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2017年9月24日 (日)

はくちょう座中心部。

前回に引き続き、横浜市にお住まいの蒼月様より、SWAT-200による「はくちょう座中心部」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 Northamerica2sadr

 

Sadr

●はくちょう座中心部
2017年9月18日 ボーグ 71FL+レデューサー0.72×DGQ[7872](288mm, F4.1) キヤノン EOS 6D(SEO-SP4改造) ISO3200 240秒露出×11~14枚コンポジット SWAT-200(PHD2で一軸オートガイド) PixInsight、Astro Pixel Processorで画像処理 撮影地 天城山登山口駐車場 ※下はサドル付近のみの拡大
 
■コメント
先日、北アメリカ星雲周辺の画像を投稿させていただきましたが、その近くのサドル周辺エリアも続けて撮影していましたので、モザイク合成しました。本来は写真左下も埋めて4パネルで完成とする予定だったんですが、予想外の雲の総攻撃には勝てず、1パネル欠けてしまいました。どうです、この華麗な負けっぷり!(笑) リベンジは来シーズンになってしまうんでしょうか。
この辺りのエリアは、赤い星雲が広範囲に広がっていて見応えがありますね。サドル周辺の赤い星雲は、北アメリカ星雲やペリカン星雲とは色が違うことにも注目です。また、サドルの北側には小さく青い反射星雲もあったりして、
見ていて飽きないエリアですね。
ところで、私の SWAT-200 は、梅雨入り前にグリスを交換してから、これが初の本格稼働でした。グリスが切れていた頃と比べると、なんとなく動きが良くなったような気がします。やはりグリスを切らしてはいけませんね。今後も大事に付き合って、永く撮影の友となってほしいと思っています。
 
■係より
今回は、前回の北アメリカ星雲に追加する形で隣接域をモザイク合成していただきました。蒼月さん自身は1パネル欠けてしまったと敗戦の弁を述べていらっしゃいますが、まったくそんなことはなくて、なかなかどうして見応えのある美しい作品に仕上がっています。薄雲の飛来でわずかに輝星が滲み、かえって恒星の色が表現できて、決してマイナスではないと思います。サドル付近は単一の赤一色になりやすい領域ですが、蒼月さんの画像処理テクニックで微妙な濃淡がよく出ていて、お見事です。それにしてもサドル付近の散光星雲の拡がりはものすごい大きさですね。巨大な北アメリカ星雲が小さく感じます。
SWAT-200はウオームギア回りとターンテーブルの粗動回転部は、まったく別構造になっていますから、粗動回転部のグリス切れは追尾精度に一切影響しませんので、ご安心ください。どうぞ末永くご愛用ください。
このたびは、ご投稿ありがとうございました。次回作、お待ちしております。

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