SIGMA

2018年2月23日 (金)

シグマ 14mm F1.8 Artによる冬の天の川。

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●冬の天の川
2018年2月17日21時44分~ シグマ 14mm F1.8 DG Art 絞りF2.5 キヤノン EOS 6D(HKIR改) ISO1600 60秒露出×21枚コンポジット SWAT-350でノータッチ追尾 FlatAidePro、Photoshopで画像処理 撮影地 千葉県大多喜町
 
昨年の秋に購入していた最新の超広角レンズ、シグマ 14mm F1.8 Art。使おう使おうと思いつつ、ファーストライトが延び延びになっていました。強風のため長焦点を諦めた17日、ようやく出番となりました。さすがに14mmの画角、冬の天の川をきれいに収めることができました。それにしても、素晴らしい星像です。14mmとは思えない周辺星像、解像力も高くて、散開星団がよく分離しています。前回のブログで紹介した西條さんの「写真レンズ星空実写カタログ」でも、「最高の14mm単焦点レンズ」と絶賛しているだけあります。早く夏の天の川も撮ってみたくなりました。
  
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2018年2月20日 (火)

シグマ 50mm F1.4 Artによるふたご座。

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Photo_2●ふたご座
2018年2月17日22時35分~ シグマ 50mm F1.4 DG Art 絞りF2 キヤノン EOS 6D(SEO HKIR改) ISO1600 60秒露出×61枚コンポジット SWAT-350でノータッチ追尾 FlatAidePro、Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 
新月期の先週土曜日、一晩中快晴の予報。ただし、かなり風が強いらしいです。長焦点撮影では風は大敵です。特にポタ赤のSWATには非常に厳しいため、長焦点は当初からスパッと諦めて、短焦点のみで挑むことに決めました。まずはシグマ 50mm F1.4 Artで「ふたご座」を狙います。ふたご座はフルサイズ50mmで東西南北を揃えると、作例のように斜めになってしまい、ちょっと窮屈な構図となります。35mmレンズの方が余裕があってお勧めですが、50mmでも画面いっぱいの迫力があります。F2で約1時間の露出ですので、足もとの赤い散光星雲もよく出てくれました。味付けとして星座を構成する輝星をFlatAideProのソフトフィルター効果で滲ませています。ふたご座は冬の星座の中では最後の方に沈むので、まだまだ撮影の好機です。
 
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2018年2月13日 (火)

房総で分子雲、M81M82周辺。

M81m82

●M81M82周辺
2018年2月8日23時18分~ 2月12日0時8分~ シグマ APO 300mm F2.8 絞り開放 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO1600 2分露出×85枚 ハイライト部分に短時間露出を合成 Photoshopで画像処理 SWAT-350によるノータッチ追尾 千葉県大多喜町
 
M81M82周辺の分子雲を狙って、8日撮影の55枚に加え、11日の30枚で合計85枚コンポジット、F2.8で総露出時間を3時間弱確保しました。房総の北の空は東京の光害もあって、条件は悪く、あまりお勧めできる撮影対象ではないのですが、あえてチャレンジしてみました。そんな空でも、強引に炙れば、これくらいは分子雲が描出できるという参考になればと思います。
 
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2018年1月26日 (金)

シグマ APO 300mm F2.8によるマルカリアンチェーン周辺。

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●マルカリアンチェーン
2018年1月15日3時21分~ シグマ APO 300mm F2.8 絞り開放 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO1600 2分露出×28枚 ハイライト部分に短時間露出を合成 Photoshopで画像処理 SWAT-350によるノータッチ追尾 千葉県大多喜町
 
300mm望遠レンズで撮影したマルカリアンチェーン周辺です。M84からNGC4477にかけての円弧状の連なりを特にマルカリアンチェーンと呼んでいます。おとめ座銀河団の一部ですが、この周辺はどこを撮っても夥しい銀河が写ってきます。長焦点で銀河をクローズアップするのよいですが、こういった短めのレンズで一網打尽にするのも、なかなかの迫力です。
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一番左の青丸がマルカリアンチェーンです。導入は簡単。しし座の一等星レグルスから東に2h20m回せば入ってきます。後は微調整してください。目盛環装備のSWAT-350なら効率よく導入できます。ちなみに一番右の青丸がM95M96M105、真ん中がM65M66NGC3628のトリオ銀河です。
 
