« 2017年8月 | トップページ | 2017年10月 »

2017年9月

2017年9月30日 (土)

ソニーα7sIIによる月齢9.2。

Photo_2

■撮影データ
2017年9月29日20時10分~ ボーグ 107FL+ボーグ1.4×テレコン+ケンコー3×テレプラス (合成焦点距離/2520mm F23.6) ソニー α7sII ISO1000 1/100秒×100枚 RegiStax6でスタック Photoshopで画像処理 SWAT-350にて自動追尾 撮影地 東京都目黒区
 
8月29日の月面Xから、ちょうど一ヶ月ぶりに月面を撮影しました。今回はソニーα7sIIのテストを兼ねての撮影です。α7sIIにはメカニカルシャッターを使わない電子シャッターのサイレントモードがあるので、シャッターブレをまったく気にしないで撮影できました。気圧配置の割りにシーイングが悪く、感度を高めにして速めのシャッター速度で撮りました。結果として、まずまずといった出来です。この月齢の見どころはクラビウス、ティコ、直線の壁、プラトーなどの有名なクレーターや地形です。クレーターチェーンも見え始めています。
月面は明るいため解像度が高いカメラでもノイズは気になりません。そのため月面には、α7sIIよりもα7rIIの方が向いていると思います。
 Photo_3
気象庁ホームページより転載、29日午後6時の天気図。
 
http://www.unitec.jp.net/

2017年9月29日 (金)

回転ユニット2モデルが生産終了。

Photo

写真の「粗動付微動回転ユニット」と「粗動回転ユニットミニ」の生産は終了いたしました。すでに弊社の在庫はございません。

改良を施した次期「粗動付微動回転ユニット」は11月下旬の発売予定で生産を開始しております。改良ポイントは軸受け構造を見直し、従来よりも高強度なベアリグを4個投入して耐荷重性能を大幅に高めました。また、年内発売予定の恒星時目盛環を採用したSWAT-310(仮称)での、目盛環導入を見据えて、回転ユニットの目盛環を任意の位置に調整できるようにしています。新製品の発売まで、もうしばらくお待ちください。
「粗動回転ユニットミニ」は後継モデルの開発予定はございません。同様の機能が得られるアルカスイス回転ユニットをご使用ください。

生産終了にあたり、ユーザー様には大変ご迷惑をお掛けいたしまして、申しわけございません。今後とも、SWAT製品をよろしくお願いいたします。
 
http://www.unitec.jp.net/

2017年9月28日 (木)

ソニーα7sIIによるM31アンドロメダ銀河。

M31

M31_2

●M31 アンドロメダ銀河
2017年9月25日23時44分~ ボーグ107FL+フラットナー1.08× 合成焦点距離 648mm F6.1 ソニー α7sII ISO12800 30秒露出×121枚コンポジット SWAT-350 M-GEMで一軸オートガイド Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町 ※下は拡大トリミング
 
前回ブログでHα星雲を狙ってみましたが、ノーマルカメラのため、赤の写りはいまひとつでした。それでは赤くない対象(ホントはちょっとだけ赤い部分があるけど)を撮ってみようということで、狙ったのがM31アンドロメダ銀河です。この晩は日付をまたいだ前後1時間ずつの2時間ほど快晴になってくれたので、その間に121枚ものカットを量産できました。といってもわずか30秒露出なので、トータルで1時間ですから、たいした時間じゃないですが、これくらいのコンポジット枚数になるとISO12800でも充分に高画質が得られることがわかります。淡い部分の荒れも抑えられて、そこそこ見応えのあるアンドロメダ銀河に仕上げられました。高感度短時間撮影で多枚数コンポジットなど、使い方を工夫すればソニーα7sIIの天体写真適性はなかなか高いのではないでしょうか。
 Photo

M31アンドロメダ銀河の導入はいとも簡単です。ペガスス座の四角形→アンドロメダ座と辿ってもいいのですが、カシオペヤ座のW字の右から二番目、α星シェダルを真ん中に入れて、赤緯の目盛りを見ながら南に15°振ればスムーズに導入できます。
 
