分に楽しめる大型の散光星雲のオンパレードです。はくちょう座の北アメリカ星雲を始め、ケフェウス座のIC1396、クエスチョンマーク星雲、カシオペヤ座の胎児星雲とハート星雲、ペルセウス座のカリフォルニア星雲が有名です。他にもパックマン星雲、まゆ星雲など小型のHα星雲が数多く存在しています。M31アンドロメダ銀河、二重星団h-χも巨大です。広角から超望遠まで存分に楽しめますので、ぜひレンズを向けてください。
 
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2017年9月16日 (土)

ソニー製カメラの天体写真適性はいかに…。

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ソニーさんのα7sIIで天体写真を撮影する機会を得ました。これまで自分ではキヤノンしか使ったことがないので、同様の事が出来るのか取説と睨めっこしながらになりそうです。ちょっと試したところ、タイムラプスアプリ(1,028円)をインストールすれば、30秒以内の露出でインターバル撮影が出来るようなので、それでテスト撮影してみたいと思います。

ネット上で広く知られている問題点は、「星喰い現象」「4秒以上露出で微光星消失」「31秒露出以上は12bit」「赤はあまり写らない」「マウント開口部でケラレる」「長時間露出のインターバル撮影タイマーがオプションにない」などです。さて、撮影の結果はいかに…
 
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2017年9月14日 (木)

星をもとめて2017に出展します。

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今週末、京都で開催される関西最大の天文イベント「星をもとめて」に出展いたします。胎内星まつり同様に、SWAT-350にボーグ鏡筒を搭載したセット。SWAT-300の後継モデルの試作品。また、シグマさんのご協力で、最新のArtシリーズから超広角の14mm F1.8 Artと135mm F1.8 Artをデモ展示します。夜晴れたら、SWATを使って試写も可能です。さらにノーブランドのアルカスイスパーツの即売も予定しています。お得なパーツをご用意していますので、ぜひSWATブースにお越しください。

★追記…台風接近による悪天候が予想されるため、今年の「星をもとめては」中止になりました。

■星をもとめて公式ページはこちら。→http://www.hoshimoto.jp/
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ボーグさんの協力により、SWATにボーグ鏡筒を搭載してデモします。
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シグマさんからは、天体撮影に最適な超広角14mm F1.8 Artと135mm F1.8 Artをデモ展示。夜晴れたら試写もOKです。
※キヤノンEFマウントのみ。試写希望者多い場合は一人10分程度とさせていたただきます。
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ユニテックブースで販売予定の中国製アルカスイス互換パーツ群。粗動回転付きキャッチャーはミニレールとケース付きで3,704円(税別)、L型ブラケット、200mmレールは各1,389円(税別)、140mmと200mmのキャッチャー付きレールは、それぞれ税別1,852円と2,315円で販売。50mmアルカキャッチャーはミニプレート付きで1,389円(税別)、キャッチャーのみ926円(税別)です。各5個程度ご用意しています。
※中国製アルカスイスパーツは、すべて新品ですが、小傷、汚れがございます。
 
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2017年9月 5日 (火)

シグマ APO MACRO 180mmによるM45プレアデス星団。

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●M45プレアデス星団
2017年9月3日1時58分~ シグマ APO MACRO 180mm F2.8 絞りF3.5 キヤノン EOS 6D ISO1600 150秒露出×29枚コンポジット SWAT-200にてノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 
前回ブログの「IC1805ハート星雲とIC1848胎児星雲」の撮影と平行して、シグマのAPO MACRO 180mm F2.8でM45プレアデス星団周辺を撮影してました。このレンズはフローライト相当の光学ガラスを3枚も使った贅沢な設計ですから、性能が悪いわけがありません。シャープな星像がフルサイズ全面を埋め尽くし、天文ファンからも高い評価を得ているレンズです。今回はSWAT-200にシンプルフォークDXで搭載してノータッチ追尾しました。ヒーターをつけてなかったので、レンズにうっすら露がついたのを確認して終了。それでも30枚近く撮影できました。最後の方のコマは若干星像の滲みがありますが、ソフトフィルター効果ということで、それもまとめてコンポジットしました。(笑) すばる周辺は分子雲に覆われていて、そのベールを少し意識してみました。おまけで、すばるの左(東)にパンスターズ彗星も写ってくれました。
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●M45プレアデス星団(すばる)とパンスターズ彗星 (C/2015 ER61)。
 
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2017年9月 3日 (日)

IC1805ハート星雲とIC1848胎児星雲。

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●IC1805ハート星雲とIC1848胎児星雲
2017年9月3日2時29分~ ボーグ 55FL+レデューサー 200mm F3.6+IDAS HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO1600 150秒露出×21枚コンポジット SWAT-350にてノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町 ※下は拡大トリミング
 
昨夜は台風が東にそれてくれたおかげで、房総半島は雲ひとつない快晴となってくれました。月が沈んでからのわずかな時間ですが、久しぶりの星空を満喫してきました。撮影時間も少ないので、超お気軽なボーグ55FL+レデューサー(200mm F3.6)とSWAT-350のノータッチ撮影です。ボーグ55FLは「ハイスピード55」と呼ばれる人気モデルで、とにかく明るくてシャープな星像です。フルサイズで使用しても針先でついたような鋭い星像が全面に広がり、四隅のほんのわずかな部分が崩れるだけです。これは凄い性能です。もう一年以上も前に購入していたのですが、今回がファーストライトです。こんな凄い鏡筒を眠らせていたなんて、なんてもったいないことでしょう。これだけシャープだと、SWAT-350の追尾精度を持ってしても流れるんじゃないかと、ちょっと不安でしたが、全コマ点像で、まったく心配無用でした。といってもこのエリアは北極星に近いので、ピリオディックモーションの影響が小さくなります。追尾精度の悪い赤道儀でも星を点像に写せる可能性が高いので、ISO12800くらいの高感度で30秒以内の露出、そして大量コンポジットで高画質を得る手法で狙うのも面白いかもです。撮影対象の「ハート星雲」はオシャレなネーミングでよいのですが、「胎児星雲」はどうなんでしょう。確かに胎児にそっくりな形ですが、もっとかわいい呼び名はないんでしょうか…。
 

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ハート星雲と胎児星雲の導入はSWAT-350ならいとも簡単です。カシオペヤ座のW字の真ん中、γ星を視野の中心に入れ、目盛環を見ながら、東に1h50m回せば、導入完了です。γ星でピント合わせも行えば効率がいいです。
 
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2017年8月30日 (水)

月齢7.6、月面X。

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■撮影データ
2017年8月29日18時00分~ ボーグ 107FL+ボーグ1.4×テレコン+ケンコー3×テレプラス (合成焦点距離/2520mm F23.6) キヤノン EOS 6D ISO400 1/40秒×12枚 RegiStax6でスタック Photoshopで画像処理 SWAT-350にて自動追尾 撮影地 東京都目黒区
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■撮影データ
2017年8月29日18時58分~ ボーグ 107FL+ボーグ1.4×テレコン+ケンコー3×テレプラス (合成焦点距離/2520mm F23.6) キヤノン EOS 6D ISO800 1/50秒×20枚 RegiStax6でスタック Photoshopで画像処理 SWAT-350にて自動追尾 撮影地 東京都目黒区
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■月面X 30分ごとの変化
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気象庁ホームページより転載、29日午後6時の天気図。
 
昨日は上弦の月でした。おまけに「月面X」も見られるということで、いつもより注目してしていた天文ファンも多かったかと思います。東京では日中、雲が多かったものの、夕方から気持ちよく晴れてくれて、月面Xもじっくり楽しめました。上の写真は月面Xのピーク時間の18時。まだ日没前とあってバックは青空でした。下は約一時間後の19時(月齢7.7)です。シーイングもまずまず良好で、シャープな月面画像が得られました。次回の月面Xは10月27日の20時半ころだそうです。詳しくはこちらで。

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2017年8月29日 (火)

月齢6.7。

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■撮影データ
2017年8月28日19時18分~ ボーグ 107FL+ボーグ1.4×テレコン+ケンコー3×テレプラス (合成焦点距離/2520mm F23.6) キヤノン EOS 6D ISO1600 1/30秒×30枚 RegiStax6でスタック Photoshopで画像処理 SWAT-350にて自動追尾 撮影地 東京都目黒区
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気象庁ホームページより転載、28日午後6時の天気図。
 
