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2019年8月

2019年8月26日 (月)

SWAT-310V-spec(β版)レビュー。

Swat310
胎内星まつり2019ではじめて姿を現した「V-spec」(β版)のレビュー記事が天文リフレクションズさんのページに掲載されました。多くのページの割いていただき、超充実のレビューとなってます。どうもありがとうございます。SWAT-310はこれまでも天リフ山口さんの主力機として活躍してましたが、V-spec発表を前に一足早くアップグレードさせていただき、早速ご使用くださいました。SWAT-310V-specを使っての感想や作例、オプション群の紹介など盛りだくさんの内容になっています。ぜひご覧ください。こちらからどうぞ。(http://reflexions.jp/tenref/orig/2019/08/23/9283/

「V-spec」はSWAT-310/350のスペシャル版となります。スタンダード版との違いは、ずばり追尾精度です。スタンダード版のピリオディックモーションは±7″前後で充分過ぎるほど高精度ですが、V-specにはPEC(Periodic Error Correctionの略 )を搭載して、約20%精度アップし、なんと±5.5″前後まで向上させています。しかも東西どちらの偏荷重時でもこの精度を保証(スタンダード版は東側偏荷重時のみ±7″前後の保証で西側偏荷重は未測定)します。さらに、電源投入時に偏荷重方向を選択するモードを搭載。この場合は±4~5″程度まで向上します。焦点距離400~500mmクラスのノータッチ撮影も視野に入ります。この追尾精度は、現在市場に出回っている赤道儀の中でもトップクラスとなり、「ポータブル赤道儀は精度の悪い広角レンズ用のおもちゃ」という一般的な概念を変える画期的な製品になると思います。どうぞご期待ください。
現在、βユーザーさまによるテストが行われております。問題がなければこの秋頃に発売、価格はスタンダード版の3~4万円高を予定しています。なお、スタンダード版のSWAT-300S/300/310/350からV-specへのバージョンアップにも対応予定(価格未定)です。詳細は後日、発表いたします。
 
NormalSpecial
V-spec試作機にて測定。焦点距離900mmm、2周期分(約14分間)撮影。
ノーマル起動で±5″以下が出た個体については、荷重方向限定モードで追尾精度が向上しない場合があります。
 
https://www.unitec.jp.net/ 

2019年8月25日 (日)

胎内星まつり2019に参加しました。

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「胎内星まつり2019」に参加しました。ユニテックブースには、この秋発売予定のSWAT-350V-specとSWAT-310V-specのβ版を展示しました。V-specはけっこう苦労して開発した渾身の作なんですが、ほとんどのお客様はスルーで、「なんか変わったの?」という感じでした。う~ん、外観がまたく一緒で変化なしなので、ごもっともです。筐体をゴールドにでもすればインパクトがあったかもしれませんね。(笑) まぁ、これは想定通りで、性能についても通常のSWAT-350/310の±7″程度で充分といえば充分なんですよね。 ただ、何人かのコアなユーザーさんからは熱心に質問を受けまして、PECを搭載して±5.5″前後の高精度になって、300mm望遠くらいならほぼ完璧にガイドできることをご説明させていただきました。正直言って、開発の当初からV-specはあまり売れるとは思ってなくて、私自身のこだわりで作ったので、一部のマニアックなユーザーさんに評価してもらえたらそれだけで嬉しいです。
 
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 デモ展示したSWAT-350/310V-spec。超高精度±5.5″前後を達成しています。
 
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SWATブースは例年通り、本部の真ん前。外山電子さんと並んで出展させていただきました。奥の方が、外山電子の外山さん。モーター駆動一筋の人生を歩んでいらっしゃいます。SWAT-350/310V-specのPECも外山電子さんにお世話になりました。
 
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天文ガイドの佐々木編集長と井川カメラマンにもお越しいただき、熱のこもった取材(笑)を受けました。11月号(10/5発売)にちっちゃく載せてもらえるかも…。みなさま、天文ガイドをぜひご購入ください! 話しは変わりますが、井川カメラマンとは昔のバンド仲間で30年前くらいの胎内星まつりで一緒に演奏してました。私は10年ほどで引退しましたが、井川さんはまだ現役でギターを弾いてます。若いなぁ~(笑)

