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2017年2月17日 (金)

意外に使える? スマホの極軸設置。

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●M42
2017年2月15日20時35分~ シグマ APO 300mm F2.8 EX DG HSM(絞りF4) キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO200 60秒露出×41枚コンポジット Photoshopで画像処理 SWAT-350によるノータッチ追尾 撮影地 東京都目黒区
 
上の画像は、なんてことないオリオン大星雲ですが、いくつかのチャレンジが込められています。まずは撮影地がユニテックのある目黒区です。それも渋谷駅から直線距離で1.5キロくらいの位置なので、バリバリの超光害地です。2等星くらいまでしか見えないような場所でノーフィルターで撮りました。しかも北極星が見えない南向きのベランダからですから、正確な極軸設置は簡単にはできません。そんな逆境下でのチャレンジです。まずは、極軸設置ですが、あえてスマホの傾斜計とコンパスアプリだけでの設置です。それで、どこまで露出を延ばせるのか…。下の画像をご覧ください。
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シグマの300mm F2.8をF4まで絞って、フルサイズのEOS 6Dで撮影した画像をピクセル等倍で切り出しました。それぞれ一枚ものです。左が60秒、中が90秒、右が120秒露出です。さすがにスマホ設定だけだと、焦点距離300mmもの望遠で120秒露出は厳しい感じですが、それでもほぼ点像といえるレベルではないでしょうか。たまたま上手く設置できたりすることもあると思いますので、安全をみると、焦点距離200mmで60秒露出なら、まず安心して撮れると考えていいと思います。スマホ設置、なかなか侮れませんね。本来なら、ここからドリフト法で追い込めばよいのですが、それがなかなか面倒なんで、気軽さがなくなってしまいますね。スマホ設置ではここまでと割り切って使うのがよいのではないでしょうか。
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こんな感じで調整してみました。コンパスアプリはかなり微妙で、磁気偏角を補正してくれてるのかもわからないくらいで、時にはあらぬ方向を指すこともあり、極軸微動ユニットについている方位磁石と比べて「まぁこんなもんかなぁ」という程度のいい加減なセッティングです。
 Photo

インターバルタイマーをセットして、あとは暖かい室内でTVでも見てればいいのですから、ベランダでの撮影はお気楽です。焦点距離300mmで1分ほどの露出が可能とわかったので、ユーザーの作例ページで奮闘しているHUQさんと蒼月さんの「光害地で撮る…」シリーズに参戦しようかと思い始めました。(笑)
 
http://www.unitec.jp.net/

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