※ユーザー作例ページ常連の蒼月様のSWAT-200による「すばる」が、ボーグ中川さんのブログに掲載されています。ぜひご覧ください。こちらから。
 
http://www.unitec.jp.net/

2017年9月26日 (火)

ソニーα7sIIによるM27、パックマン星雲、M42。

M27

●M27 亜鈴状星雲
2017年9月25日20時58分~ ボーグ107FL+フラットナー1.08× 合成焦点距離 648mm F6.1 ソニー α7sII ISO6400 30秒露出×59枚コンポジット SWAT-350 M-GEMで一軸オートガイド Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 Packman

●NGC281 パックマン星雲
2017年9月25日22時42分~ ボーグ107FL+フラットナー1.08× 合成焦点距離 648mm F6.1 ソニー α7sII ISO12800 30秒露出×89枚コンポジット SWAT-350 M-GEMで一軸オートガイド Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 M42_

●M42 オリオン大星雲
2017年9月26日3時32分~(53枚) 10月1日3時14分~(91枚) ボーグ107FL+フラットナー1.08× 合成焦点距離 648mm F6.1 ソニー α7sII ISO12800 30秒露出×144枚コンポジット SWAT-350 M-GEMで一軸オートガイド Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 
昨夜の房総半島は天気がよさそうでしたので、ソニーのα7sIIで、最初のテスト撮影に向かいました。撮影地に午後8時前に到着して機材をセットアップ。久しぶりの主砲ボーグ107FLでの撮影です。到着時に南西の空で輝いていた細い月はまもなく沈みましたが、空に広がった薄雲がなかなかどいてくれず、雲間をぬって、M27亜鈴星雲から撮影を始めました。事前に調べたところ、α7sIIの赤の感度は伸びていないようで、ノーマル状態では、赤い星雲は厳しいようです。M27は赤と青緑が複雑に絡み合う美しい惑星状星雲ですが、α7sIIでは赤い部分があまり写らず、青緑がメインの亜鈴状星雲となりました。続いて、Hαの散光星雲「NGC281 パックマン星雲」と「M42オリオン大星雲」を撮影してみました。やはり赤が弱く、青い成分が中心のノーマルカメラらしい写りです。天体用としては、やはりフィルター改造したいところですね。いずれの画像も薄雲の影響があったのか、輝星が滲んでいます。撮影感度はM27はISO6400、パックマンとオリオン星雲がISO12800、すべて30秒露出の大量コンポジットで仕上げています。α7sIIはこのような高感度でもノイズが少なく、とても魅力のあるカメラなのがわかります。

以前のブログにご要望のコメントをいただた皆さま、どもうありがとうございました。今回、このカメラを私も初めて使いましたが、ライブビューに暗い星まで写るので、ピント合わせにちょうどいいやや暗めの星を選ぶのが楽でした。バリアングルなのも無理な姿勢を強いられず楽チンでよかったです。逆にもうちょっと電池が長持ちして欲しいとか、アプリ撮影時の反応が遅いとか、気になる点がいくつかありました。現状、星喰い現象が解決して、31秒以上の14bit記録が出来るようになってくれれば、あとはフィルター改造することで天体用の最強カメラになるかもしれない素質を持っているのではないかと思いました。
 M42_2_3

●M42部分の拡大トリミング
選択的に画像処理を駆使すれば、上の画像くらいに赤を引き出せます。フィルター改造した写真になんとか迫れました。
 
http://www.unitec.jp.net/

2017年9月25日 (月)

シグマ 50mm F1.4 Artによるペルセウス座。

_so

Photo

●ペルセウス座
2017年9月19日0時14分~ シグマ 50mm F1.4 DG Art 絞りF2.8 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改) ISO1600 90秒露出×21枚コンポジット SWAT-200でノータッチ追尾 Photoshop、FlatAide Pro(ソフトフィルター効果)で画像処理 千葉県大多喜町
 
