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2015年10月 4日 (日)

SWAT-350+ボーグ71FLお気軽星野撮影。

昨晩は月が昇る22時前くらいまでは星野撮影ができそうだったので、房総半島へ出かけてきました。直前に大風が吹いたせいか、透明度も高く、天の川もよく見えました。今回はボーグ71FL+レデューサーをチョイス。夏の天の川周辺の散光星雲と散開星団をSWAT-350によるノータッチガイドで狙ってみました。露出時間はわずか60~90秒のお気楽撮影です。
 

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ボーグ71FLはコンパクトでとても使いやすいです。レデューサー併用だと焦点距離288mmでF4となり、SWAT-350でノータッチガイドするのにちょうどいいスペックとなります。今回の撮影は、いつもの亀山湖よりさらに南下して、鋸南町の佐久間ダムまで出かけました。
 

Milkyway_4

●夏の天の川
2015年10月3日18時48分04秒~ シグマ 12-24ズーム 12mm F4.5 絞り解放 キヤノン EOS 6D ISO1600 90秒×3枚コンポジット SWAT-200によるノータッチガイド 千葉県鋸南町

この時期は天文薄明が終わる頃に、ちょうど天の川が直立しています。まだしばらく、夏の天の川周辺の撮影対象も狙えます。夏の大三角形が滲んだのは、夜露で天然のソフトフィルターがかかったからで、ホントはベガとアルタイルだけしかボケてなかったんですが、せっかくなのでデネブは画像処理でボカしました。(笑) ボールのように飛び出た超広角レンズは夜露対策が難しいですね。とりあえず、車内に持ち込んで自然乾燥させてますが、なにかよい方法がありますか?
 M16m17_2

Photo

●M16 M17
2015年10月3日19時18分07秒~ ボーグ 71FL+レデューサー0.72×(288mm F4) キヤノン EOS 6D(SEO-SP4改造) ISO1600 60秒×5枚 90秒×5枚コンポジット SWAT-350によるノータッチガイド 千葉県鋸南町

M8 M20のちょっと上(北)にある散光星雲で、セットで撮影すると便利です。どちらも300mmくらいの焦点距離でちょうどいい感じで構図に収まります。上がM16、下がM17です。M8、M20と並んで初心者に人気の対象ですね。M17はオメガ星雲とか白鳥星雲とも呼ばれます。M17のすぐ下のちょっと明るい星の集団が散開星団M18です。あまりパッとしないですね。下の拡大画像は、切り出したものです。
 

M11_2

M11

●M11
2015年10月3日19時54分53秒~ ボーグ 71FL+レデューサー0.72×(288mm F4) キヤノン EOS 6D(SEO-SP4改造) ISO1600 60秒×5枚コンポジット SWAT-350によるノータッチガイド 千葉県鋸南町

たて座にあるM11は上のM18と比較にならないくらい密集度が高い見事な散開星団です。まるで球状星団のように見えます。天の川の暗黒帯が入り組んでいる様子も1分露出で簡単に写せます。下辺中央やや左の球状星団は8.2等級のNGC6712です。下の画像はM11部分を切り出したものです。
 

Cyg

●はくちょう座γ星(サドル)付近
2015年10月3日20時15分50秒~ ボーグ 71FL+レデューサー0.72×(288mm F4) キヤノン EOS 6D(SEO-SP4改造) ISO1600 60秒×8枚 90秒×8枚コンポジット SWAT-350によるノータッチガイド 千葉県鋸南町

はくちょう座の十字がクロスする真ん中の星がγ星。サドルと呼ばれています。この星の周辺には赤い散光星雲が広がっていて、デネブの脇にある北アメリカ星雲やペリカン星雲と並んで、よく撮影される対象です。赤い散光星雲の画像処理についてはこちらをご覧ください。

この時期は天文薄明が終わった頃にちょうど天の川が直立してますので、周辺の星雲星団も、まだしばらくは撮影できます。これから新月に向かいますので、一晩で夏から冬の魅力的な対象を一網打尽にできます。撮影計画を入念に立てて、お出かけください。夜は冷え込むこともありますので、防寒対策もお忘れなく。

http://www.unitec.jp.net/

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