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2017年4月 4日 (火)

光害地で撮るM17オメガ星雲。

愛知県春日井市のHUQ様から、光害地で撮るシリーズの「M17オメガ星雲」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 M17
M17_2

●M17 オメガ星雲
2017年4月3日2時24分~ タカハシ FS-60Q(f=600mm F10.0) + IDAS LPS-D1フィルター ニコン Df(クリアフィルター改造) ISO800 露出8分×9枚 10分×5枚 合計14枚コンポジット SWAT-200+ SS-one mini MaxImDLにて2軸ガイド X-Yディザリング 撮影地 愛知県春日井市 下は拡大トリミング
 
■コメント
4月2日の晩はこの春初めて自宅から4等星が肉眼で見えるほど、透明度の良い夜でした。本来なら南知多へ遠征したいところでしたが、こんな日に限って妻が風邪引いてダウンし、放置するわけにもいかず、やむなく自宅ベランダ撮りに甘んじました。夜明け前には再び霞がうっすら掛かってきたようですが、それでも FS-60Q(f=600mm F10) + LPS-D1 + クリアフィルタ改造 Nikon Df にて、ISO800 で1コマ露出10分を掛けられるほど良い空でした。とはいえ、星野写真でよく使われる F4 ISO1600 に換算すると、僅か48秒の露光となります。それでも夏の天の川の中の淡い散光星雲が方々に写ってくれたので、ド派手に炙り上げてみました。
 
■係より
M17オメガ星雲は白鳥星雲とも呼ばれる大型の散光星雲で、前回投稿いただいたM16ワシ星雲から南に2°ほどの位置にあります。200~300mm望遠レンズくらいなら両方を構図にピッタリと収めることができます。今回のHUQさんの作品は、透明度が良かったこともあると思いますが、本当に光害地 !? と思うほど良く撮れていて、口径60mmの能力をフルに発揮した作品といえるのではないでしょうか。散光星雲の濃淡が描写されていて驚きました。周囲に広がる淡い散光星雲もよく写っていますね。ノイズも少なく、階調も豊かで、光害地としては納得いく作品になったのではないでしょうか。このたびは、ご投稿、ありがとうございました。次回作、期待しております。

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