18日の夜、最後に撮影したのが「ペルセウス座」です。このようにフルサイズに50mm標準でちょうどいい大きさの星座は多く、ぜひ気軽に撮影していたければと思います。ペルセウス座の撮影対象といえば、二重星団カリフォルニア星雲が人気です。どちらも巨大な対象なので、200mm望遠で迫力のある姿を写せます。カリフォルニア星雲の真南(上の画像では下方向)には、すばるがありますので、このまま構図を下げれば両方を同時に撮れます。標準から中望遠に最適な対象となります。作例はこちらこちら
 Photo_2

超広角20mmで撮影した秋の天の川から50mm標準によるペルセウス座を切り出してみました。左下隅の外側くらいにすばるがあります。
 Photo
ペルセウス座も天の川の中ですが、お隣のカシオペヤ座と比べるとかなり薄く感じます。
  
http://www.unitec.jp.net/

2017年9月23日 (土)

シグマ 50mm F1.4 Artによるカシオペヤ座。

_so

Photo

●カシオペヤ座
2017年9月18日22時35分~ シグマ 50mm F1.4 DG Art 絞りF2.8 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改) ISO1600 90秒露出×20枚コンポジット SWAT-200でノータッチ追尾 Photoshop、FlatAide Pro(ソフトフィルター効果)で画像処理 千葉県大多喜町
 
18日の夜、ケフェウス座を撮り終えた後、カシオペヤ座にレンズを向けました。今回、SWAT-200にシンプルフォークDXを組み合わせ、L型ブラケットでカメラを保持してノータッチ撮影しています。L型ブラケットですから、縦横の構図変換が簡単にできます。カシオペヤ座は横構図で撮影しました。北が上になるようにしています。宇宙に北も南もなく、あまりこだわる必要もないかもしれませんが、天体写真の場合、地上を配した星景写真や特別の目的があるとき以外は、北を上にして撮るのが基本とされています。星図と見比べたり、モザイクしたりするときに何かと便利になります。あと、天文雑誌に応募する場合、北が上でない作品は編集部の予備審査で落とされてしまい、審査員が目にすることはないと、元天文ガイド編集長の高槻さんが言ってました。雑誌の編集にかかわっていた本人がいうのですから、当時はそういう基準だったのだと思います。もっとも、よほど出来の良い作品なら、編集部で北を上にしたことを明記して掲載したことはあったようですけど…。ちょっと話がそれてしまいましたが、カシオペヤ座付近も魅力ある天体のてんこ盛りです。大型の対象は胎児星雲とハート星雲、ペルセウス座に位置してますが、有名な二重星団、ケフェウス座のクエスチョンマーク星雲がW字のすぐそばに位置しています。これらは200mm程度の望遠で充分に楽しめる対象です。もう少し焦点距離が長ければ、パックマン星雲やM52とバブル星雲、明るい散開星団も狙ってみたいところです。
 Photo_3

超広角20mmで撮影した秋の天の川から50mm標準によるカシオペヤ座を切り出してみました。中央下の銀河がM31アンドロメダ銀河です。
 Photo_2

カシオペヤ座は天の川の中だけあって、星雲や星団の宝庫です。秋の空も魅力たっぷりですね。
 
http://www.unitec.jp.net/

2017年9月21日 (木)

シグマ 50mm F1.4 Artによるケフェウス座。

_so

Photo

●ケフェウス座
2017年9月18日21時53分~ シグマ 50mm F1.4 DG Art 絞りF2.8 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改) ISO1600 90秒露出×20枚コンポジット SWAT-200でノータッチ追尾 Photoshop、FlatAide Pro(ソフトフィルター効果)で画像処理 千葉県大多喜町
 
18日の晩はシグマの50mm F1.4 Artで秋の星座写真をいくつか撮影しました。まずは天の川沿いではくちょう座に続く「ケフェウス座」を撮りました。夏の天の川のハイライト部、さそり座やいて座の賑やかな対象が西に傾くと、ケフェウス座付近の対象が撮り頃を迎えます。赤い散光星雲が豊富で、なんといってもガーネットスター付近に大きく広がるIC1396と少し暗いですがすぐ西にあるSh-2 129、そしてクエスチョンマーク星雲はおさえたいです。105mmくらいの中望遠ならIC1396とクエスチョンマーク星雲の間にある数多く散光星雲も面白い対象になります。300mmクラスなら青く美しいアイリス星雲もお勧めです。
 Photo_3