来月は「星をもとめて」に参加予定です。関西のみなさま、ぜひ遊びにいらしてください。
 
ご来場のみなさま、どうもありがとうございました。運営スタッフのみなさま、お疲れさまでした。ユニテックは来年もさらにグレードアップして参加予定です。
 
https://www.unitec.jp.net/ 

2019年8月21日 (水)

胎内星まつり2019に参加します。

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胎内星まつり2019は、いよいよ明後日23日(金)からです。今年は目玉として年内に発売予定のSWAT-310とSWAT-350のスペシャルモデル「V-spec」(βバージョン)をはじめてお披露目します。V-specは、従来のSWATにPEC(ピリオディックモーション補正)を搭載して追尾精度を大幅に高めた製品で、これまでの±7″前後から20%ほど精度アップして、なんと±5.5″前後を達成しています。そのほかユニークな特徴は西側偏荷重時でも東側偏荷重時と同程度の追尾精度を保証しています。より長時間露出や長焦点撮影の成功率がアップします。また今年もボーグさんのご協力で、71FLなどをSWATに搭載して展示いたします。 どうぞご期待ください。
 
胎内星まつり限定特価販売のお知らせ
SWAT販売店の協栄産業様のブースにて、SWAT本体のB品を数量限定で特価販売いたします。B品といっても筐体にわずかな傷があるだけの未使用新品です。 SWAT-350が3台、SWAT-310が1台ご用意していますので、この機会をお見逃しなく! ユニテックブースで確かめて、協栄産業さんのブースでゲットしてください。

●協栄産業さんの特設ページはこちら
 
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ユニテックブースでは例年通り、弊社中国ルートから入手した中国製ノーブランドアルカスイス互換パーツ群を販売いたします。アルカキャッチャーは1,300円、70mmレール付きアルカキャッチャー1,800円。粗動回転付きアルカキャッチャーは70mmレールとケース付きで3,000円。L型汎用ブラケット1,300円、150mmレール1,000円、200mmレール1,500円、300mmレール2,000円。キャッチャー付き140mmレール2,000円、キャッチャー付き200mmレール2,500円。その他、モバイルバッテリーUSB 5VからSWAT対応の9Vに変換する昇圧電源ケーブルが500円、1/4インチカメラネジ100円などの小物もご用意しています。ぜひユニテックブースへお越しください。

※価格は税込みです。
※中国製アルカスイス互換パーツは、すべて新品ですが、小傷、汚れがございます。
※アルカスイス互換パーツはメーカーにより若干寸法が異なり、うまく適合しない場合がございます。ご了承ください。
 
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2019年8月20日 (火)

シグマ 105mm F1.4 Artによるハート&ソウル星雲付近。

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●ハート&ソウル星雲付近
2019年8月5日1時24分~ シグマ 105mm F1.4 Art 絞りF2.8 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO1600 90秒露出×41枚コンポジット+高輝度部に短時間露光をHDR合成 SWAT-350(V-spec β版)によるノータッチ追尾 ステライメージ7、FlatAidePro、Photoshop CC、撮影地千葉県大多喜町
 
4日の房総遠征は時々雲に邪魔されることがあっても、ほぼ快晴で透明度も良く薄明開始まで撮影できました。最後に撮ったのは、ハート星雲、ソウル星雲、ペルセウス座の二重星団付近です。右端の散開星団はNGC663。105mmだとちょっと迫力が足りないですが、大宇宙にぽっかり浮かぶ星雲や星団が美しいです。今回の房総遠征は大量に撮影できて充実してました。欲をいえば、もっと露出を稼いで分子雲でもを炙り出したいところですが、4ヶ月ぶりのリハビリ撮影なので、こんなもんで満足です。さて次の新月期は何を撮りましょうかね。
 
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実は最後にすばるとカリフォルニア星雲のモザイクを狙って、すばるから撮り始めたのですが、構図を失敗してボツにしました。次回リベンジ予定です。上は一枚物を軽く処理しただけです。
 
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2019年8月18日 (日)