昨晩の月です。前日よりシーイングはよかったのですが、薄雲がかかったようなおぼろ月で透明度が悪く、画像処理でコントラストを高めました。今夜は「月面X」が見られる日です。ピーク時刻は18時頃ということで、まだ日没前で明るいですが、しばらくはXに見えますので、もう少し暗くなってからでも充分に楽しめます。私も晴れたら撮影してみたいと思っています。

以前撮影した月面Xはこちら。このときはシーイングがよかったようで、月面もシャープに撮れてます。
 
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2017年8月27日 (日)

月齢5.7。

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■撮影データ
2017年8月27日19時17分~ ボーグ 107FL+ボーグ1.4×テレコン+ケンコー3×テレプラス (合成焦点距離/2520mm F23.6) キヤノン EOS 6D ISO1600 1/30秒×20枚 RegiStax6でスタック Photoshopで画像処理 SWAT-350にて自動追尾 撮影地 東京都目黒区
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気象庁ホームページより転載、27日午後6時の天気図。
 
東京近郊では8月の新月期も天気が悪くて星野撮影は無理でした。今日は日没後、南西の低空に月が出ていたので、久しぶりに主砲のボーグ107FLをベランダにセットして撮影しました。シーイングがイマイチで、切れ味も冴えませんが、3ヶ月振りくらいに月面撮影を楽しめました。結局、今年の夏は太平洋高気圧がドーンと張り出して、毎日夏空が続くという時期がなかったようです。本来、そんな天気の時はシーイングがよいことが多いので、月や惑星ファンが忙しくなるのですが、とにかく晴れなかったので、お話にならない夏でした。9月は少しは晴れて欲しいものです。
  
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2017年8月22日 (火)

シグマ 20mm F1.4 Artによる夏の大三角。

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●夏の大三角
2017年8月19日22時20分~ シグマ 20mm F1.4 DG Art 絞りF2.5 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改) ISO1600 60秒露出×6枚コンポジット SWAT-350でノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県南房総市
 
昨日掲載した50mm F1.4 Artで「はくちょう座」を撮り終えたあと、レンズを超広角のシグマ 20mm F1.4 Artに切り替えて夏の大三角を狙いました。似たような構図ですが、20mmだとIC1396(ちょっと切れちゃいましたが…)からM17オメガ星雲まで入ります。この作例もISO1600、1分露出のお気楽撮影ですが、なかなか見応えある天の川に仕上がりました。コンポジット枚数は6枚で、総露出時間はわずかに6分です。明るいレンズはありがたいですね。フラット補正はしてません。約2段分絞ったことで周辺減光を大幅に改善できるので、画像処理で少し持ち上げてやると作例程度には補正できます。構図を決めるときにM16、M17に気をとられて、ガーネットスターが視野から外れてしまったのは失敗でした。このレンズも超広角としては、最周辺まで抜群にシャープな星像です。網状星雲もちゃっんと確認できます。下にピクセル等倍で切り出した左上隅の画像を掲載します。
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F2.5まで絞ったとはいえ、フルサイズの最周辺でこの星像です。超広角20mmとは思えないシャープさにびっくりしました。14mm F1.8 Artが発売されても魅力は褪せません。このレンズも、買って後悔しないレンズの一本でしょう。
 
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2017年8月21日 (月)

シグマ 50mm F1.4 Artによるはくちょう座。

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●はくちょう座
2017年8月19日21時54分~ シグマ 50mm F1.4 DG Art 絞りF2.5 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改) ISO1600 60秒露出×11枚コンポジット SWAT-350でノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県南房総市
 
19日の夜、南房総まで遠征しましたが、当初前回ブログに掲載した東京方面の雷を撮影していました。その時の上空は雷の方向以外は、ほぼ快晴で、天の川もクッキリ見えていて、なかなかの条件でした。湿度がかなり高くて蒸し暑く、本来なら透明度は悪いはずなのに、あれほど天の川が見えたのは、やはり東京の光害がある程度、雷雲に遮られたのかと想像してます。その雷も20時過ぎにはほぼ収まり、いよいよ天体撮影に入ろうかと思っていたところ、なんと雲に全天を覆われてしまいました。しばらく様子見となりましたが、21時半過ぎからポツポツと星が見え始め、22時前に快晴になってくれました。風もなく、長焦点撮影も行けそうでしたが、持参した主砲のボーグ107FLをセッティングしている間に曇るとショックなので、シグマの50mm F1.4 Artで星座撮影をすることにしました。これが大正解で30分ほどで、再び雲ってしまいました。撮影したのは「はくちょう座」。レンズの明るさを活かしてISO1600で、わずか1分露出ですが、コントラストのよい元画像が得られたので、何の苦労もなくササッと仕上げられました。デネブの滲みはレンズが夜露で曇りました。横着してヒーターを巻かなかったからですが、天然ソフトフィルター効果もなかなかのものです。(笑) シグマのArtシリーズはどれも評価が高いですが、この50mmも抜群の性能です。下にコンポジットに使った一枚に若干色補正とレベル補正しただけのピクセル等倍画像を掲載します。左上隅になります。F2.5に絞ったとはいえ、フルサイズの最周辺とは思えないシャープな星像です。
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最周辺(左上)はわずかに青の滲みと星像の崩れがありますが、ほんとんど気になりません。恐ろしいほどのシャープな星像が全面に広がり、安心してお勧め出来るレンズの一本です。
 
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2017年8月20日 (日)

稲妻と北斗七星。

久しぶりのブログ更新です。ご存知の通り、関東地方はどうしようもない天気が続いており、SWAT-350の追尾テストも思うようにはかどらず、いまだにバックオーダーが解消できておりません。お待ちいただいているお客様には、本当に申し訳なく思っております。もうしばらくお待ちください。なお追尾テストは株式会社輝星のある小金井市で行っておりますので、西東京が晴れてくれれば、検査合格品から出荷を始めます。そんな状況で、ここしばらく天体撮影もご無沙汰しておりましたが、昨日は都心部にも何日ぶりかという青空が広がりまして、このところ星空に飢えていた気持ちが抑えられずに、ついつい房総半島へ出撃してしまいました。
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久しぶりの青空です。いてもたってもいられず、そそくさとクルマに機材を積み込み出発です。ルンルン気分で、ついついアクセルペダルを踏み込みぎみになってしまいがちですが、そこは抑えて安全運転を心がけましょう。今回は作例ページ常連の上村さんと海ほたるで合流して、ご一緒しました。蒼月さんとも連絡を取り合っていたのですが、伊豆の天城に向かうとのことで、別々の撮影地へ行くことになりました。撮影地には19時頃に到着、機材を組み立て薄明終了を待ちます。薄明が終わる頃には、上空には天の川がクッキリと見え始め、思いの外コントラストのよい星空が広がっていてびっくりでしたが、東京方面には積乱雲が発達していて、雷がピカピカしてます。まるでフラッシュを連続でたかれているような感じで、撮影は雷が収まるまで無理と判断しました。せっかくなので、雷でも撮影して楽しむことにします。天の川がコントラストよく見えたのは、東京の光害を上空の雲がうまい具合にフタをしてくれたからなのかもしれないですね。
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東京方面を50mm標準で撮影。一時間以上、こんな感じでした。
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●稲妻と北斗七星
2017年8月19日19時54分~ シグマ 20mm F1.4 DG Art 絞りF4 キヤノン EOS 6D ISO400 30秒露出 SWAT-350に載せて固定撮影 Photoshop、FlatAideProで画像処理 千葉県南房総市 ※稲妻は複数枚から比較明合成
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●稲妻と北斗七星 その2
2017年8月19日20時03分~ シグマ 20mm F1.4 DG Art 絞りF4 キヤノン EOS 6D ISO400 30秒露出 SWAT-350に載せて固定撮影 Photoshop、FlatAideProで画像処理 千葉県南房総市 ※稲妻は別カットから比較明合成
 
いずれも一枚撮りです。固定撮影ですが、一応SWAT-350に搭載しているということで、作例写真といっていいですよね。やっぱりダメでしょうか…(笑)
雷が収まったあと、雲が広がったりして撮影を諦めかけましたが、短時間ですが奇跡的に晴れてくれたので、その間に星座を撮りました。画像処理が終わったら、後日掲載します。
 
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2017年7月30日 (日)

