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2018年3月 4日 (日)

85mmレンズで撮るバラ星雲付近。

東京都八王子市の上村裕様より、シグマ85mm Artによるバラ星雲付近をお送りいただきましたのでご紹介します。
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2018年2月17日21時23分~ シグマ 85mm F1.4 DG HSM Art 絞りF2.8 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO1600 90秒露出×47枚コンポジット SWAT-350にてノータッチ追尾 PixInsight、Photoshopで画像処理  撮影地 千葉県大多喜町 ※下は拡大トリミング
 
■コメント
CP+は大盛況でしたね! 遅くなりましたが、先月撮影したバラ星雲周辺をお送りします。青ハロがしぶとくてお蔵入りにしようと思ってましたが、なんとか処理しました。(笑)
新月期で雲こそないもの、断続的に突風が吹く中、長焦点は諦めてシグマ 85mm Artでバラ星雲周辺を狙いました。天の川の中に位置するので、ものすごい数の星が写ります。淡いHαを炙る一方で、恒星が煩くならないように仕上げました。先日の加曽利さんのブログで掲載されていたクリスマスツリー星団付近は画面中央やや上にあります。シグマ 85mm Artの解像性能は非常に優れており、この焦点距離でもその概形を認識できます。久しぶりのカメラレンズによる撮影でしたが、コンパクト機材でノータッチ追尾とお手軽でした。
 
■係より
CP+は例年を大幅に上回る来客があり、連日大賑わいでした。ボーグさんでは例年なら余って持ち帰る部数のカタログを用意したにも関わらず、3日目の午後早くに底をついてしまったそうです。
さて、今回お送りいただいたのはシグマの85mm F1.4 Artによる作品です。Artシリーズだけあって、さすがの解像度ですね。拡大トリミングを見ても、とても85mmで撮影したとは思えない解像力です。バラ星雲は天の川の中にあるので、微光星で埋め尽くされますが、画像処理で星雲を炙り出す過程でその微光星の輝度が高くならないように処理しています。入り組んだ暗黒帯もよく表現されていて、素晴らしい出来栄えですね。青ハロは絞ると軽減されることが多いですが、せっかくの明るさがもったいないですし、回折による光条もいやらしいですね。少しくらいなら雰囲気があって、あえて補正しないのもありですが、FlatAideProの青ハロ軽減機能を使うのも簡単でいいかもしれません。このたびはありがとうございました。またの投稿、お待ちしております。

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