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2019年4月

2019年4月28日 (日)

600mm望遠レンズによるM104ソンブレロ銀河。

大分県佐伯市にお住まいの志賀本昌様より、「M104ソンブレロ銀河」をお送りいただきましたのでご紹介します。

M104

●M104ソンブレロ銀河
2019年4月27日21時08分~22時30 シグマ 150-600mm F5-6.3 DG 600mm 絞り F7.1 キヤノン EOS X7i(IR改造) ISO3200 露出150秒×29枚をステライメージ8でコンポジット SWAT-350+M-GENによる一軸オートガイド 撮影地 大分県佐伯市
 
■コメント
最近、南にある苺栽培ハウスの照明が消えましたので 昨夜M104ソンブレロ銀河を撮影しました。自分としてはたぶん平成最後の撮影になると思います。M104の周囲に目印になる明るい星が無いので透過型ファインダーでは見えず、視野に入れるまで時間がかかりました。結局スピカから西に動かして見つけました。自宅ベランダからの撮影ですが寒くて冬に戻った気温でした。
 
■係より
春の銀河は小さいものが多くて、メートル級の焦点距離でないとなかなか迫力ある姿を捉えるのが難しいですが、一部のメシエ天体の中にはポータブル赤道儀のSWATで狙っても楽しい対象があります。その中のひとつがこのM104ソンブレロ銀河です。志賀さんは600mm望遠レンズで、一直線に暗黒帯が横切る特徴ある姿を見事に捉えました。導入に苦労されたとのことですが、SWATには目盛環が装備されていますので、コメントの通りスピカから赤経軸を45′ほど西に回せば 写野のどこかに入ってきます。赤緯は約0.5°のズレしかないので、あとは試写しながら微調整すれば効率よく導入できます。毎年悩まされる苺ハウスの照明も一段落したようで、これから南天の天体撮影が存分に楽しめますね。是非またご投稿ください。お待ちしております。

2019年4月24日 (水)

さそり座アンタレス周辺。

愛媛県にお住まいの山田浩之様より、「さそり座アンタレス周辺」をお送りいただきましたので、ご紹介します。
 
Photo_3

●さそり座アンタレス周辺
2019年4月4日2時12分~(気温1℃) ニコン Ai-S 180/F2.8 ED 焦点距離 180mm 絞り F4 ニコン D7000(ノーマル) ISO1600 露出240秒×14枚コンポジット SWAT-310によるノータッチ追尾 DNG変換 Adobe DNG Converter  ダーク、フラット処理 RAP2 スタック DeepSkyStacker 調整 CaptureNX2等 撮影地 愛媛県砥部町
 
■コメント 
当日は複数の対象を撮影すべく予定していたのですが、間欠的に雲が流れ予定は消化不良となりました。この対象のみ何とか撮影できたのですが、約2時間の撮影のうち、比較的影響の少ないものが、14枚しか残りませんでした。残ったフレームもベールに覆われたような感じで残念でした。次の新月期で雪辱できたらと思っているところです。
 
■係より
GW以降、夜半頃から撮影可能になるアンタレス周辺をご投稿いただきました。このエリアはとてもカラフルで、短い焦点距離でも充分に迫力ある作品に仕上げられます。今回は180mm F2.8望遠レンズをSWAT-310に搭載してのノータッチ撮影。当日は透明度がとても悪かったそうですが、画像処理でカバーして、淡い星雲を見事に描出しました。アンタレス付近は南中高度が低く、なかなか好条件で撮影できるチャンスが少なく、梅雨入り前までの透明度のよい日が狙い目です。ご投稿ありがとうございました。次回作もお待ちしております。

2019年4月11日 (木)

さそり座上部。

東京都八王子市の関原謙介様より、「さそり座上部」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 
Sasori
●さそり座上部
2019年4月2日~3日 Samyang 135mm F2.0 ED,F2.8(4/2)、F4(4/3) オプトロン・クリアスカイフィルター使用  ニコン D810A ISO3200 露出時間 90秒×29枚 80秒×86枚コンポジット トータル露光時間158分 SWAT-350によるノータッチ追尾 PixInsightで加算処理 ステライメージ8 Nikon Captute2による追加の画像調整処理 撮影地 静岡県松崎町
 
■コメント
先週は天候に恵まれて星空の撮影を楽しまれた方も多かったと思います。4月2日と3日の2日間かけて撮影したさそり座上部です。撮影場所は南側が木立で遮られるため、露出時間を確保できず苦肉の策です。2日と3日で撮影条件(絞り値)が若干異なるのですが、かまわず加算処理をしてみました。4月3日は西伊豆ではめったにない「風のない晴天」でしたが、気温は氷点下3度まで下がりました。
 
■係より
ご投稿ありがとうございます。今回は美しい色彩のさそり座上部をSWAT-350ノータッチ追尾で狙っていただきました。カラフルなアンタレス周辺を中央付近に配し、上部に青い馬星雲、左に暗黒帯、右に淡いHα領域とフルサイズ135mmの画角全面に星雲が広がっています。いつもながらですが関原さんお得意のナチュラルな仕上げは好感が持てます。サムヤンレンズもなかなかシャープで切れ味がいいですね。これから、夏の天体が撮影好機を迎えます。撮影されましたら、ぜひまたお送りください。お待ちしております。

2019年4月 8日 (月)

M101回転花火銀河。

北海道にお住まいの斎藤雅也様より「M101回転花火銀河」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 
M101

●M101回転花火銀河
2019年4月4日00時15分~ ビクセンED80sf+レデューサー 焦点距離 510mm F6.4 キヤノン EOS 6D ISO6400 60秒露出×60枚コンポジット SWAT-350にてノータッチ追尾 撮影地 北海道伊達市
 
■コメント
久しぶりの星空! 普段はComet ばかり追いかけているのですが、月撮影専用に使っている鏡筒にレデュサーを組んで、M101銀河を露出60秒60枚連続でSWAT-350の放置追尾にチャレンジしてみました。結果、60枚すべてのコマがOK!!でした。自作極望でコンスタントに極軸合わせが出来るようになりました。相変わらず画像処理はPhotoshopのチョコット(下手糞!)処理で申し訳ありません。
 
■係より
SWAT-350にビクセン8cm ED屈折を搭載してのお手軽ノータッチ追尾による作品です。ISO6400の高感度に設定して1分を60枚、全コマ流れなしの完璧なガイドとのことです。SWATの追尾精度なら、露出時間を調節すれば500mmクラスでも点像に写せます。天の赤道付近が一番厳しく北極星に近づくほどPモーションの影響が小さくなるので、露出時間の調節の参考にしていただければと思います。今回はM101回転花火銀河ですが、総露出1時間で淡い部分や暗黒帯もよく描出できていて、なかかなの迫力ですね。素晴らしいです。ご投稿どうもありがとうございました。また撮れたら送ってください。

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