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2017年9月26日 (火)

ソニーα7sIIによるM27、パックマン星雲、M42。

M27

●M27 亜鈴状星雲
2017年9月25日20時58分~ ボーグ107FL+フラットナー1.08× 合成焦点距離 648mm F6.1 ソニー α7sII ISO6400 30秒露出×59枚コンポジット SWAT-350 M-GEMで一軸オートガイド Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 Packman

●NGC281 パックマン星雲
2017年9月25日22時42分~ ボーグ107FL+フラットナー1.08× 合成焦点距離 648mm F6.1 ソニー α7sII ISO12800 30秒露出×89枚コンポジット SWAT-350 M-GEMで一軸オートガイド Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 M42_

●M42 オリオン大星雲
2017年9月26日3時32分~(53枚) 10月1日3時14分~(91枚) ボーグ107FL+フラットナー1.08× 合成焦点距離 648mm F6.1 ソニー α7sII ISO12800 30秒露出×144枚コンポジット SWAT-350 M-GEMで一軸オートガイド Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 
昨夜の房総半島は天気がよさそうでしたので、ソニーのα7sIIで、最初のテスト撮影に向かいました。撮影地に午後8時前に到着して機材をセットアップ。久しぶりの主砲ボーグ107FLでの撮影です。到着時に南西の空で輝いていた細い月はまもなく沈みましたが、空に広がった薄雲がなかなかどいてくれず、雲間をぬって、M27亜鈴星雲から撮影を始めました。事前に調べたところ、α7sIIの赤の感度は伸びていないようで、ノーマル状態では、赤い星雲は厳しいようです。M27は赤と青緑が複雑に絡み合う美しい惑星状星雲ですが、α7sIIでは赤い部分があまり写らず、青緑がメインの亜鈴状星雲となりました。続いて、Hαの散光星雲「NGC281 パックマン星雲」と「M42オリオン大星雲」を撮影してみました。やはり赤が弱く、青い成分が中心のノーマルカメラらしい写りです。天体用としては、やはりフィルター改造したいところですね。いずれの画像も薄雲の影響があったのか、輝星が滲んでいます。撮影感度はM27はISO6400、パックマンとオリオン星雲がISO12800、すべて30秒露出の大量コンポジットで仕上げています。α7sIIはこのような高感度でもノイズが少なく、とても魅力のあるカメラなのがわかります。

以前のブログにご要望のコメントをいただた皆さま、どもうありがとうございました。今回、このカメラを私も初めて使いましたが、ライブビューに暗い星まで写るので、ピント合わせにちょうどいいやや暗めの星を選ぶのが楽でした。バリアングルなのも無理な姿勢を強いられず楽チンでよかったです。逆にもうちょっと電池が長持ちして欲しいとか、アプリ撮影時の反応が遅いとか、気になる点がいくつかありました。現状、星喰い現象が解決して、31秒以上の14bit記録が出来るようになってくれれば、あとはフィルター改造することで天体用の最強カメラになるかもしれない素質を持っているのではないかと思いました。
 M42_2_3

●M42部分の拡大トリミング
選択的に画像処理を駆使すれば、上の画像くらいに赤を引き出せます。フィルター改造した写真になんとか迫れました。
 
http://www.unitec.jp.net/

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