作例写真

2018年10月19日 (金)

21P/ジャコビニ-ツィナー彗星。

北海道にお住まいの斎藤雅也様より「21P/ジャコビニ-ツィナー彗星」をお送りいただきましたので、早速ご紹介いたします。
 21p1
21p

●21P/ジャコビニツィナー彗星
2018年8月18日00時26分~ オリンパス ED150mm F2 絞りF2.8 オリンパス PEN E-PL6 ISO800 露出60秒×2枚コンポジット SWAT-350にてノータッチ追尾 ※下の文字入りは係が作成
 
■コメント
初めまして!斎藤と申します。SWAT-350を購入後、8月頃からやっと稼動できる状態になり早速comet 21pを撮影してみました。撮影地に到着して10分以内に撮影が開始出来るフットワークの良さには大変助かっております。(SWAT-mini では5分ですが、、) 私のようなSWAT-350を車から降ろし、4~5分でセッティングを終了し撮影開始!と言うような使い方には最適の機材です。追尾性能の方も今のところ安定して300~400mm望遠レンズで3分間をこなしてくれております。
 
■係より
初投稿、どうもありがとうございます。彗星のご投稿は、かなり久しぶりです。そこそこ明るくなった21P/ジャコビニツィナー彗星の勇姿ですね。撮影の頃は、まだカシオペヤ座で胎児、ハート星雲の近くでしたが、その後、冬の天の川の中を移動して、先日かもめ星雲と重なるというイベントがありました。作品では、きれいな緑色と尾を見事に捉えてますね。オリンパスのレンズとカメラによる撮影ですが、オリンパスもフジやペンタックスのよに、無改造で赤い星雲が写ります。作品の下の方に赤い散光星雲が写っています。これから冬の大型天体が目白押しですので、ぜひ赤い散光星雲を狙ってみてください。また撮影されましたら、お気軽にご投稿ください。お待ちしております。

2018年10月15日 (月)

M42オリオン大星雲。

大分県佐伯市にお住まいの志賀本昌様より、「M42オリオン大星雲」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 M42

●M42オリオン大星雲
2018年10月13日02時~ シグマ 150-600mm F5-6.3 DG 600mm 絞り F7.1 キヤノン EOS 6D(IR改造) ISO3200 露出240秒×13枚+露出90秒×20枚+露出30秒×20枚+露出15秒をステライメージ8でコンポジット SWAT-350+M-GENによる一軸オートガイド 撮影地 大分県佐伯市
 
■コメント
10月13日午前2時からM42を撮影してみました。皆様が露出を何段階かに分けてコンポジットするらしいので、自分も挑戦しましたが、どうするのかよくわかりません。赤道儀はSWAT-350、カメラは改造済のEOS6D、レンズはシグマ望遠ズーム150-600を使い600ミリで撮影、ISO感度は3200です。4段階の露出で撮った画像をコンポジットしました。まだHDR処理というのが、理解できてないので、今後の課題です。
 
■係より
今季初のM42です。もう冬の王様が登場する季節なんですね。関東地方では、この秋、いまだにすっきり晴れてくれなくて、ぜんぜん写真が撮れません。九州では晴れた日が多いのでしょうか? 羨ましい限りです。さて、通常の露出に短時間露光を合成するにはHDR処理がおすすめです。グッと階調が豊かな作品になりますので、ぜひマスターしていただければと思います。ただ、白飛びしてる部分をすべて描出しようとすると、ちょっと気味の悪い画像になりますので、適度に飛ばしてしまった方がよいと思います。下に参考画像をお掲載します。ご投稿。ありがとうございました。ぜひまたお気軽にお送りください。
 Hdr_2

何段階に分けて撮った画像をPhotoshopでHDR合成した例です。飽和したオリオン星雲中心部に短時間露光を乗せて白飛びを抑えています。恒星の白飛びにも効果的です。

2018年10月 7日 (日)

M33とバブル星雲付近。

大分県佐伯市にお住まいの志賀本昌様より、「M33」と「バブル星雲付近」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 M33r

●M33
2018年10月1日、10月6日 シグマ 150-600mm F5-6.3 DG 600mm 絞り F7.1  キヤノン EOS X7i(IR改造) ISO3200 露出5分×12枚+露出4分×21枚 合計33枚(総露出144分)をステライメージ8でコンポジット SWAT-350+M-GENによる一軸オートガイド 撮影地 大分県佐伯市
 M52ngc7635r

●バブル星雲付近
2018年10月7日19時56分~21時06分 シグマ 150-600mm F5-6.3 DG 600mm 絞り F7.1  キヤノン EOS X7i(IR改造) ISO3200 露出4分×18枚(総露出72分)をステライメージ8でコンポジット SWAT-350+M-GENによる一軸オートガイド 撮影地 大分県佐伯市
 