超広角20mmで撮影した秋の天の川から50mm標準によるケフェウス座を切り出してみました。北極星が近いエリアなので、上を北すると傾いてしまいます。
  
http://www.unitec.jp.net/

2017年9月19日 (火)

秋の天の川。

Photo

Photo_3

●秋の天の川
2017年9月18日23時30分~ シグマ 20mm F1.4 DG Art 絞りF2.8 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改) ISO1600 90秒露出×21枚コンポジット SWAT-200でノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 
台風一過の昨日は久しぶりの快晴となり、翌日が平日ですが、新月期でもあることから、時間限定で房総へ出かけることにしました。午後10時を回るころから空は一段と暗くなってきて、秋の天の川がクッキリと見えるようになり、透明度もなかなか良さそうです。そこで、シグマの超広角20mm Artをチョイス。秋の天の川を一網打尽にしてみました。撮影を終えた午前1時過ぎに雲が広がり始めて撤収。早めに寝られたので翌朝が楽でした。
画像はカシオペヤ座を中心に秋の天の川を狙ったもですが、200mmクラスでも充分に楽しめる大型の散光星雲のオンパレードです。はくちょう座の北アメリカ星雲を始め、ケフェウス座のIC1396、クエスチョンマーク星雲、カシオペヤ座の胎児星雲とハート星雲、ペルセウス座のカリフォルニア星雲が有名です。他にもパックマン星雲、まゆ星雲など小型のHα星雲が数多く存在しています。M31アンドロメダ銀河、二重星団h-χも巨大です。広角から超望遠まで存分に楽しめますので、ぜひレンズを向けてください。
 
http://www.unitec.jp.net/

2017年9月16日 (土)

ソニー製カメラの天体写真適性はいかに…。

Ii

ソニーさんのα7sIIで天体写真を撮影する機会を得ました。これまで自分ではキヤノンしか使ったことがないので、同様の事が出来るのか取説と睨めっこしながらになりそうです。ちょっと試したところ、タイムラプスアプリ(1,028円)をインストールすれば、30秒以内の露出でインターバル撮影が出来るようなので、それでテスト撮影してみたいと思います。

ネット上で広く知られている問題点は、「星喰い現象」「4秒以上露出で微光星消失」「31秒露出以上は12bit」「赤はあまり写らない」「マウント開口部でケラレる」「長時間露出のインターバル撮影タイマーがオプションにない」などです。さて、撮影の結果はいかに…
 
http://www.unitec.jp.net/ 

2017年9月14日 (木)

星をもとめて2017に出展します。

Photo
今週末、京都で開催される関西最大の天文イベント「星をもとめて」に出展いたします。胎内星まつり同様に、SWAT-350にボーグ鏡筒を搭載したセット。SWAT-300の後継モデルの試作品。また、シグマさんのご協力で、最新のArtシリーズから超広角の14mm F1.8 Artと135mm F1.8 Artをデモ展示します。夜晴れたら、SWATを使って試写も可能です。さらにノーブランドのアルカスイスパーツの即売も予定しています。お得なパーツをご用意していますので、ぜひSWATブースにお越しください。

★追記…台風接近による悪天候が予想されるため、今年の「星をもとめては」中止になりました。

■星をもとめて公式ページはこちら。→http://www.hoshimoto.jp/
 1

ボーグさんの協力により、SWATにボーグ鏡筒を搭載してデモします。
 Sigma

シグマさんからは、天体撮影に最適な超広角14mm F1.8 Artと135mm F1.8 Artをデモ展示。夜晴れたら試写もOKです。
※キヤノンEFマウントのみ。試写希望者多い場合は一人10分程度とさせていたただきます。
 2

