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2017年9月22日 (金)

デネブ、北アメリカ星雲周辺。

横浜市にお住まいの蒼月様より、SWAT-200による「デネブ、北アメリカ星雲周辺」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 20170918_northamerica

●デネブ、北アメリカ星雲周辺
2017年9月18日 ボーグ 71FL+レデューサー0.72×DGQ[7872](288mm, F4.1) キヤノン EOS 6D(SEO-SP4改造) ISO3200 240秒露出×14枚コンポジット SWAT-200(PHD2で一軸オートガイド) 撮影地 天城山登山口駐車場
 
■コメント
台風一過の18日、実に4か月ぶりの撮影を楽しみに天城高原に向かいました。心配していた風は日没後には穏やかになり、絶好の撮影日和と思ったのですが、次第に雲が波状攻撃をしかけてくるようになり、10時過ぎくらいにはべた曇りになってしまいました。台風一過でもダメとは今年の夏はどうしてしまったんでしょう。とはいえ、晴れていた間に何か所か細かく撮っていましたので、その中から今回は1枚だけで恐縮ですが、お送りします。
多くのファンに人気のデネブ周辺エリアですが、天候不順で撮影できないでいた間に観測好期終盤を迎えつつあり、薄明が終わる頃には既に天頂付近に来るようになってしまいました。しかし、青、赤、黄色と色とりどりなこの領域を逃すわけにはいきません。銀河系屈指の明るさの恒星と言われるデネブの青い光は、地球から見てもやはり強烈です。近くにはサドル周辺の赤い星雲もあり、リベンジしてまとめて撮り直したいところではありますが、どうやらそれは来シーズンになりそうですね。
 
■係より
いつもご投稿いただき、ありがとうございます。今年の夏はどうしようもなく晴れませんでした。蒼月さんもなんと4ヶ月ぶりの出撃で、ようやく星空に出会えたようです。18日の夜は私も房総へ出かけましたが、1時過ぎにベタ曇りになって撤収しました。さて、お送りいただいたのは北アメリカ星雲周辺です。ボーグ71FLとレデューサーで288mm/F4.1となり、フルサイズの画角的にピッタリの対象です。いつもながらの完璧なピント出しで全面シャープな星像に加え、上等な画像処理で星雲周辺に広がる微妙な濃淡も見事に炙り出しています。恒星の白飛びも抑えて、実に雰囲気のある仕上がりとなりました。久しぶりとは思えないさすがの出来です。これから秋の長雨シーズンでぐずつくこともあると思いますが、それ以後はなんとしても晴れて欲しいですね。ぜひ、またお送りください。お待ちしております。

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