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2018年11月

2018年11月25日 (日)

カリフォルニア星雲からすばる付近。

東京都八王子市の上村裕様より、シグマの最新レンズ105mm F1.4 Artによるカリフォルニア星雲からすばる付近をお送りいただきましたのでご紹介します。
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●カリフォルニア星雲からすばる付近
2018年11月10日23時31分~ シグマ 105mm F1.4 DG HSM Art 絞り F2.5 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO1600 120秒露出×60枚、15秒×30枚をHDR合成 SWAT-350 M-GENによる1軸オートガイド PixInsight、Photoshopで画像処理 撮影地 長野県諏訪郡
 
■コメント
少し時間が経ってしまいましたが、今月10日に撮影した、カリフォルニア星雲~すばる周辺をお送りします。シグマ 105mm F1.4 Artのファーストライトとして見栄えのするこの組み合わせを選びました。本当は、夏の天体を撮りたかったのですが、悪天候で気づけば撮影好機が終わっていました。笑
この日は、久しぶりに長野方面へ遠征しました。新月期に一晩中快晴が期待できる休日とあって、最終的には15名を超える皆さんがお見えでした。いくつか確認したいこともあり、オートガイドを使用していますが、SWAT-350なら、105mmで2分の露出はノータッチで問題ありません。この領域は分子雲が広範に分布しており、処理が難しい領域です。もう撮るまいと思っても、毎年狙ってしまうくらい魅力的な対象です。
 
■係より
シグマの最新レンズ、105mm F1.4 Artによる作品です。F2.5まで絞って、周辺星像と光量を改善して、じっくり2時間の露出で、なんといってもこの分子雲の
炙り出しが素晴らしく、その濃淡が立体感を感じさせます。すばるの青とカリフォルニア星雲の赤の対比も美しく、仕上げも見事です。前回掲載した蒼月さんの70mmによる作品と重なっていますので、分子雲や暗黒帯の広がりが参考になります。ご投稿、ありがとうございました。いよいよ冬の対象が撮影好機を迎えます。ぜひまたお送りください。
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大賑わいの撮影地駐車場。みなさん、待ちに待った満天の星空だったんでしょうね。

2018年11月18日 (日)

すばるから勾玉星雲まで。

横浜市にお住まいの蒼月様より、シグマ 70mm Macro Artによる「すばるから勾玉星雲まで」をお送りいただきましたのでご紹介します。
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●すばるから勾玉星雲まで
2018年11月10日22時10分~11日0時20分 シグマ 70mm F2.8 DG MACRO Art キヤノン EOS 6D(SEO-SP4改造) ISO3200 露出 150秒×25枚(絞りF2.8開放) 150秒×15枚(F5.6) 30秒×15枚(F5.6)  各コンポジット SWAT-310(ノータッチ追尾) PixInsightで画像処理 撮影地 富士見高原
 
■コメント
夏季の間なかなか天気に恵まれず、先月も富士見高原まで行って一晩中曇られるという不運もあってフラストレーションが溜まっていましたが、ようやく晩秋の好天に恵まれて富士見高原に遠征することができました。
今回お送りするのは、先日購入した SIGMA 70mm Art レンズのファーストライトの作例です。ただ、相変わらずの構図センスの無さを今回もいかんなく発揮してしまいまして(笑)、「もうちょっと左(東)だろ」というツッコミを受けそうですが、ご容赦ください。また、6時頃から3時間ほど撮影地が雲の中に入ってしまったため、撮影プランが押してしまい、特にすばる周辺の淡い星雲をあぶり出すには露光不足となってしまいましたが、それは次の機会にリベンジできればと思っています。
今回も高解像度版はこちら(https://flic.kr/p/QPNMRj)からご覧いただけますので、お時間があればご覧ください。
 
■係より
蒼月さんより、今年シグマから発売された新カミソリマクロ「70mm F2.8 Macro Art」による作品をお送りいただきました。先代70mmがカミソリマクロの愛称をつけられるほど、切れ味のよい画質で高評価でしたが、新作も最周辺まで鋭い星像を結ぶ、高性能を実現しているようです。ぜひ高解像版の四隅をご覧ください。対象は分子雲モクモクの領域です。85mmですと、すばるとカリフォルニア星雲が縦構図でピッタリですが、今回の構図は斬新で、70mmで横構図にして勾玉星雲まで構図に取り込みました。50mmだとヒヤデス星団まで入ってきそうですね。シャープな星像と上等な画像処理でカラフルな星雲と暗黒星雲を表現しています。なお、蒼月さんから70mm Macro Artのレビューもいただきましたので、ブログの方でご紹介します。