胎内星まつり2017に参加しました。

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今年の「胎内星まつり」も無事に終了いたしました。ユニテックブースにはSWAT-350+ボーグ71FLセット、SWAT-310試作品、シグマさんの話題の最新レンズ3本を展示。さらにヘビーユーザーのHUQ様のライブビューシステムもご覧いただけました。昨年、大好評だったアルカスイス互換パーツの即売は、今年はさらに多くのお客様にご購入いただき、初日であらかた売り切れ状態となってしまいました。ご用意したシグマさんとボーグさんのカタログもすべて無くなり、ちょっと足りないくらいでした。 どうもありがとうございました。
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ユニテックブースは例年通り本部の真ん前。この場所で恥ずかしい展示は出来ません。(笑) SWATシリーズをドドーンと並べさせていただきました。一番手前はHUQさんの「変態仕様」のSWAT-200+ボーグ55FL。当然、注目を浴びてました。
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メインはSWAT-350とボーグ71FL。オートガイド用のカメラもイメージで搭載してみました。いつも使っている107FLと比べるとかなり軽量コンパクトで、お勧めの組み合わせです。
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SWAT-300後継の「SWAT-310」試作品もデモ展示。大型ベアリングを追加して耐荷重性能をアップし、赤経恒星時目盛環を装備しています。
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今回、思いのほか注目を浴びたのがシグマさんの最新Artシリーズレンズ。左から「14mm F1.8」「85mm F1.4」「135mm F1.8」。もう何人の方が見て触って確かめたか数え切れないほどです。私の拙い作例をご覧になりながら、その星像のシャープさに唸る方が続出でした。ご用意したカタログもすべて無くなってしまうほど、興味を持たれた方が多かったようです。この星まつりで運悪く(笑)見て触ってしまったために20本くらいは確実に売れると思います。私が買う分を含めて…(笑)
これだけ注目を浴びるなら、来年はシグマさんとして参加してもらえると嬉しいですね。シグマさんの山木社長がこのブログをツイートしていただりしているので、早速この場でプッシュです。「山木社長! 天文ファンのためにこんな素晴らいレンズを開発してくれてありがとう。シグマさんは最高です。他のレンズも見たいです。開発の方とも話をしてみたいです。来年はぜひシグマさんとして出展してください!」。これくらいよいしょしておけば、来年は出展してくれるかも…(笑)
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私が用意した作例の中でもシグマさんの135mm Artと14mm Artは指紋でベタベタなるほど注目の的でした。みなさん、写真全体は見ないでいきなり四隅ばかり見てました。視線で天文屋さんかどうかが判っちゃいますね。(笑)
会場にいらっしゃった地元の養護学校の先生から「生徒たちに星空の魅力を教えたいので天体写真が欲しい」とご要望がありまして、最終日の夜ということで、プリントしたボーグとシグマレンズのSWAT追尾による作品をすべて寄贈しました。ちょっぴりですが、また社会貢献出来て嬉しいです。
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イベントは28日、29日とも曇りがちでしたが、わずかな時間、月や星が顔を出してくれました。
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夜が更けると、例年通りの賑わいとなり、各ブース、大忙しとなりました。
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ユニテックブースには地元新潟が誇る天体写真の名手、渡辺真一さん(写真左)がお越しになり、惑星や月面写真のお話で盛り上がりました。テントの下にいるのが私です。
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渡辺さん撮影の月面写真の数々。人工衛星から撮影したような素晴らしさでした。
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HUQさんのライブビューシステム。
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少しだけ星が見えました。
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SWAT販売でいつもお世話になっている協栄産業さんの蔦谷さん。イベント当日は胎内特価で販売していただき、SWAT-350をお得にゲットした方もいらっしゃいました。
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コーワの角井さん。この人とも長い付き合いです。
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夜半過ぎのユニテックブース。外山電子の外山さん(中央)の講義に耳を傾ける皆さま。宙ガールもお見えになって、おじさんたちは鼻の下が伸びてました。(笑) 機材撤収後の午前1時頃、あちらこちらに明るい星がポツリポツリと見え始め、北東の空にカシオペヤ座がクッキリと浮かんできました。居合わせた数名でSWATユーザーさんがお持ちのフジノン40×150で二重星団を楽しみました。ラッキーでした。
 
ご来場いただいた皆さま、暑い中ありがとうございました。そして、スタッフの皆さま、出店各社の皆さま、お疲れ様でした。また来年、お会いしましょう。

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2017年7月27日 (木)

胎内星まつり直前情報。

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胎内星まつり2017は、いよいよ明日からです。曇っても星を楽しめるように、これまで撮り溜めた天体写真をプリントして持って行きます。未熟な私の作品がほとんどですので、ダメ出ししながらご覧ください。シグマさんの最新作14mm F1.8 Artのほか、135mm F1.8 Art、50mm F1.4 Art、20mm F1.4 Art、マクロ105mm F2.8、APOマクロ180mm F2.8、APO 300mm F2.8などの作品をご用意しました。また、ボーグさんの107FLによる迫力ある星雲・星団や月面の写真もご覧いただけます。HUQさんの作品もございます。曇っても楽しいのが胎内星まつりです。
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今回、胎内星まつりには出展してないシグマさんとボーグさんの最新カタログもユニテックブースにご用意してます。シグマさんオリジナルのクリアファイルとしても使えるカタログ袋を先着50名様にプレゼントします。ユニテックブースでゲットしてください。
 
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2017年7月26日 (水)

胎内星まつり2017に参加します。

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今年の「胎内星まつり」は、今週末の7月28日~30日です。ユニテックは例年通り、ボーグさんのご協力で71FLをSWAT-350に搭載して展示します。そして、SWAT-300の後継機「SWAT-310(仮称)」の試作品が登場。さらに目玉として、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのシグマさんのご協力で、Artシリーズの最新作、超高性能な「14mm F1.8 Art」「135mm F1.8 Art」「85mm F1.4 Art」をデモ展示します。キヤノンEFマウントに限りますが、夜にはこれらのレンズでの試写会を予定してます。EOSボディをお持ちで試写をご希望の方はお気軽にお声をお掛けください。ブース前でSWATに搭載して撮影をお楽しみいただけます。今年も作例写真コーナーでおなじみのHUQ様が登場予定。SWATの使いこなし術など、直接ご本人から聞けるチャンスかも…。ご来場の際は、ぜひユニテックブースにお立ち寄りください。
※シグマレンズでの試写は希望者が多数の場合は、お一人様10分程度でお願いします。
 
胎内星まつり限定特価販売のお知らせ
SWAT販売店の協栄産業さんのブースにて、SWAT本体、および、オプションパーツ類を限定数ですが、オール10%引きにて特価販売いたします。各限定1~2個ですので、この機会をお見逃しなく! ユニテックブースで確かめて、協栄産業さんのブースでゲットしてください。

●協栄産業さんの特設ページはこちら

■アルカスイス互換パーツの特価販売
今年も中国ルートで仕入れたアルカスイス互換パーツを販売します。目玉商品としてはやや傷の目立つアルカスイスキャッチャーを超特価で販売いたします。

※上の画像は昨年の様子です。
※胎内星まつりについての詳細は、こちらをご覧ください。
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SWAT-300の後継機「SWAT-310(仮称)」です。見た目はSWAT-350そっくりですが、内部構造はかなり違います。今回のモデルチェンジでは、大型ベアリングを追加して、耐荷重性能を大幅に強化した他、新たに目盛環を装備しました。この目盛環は、なんとポタ赤では世界初(ユニテック調べ)の座標が直読みできる赤経目盛環(恒星時目盛環)を実現。角度(度分)目盛り付きの「粗動付微動回転ユニット」を赤緯に使用するとこで、より効率的な天体導入を実現します。
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シグマさんの最新作「14mm F1.8 DG Art」をデモ展示。設計段階から天体撮影を意識した超高性能な超広角レンズです。中心星像はもちろん周辺星像まで極めてシャープで、抜群に明るいF1.8の開放でも使えるのが大きな魅力です。ちょっと絞れば恐ろしいほどの鋭い星像が全面に拡がり、周辺減光も緩和されます。
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望遠からは「135mm F1.8 DG Art」を展示します。これまで発売されている高価で高性能な海外ブランドの135mmに勝るとも劣らぬ実力を備えたレンズです。最新の高画素カメラに対応する全面シャープな星像。さらにディストーションもほぼ完璧に補正されています。1~2段絞れば充分な周辺光量が得られ、画像処理も楽チンです。モザイクにも最適。F2より少し明るいF1.8というもの憎いです。
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シグマさんのご厚意で急遽「85mm F1.4 DG Art」も追加で展示出来ることになりました。このレンズも新しい設計で星野撮影用にピッタリの超高性能レンズです。ユーザー様の作例コーナーにこのレンズの作品が掲載されています。星像の鋭さをご確認ください。こちらからどうぞ。
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ユニテックブースで販売予定の中国製アルカスイス互換パーツ群。粗動回転付きキャッチャーは、3,704円(税別)限定3個。L型ブラケット、200mmレールは、各1,389円(税別)限定5個。140mmと200mmのキャッチャー付きレールなども限定5個販売いたします。それぞれ税別1,852円と2,315円です。
写真下の50mmアルカキャッチャーは小傷が目立つ20個を463円(税別)にて超特価処分いたします。お一人様2個まで。
※中国製アルカスイスパーツは、すべて新品ですが、小傷、汚れがございます。
 
