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2017年6月 9日 (金)

光害地で撮るM83銀河-2017年春総決算。

愛知県春日井市のHUQ様から、光害地で撮るシリーズの「M83銀河」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 M83

●M83銀河
2017年4月18日~6月5日 タカハシ FS-60Q(f=600mm F10.0)+IDAS LPS-D1フィルター ニコン Df(クリアフィルター改造) ISO800 露出2分×14枚+3分×85枚+4分×114枚+5分×572枚+8分×44枚 計829枚中811枚をコンポジット 総露出時間約64.4時間 SWAT-200(赤経体)+ SS-one mini(赤緯体) MaxImDLにて2軸ガイド(MaxImDL にてコマ毎にディザリング実施) ガイダー:f=100mm F2.8+ LPS-D1(FF)+ASI185MC 撮影地 愛知県春日井市
 
■コメント
東海地方もいよいよ梅雨入りしてしまいました。2017年4月18日~6月5日に渡って、愛知県春日井市のIR駅近の自宅ベランダから撮影し続けた M83 の総決算です。
「遠征できなくても、高価で大きな望遠鏡を持っていなくても、星が好きで、自宅から晴れ間をみては小さな望遠鏡+デジカメ+ポタ赤でコツコツ撮り溜めれば、これぐらいの天体写真が撮れる」という指標になれば幸いです。
当地にて、M83 は南東の瀬戸方面の街灯りの中から昇り、開けた名古屋ドーム方面の光害の上を南中高度25°で通過し、南西のJR名古屋駅方面へ沈みます。
 
■係より
なんと光害地で811枚もコンポジットして丁寧に画像処理した驚異のM83です。前回、190枚時点の作品にくらべて、腕の淡い部分の拡がりや暗黒帯の詳細、Hα星雲、腕の部分の青みがかった色調など、すべての質が大幅に向上しています。ノイズも一段と低減して、滑らかになっています。トータル65時間にも及ぶ努力が実った作品といえるでしょう。2ヶ月近くにわたって、コツコツと撮影して、これだけ素晴らしい作品を作り上げるのは、ふつうの人には真似できないですね。いや~恐れ入りました。そして敬服いたしました。次のターゲットは何になるのでしょうか。今から楽しみです。

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