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2019年6月

2019年6月11日 (火)

しし座の三つ子銀河。

東京都八王子市の上村裕様よりボーグ107FL+SWAT-350で撮影した「しし座の三つ子銀河」をお送りいただきましたので、早速ご紹介します。
 
Leotriplet

 

Leotriplet_annotated
●しし座の三つ子銀河
2019年3月8日22時20分~ ボーグ 107FL+フラットナー1.08× 合成焦点距離 648mm F6.1 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO3200 180秒露出×80枚 SWAT-350+M-GENによる1軸オートガイド PixInsight、Photoshopで画像処理 撮影地 千葉県大多喜町
 
■コメント
今年も梅雨がやってきましたね。関東の梅雨入りは平年並みとのことですが、ここ数年は特に晴れ間が少なく、なかなか撮影することができません。新月期前後で好天に恵まれると良いですね。今回は、3月に撮影したしし座の三つ子銀河をお送りします。春は、ポタ赤で狙うには厳しい対象ばかりですが、いくつかの天体は500mm前後でもそこそこ見栄えのするものがあります。そのひとつがこの三つ子銀河です。撮影当日はシーイングが良く、それぞれの銀河の構造がよく出てくれました。
 
■係より
梅雨入りしてしてしまいましたが、ありがたいことに投稿コーナーには素晴らしい作品が届いています。ユーザー様のおかげで、この時期でも天体を楽しめます。さて、上村さんから「しし座の三つ子銀河」をお送りいただきました。画像は北が左になってますが、左の銀河がNGC3628、右上がM65、右下がM66です。総露出時間4時間ですからノイズも抑えられ、 シーイングがよかったことで、銀河の細部がとてもよく写ってますね。彩度も効いてますし、とても口径10cmとは思えない出来です。下の写真星図も参考になります。三つ子の周りに20等級?クラスのPGC天体がいっぱい写ってますね。この時期の貴重なご投稿、ありがとうございます。ぜひまたお送りください。

2019年6月 8日 (土)

青い馬星雲。

愛媛県にお住まいの山田浩之様より、さそり座の「青い馬星雲」をお送りいただきましたので、ご紹介します。
 
Photo_9
●さそり座アンタレス周辺 
2019年3月8日04:02~ 2019年3月9日03:19~ 2019年3月15日03:27~ ニコン Ai-S 180/F2.8 ED 焦点距離 180mm 絞り F4 ニコン D7000(ノーマル) ISO800 露出360秒×40枚コンポジット SWAT-310によるノータッチ追尾 DNG変換 Adobe DNG Converter  ダーク、フラット処理 RAP2 スタック DeepSkyStacker 調整 CaptureNX2等 撮影地 愛媛県東温市
 
■コメント
3月に撮影したものですが、とりあえず夏物ということで投稿いたします。一晩では撮影時間不足であったため、三夜に渡って撮影しました。副観望地で撮影したのですが、ここは北から西にかけて大きな光害のドームがあるため、どうなることか心配だったのですが、出来栄えはともかく何とか形にすることはできました。ちなみに撮影地の天頂部の等級は21.32mag/arcsec^2(ATLAS2015)であり、いわゆる軽度の光害地といったところです。私のサイトの以下のページに「光害マップの活用方法」をまとめていますが、机上ロケハンをすれば、意外と身近に良い場所が見つかるかもしれません。
 
■係より
さそり座のアンタレスの北にある「青い馬星雲」です。明るい光学系で総露出時間4時間ですから、淡い部分もとても滑らかに描出できました。東に延びる暗黒帯の微妙な濃淡も見事です。全体の仕上げもナチュラルでいい感じで、お手本のような作品です。リンク先の「光害マップの活用方法」も役に立ちますね。梅雨時の貴重なご投稿、どうもありがとうございました。ぜひまたお送りください。

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