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2019年5月24日 (金)

夏の訪れ。

東京都八王子市の上村裕様より14mm超広角レンズによる「夏の天の川」をお送りいただきましたので、早速ご紹介します。
 
Milkyway_s2

●夏の訪れ
2019年5月4日3時41分~ シグマ 14mm F1.8 DG HSM Art 絞りF2.8 キヤノン EOS 6D(HKIR) ISO1600 露出 90秒×19枚(天の川)、90秒×5枚(地上)をそれぞれコンポジット後、合成 SWAT-350ノータッチ追尾 PixInsight、Photoshopで画像処理 撮影地 大分県日田市
 
■コメント
今年のゴールデンウィークは新月期と重なり撮影に出かけられた方も多いのではないでしょうか。天候に恵まれた後半の1日だけ撮影に出かけましたのでお送りします。今回は、14mmの超広角での撮影です。菜の花が広がる高台から、熊本県小国町〜阿蘇五岳を望み、南北を縦断するように夏の天の川が聳えます。空の状態が良く、1枚撮りでも天の川をコントラスト良く撮影できますが、ここはSWATを使ってじっくり撮影します。そうすることで、天の川の濃淡や、暗黒帯のディティールをより鮮明に捉えることができます。超広角のため、当然ノータッチで撮影可能です。どうしても地上の景色は流れますので別撮りして合成しています。久しぶりに超お気軽な撮影となりましたが、これこそがSWATの魅力であり、初心者でも気軽に始められる撮影スタイルですね。
 
■係より
いつもご投稿いただきまして、ありがとうございます。今回はGWの里帰りをいかして、大分からの撮影ですね。それにしても素晴らしい天の川です。無理のない画像処理でナチュラルな仕上げがいい感じです。関原さんの作品も自然な仕上がりですが、全体的な雰囲気に作者の個性の違いが出て面白いです。上村さんは手前の菜の花畑や青く幻想的な山並みを上手に構図に取り込んでいます。このように地上を水平にしたい場合は、自由雲台を使うのがおすすめです。撮影条件に恵まれて、Hα星雲が連なっているのがよくわかりますね。M16わし星雲、M17オメガ星雲、M20三裂星雲、M8干潟星雲、彼岸花に出目金、エビ星雲までよく写っています。この週末は月がまだ大きいですが、夜半までは撮影できそうなので、晴れたら出かけたいですね。梅雨入り前の貴重なチャンスかもしれません。ぜひまた、よろしくお願いいたします。

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