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2018年1月19日 (金)

シグマ APO 300mm F2.8による冬の二重星団M46M47。

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●M46M47
2018年1月15日2時35分~ シグマ APO 300mm F2.8 絞り開放 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO1600 2分露出×14枚 ハイライト部分に短時間露出を合成 Photoshop、FlatAideProで画像処理 SWAT-350によるノータッチ追尾 千葉県大多喜町
 
300mmで撮影したとも座のM46、M47二重星団です。ペルセウス座の二重星団h-χに勝るとも劣らぬ美しい星団で、冬の天の川の中ですから、銀砂を敷き詰めたような背景に加えて、周辺にも多くの散開星団があって、ため息の出る美しさを楽しめます。左のM46と右のM47では星の明るさと密集度に違いがあって、個性が際立ちますね。M46の中には小さな惑星状星雲NGC2438があるのですが、判りますか? 下に拡大写真を載せましたので、ぜひ確認してみてください。最寄りの一等星はシリウスですが、導入はプロキオンからの方が一軸でできるので簡単です。プロキオンを視野に捉えてから、赤緯を南に20度下げれば入ってきます。散開星団は撮影枚数が少なくても充分に美しく撮れます。輝星を強調するための味付けとしてFlatAideProのソフトフィルター効果を使いました。下のナンバー入り画像はソフトフィルター効果を使ってないで、その違いもお確かめいただければと思います。
 M46m472

二重星団の周辺には他にも多くの天体が集まっています。
 
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2018年1月15日 (月)

シグマ APO 300mm F2.8によるM45すばる周辺。

M45

●M45 すばる周辺
2018年1月14日19時29分~ シグマ APO 300mm F2.8 絞り開放 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO1600 2分露出×96枚 ハイライト部分に短時間露出を合成 Photoshopで画像処理 SWAT-350によるノータッチ追尾 千葉県大多喜町
 
昨夜は風もなく絶好の撮影日和となりました。透明度も良さそうですし、今年初の遠征に出かけることにしました。撮影地はいつもの房総。一晩中無風なうえ露(霜)もほとんどつかない好条件でした。設置した機材はSWAT-350が2台で、一台はボーグ107FLを搭載してM-GENでオートガイド、もう一台はシグマのAPO 300mm F2.8でノータッチ撮影を楽しみました。まず最初に撮影を始めたのが、そろそろ撮影好機終盤を迎えた「すばる」です。周辺の分子雲を描出すべく、シグマの300mm F2.8を開放にして、総露出3時間超えで撮影しました。この明るさで、これくらいの露出をすれば、分子雲の炙り出しも楽勝でした。やっぱり明るい光学系はいいですね。追尾も300mmで2分ですから、SWAT-350ノータッチで歩留まりは95%以上でした。
 
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2018年1月12日 (金)

シグマ500mm F4 SportsによるM31アンドロメダ銀河。

M31●M31アンドロメダ銀河
2017年12月19日19時24分~ シグマ 500mm F4 Sports 焦点距離 500mm 絞り開放 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO1600 3分露出×39枚 ハイライト部分に短時間露出を合成 Photoshopで画像処理 SWAT-350+M-GENによる1軸オートガイド 山梨県上野原市
 
新年最初の一枚は、シグマ 500mm F4 Sportsで撮ったアンドロメダ銀河です。このレンズは、シグマの新コンセプトSportsラインのフラッグシップだけあって、最高のレベルの収差補正を実現しています。お値段も80万円! お正月なので、景気よく行きましょう。(笑) さて、この500mm F4 Sports、有効径125mmの超大型望遠レンズですが、なんとこれがSWATに搭載可能なんです。カメラやガイド鏡を含めて5kg程度なので、まったく問題ありません。この日もトラブルなく撮影できました。
そろそろ今月の新月期入りですね。西日本や日本海側では大雪となっていて天体撮影どころじゃないですが、太平洋側では快晴の日が続いています。撮影に出かける際には、氷点下に備えて完璧な防寒対策を整えましょう。路面の凍結にも充分ご注意ください。
 PhotoSWATでも充分いけると感じる意外とコンパクトな外観です。
 
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2017年12月21日 (木)