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2017年7月25日 (火)

シグマ 14mm F1.8 DG Artによる夏の大三角。

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●夏の大三角
2017年7月22日0時31分~ シグマ 14mm F1.8 DG Art 絞りF2.8 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO1600 60秒露出×14枚コンポジット SWAT-350にてノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県君津市
 
21日の夜、撮影地に到着後も雲がひっきりなしに通過して広角撮影は無理と判断。135mm Artの撮影を優先してましたが、23時過ぎ頃に雲ひとつない快晴になりました。「135mmの撮影を終えたら14mmに切り替えよう」なんてのんびり構えていたら、わずか20分ほどで再び大量の雲が流れてくる状況に逆戻り。広角撮影のタイミングを逸しました。ちょっと悔しいですが、14mm Artで雲も一緒に撮影して、使えそうなカットを加算平均で14枚コンポジットしてみました。F2.8まで絞って、周辺減光の補正はしてません。右下は補正不可能な強烈な光害がありました。ベストな撮影条件ではなかったですが、それでも上辺の星像を見れば、このレンズの素性の良さが伝わると思います。世界初のF1.8という明るさに加えて、超広角でこの周辺星像は天体撮影ファンにとって神レンズの一本になる予感がします。この14mm Artも135mm Artと同様、胎内星まつりでのデモ展示用にシグマさんからお借りしたものですが、個人的に買ってしまいそうなほど素敵なレンズです。こちらの懐具合を考えずにに凄いレンズばかり連発するシグマさん。う~む、憎い会社です。(笑)
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コンポジットに使った個別の画像は、すべてこんな感じでした。雲がどんどん流れてくるんですが、夏の大三角付近は奇跡的に晴れてくれました。
 
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2017年7月24日 (月)

シグマ 135mm F1.8 DG ArtによるIC1396付近。

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●IC1396付近
2017年7月21日23時04分~ シグマ 135mm F1.8 DG Art 絞りF2.5 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO1600 90秒露出×23枚コンポジット SWAT-350にてノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県君津市 ※下は拡大トリミング
 
関東地方は梅雨明けしましたが、どうもパッとしない天気が続いています。例年ですと梅雨明けからしばらくは、太平洋高気圧がドーンと張り出してきて、毎日晴天が続いてシーイングも安定することが多いのですが、今年は(も)ちょっと違うようです。さて、21日の夜のGPV予報は夜半過ぎまで快晴のはずでしたが、撮影を予定していた大多喜町の平沢ダムに着いたときには、空のほとんどが雲に覆われ、時々星空が覗くもののとても撮影できそうもありませんでした。少し移動すれば状況が変わるかもしれないと思い、直線距離で15kmほど離れた亀山湖付近まで来たところ、雲は多いもののそこそこ星も見えていて平沢ダムよりかなりマシでした。早速、機材をセッティング。今回はシグマさんから胎内星まつりのデモ展示用にお借りした話題の「135mm F1.8 DG Art」と「14mm F1.8 DG Art」でテスト撮影を予定していたため、SWAT-350なら光学極望とノータッチ追尾で充分なので、設置は楽チンです。雲が多いので、超広角は諦め、まずは適度な高度に達していたIC1396を135mmで狙います。絞りをF2.5に設定して撮影開始しました。このレンズ、うわさ通りフルサイズの四隅まで超シャープな星像です。わずか34分の総露出ですが、レンズの明るさもあって、天の川の中に点在する赤い散光星雲もコントラストよく捉えることが出来ました。一段分絞ったことで周辺減光も若干改善され、画像処理もやりやすくなりました。もう少し低感度で2時間くらい露出すれば、さらに高画質が期待できそうです。シグマさんのArtシリーズは買って後悔しないレンズばかりですね。
 
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2017年7月23日 (日)

ビックカメラ合同天体観測会に参加しました。

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昨晩はビックカメラ池袋東口店が主催する「合同観測会」に出展してきました。初参加ということで勝手がわからず、とりあえず来週の胎内星まつりに予定している機材をデモ展示しました。左からSWAT-350にボーグ107FLを搭載した私のメインセット。これでいつも撮影してます。真ん中がSWAT-300の後継モデルSWAT-310(仮称)とシグマ135mm F1.8 Art。そして右がSWAT-200(生産終了)に話題のシグマ14mm F1.8 Artを載せて展示しました。
19時からイベント開始ですが、最盛時には100人を軽く越えるお客様が押し寄せ、21時の終了まで大賑わいとなりました。開始直前までドン曇りで観望はダメそうだったのですが、予想に反して明るい星が見え始め、木星、土星、夏の大三角などを楽しめました。オマケにISSの通過も華を添えてくれました。SWATユーザーさんや購入希望のお客様もおみえになって、話が弾みました。
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ユニテックのお隣では、シグマさんが最高性能のArtシリーズを堂々の展示。最新作の超広角14mm F1.8 Artの開放撮って出し画像がユーザーさんの作例ページに掲載されていますのでご覧ください。こちらからどうぞ。
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イベント開始前、各社スタンバイしています。
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お客様の入場が始まるとあっという間に満席に。暗くなる頃にはこの3倍くらいの人で溢れかえり、大盛況となりました。左の人がボーグの中川さん。この後、お立ち台でプレゼンしてました。

SWATブースにお越しいただいたお客さま、暑い中ご来場ありがとうございました。そして、ビックカメラさん、スタッフさん、各メーカーのみなさま、どうもありがとうございました。また機会があれば、参加したいと思います。
 
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2017年7月20日 (木)

ビックカメラ主催の合同天体観測会に参加します。

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ビックカメラ池袋東口カメラ館主催の合同天体観測会にユニテックが初参加します。星空撮影にオススメな各メーカーの撮影機材を実際に使って"ここがスゴイ"を体感できる天体観測会を平成29年7月22日(土)に開催いたします。
7月は土星が旬の季節です。今年は土星の環の傾きが最も大きくなるので見やすいと思います。
夏休み期間なのでお子様もがんばって来てみてください。天体望遠鏡で土星を初めて見る感動は一生忘れないでしょう。
 
<イベント概要>
●日時: 平成29年7月22日(土)19:00~21:00
●場所: ビックカメラ池袋本店パソコン館 屋上
※集合場所はパソコン館業務搬入口になります。順次ご誘導致します。悪天候の際はご連絡下さい。
●定員:フリータイム制の為、無制限
●参加費:無料
●講師:玉川(当社販売員/日本天文学会 正会員)、各メーカー担当者
 
※雨天時はカメラ館8階で商品説明になります。
http://www.biccamera.co.jp/shopguide/news/seminar/camera.html

ユニテックでは、SWAT-350にシグマの最新Artシリーズレンズやボーグ鏡筒を組み合わせてデモ展示予定です。ぜひ遊びにいらしてください。
 
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2017年7月12日 (水)

アリミゾキャッチャーをマイナーチェンジ。

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アリミゾキャッチャーのマイナーチェンジを行いました。従来品に装備していた補助クランプを省略して、真鍮削り出しのままだったツメにクロムメッキを施しています。アリミゾキャッチャーに勘合する弊社製品は、抜け止め構造になっているため、不用意にクランプを緩めても落下の心配はございません。またツメにクロムメッキを施しましたので、経年によるサビや黒ずみを防止します。これらの変更にともない、価格をそれぞれ500円値下げいたします。