■コメント
今年の春から何故か所有しているオートガイダーM-GENの調子が悪く、販売店で交換してもらって無事に解決しました。自分の使っていたM-GENのどこかに悪い個所があったと思いますが、その原因がわからず、悩んでいたので、解決できて嬉しいです。さて、作例ですが、広い範囲の撮影では光害を拾いやすいので、最近はシグマ望遠ズーム150-600で撮影しています。使用赤道儀はSWAT-350、カメラはX7i、600mmの焦点だと35mmフルサイズに換算するとノートリで960mmの画角となり、かなりの長焦点です。今月に入り、昨夜(10月7日)までに撮影した二つの対象をお送りします。
 
■係より
いつもご投稿いただき、ありがとうございます。結局、今年も昨年並みに天気が悪くて、作例コーナーも閑古鳥でした。ようやく晴れ間も出るようになってきましたので、これからのご投稿に期待したいところです。今回お送りいただいたのは600mmによるM33とバブル星雲付近です。M33はトータル2時間半近い露出で淡く拡がる腕や暗黒帯を見事に捉えています。改造カメラなので、Hαもよく出ていますね。バルブ星雲付近も赤い散光星雲の拡がりがよく写ってます。星雲の左上の散開星団はM52ですが、けっこう密集していて600mmくらいでないときれいに分解しないかもしれません。どちらもたっぷり露出してよい出来です。また撮れましたら、お気軽にご投稿ください。お待ちしております。

2018年9月19日 (水)

網状星雲。

愛知県春日井市のHUQ様から、香川で撮影した「網状星雲」をお送りいただきましたので、ご紹介します。
 Photo

●網状星雲
2018年8月18日~20日 ボーグ 55FL+レデューサー (f=200mm F3.6) ニコン D810A ISO1600 露出3分×176枚コンポジット SWAT-350(赤経体)+ SS-one mini(赤緯体)2軸ガイド(PHD2) 撮影地 香川県

■コメント
前回お送りした「M16わし星雲とM17オメガ星雲」に続いて撮影したはくちょう座の網状星雲です。今回の撮影に使った機材(写真下)をご紹介します。光学極望と電子極望が両方ついてますが、2軸ガイド中は極軸の設定精度はさほど要らないため、光学極望を用いてサクッと極軸設定を終わらせています。今回電源をモバイルバッテリーからカメラの電源を取るアダプターが使えることが分かったため、12V出力の電源が不要になり、全体重量が10kgを切りました。3本ある 26800mAh モバイルバッテリーのうち1本はデジカメ、1本はガイド/電視ファインダー用スティックPC、残る1本でSWAT-350、SS-one mini、鏡筒用ヒーターを使っています。
  
■係より
トータル9時間近い露出で、大きく拡がる網状星雲全体を捉えた作品です。天の川の近くなので、微光星で埋め尽くされますね。網状星雲の位置はこちらを参考にしてください。
 Swat35055fl

撮影に使った機材。アルカスイスのパーツを組み合わせてエルボー式に赤緯体を搭載し、バッテリーをカウンターウェイト代わりに使用する無駄のない構成です。

2018年9月 8日 (土)

火星への回廊と天の川。

東京都八王子市の関原謙介様より石垣島で撮影した火星と天の川をお送りいただきましたのでご紹介します。なお、この作品は天文ガイド10月号入選作です。
 Hosi10smallr

●火星への回廊と天の川
撮影日 2018年7月13日21時53分~22時23分 ニコン 14-24mm F/2.8G ED 14mm, F3.5で使用 ニコン D810A ISO1600 星画像 60秒露出×20枚コンポジット+地上画像(固定) 60秒×3枚コンポジット 総露出時間20分 PixInsightで加算処理 PhotoshopCS6で星画像と地上画像の合成処理 Nikon Capture2にて追加の画像処理 SWAT-350によるノータッチ追尾撮影 撮影地 石垣島伊原間地区
 
■コメント
石垣島で「本気の」台風を体験した3日後にようやく天候に恵まれ撮影した火星と天の川です。水平線近くにある月に向かって水面の反射が帯状に続いている様子を「月への道」などと表現しますが、この夏の夜空の主役、火星が水面に作る光の道を天の川とともに撮影する事ができました。最初からねらっていたわけではないのですが、試し撮りのコマにこの光の帯が写っていたため、これを主役にして撮影する事にしました。この日も雲の飛来する不安定な天候で、トータル20分の露光を確保するのがやっとでしたが、良質な夜空に助けられました。この写真は今月号の天文ガイド、ビギナーの部で入選作品に選ばれました。日頃、このサイトへ投稿する写真を「巧みに」ほめていただいき、勇気づけていただいているお陰と感謝しております。
 
