« 月齢8.9。 | トップページ | M13とω星団。 »

2017年5月12日 (金)

三裂星雲と干潟星雲。

兵庫県宝塚市にお住まいの吉田隆行様から、SWAT-350ノータッチによる「三裂星雲と干潟星雲」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 20170512
Photo

●三裂星雲と干潟星雲
2017年4月29日3時10分~ シグマ APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM 絞りF3.5 IDAS HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D改(Astro6D) ISO1600 240秒露出×6枚コンポジット SWAT-350ノータッチガイド 奈良県五條市大塔町にて撮影
 
■コメント
夏の天の川で輝く三裂星雲と干潟星雲を、シグマの明るい望遠レンズとSWAT-350を使って撮影しました。元画像は、春霞の影響で天の川の色合いが赤っぽく濁ってしまったので、青みを足し、天の川の色合いを整えました。
200ミリ前後のレンズの画角は、夏の天の川の中に浮かぶ星雲・星団を撮るのにちょうどよいですね。SWAT-350なら手軽に持ち運びできますし、直焦点撮影のサブ機としても重宝しています。
 
■係より
今回は高性能なシグマの180mm望遠レンズで撮影した三裂星雲と干潟星雲付近をお送りいただきました。春霞の影響があったとは思えないほど、クリアでコントラストの効いた天の川です。豊富な階調と色彩、バンビの首飾りから干潟星雲の右(西)方向にかけての淡いHαの広がりを見事に写し出しています。天体写真のお手本のようなナチュラルな仕上げは、まさに吉田さんの真骨頂といえますね。シグマの180mmマクロのシャープな星像も気持ちいいです。
SWATシリーズポータブル赤道儀は、吉田さんをはじめ超ベテランの方のサブ機としても高い評価をいただいています。それは追尾性能の高さに加え、優れた機動性や耐荷重性をコンパクトな本体に凝縮しているからこその評価といえましょう。メイン機材の長焦点撮影に神経を集中させ、サブのSWAT-350で気軽に200mmクラスをノータッチ。高性能なSWAT-350ですから、超シャープなシグマの180mmマクロでも安心してノータッチ撮影が可能です。これが吉田さんの最近の撮影スタイルです。
 Photo

シグマのAPO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSMは、フローライト相当の光学レンズを3枚も使用した贅沢な設計で、諸収差を完璧といえるほどのレベルで補正しています。ただし、200mmクラスとしては大型の部類で、吉田さんは、SWAT-200と350の両方をお使いですが、迷わずSWAT-350を選択されました。これで、安心のノータッチ撮影を実現しています。

« 月齢8.9。 | トップページ | M13とω星団。 »

作例写真」カテゴリの記事