アリミゾキャッチャーのメインクランプは従来通りL型レバークランプタイプとローレットクランプタイプの2種類をご用意しましたので、お好みでお選びください。SWAT-350など、極軸クランプにL型レバーを採用しているモデルの場合は、形状の異なるローレットタイプがお勧めです。SWAT-200やSWAT-300のようにローレットクランプの場合は、L型レバーがお勧めです。星空のもとでご使用になる場合に間違えにくいです。

アリミゾキャッチャー L型クランプタイプ
取付用M6キャップスクリュー2本、六角レンチ付
希望小売価格 14,500円 (税別)

アリミゾキャッチャー ローレットクランプタイプ
取付用M6キャップスクリュー2本、六角レンチ付
希望小売価格 13,500円 (税別)

今後の出荷分はすべて新タイプになります。
 
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2017年7月11日 (火)

SWAT-350、出荷開始。

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バックオーダーとなっているSWAT-350ですが、このところの快晴続きで梅雨明け後に予定していた追尾テストも順調に進み、本日より販売店様へ出荷を始めました。6月前半にご注文いただいたお客様には近日中にお届けできると思います。バックオーダーの解消には、もうしばらくかかりそうですが、空梅雨のおかげで、月末には即納体制に持っていけそうです。来月の皆既日食にもまだ間に合いますので、販売店様でご予約いただければと思います。どうぞよろしくお願いします。
画像は追尾テストに合格したご予約済みのSWAT-350。まもなく出荷です。
 
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2017年7月 6日 (木)

天文ガイド8月号にSWAT-200の作品が入選。

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5日発売の天文ガイド8月号にユーザー様の作例ページでも活躍されている大久保様(蒼月様)の「さそり座頭部」が入選されました。おめでとうございます。初投稿での入選もすごいですが、作品のレベルも高く、評には「一般の部でも入選するクォリティ」と絶賛されています。ぜひ書店にてお手にとってご覧いただければと思います。
こうしてSWAT作品を誌面で目にすると、我がことのように嬉しいです。蒼月様の今後のご活躍を期待しております。
 
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2017年6月26日 (月)

SWAT-350は「お勧めの良い赤道儀」です。

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圧倒的な販売力を誇る業界ナンバーワンの協栄産業さんが、社内スタッフや上級ユーザー様からの情報を元に「良い赤道儀」というページをまとめています。実際に数多く販売して、ユーザー様からの評判が良く、クレーム率も少ない満足度の高い赤道儀を選出したそうです。高級メーカーのタカハシさんやビクセンさんのモデルと並んで、ポータブル赤道儀からは唯一、ユニテックのSWAT-350が選出されました。やはり、追尾精度の高さが評価されたものと、メーカーとしては嬉しく思っています。
私もSWAT-350で天体撮影を実践してます。追尾精度が実測値で±7秒角前後と高精度ですから、200~300mmクラスまではお気軽ノータッチで撮影し、それ以上はM-GENでオートガイドして650~840mmでも安定した歩留まりを確保しています。さらに大きな特徴は小型軽量なので組み立ての時に「腰にやさしい」ことです。これは大変重要です。撮影前の組み立てで「ぎっくり腰」なんてシャレにもならないですね。ということで、協栄産業さんお勧めのSWAT-350は「買って後悔しない赤道儀」の一台です。
 
■協栄産業さんの赤道儀購入ガイドは↓のページから
http://www.kyoei-osaka.jp/hpgen/HPB/entries/347.html
 
SWAT-350は鋭意生産中です。ご予約はお近くの協栄産業さんへどうぞ。
●東京店 http://www.kyoei-tokyo.jp/
●大阪店 http://www.kyoei-osaka.jp/
  
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2017年6月23日 (金)

ペリカン星雲。

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●ペリカン星雲
2017年6月19日23時58分~ ボーグ107FL+フラットナー1.08× 合成焦点距離 648mm F6.1 IDAS HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO1600 240秒露出×21枚コンポジット SWAT-350 M-GEMで一軸オートガイド Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町 ※下は拡大トリミング
 
前回ブログの北アメリ星雲に続いて、すぐお隣のペリカン星雲を撮影しました。焦点距離300mmくらいであれば、両方をちょうどよく構図に収めることが出来ますが、650mmもの超望遠ともなるとそうもいきません。それぞれ別に撮影してモザイク合成するとこにしました。どちらも大型の星雲なので、650mmだと迫力が増します。200~300mmクラスの見慣れた作品と比べると星雲の細部の描写が格段に向上しています。この日はシーイングも良かったのか、拡大トリミングしても微光星がとてもシャープに写ってくれました。
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今回の遠征で撮影した北アメリカ星雲とペリカン星雲をPhotoshopのPhotomergeで合成してみました。昨年撮影したボーグ90FL+レデューサー(360mm)の作品と比べても、解像感が大幅に向上してますね。貴重な梅雨の晴れ間を活かせてよかったです。
 
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2017年6月22日 (木)

北アメリカ星雲。

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●北アメリカ星雲
2017年6月19日22時13分~ ボーグ107FL+フラットナー1.08× 合成焦点距離 648mm F6.1 IDAS HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO1600 240秒露出×27枚コンポジット SWAT-350 M-GEMで一軸オートガイド Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町 ※下は拡大トリミング
 
19日の夜、M13を撮り終えた後は、この日のメインターゲットと思っていた北アメリカ星雲が適度な高度に達してきたのでレンズを向けました。この撮影地では、北アメリカ星雲が昇る北東の方向に大多喜町の住宅地が広がるため、低空には少し光害が残りますが、地平高度50度くらいになれば支障のない程度です。今回は地平高度が約40度くらいから撮影を開始しました。ISO1600でトータル27枚コンポジットしたため、そこそこの高画質が得られて満足な仕上がりです。
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低空は透明度が悪かったり、光害があったりして、なかなか条件良く撮影するのが難しいものです。その影響がどれくらいかは、当然ですが、当日の天候や撮影地によって大きく異なります。今回は肉眼で見て「ほんの少し光害があるなぁ」という程度の条件から、撮影対象の高度が変わるとどれくらい変化があるか比較してみました。上の写真は、すべて同じ露出時間です。左が地平高度約40度の時、中が約55度、右は約80度です。天頂付近の条件は良く、露出時間を倍くらいに延ばしても大丈夫そうです。このように撮影環境によって、得られる元画像の質が大きく変わってきます。撮影地の空の状況に合わせて撮影計画を立てて、なるべく高品位な元画像を撮りましょう。
 
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2017年6月21日 (水)

美しき球状星団、M13。

M13

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●M13
2017年6月19日20時36分~ ボーグ107FL+フラットナー1.08×合成焦点距離648mm F6.1 IDAS HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO1600 240秒露出×8枚コンポジット 星団中心部には30秒露出×5枚コンポジットを合成 SWAT-350 M-GEMで一軸オートガイド ステライメージ7 Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町 ※下は拡大トリミング
 
天気予報では、いよいよ本格的な梅雨入りだそうです。19日の夜はその直前の嬉しい晴れ間となりました。このチャンスを逃すわけにはいきませんね。というわけで、いつもの房総半島へGO! 明るいうちから現地に入り、まだ薄明も残っていることから、北天最美の球状星団M13の撮影から始めました。快晴予報でしたが、北西から雲がどんどん流れてきて、ヘルクレス座付近も雲に覆われたりして、条件は悪かったのですが、無視してそのまま撮影を続けました。ガイド星をロストしてエラーになっていないか、時々チェックして20枚ほど撮影。結果、ほとんどのコマの背景が白っぽくなってしまいましたが、使えそうな8枚をコンポジットして仕上げました。口径107mmともなると、星がよく分離してくれて、けっこう迫力のある姿を捉えることが出来ます。星像もシャープですし、この条件としては満足な出来となりました。
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このところ海に近い鋸南町では風が強いことが多く、長焦点撮影が困難なことから、今回は海から離れた大多喜町で撮影しました。海沿いで風が強くても大多喜町あたりだと、かなり弱まることも多いです。房総半島も大きいので、場所によって条件が変わりますね。ほぼ無風状態で撮影できました。画像は私のメイン機材のフルセットです。ボーグ107FLはよき相棒となりました。M-GENでのガイド撮影にも慣れてきて、ガイドグラフも安定しています。
機材の組み立てから配線の接続、ポールマスターでの設置、対象を導入して構図とピントを確認、オートガイド設定を終えて、撮影開始まで、なんだかんだ小一時間ほどかかかるので、時間には余裕を持って撮影計画を立てた方がいいです。すべての設定を終えて、いざ撮影という段になってから三脚を蹴飛ばすと、立ち直れないほどショック(笑)ですから充分に気をつけましょう。これ、私のことです。気をつけてるんですが、時々やっちゃうんです…。
 