シグマ 105mm F1.4 Artによるクエスチョンマーク星雲付近。

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●クエスチョンマーク星雲付近
2019年8月5日0時22分~ シグマ 105mm F1.4 Art 絞りF2.8 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO1600 90秒露出×31枚コンポジット+高輝度部に短時間露光をHDR合成 SWAT-350(V-spec β版)によるノータッチ追尾 ステライメージ7、FlatAidePro、Photoshop CC、撮影地千葉県大多喜町
 
前回ブログのIC1396付近を撮影した後、構図を少しだけカシアペヤ座方向にずらしてクエスチョンマーク星雲を狙いました。左上がクエスチョンマーク星雲と呼ばれる散光星雲です。中央やや右の散開星団がM52、そのすぐ右下の小さな赤い星雲の中にバブル星雲があります。さらにその右下がクワガタ星雲です。左下の大きく密集度の高い散開星団はNGC7789。秋の淡い天の川の中ですが、微光星の絨毯に明るい散開星団や散光星雲、そして暗黒帯まで入り組んでいて、とても美しいエリアです。この構図は前回のIC1396付近と一部重なっていて、モザイク合成すると下のようになります。
 
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どちらも北を上にして撮影しますが、極に近いので回転させないと写野がうまく重なりません。
 
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2019年8月16日 (金)

シグマ 105mm F1.4 ArtによるIC1396付近。

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●IC1396付近
2019年8月4日22時50分~ シグマ 105mm F1.4 Art 絞りF2.8 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO1600 90秒露出×35枚コンポジット+高輝度部に短時間露光をHDR合成 SWAT-350(V-spec β版)によるノータッチ追尾 ステライメージ7、FlatAidePro、Photoshop CC、撮影地千葉県大多喜町
 
4日は天候にも恵まれたおかげで、天の川沿いをいろいろ撮影できました。23時近くなるとケフェウス座も北の空に高く昇り、撮影に好適となります。まずは巨大なIC1396付近を狙いました。105mmでもそこそこ迫力ある姿が撮れるうえに、周囲に散在するHα星雲も構図にバランスよく収まるので、中望遠におすすめのエリアです。はくちょう座のサドル付近の大きな散光星雲から、天の川をたどると、北アメリカ、このIC1396、クエスチョンマークハート&ソウルカリフォルニア勾玉クラゲバラかもめへと秋から冬の大型の代表的星雲が目白押しです。標準レンズで星座を狙ってもよし、100mm~200mmクラスの望遠で大型の散光星雲を撮るのもよし。SWATの高精度追尾なら、ノータッチでも星像が流れず、美しい天体写真に仕上げられます。精度の悪いポータブル赤道儀からのお乗り換え、ベテランのサブ機としておすすめです。ちょっと贅沢ですが入門用としても好適です。
 
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2019年8月13日 (火)

シグマ 105mm F1.4 Artによるバンビの横顔付近。

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●バンビの横顔付近
2019年8月4日21時09分~ シグマ 105mm F1.4 Art 絞りF2.8 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO1600 90秒露出×21枚コンポジット+高輝度部に短時間露光をHDR合成 SWAT-350(V-spec β版)によるノータッチ追尾 ステライメージ7、FlatAidePro、Photoshop CC、撮影地千葉県大多喜町
 
彼岸花&出目金星雲を撮り終えた後、構図を少し上に振って、バンビの横顔を狙いました。105mmレンズ縦構図だと、バンビの横顔を中心に配置すれば南にM8干潟星雲、M20三裂星雲、北にM16わし星雲、M17オメガ星雲がバランスよく収まります。上の作例は2000万画素のキヤノン6Dで撮ってますが、同じ日にフジの一億画像GFX100で撮ったバンビの横顔付近がフォトギャラリーに掲載されます。そちらもご覧ください。ちょうど前回掲載した彼岸花&出目金星雲と構図の一部が重なってますので、例によってモザイク合成してみましょう。
 
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天の川中心部の暗黒帯がものすごい迫力です。これだけ描出できれば房総の空も捨てたもんじゃないですね。このまま上下左右に広げていきたい欲求に駆られます。
 
 
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2019年8月11日 (日)

