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2019年3月24日 (日)

マルカリアンの銀河鎖。

東京都八王子市の関原謙介様より、「マルカリアン銀河鎖」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 
Photo
●マルカリアンの銀河鎖
2019年3月9日0時29分~4時11分 コーワプロミナー500焦点距離500mm,f5.6) ニコン D810A ISO3200 露出時間 2分×84枚コンポジット トータル露光時間168分 SWAT-350+M-GENによる一軸オートガイド PixInsightで加算処理 ステライメージ8 Nikon Captute2による追加の画像調整処理 撮影地 静岡県松崎町
 
■コメント
この季節の定番のターゲット、おとめ座の銀河クラスターです。レデューサーを使わずに500mmで撮ってみました。銀河鎖の西側の銀河が大きく弧を描いて連なっている部分も入れて、M87も入れる構図にしました。全体をうまく視野に入れるのに若干手間取りました。また、途中2回ほどレグルスでフォーカスをチェックをしましたが、赤経目盛りを用いても全く同じ位置には戻らず、その都度ほぼ同じ構図に戻すのに苦労しました。こんな時、皆さんはどのようにしてフォーカスをチェックするのでしょうか? ところで、最近SWAT-350は好調です。今回も88枚撮影したのですが、はじいたのは4枚のみで、84枚を加算に使うことができました。
 
■係より
いつもご投稿ありがとうございます。今回は春の銀河の中でも人気の高いマルカリアンの銀河鎖です。マルカリアンチェーンとも呼ばれるおとめ座からかみのけ座に連なる銀河です。それぞれの銀河のカタログナンバーはこちらでご覧ください。撮影中に気温が変化して、途中でピントを合わせ直すことはよくありますが、視野に明るい星がないときは本当に困ってしまいますね。私はコンポジットの時に自動で位置調整するのでだいたい戻ればOKとしてます。リモコンで早送りした時間を計っておいて、同じだけ戻すという手もあります。考え方によっては少しズレた方がダークノイズの処理で有利になるかも…。さて、この銀河の連なりを見ると春が来たなぁと思いますね。春の銀河はどれも小さく、ポタ赤でクローズアップするのは難しいですが、こういった銀河団は充分に美しく撮影できます。薄明開始前には夏の天の川の昇ってきますので、広角での星景撮影も楽しいです。また撮れたらお送りください。お待ちしております。 

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