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2017年6月20日 (火)

SWAT-350生産状況。

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現在、ご予約受付中のSWAT-350は鋭意生産中です。一品一品、アルミ合金無垢材から丁寧に削り出して高精度を確保しています。次ロット先行生産分の筐体削り出しが本日仕上がりまして、梨地処理に回りました。その後、アルマイトを施してから組み立てに取りかかり、7月10日頃には完成するスケジュールで進めています。ただし、SWAT-350は全品、実際の星で追尾テストを行い、ピリオディックモーション±7秒角前後を確認してから出荷している関係で、梅雨のため検査が遅れることが予想されます。ご予約のお客様には、どうかご理解いただきますよう、お願いいたします。
ご予約状況ですが、8月の日食に加え、ボーナスシーズンともあって、このところ好調な受注状況が続いております。7月10日頃の仕上がり予定分は、ご予約で完売となりました。7月下旬仕上がり分の残りは10台ほどございますので、梅雨明け後、早めに入手したいお客様は、お近くの販売店様にご予約いただけますと7月末から8月上旬には入手可能と思います。次の仕上がりは8月中旬頃となります。

今後とも、ユニテックのSWAT製品をどうぞよろしくお願いいたします。

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2017年6月17日 (土)

M20三裂星雲周辺。

M20

●M20三裂星雲周辺
2017年6月16日22時3分~ ボーグ107FL+フラットナー1.08×合成焦点距離648mm F6.1 IDAS HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO3200 120秒露出×12枚コンポジット SWAT-350 M-GEMで一軸オートガイド ステライメージ7 Photoshopで画像処理 千葉県鋸南町
 
昨夜の房総半島は月の出までのわずかな時間ですが、GPV予報は快晴でした。梅雨の貴重な晴れ間なので、M20三裂星雲だけに絞って撮影に出かけました。東京を19時頃に出発して、現地入りしたのが20時半。予報通りの快晴です。撮影対象がある程度の高さに昇るまでには、まだ時間があるので、のんびりセッティングしてました。星雲を導入して構図を決め、いざ撮影という段階で、それまでの無風状態が一転、強めの風が吹き始めました。そのまま試写しましたが、オートガイドの設定値が合わず、ハンチングを起こします。無風状態のパラメータだとシンチレーションによるガイド星の揺らぎで暴れるようです。露出時間を500msから800msまで延ばしたところ安定しました。時間の経過とともに、風は強くなる一方です。当初、ISO1600で4分露出を予定していましたが、撮影中に強風に煽られてボツ画像を量産しそうだったので、ISO3200まで感度を上げて2分露出としました。41枚撮影しましたが、綺麗な点像に撮れたのは7枚のみでした。ボツの中から、多少マシなのを5枚ほどピックアップして、合計12枚コンポジットで仕上げました。2分露出でここまでゴミ画像を量産するとは想定外でした。こんな時は思い切ってISO6400~12800まで上げて1分露出以内で撮りまくり、よい画像をピックアップする作戦が正解だったかもしれません。「下手な鉄砲式」で臨めば、風が弱まったときの画像は使えるからです。下に今回のベストとワーストを掲載します。
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まったく同じ条件で撮影した撮って出し(トーンカーブ調整のみ)ピクセル等倍画像です。風の影響でこれだけ違います。同じ光学系とは思えないほどですね。強風に煽られて星像が膨らむとともにバックラッシュの中で動いたようです。バックラッシュの影響を避けるために少しバランスを崩しているのですが、突風には敵いませんでした。このようなあまりに急な動きにはオートガイドも対応できません。

それでも何とか作品を仕上げられて遠征を無駄にしないですんだのはよかったです。作品に話を戻します。M20三裂星雲を狙ったにしては、ちょっと構図が中途半端でおかしいですよね。ちょっと理由がありまして、前回撮影したM8干潟星雲とモザイクするためにこんな構図になりました。あまり出来のよい作品ではありませんが、下に掲載します。
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●M8干潟星雲とM20三裂星雲
PhotoshopのPhotomergeで2パネルモザイク合成。
 
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2017年6月11日 (日)

お気軽ノータッチによるアンドロメダ銀河。

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●アンドロメダ銀河
2017年6月3日2時14分~ キヤノン EF135mm F2L USM 絞りF2.8 キヤノン EOS 6D(ノーマル) ISO800 120秒露出×26枚コンポジット SWAT-200ノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県鋸南町 下は拡大トリミング
 
この季節になると、午前2時頃にはアンドロメダ銀河の地平高度も約40度近くなり、撮影に好適な対象になります。今回は135mmレンズを使って、SWAT-200ノータッチで撮影してみました。レンズは一般撮影では「銘玉」と評価の高いキヤノン EF135mm F2L USMです。このレンズは20年以上前のフィルム時代の設計ですが、そこはLレンズだけあって、なかなかシャープな星像を結びます。いまだに現行品なのも納得の写りではありますが、天体用としては最新のシグマ135mmArtレンズなど、デジタル対応の高解像レンズとの差も気になるところです。比較のチャンスがあれば、撮り比べてみたいと思います。

関東地方も梅雨入りしてしまいました。しばらく撮影はお休みとなりますので、その間に機材のメンテナンスや見直しをしてみてはいかがでしょうか。クルマに積みっぱなしの機材も、いったん降ろして、各部のチェックをお勧めします。湿度の高い季節ですので、レンズの保管は、カビの発生にご注意ください。
 
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2017年6月 6日 (火)

M17 オメガ星雲。

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●M17オメガ星雲
2017年5月23日0時15分~ 6月3日0時32分~ ボーグ107FL+リアコン1.4× 合成焦点距離840mm F7.9 IDAS HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO3200 240秒露出×40枚コンポジット SWAT-350 M-GEMで一軸オートガイド Photoshopで画像処理 千葉県鋸南町 下は拡大トリミング
 
2日の夜のメインは、このM17オメガ星雲(白鳥星雲)に決めてました。なぜオメガ星雲なのか、私にはどうやっても「ω」にも「Ω」にも見えないのですが、どなたかこんど教えてください。逆さにすると「白鳥」には見えます。(笑) さて、月の入りの少し前から撮影を開始して、5月23日に撮影したカットと合わせて40枚のコンポジットとしました。とはいってもISO3200ですからノイズがやや多く、無理に炙ると破綻しそうなので、このくらいにしておきます。周辺の淡い部分を出すには、さらに露出と枚数が必要そうです。M17オメガ星雲は白鳥星雲ともいわれる人気の対象で、M16わし星雲のすぐそばにあるため、焦点距離200~300mmくらいなら一緒に写せます。位置関係はこちらからどうぞ。天の川の中にあるので、背景は星に埋め尽くされ、赤い星雲がとても美しいです。M8干潟星雲、M20三裂星雲とともに見逃せない夏の対象です。梅雨明けしたら、M20を撮影して、以前撮影したM8とモザイク合成したいと思います。
 Mgen

この日もM-GENは安定してガイドしてくれました。超望遠840mmの4分露出でも安心していられるので、なんとも心強い限りです。ただ、取付部の撓みや接眼部のガタなどの対策をし、極軸のバランスをあえて崩して追尾させたり、ちょっとした工夫はしています。これまで、いろいろな焦点距離で撮影してきましたが、300mmまでは光学極望設置のお気軽ノータッチで2~3分露出。それ以上は、ポールマスターSWAT設置でM-GENオートガイドがお勧めの撮影スタイルです。一軸のSWATにも対応したパソコン不要のスタンドアローンオートガイダー「M-GEN」は、協栄産業さんでお求めいただけます。興味のある方は各店舗にお問い合わせください。東京店はこちら、大阪店はこちら。関西のレジェンド吉田隆行氏のインプレッションはこちら
 
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2017年6月 5日 (月)

散開星団M11と惑星状星雲M57。

M11

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●M11
2017年6月2日23時10分~ ボーグ107FL+リアコン1.4× 合成焦点距離840mm F7.9 IDAS HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO3200 240秒露出×16枚コンポジット SWAT-350 M-GEMで一軸オートガイド Photoshopで画像処理 千葉県鋸南町 下は拡大トリミング