シグマ 105mm F1.4 Artによる彼岸花&出目金星雲付近。

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●彼岸花&出目金星雲付近
2019年8月4日20時22分~ シグマ 105mm F1.4 Art 絞りF2.8 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO1600 90秒露出×21枚コンポジット+高輝度部に短時間露光をHDR合成 SWAT-350(V-spec β版)によるノータッチ追尾 ステライメージ7、FlatAidePro、Photoshop CC、撮影地千葉県大多喜町
 
久しぶりの房総遠征となった4日の夜、まずはじめに撮ったのが彼岸花&出目金星雲付近です。好条件でさそり座を撮るのは時期的にもう遅く、薄明が終わる頃には尻尾の先がちょうど南中といった感じです。低空の彼岸花と出目金がなんとか狙えそうだったので、レンズを向けました。写真の下辺が地平高度15°弱で、低空のため右下は山の樹木が影になって入り込みました。それでもそこそこコントラストよく仕上げられたは、透明度がよかったおかげですね。ただ、ユーザーギャラリーに掲載したチリのアタカマ高原での同エリアと比べるとさすがに太刀打ちできませんが、東京から1時間半で行けることを考えると、まぁ納得です。シグマ105mm F1.4はF2.8まで絞ると最周辺が若干落ち込む程度で、全面ほぼフラットに撮れます。上の作例のフラット補正はFlatAideProで行いました。
 
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当日はSWATが3台並びました。左はSWAT-350+SIGMA、中はSWAT-310+LAOWA、右は当日ご一緒した外山保廣(外山電子)さんのSWAT-310です。搭載機材は噂のフジGFX100。4日の現地は風が弱くて透明度もよく、絶好の撮影日和にもかかわらず、私と外山さんふたりだけの貸し切り状態でした。前日の土曜日も同じような条件だったらしいので、賑わったのではないかと思います。多いときには10台ほどのクルマが列をなし、大賑わいとなる場所ですが、この日はとても静かな夜となりました。以前、3名のSWATユーザーさんとご一緒したときは、SWATが5台も並んで壮観でした。房総半島の西から北にかけての空は、東京や千葉の光害が地平高度70~80°付近まであって、撮影には不向きです。東から南はかなり暗くてそこそこ良好な星空が期待できます。なんといっても魅力は交通の便がよいことで、アクアラインを使えば都心から1時間半で気軽に行けることです。
 
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2019年8月 9日 (金)

ワンオフでアイピースホルダー製作。

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カメラマンの飯島裕さんからのご依頼で、アイピースホルダーを製作しました。作ったのはいちばん左の黒アルマイトのパーツです。持ち込まれたのはツアイス双眼鏡の接眼レンズとビクセンの31.7サイズスリーブ。これを合体して天体用のアイピースにしたいというご要望です。通常、双眼鏡の接眼レンズは、対物レンズとプリズムも含めて光学設計するので、接眼レンズ単体を外して天体望遠鏡につけても性能は出ないのですが、この接眼レンズはかなりよく見えるということで、あえて天体眼視用に流用することにしたそうです。右が組み上がったアイピース。まるで既製品のような美しい仕上がりです。
ワンオフパーツは1個しか作らないため、試作品と同じような扱いで、かなり高額になります。図面を引き、製造現場と打ち合わせ、持ち込まれたパーツと現物合わせで確認しながら削り、アルマイト処理も1個ですから割高になります。今回のホルダーも2万円弱になりました。もし、それくらいかかっても使っていきたいというようなこだわりの品があれば、ワンオフでお受けすることも可能です。お手もとの眠っているパーツが甦るかもしませんよ。
 
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2019年8月 8日 (木)

シグマ 105mm F1.4 Artによるはくちょう座の散光星雲。

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●はくちょう座の散光星雲
2019年8月4日21時28分~ シグマ 105mm F1.4 Art 絞りF2.8 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO1600 90秒露出×21枚コンポジット+高輝度部に短時間露光をHDR合成 SWAT-350(V-spec β版)によるノータッチ追尾 ステライメージ7、StarNet++、Photoshop CC、撮影地千葉県大多喜町
 
