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2018年12月26日 (水)

2018年、ふたご座流星群。

東京都八王子市の関原謙介様より今年のふたご座流星群をお送りいただきましたのでご紹介します。
 Futagozasmall

●ふたご座流星群
2018年12月14日02時33分~04時13分 ニコン Nikkor 14–24mm f/2.8G ED  16mm 絞り開放 ソフトフォーカスフィルター(Lee No.1)使用 ニコン D810A ISO3200 15秒露出で318枚撮影 前半の173枚をスターアラインメント、加算平均し背景の星画像とする 流星の軌跡の写っている8枚と背景画像を(軌跡部分以外をマスクして)比較明合成 SWAT-350によるノータッチ追尾 PixInsightでスターアラインメントと加算処理 Photoshop CS6で星画像と流星画像および地上画像の合成処理 撮影地 静岡県富士宮市
 
■コメント
この写真は流星群が極大となる前日の12月13日夜に撮影したものです。昨年の反省から露出時間を短くして撮影コマ数を増やせば、流星の軌跡の写り込むコマ数が増えると思ったのですが、1時間40分に300枚以上を撮影して軌跡の写り込んだコマは10枚程度でした。その上写り込んだ軌跡はどれも短く、そのせいで見栄えのしない写真になってしまいました。この画像を作るのに、写真の選別、加算処理、流星画像や地上画像との合成など、半日以上を費やしたのですが、やはり、素材が悪いとどうにもなりません。それにしても写り込む流星の軌跡の長さは、撮影条件(ISO、露出時間、レンズの明るさ)と関係があるのでしょうか。14日も極大となる流星群を撮影すべく伊豆半島の南端まで行き、午前3時まで粘って待ったのですが、雨まで降り出し、あきらめました。
 
■係より
今年のふたご座流星群はずいぶんたくさん流れたようで、流星群好きな方の間ではけっこう盛り上がっていたようです。関原さんの画像からも多くの流星が飛び交ったことがうかがわれます。いつもながらのナチュラルな仕上げがいいですね。冬の天の川がダイナミックに拡がり、ソフトフィルター効果で冬のダイヤモンドを構成する一等星などの輝星が適度に滲み、カラフルな色彩と輝きが強調されて、とても美しい仕上がりとなりました。超広角ですと流星を捉えられる確率は高くなりますが、写った流星は小さくて迫力がイマイチとなり、逆に標準レンズに近づくとその逆になり、どちらがいいかは考え方次第です。24~35mmくらいが画角の広さと流星が写ったときの迫力のバランスがいいかもしれません。できるだけ明るいレンズで高感度短時間露出を基本として、余裕があればですが、アリミゾレールやダブル雲台ベースなどにカメラを複数台搭載して挑むがよい方法です。今年も残すところわずかとなりました。来年もご投稿、よろしくお願いします。

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