撮影地の2日夜の月の入りは、翌3日0時50分頃で、それまでは上弦を過ぎた月が眩しく輝いています。そのため淡い星雲の撮影はやめて、月明かりの影響を受けにくい散開星団を撮影しました。M11はたて座にあり、散開星団としては密集度が高く、まるで球状星団のような姿をしています。天の川の中にありますので、背景も星がみっちりと埋め尽くし、とても美しい姿を捉えることが出来ます。背景の天の川の星たちと比べ、真っ白な星が浮き上がって見えます。
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月明かりの影響をみてみましょう。左が23時10分の取り始め、真ん中が約1時間後の最終コマ、右は月が沈んだあとにM11にほど近いM17付近を撮ったもののそれぞれ撮って出し。まったく同じ露出時間ですが、半月の影響でこれだけ違います。撮り始めのM11は南東の地平高度35度付近で、月は西の空20度くらいの高さです。一時間後の月の地平高度は10度を切っていて、その影響はかなり軽微になっていますが、月の入り後と比べるとまだ残っています。対象は光害の少ない方向ですが、多少影響もあると思いますので、参考程度にみてください。
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実はこのM11には思い出がありまして、いまから33年前の天文ガイド誌に私の作品が入選しました。星野写真はこの一度きりで、最初で最後の入選でした。評が「たて座の散開星団です。」とだけでした。(笑)
  M57

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●M57
2017年6月2日21時24分~ ボーグ107FL+ケンコー2×テレプラス 合成焦点距離1200mm F11.2 IDAS HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO3200 240秒露出×11枚+120秒露出×14枚 合計25枚コンポジット SWAT-350 M-GEMで一軸オートガイド Photoshopで画像処理 千葉県鋸南町 下は拡大トリミング
 
オマケ画像は、これも月光なんぞものともしないM57ドーナツ星雲です。とても小さいのですが、明るいので簡単に写ります。拡大率を稼ぐために2倍テレプラスを使って無謀とも思える1200mmでチャレンジしてみました。ご覧の通り何とか中心星を写すことが出来ましたが、星像にシャープさがなくイマイチでした。収穫はSWAT-350にM-GENオートガイドを組み合わせると1200mmもの超望遠でも4分間のガイド撮影が出来ることを確認できたことです。さすがに1000mmクラスともなるとシンチレーションの影響を受けて星像が膨らむので、なかなか点像を得るのが難しくなってきますね。
 
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2017年6月 4日 (日)

ノーマルカメラによるアンタレス付近。

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●アンタレス付近
2017年6月3日0時45分~ キヤノン EF135mm F2L USM 絞りF2.8 キヤノン EOS 6D(ノーマル) ISO800 120秒露出×24枚コンポジット SWAT-200ノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県鋸南町 下は拡大トリミング
 
2日の夜は、梅雨入り前の貴重な快晴で逃すわけにはいきません。月が沈んでから、わずか2時間ほどですが、星野撮影に好適な時間帯がありました。ちょっと実験を兼ねて、カラフルな色彩で人気のさそり座アンタレス付近をノーマルカメラで写してみました。このエリアは、赤だけでなく、黄色や青も含んだとても華やかな領域ですから、ノーマルカメラでも、とても魅力的です。結果、上の画像の通り、とてもカラフルなアンタレス周辺を捉えることが出来ました。改造カメラでなくても充分に楽しめますので、この夏、ぜひレンズを向けていただければと思います。梅雨明け後のさそり座の頭部は、薄明終了後には南中を過ぎていますので、条件は悪くなりますが、1~2時間くらいは楽しめると思います。今回はSWAT-200にシンプルフォークDXを組み合わせたお気軽スタイルでの撮影です。
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撮影場所から望む明けの明星。夜明け前ともなると気温も10℃近くまで冷え込むので、ジャンパーがないと寒いです。
 
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2017年6月 3日 (土)

月齢7.6。

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■撮影データ
2017年6月2日20時00分~ ボーグ 107FL+ボーグ1.4×テレコン+ケンコー3×テレプラス (合成焦点距離/2520mm F23.6) キヤノン EOS 6D ISO400 1/40秒×30枚 RegiStax6でスタック Photoshopで画像処理 SWAT-350にて自動追尾 撮影地 千葉県鋸南町
 
シーイングは天気図からはあまり期待できそうもない感じでしたが、望遠鏡をセットして確認すると、決して良くはないのですが、常時大きめに揺らいでいる感じで、月全体の撮影には問題なさそうでした。真冬のようなチリチリした小刻みなシンチレーションだと、もうお手上げなのですが、大きな揺らぎだと意外とよく写せることがあります。今回もかなりシャープに仕上がって、上出来な一枚となりました。夏の安定した天気の時は、ほとんど止まっているようなゆったりした揺らぎになることがあり、そんなときは恐ろしいほど解像度の高い写真が写せます。
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気象庁ホームページより転載、2日午後9時の天気図。
 
いよいよ梅雨前線が迫ってきました。いやな季節ですが、機材の見直しや整備、たまった画像の整理などをしてみたらいかがでしょうか。また梅雨明け後の撮影計画を練るのも楽しいものです。カメラやレンズの保管も防湿庫に入れるか、乾燥剤を多めに入れたケースで密封保管するなどカビ対策をお忘れなく。
 
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2017年5月31日 (水)

SWATシリーズ生産状況。

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SWATシリーズポータブル赤道儀は、日食の影響もあってか、今年に入って予定を上回る販売状況が続き、特に5月は例年の3倍を超えるご注文をいただきまして、全機種完売となってしまいました。現在、次ロットの生産予定を繰り上げて進めておりますが、SWAT-350の販売再開は7月上旬頃になりそうです。すでにバックオーダーとなっており、梅雨明け早々に入手されたいお客様は、販売店様に早めにご予約をいただけますと幸いです。なお、当面SWAT-350の生産に注力して参ります関係で、SWAT-200とSWAT-300/300Sにつきましては、今月をもって生産終了とさせていただきます。これらのモデルもすでにメーカー在庫は完売しております。販売店様に少量の在庫があるかもしれませんので、各店にお問い合わせいただければと思います。SWAT-300は若干仕様変更を予定しており、年内に再投入予定です。

おかげさまでSWATシリーズはご購入のユーザー様より、とても高い評価をいただいております。ポータブル赤道儀でありながら、システマチックな拡張性があり、公称通りの高い追尾精度、独自のベアリング構成による耐荷重量、機動性を活かしたお気軽なノータッチ撮影はもちろん、長焦点撮影も可能なオートガイド対応など、数々の機能を満載。その高い追尾能力は、ユーザー様の作例ページをご覧いただければ、きっとご納得いただけるはずです。私自身も未熟ではありますが、SWATでの撮影を実践しており、使用して感じたことは製品の開発や改良にフィードバックしております。私のSWAT作例写真はこちらです。ご笑覧ください。

これからもユーザー様に愛される製品作りを心がけて参りたいと思っています。今後ともユニテックのSWAT製品をよろしくお願いいたします。

※写真は私が愛用しているSWAT-350で、アルミケースに一式まとめて移動しています。写真には一部試作品が使われており、製品とは異なります。

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2017年5月29日 (月)

M27亜鈴状星雲とM5球状星団。

いよいよ梅雨入りが近づいてきました。その前に少しでも撮影したいと思っていた昨日、通い慣れた房総半島の天気は芳しくないようです。しばしGPV予報とひまわりの画像をにらめっこしながら観測地を探しました。なるべく北の方がいいようなので、群馬と埼玉の県境ある御荷鉾山付近を候補にしました。ただ、一人ぼっちで山の中だと、熊とばったり出会って、引っかかれると痛そうなので、小心者の私は即座に山は諦め、人里に近い下久保ダム近くの駐車場で撮影することにしました。(笑)
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●M27亜鈴状星雲
2017年5月29日0時28分~ ボーグ107FL+リアコン1.4× 合成焦点距離840mm F7.9 IDAS HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO3200 240秒露出×35枚コンポジット SWAT-350 M-GEMで一軸オートガイド ステライメージ7 Photoshopで画像処理 群馬県藤岡市 下は拡大トリミング
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●M5
2017年5月28日22時18分~ ボーグ107FL+リアコン1.4× 合成焦点距離840mm F7.9 IDAS HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO3200 240秒露出×21枚コンポジット 星団中心部は60秒露出×6枚コンポジットを合成 SWAT-350 M-GEMで一軸オートガイド ステライメージ7 Photoshopで画像処理 群馬県藤岡市 下は拡大トリミング
 