4日の夜は、SWAT2台体制で臨みました。LAOWAのテスト撮影に平行して、シグマ105mm Artでも撮影を敢行。天の川沿いをあちこち狙いました。透明度がよかったせいか、30分余りの露出でもHα域や暗黒帯の微妙な濃淡が描出できたのには驚きです。房総の空もなかなかたいしたものです。東京から高速道路でわずかに1時間半の距離ですが、近くて便利なのは捨てがたいですね。今回はじめてStarNet++というツールを使ってみました。このツールは恒星を消した画像を簡単に作ってくれるため、それで星雲の強調処理を行えば、恒星像の肥大などを抑えた仕上げが簡単にできます。星マスクなどの面倒な処理が省略できて、とても助かります。参考のため、StarNet++で星を消した画像を下に掲載します。
 
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StarNet++をはじめて使ってみました。デフォルトで処理した元画像を強調しています。パラメータを変えると、もう少しクォリティを高められる可能性があります。今後の課題です。天の川のように微光星が密集した対象は、そもそも不向きかとも思いますが、今回は実験もかねてやってみました。
 
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2019年8月 7日 (水)

LAOWA 12mm F2.8による天の川。

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●天の川
2019年8月4日21時41分~ LAOWA 12mm F2.8 絞りF4 キヤノン EOS 6D(SEO-SP4改造) ISO1600 3分露出×16枚コンポジット ステライメージ7、Flataide Pro、Photoshopで画像処理 SWAT-310によるノータッチ追尾 撮影地 千葉県大多喜町
 
前回ブログのLAOWA 15mm F4に続いて、LAOWA 12mm F2.8でも天の川を撮影しました。焦点距離12mmにもなると、作例写真の通り、いて座からはくちょう座まで余裕でカバーでき、しかも星像が良好なエリアに収まります。フルサイズでの対角画角はおよそ122°もあり、季節の星座を一網打尽にできる広さです。ちなみに前回の15mmの対角画角は110°ほどになります。この12mmは開放F値が2.8と明るく、天体用としても使いやすいレンズです。周辺星像の改善と光量の確保を狙って、一段絞りのF4で撮影しました。さすがに最周辺はサジタルコマフレアによる星像の肥大がみられますが、程度は大きくなく、超広角としては優秀な部類に入ると思います。APS-Cなら周辺まで良好でしょう。 木星の滲みは、撮影中に薄雲が通過したことによるもので、レンズ由来ではありません。星像もシャープですし、これから超広角をお考えの方は候補に入れてもよさそうです。中国製レンズの認識が変わる一本です。このレンズについての詳細はこちらをご覧ください。
 
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2019年8月 5日 (月)

LAOWA 15mm F4による天の川。

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●天の川
2019年8月4日20時12分~ LAOWA 15mm F4 絞りF5.6 キヤノン EOS 6D(SEO-SP4改造) ISO1600 5分露出×12枚コンポジット ステライメージ7、Photoshopで画像処理 SWAT-310によるノータッチ追尾 撮影地 千葉県大多喜町
 
梅雨明け以降、晴れてはいるものの湿度が高いせいかどうもスッキリした青空に恵まれませんでしたが、4日はなかなかよさそうな透明度だったこともあって、久しぶりに房総半島へ出かけました。実に4ヶ月ぶりです。いつもの撮影場所に着いた当初は薄雲が広がったりして、「もしかしたら外したかなぁ」と心配しましたが、しばらく待つと天の川がドーンと現れて、素晴らしい星空が広がりました。まずは、作例が少ないLAOWA 15mm F4で撮影開始です。最近、巨大なシグマのArtばかり使っていたので、実にコンパクトに感じます。鏡体は金属製で高級感があって、初めて中国製のレンズでしたが、これは侮れないと思いました。今回、絞りは1段絞ってF5.6としました。ちょっと暗めですが、ISO3200なら2~3分の露出で撮れるので、天体用としても充分使えそうです。さすがに最周辺は星像が流れますが、フルサイズ対応の15mm超広角ということを考えると、なかなかのものではないでしょうか。もちろんSWATとの相性は抜群です。詳しくはこちらでご覧ください。
 
https://www.unitec.jp.net/

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