シグマ120-300mm Sportsによるクリスマスツリー星団付近。

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●クリスマスツリー星団付近
2017年12月16日23時40分~ シグマ 120-300mm F2.8 DG Sports 300mm 絞りF3.2 キヤノン EOS 6D(SEO SP4改) ISO1600 120秒露出×89枚コンポジット SWAT-350でノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 山梨県上野原市 ※下は拡大トリミング
 
今年もクリスマスということで、クリスマスツリー星団です。(笑) バラ星雲のすぐ北にあります。位置関係はこちらをご覧ください。赤、青、黄色が入り混じるとても美しい領域です。バラ星雲と比べると暗いので、たっぷり露出をかけたい対象です。撮影に使ったレンズはシグマ 120-300mm F2.8 DG Sports。シグマ新ラインの高級ズームレンズです。F2.8通しなので天体用に最適なスペックなうえ、フローライト相当の光学レンズ2枚とSDレンズ1枚を使った贅沢な設計で、全面シャープな星像を結んでくれます。単焦点レンズに匹敵する光学性能でありながら、中望遠120mmからのズームなのも便利でありがたいです。これ一本で、135mm、200mm、300mmの3本分の役目をこなせます。ただしサンニッパだけあって、とても重く、レンズだけで3.4kgもあります。でもSWAT-350なら、まったく問題なく搭載可能ですよ。
今回はいつもの房総ではなく、都心から70キロほどのところにある山梨県上野原市で撮りました。大月エコの里というところで撮影されてる天文ファンもいますが、そのすぐそばです。東京方向の光害はひどいですが、夜半近くなると南から西にかけてはそこそこ暗くて、都心部から1時間ちょっとという気軽さからすれば、充分な撮影地と思います。
 
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2017年12月12日 (火)

シグマ135mm Artによるコーン星雲からバラ星雲付近。

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●コーン星雲からバラ星雲付近
2017年11月24日23時52分~ シグマ 135mm F1.8 DG Art 絞りF2.2 キヤノン EOS 6D(HKIR改) ISO1600 60秒露出×104枚コンポジット SWAT-350でノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 
いっかくじゅう座のコーン星雲からバラ星雲付近を135mmレンズで狙ってみました。上の明るい尖った形の散光星雲がコーン星雲、背景の散開星団はクリスマスツリー星団と呼ばれています。右の青い星雲はIC2169カタツムリ星雲、それらの真ん中の赤っぽい立派な星団にはナンバーがないようです。このエリアはとてもカラフルで人気があります。いろいろな焦点距離で楽しめますので、この冬ぜひレンズを向けていただければと思います。
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広角で撮影した画像に今回の構図を切り出してみました。
 
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2017年12月 8日 (金)

シグマ180mmマクロによるM35付近。

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M35

●M35付近
2017年11月22日0時07分~ シグマ APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM 絞りF3.2 キヤノン EOS 6D(HKIR改) ISO3200 60秒露出×86枚コンポジット+R62フィルター 120秒露出×21枚コンポジットをRチャンネルに合成 SWAT-350でノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県大多喜町
 
今年も残すところ三週間あまりとなりました。快晴の日も増えてきて、この調子で今年最後の新月期を迎えたいものです。冷え込みもかなり厳しくなりました。天体撮影は真冬の装備で挑みましょう。さて、画像はふたごの足もとにある散開星団M35付近です。すぐそばにはクラゲ星雲やモンキー星雲があって、200mmクラスの望遠レンズで、それらがすべて構図に収まります。天の川の中ですから、背景が微光星で埋め尽くされ、カラフルで賑やかな感じが魅力的ですね。ところでこのシグマの180mmマクロですが、フローライト相当の光学ガラスを3枚も使った贅沢な設計で、全面にシャープな星像を結びます。天体撮影用に評価の高いArtシリーズのほか、Sports、Contemporaryの3つのプロダクトラインへの統合が始まる直前に発売されたレンズで、現行Artシリーズに迫る性能といえそうです。ただし180mmとは思えないほどの大きさなので、ちょっと気軽に撮影という感じではないです。このところ天体撮影に適したレンスを矢継ぎ早に発売しているシグマの山木社長に向けて、天文情報を精力的にネット配信する天文リフレクションズさんが熱いメッセージを送っています。その様子はこちらから。さらに天体向きの高性能な製品に期待したいですね。
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ふたご座の星図。今回の構図は青枠で囲った部分になります。近くにはM1もあります。
 
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