2018年11月12日 (月)

大迫力のM31アンドロメダ銀河。

東京都八王子市の上村裕様より、ボーグ107FLでたっぷり露出したアンドロメダ銀河をお送りいただきましたのでご紹介します。
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●M31アンドロメダ銀河
2018年11月2日18時46分~ ボーグ 107FL+フラットナー1.08× 合成焦点距離 648mm F6.1 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO3200 180秒露出×60枚、25秒×30枚をHDR合成 SWAT-350 M-GENによる1軸オートガイド PixInsight、Photoshopで画像処理 撮影地 千葉県大多喜町 ※下の画像は部分拡大
 
■コメント
今月も新月期がやってきましたが、なかなか思うように晴れないものです。3日の土曜に撮影しようと思っていましたが、予報をみると下り坂。急遽、前日の金曜夜に出撃しました。対象は、撮影好期を迎えたアンドロメダ銀河です。昨年も撮影したのですが、通り雨に泣かされたので、そのリベンジでもあります。当日は無風で透明度の高い好条件でした。途中、1時間ほど雲が出ましたが、それ以外は安定していました。3時間分のデータから処理しましたが、腕の部分の星も分解しており、シーイングも良好だったようです。ぜひ部分拡大画像をご覧ください。
 
■係より
上村さんの久しぶりのご投稿で、決定版と呼べるようなアンドロメダ銀河です。F6で3時間というたっぷり露出と丁寧な画像処理で見事な作品になっています。全体的に海外風?の彩度の高い色調に仕上げてあります。今はみなさん、こういった感じがお好みのようですね。ポツリポツリとHαも写っています。下の画像は部分拡大(等倍)ですが、撮影日のシーイングがよかったのか、スタークラウドが分解してます。口径107mmとは思えない細部の写りです。この作品も天文誌入選レベルの仕上がりと思います。投稿コーナーの作品レベルがかなり高くなってしまい、嬉しい限りですが、初心者の皆さまのお気軽なご投稿もお待ちしています。ユーザーの皆さんで、このコーナーを盛り上げていきましょう。

2018年11月 5日 (月)

64P/スイフト・ゲーレルス彗星。

北海道にお住まいの斎藤雅也様より「64P/スイフト・ゲーレルス彗星」をお送りいただきましたのでご紹介します。
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●64P/スイフト・ゲーレルス彗星
2018年11月3日21時44分~ オリンパス ED150mm F2.0 絞りF2.2 オリンパス PEN E-PL6 ISO1600 露出30秒×16枚コンポジット SWAT-350にてノータッチ追尾 撮影地 北海道伊達市
 
■コメント
昨夜は久しぶりの快晴で気合を入れて近くの峠へ行こうか(comet 46p狙い)と準備していたところ、ヒグマ出没注意の情報が入り、急きょ自宅前撮影になってしまいました。で、ターゲットをComet 46pから64pへ変更したのですが、隣家の照明や道路を行き交う車のヘッドライト…、30秒露出と雨傘の影で回避でした。笑
現在使用しているオリンパスED150mmF2.0のクセが、最近になってやっと分かってきましたが、チョットしたピントのズレでオレンジ色のハロー?が出現します(絞り値2.0~2.5の間)。これからの季節は気温変化をチェックする温度計が必需品になりそうです。
SWAT-350は快調に働いてくれます。先日PMを測定してみましたが±5~6秒程でした。SWAT-350を導入後に月撮影専門の役目に回ったSP-DXとほぼ同じくらいの追尾精度ですが、何と言ってもSWAT-350は重量が軽い!気軽に持ち出せるのが良いですね。
 
■係より
アンドロメダ銀河と64P/スイフト・ゲーレルス周期彗星のツーショットです。ちょうど近日点を迎えたところです。彗星らしい緑色に輝く姿が美しいです。それにしても「ヒグマ出没注意」とは、北海道ならではの恐怖ですね。命の危険がありますから、決して無理は出来ません。私がメインで撮影している房総は、熊はいないので安心ですが、大型の野生動物としてはイノシシと鹿と猿が出ます。撮影中の深夜に近くの山でガサガサと大きな音がすると、一瞬背筋が凍ります。天体ファンが野生動物に襲われたという話は聞かないですけど、ちょっと怖いですね。SWAT-350は追尾精度もよく、とても快調なようで安心しました。ぜひこれからも活用していただき、素晴らしい写真をものにしてください。また撮れたらお送りください。お待ちしています。

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