昨夜は無風で長焦点の撮影でも大丈夫そうだったので、主砲ボーグ107FLに1.4×リアコンを装着し、840mm/F7.9で撮影に挑みました。対象はM27亜鈴状星雲とM5球状星団です。亜鈴状星雲はこぎつね座の惑星状星雲で比較的大きいため、小口径から楽しめる対象です。写真にもよく写ります。M5はM13と同じくらいの迫力ある球状星団です。M13はユーザー様の作例ページに福田さん蒼月さんの素晴らしい作品が続いているので、私はM5にしてみました。他にも球状星団としてはM3が有名ですが、アンタレスのすぐ隣のM4やいて座のM22、M55も大型で迫力ある姿を楽しめます。球状星団は撮影しても楽しいのですが、大口径の望遠鏡で高倍率をかけて覗くとボール状に星が密集している姿がとても美しいです。星雲と違って、直接見てもがっかりしない対象なので、機会があったら、ぜひ大口径で見てください。
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撮影地には19時半に到着しましたが、空一面に雲が広がっていました。GPVでは21時頃には晴れる予報ですが、なかなか晴れず、衛星画像をチェックするとちょうど雲と晴れの境目のようでした。しばらく様子見していたら、雲間からポツポツと星が見え始め、慌てて望遠鏡を設置しました。22時を回った頃にはすっかり快晴となり、そのまま夜明けまで撮影を楽しめました。梅雨入り前にあと一回くらい遠征したいところですが、これが最後になるかもしれませんね。しばらくの辛抱です。
 
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2017年5月28日 (日)

はくちょう座の散光星雲。

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●はくちょう座の散光星雲
2017年5月23日2時41分~ シグマ MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM 絞りF3.5 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO1600 120秒露出×16枚コンポジット SWAT-350ノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県鋸南町
 
フルサイズに105mmレンズで、はくちょう座の散光星雲を狙いました。人気の北アメリカ星雲、ペリカン星雲、サドル付近、網状星雲までバランス良く構図に収まります。あまり意識して見てなかったですが、サドル付近の散光星雲は、南北に大きく広がっているんですね。シグマのマクロ105mmレンズは、とてもシャープで気持ちの良い星像を結んでくれます。なかなかのレンズです。
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●天の川
2017年5月23日2時41分~ シグマ 12-24 F4.5-5.6 EX DG HSM 12mm 絞りF8 キヤノン EOS 6D(ノーマル) ISO1600 480秒露出×5枚コンポジット SWAT-200ノータッチ追尾 FlatAidePro Photoshopで画像処理 千葉県鋸南町
 
オマケ画像は超広角12mmで撮影した天の川です。この日は風が強くて、期待していた?夜露がつかず、天然のソフトフィルター効果は得られませんでした。(笑) そこで、出目金レンズの強い味方「FlatAidePro」のソフトフィルター効果で輝星をボカして雰囲気を出しました。
 
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2017年5月27日 (土)

バンビの横顔とサソリの尻尾付近。

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●バンビの横顔
2017年5月23日2時10分~ シグマ MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM 絞りF3.5 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO1600 120秒露出×12枚コンポジット SWAT-350ノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県鋸南町
 
強風で長焦点撮影を諦めた後、SWAT-350にはシグマの105mm F2.8マクロを搭載して、天の川の名所を撮影しました。バンビの横顔を中心に上にM16わし星雲とM17オメガ星雲、下にはM20三裂星雲とM8干潟星雲、そして左下に巨大球状星団のM22が確認できます。他にも淡い散光星雲が写っています。バンビの首飾りと呼ばれる赤と青が入り交じる星雲は小さいながら美しいです。
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●サソリの尻尾付近
2017年5月23日01時33分~ シグマ MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM 絞りF3.5 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO1600 120秒露出×14枚コンポジット SWAT-350ノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県鋸南町
 
サソリの毒針付近に広がる天の川と暗黒星雲を105mmで狙いました。この領域は房総半島からだと南天に低く、透明度の良い日でないとすっきり写せませんが、この日は強風が一晩中吹き荒れていたおかげもあってか、透明度がとても良く、コントラストが効いた画像を得ることが出来ました。点在する赤い散光星雲は、中央やや左上が彼岸花星雲、その下が出目金星雲、右下がえび星雲です。特にえび星雲は低空なため、好条件で撮影できるチャンスが少ない星雲です。
 105mm

本日ご紹介したエリアは、さそり座からいて座にかけての天の川中心部、上の画像の濃い部分になります。「バンビの横顔」が左で「サソリの尻尾付近」がその右下です。
  
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2017年5月26日 (金)

天の川中心部。

22日は前回ブログに掲載したM106銀河の撮影から始めました。焦点距離840mmと超望遠ですから、個々のM天体を迫力ある姿で狙えます。引き続き、いて座付近の天体でも撮影しようと目論んでいたのですが、撮影当初から強い風が吹いていて、夜が更けてもいっこうに収まる気配がありません。そこで長焦点はスパッと諦めて、カメラレンズでの撮影に切り替えました。
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●天の川中心部
さそり座 2017年5月22日22時58分~ いて座 23日0時38分~ キヤノン EF24-70mm F4L IS USM 焦点距離50mm 絞りF5.6 キヤノン EOS 6D(ノーマル) ISO1600 240秒露出×さそり座 19枚コンポジット いて座 20枚コンポジット 2パネルモザイク合成 SWAT-200 ノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県鋸南町
 
SWAT-350とは別にSWAT-200を使って、キヤノンの純正ズームでノータッチ撮影した天の川中心部です。焦点距離は50mmに設定して、さそり座といて座を別々に撮影し、Photoshopのフォトマージ機能でモザイク合成しました。この日は強い風が吹いていたおかげで、低空まで透明度が良く、夜露も夜明けまで皆無でした。思いのほか、コントラストの効いた天の川中心部が撮影できました。こう見てみると房総の星空もなかなかのものだと思います。カメラはノーマル6Dですが、そこそこ赤い星雲も写っていて、左上から、M16わし星雲、M17オメガ星雲、M20三裂星雲、M8干潟星雲、彼岸花星雲、出目金星雲、さらに南のIC4628えび星雲(クルマエビ星雲)まで綺麗に写せました。房総半島でのえび星雲の南中高度は15度程度なので、好条件に恵まれないとなかなか綺麗に写せない対象です。いつか拡大撮影してみたいです。それにしてもこの暗黒帯、すごい拡がりです。宇宙の神秘ですね。
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2017年5月25日 (木)

M106銀河。

22日の月曜日、梅雨入りが近づいていることもあって、少しでも天体撮影を楽しみたいと、いつもの房総へ出かけました。今回の撮影対象はM106銀河。20日にも30枚ほど撮っていたのですが、淡い部分を炙り出すには枚数不足で、今回撮り増してきました。
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●M106銀河
2017年5月20日21時24分~ 22日21時37分~ ボーグ107FL+リアコン1.4× 合成焦点距離840mm F7.9 IDAS HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO3200 240秒露出×62枚コンポジット SWAT-350 M-GEMで一軸オートガイド ステライメージ7 Photoshopで画像処理 千葉県鋸南町 下は拡大トリミング
 
M106はりょうけん座に属する銀河です。りょうけん座といえばM51子持ち銀河が有名ですが、このM106も負けずと立派な銀河ですので、ぜひ楽しんでいただきたい対象です。星図を下記に掲載しますので、参考にしてみてください。北斗七星のすぐそばにあります。このM106は比較的大きな銀河なんですが、撮影するとなるとちょっと大変で、中心部の明るい部分は簡単に写せても、周辺に広がった部分がとても淡く、なかなかの難物です。今回の撮影ではボーグ107FLに1.4×テレコンを使用してF8と暗くなったため、ISO3200に感度を上げ、4分露出を62枚でトータル4時間に及ぶ画像をコンポジットしましたが、まだまだ枚数不足を感じます。もう少し明るい光学系で狙った方がよいかもしれません。
夏の天体も撮影しやすくなってきました。今週末が梅雨入り前、最後の新月期となりますので、晴れたらぜひお楽しみください。
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しし座、おとめ座、かみのけ座、りょうけん座、おおぐま座は系外銀河の宝庫で、どこを向けて撮っても何かしらの銀河が写り込むようなエリアです。
 
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