ユニテックブースで販売予定の中国製アルカスイス互換パーツ群。粗動回転付きキャッチャーはミニレールとケース付きで3,704円(税別)、L型ブラケット、200mmレールは各1,389円(税別)、140mmと200mmのキャッチャー付きレールは、それぞれ税別1,852円と2,315円で販売。50mmアルカキャッチャーはミニプレート付きで1,389円(税別)、キャッチャーのみ926円(税別)です。各5個程度ご用意しています。
※中国製アルカスイスパーツは、すべて新品ですが、小傷、汚れがございます。
 
http://www.unitec.jp.net/

2017年9月 5日 (火)

シグマ APO MACRO 180mmによるM45プレアデス星団。

M45

●M45プレアデス星団
2017年9月3日1時58分~ シグマ APO MACRO 180mm F2.8 絞りF3.5 キヤノン EOS 6D ISO1600 150秒露出×29枚コンポジット SWAT-200にてノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 
前回ブログの「IC1805ハート星雲とIC1848胎児星雲」の撮影と平行して、シグマのAPO MACRO 180mm F2.8でM45プレアデス星団周辺を撮影してました。このレンズはフローライト相当の光学ガラスを3枚も使った贅沢な設計ですから、性能が悪いわけがありません。シャープな星像がフルサイズ全面を埋め尽くし、天文ファンからも高い評価を得ているレンズです。今回はSWAT-200にシンプルフォークDXで搭載してノータッチ追尾しました。ヒーターをつけてなかったので、レンズにうっすら露がついたのを確認して終了。それでも30枚近く撮影できました。最後の方のコマは若干星像の滲みがありますが、ソフトフィルター効果ということで、それもまとめてコンポジットしました。(笑) すばる周辺は分子雲に覆われていて、そのベールを少し意識してみました。おまけで、すばるの左(東)にパンスターズ彗星も写ってくれました。
 M45_2

●M45プレアデス星団(すばる)とパンスターズ彗星 (C/2015 ER61)。
 
http://www.unitec.jp.net/

2017年9月 3日 (日)

IC1805ハート星雲とIC1848胎児星雲。

Photo

Photo_2

●IC1805ハート星雲とIC1848胎児星雲
2017年9月3日2時29分~ ボーグ 55FL+レデューサー 200mm F3.6+IDAS HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO1600 150秒露出×21枚コンポジット SWAT-350にてノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町 ※下は拡大トリミング
 
昨夜は台風が東にそれてくれたおかげで、房総半島は雲ひとつない快晴となってくれました。月が沈んでからのわずかな時間ですが、久しぶりの星空を満喫してきました。撮影時間も少ないので、超お気軽なボーグ55FL+レデューサー(200mm F3.6)とSWAT-350のノータッチ撮影です。ボーグ55FLは「ハイスピード55」と呼ばれる人気モデルで、とにかく明るくてシャープな星像です。フルサイズで使用しても針先でついたような鋭い星像が全面に広がり、四隅のほんのわずかな部分が崩れるだけです。これは凄い性能です。もう一年以上も前に購入していたのですが、今回がファーストライトです。こんな凄い鏡筒を眠らせていたなんて、なんてもったいないことでしょう。これだけシャープだと、SWAT-350の追尾精度を持ってしても流れるんじゃないかと、ちょっと不安でしたが、全コマ点像で、まったく心配無用でした。といってもこのエリアは北極星に近いので、ピリオディックモーションの影響が小さくなります。追尾精度の悪い赤道儀でも星を点像に写せる可能性が高いので、ISO12800くらいの高感度で30秒以内の露出、そして大量コンポジットで高画質を得る手法で狙うのも面白いかもです。撮影対象の「ハート星雲」はオシャレなネーミングでよいのですが、「胎児星雲」はどうなんでしょう。確かに胎児にそっくりな形ですが、もっとかわいい呼び名はないんでしょうか…。
 

2

ハート星雲と胎児星雲の導入はSWAT-350ならいとも簡単です。カシオペヤ座のW字の真ん中、γ星を視野の中心に入れ、目盛環を見ながら、東に1h50m回せば、導入完了です。γ星でピント合わせも行えば効率がいいです。
 
http://www.unitec.jp.net/

« 2017年8月 | トップページ | 2017年10月 »