■係より
天文ガイド10月号ご入選、おめでとうございます。SWATユーザー様の作品が入選するのは、我がことのように嬉しいです。今回はその入選作をお送りいただきました。最優秀候補に残っただけあって、とても美しい星景写真に仕上がってます。「火星への回廊…」というタイトルも秀逸で大接近の火星の明るさがあれば、これだけ立派な「回廊」が写せるのにはびっくりしました。そして石垣島の濃い天の川が自然に描写されて、なんとも芸術的な作品となりました。ご投稿、ありがとうございます。そろそろ秋の長雨シーズンですが、また撮れたらお送りください。お待ちしております。

2018年9月 1日 (土)

ラ・パルマからの天の川と大流星。

チェコのアマチュア天文学者、Zdenek Bardonさんから、カナリア諸島ラ・パルマにて、SWAT-300で撮影した星景写真をお送りいただきましたのでご紹介します。
 Magic_mw_bardon18

●MAGIC望遠鏡の上の天の川
2018年8月10日 Zeiss Otus 28mm F1.4 ニコン D810A ISO3200 露出60秒×15枚+60秒固定×1枚 SWAT-300にて自動追尾 撮影地 スペイン領ラ・パルマ島
 Fireball_lapalma_bardon18_08

●火球
2018年3月15日 Zeiss Milvus 18mm F1.4 ニコン D810A ISO3200 露出60秒×1枚+60秒固定×1枚 SWAT-300にて自動追尾 撮影地 スペイン領ラ・パルマ島
 
■コメント
私はチェコのアマチュア天文学者です。最近はヨーロッパ南天文台のESO Photo Ambassadorと呼ばれています。私はSWAT-300にとても満足しています。
数週間前ですが、私はスペイン領ラ・パルマ島(カナリア諸島)のロケ・デ・ロス・ムチャチョス天文台から帰国しました。私はペルセウス座流星群を捉えるために、そこで数日を過ごしました。撮影した画像から2枚を送ります。
The mount SWAT-300 is a fantastic and precise piece of equipment! Great work!
 
■係より
チェコのZdenek Bardonさんから4ヶ月ぶりのご投稿です。今回はカナリア諸島ラ・パルマからの天の川になります。沖縄とほぼ同じくらいの緯度になります。透明度がよいのか、低空までコントラストの良く仕上がっています。M16からえび星雲まで点在するHα散光星雲がよくわかりますね。2枚目の流星は放射点が異なるのでペルセ群がどうかはわかりませんが、とにかく痕を伴う大流星が写ったのはラッキーでした。秋の銀河に見事な華を添えてくれましたね。撮影に使われたツアイスのレンズも星像がとてもシャープでいいですね。最後に、SWAT-300にとても満足されているようで、生産者としても嬉しい限りです。ご投稿、ありがとうございました。ぜひまたお送りください。

2018年8月30日 (木)

M16わし星雲とM17オメガ星雲。

愛知県春日井市のHUQ様から、一年ぶりの投稿です。今回は「M16わし星雲とM17オメガ星雲」をお送りいただきました。
 M16m17

●M16わし星雲とM17オメガ星雲
2018年8月17日~18日 ボーグ 55FL+レデューサー (f=200mm F3.6) ニコン D810A ISO800 露出0.5分×1枚+1分×3枚+2分×111枚+3分×24枚コンポジット SWAT-350(赤経体)+ SS-one mini(赤緯体)2軸ガイド(PHD2) 撮影地 香川県
 
■コメント
この夏、8月17日から20日にかけて、ターゲットをM16、M17 と 網状星雲に絞り、空の許す限りひたすら撮り重ねました。まず処理の終わったM16、M17を送ります。透明度はそこそこ良かったものの薄雲の通過が多く、クリアな写真は殆ど得られませんでしたが、程度の酷くないコマは全部コンポジットに混ぜ込んで処理しました。全体の色調、全体の中での淡い星雲と微光星の調和に気を遣って処理しました。
 
■係より
久しぶりのご投稿、ありがとうございます。この夏の天気はイマイチだったようで、作例画像の投稿がパタッと止まってしまいました。私自身も3ヶ月以上も撮影に出かけてないので、そろそろ星空の下に行きたくてウズウズしています。さて、お送りいただいたのはボーグ55FL+レデューサーで撮影されたM16、M17付近です。55FLはシャープな星像で定評がありますね。さすがに最周辺では星像が崩れますが、中心から広い範囲で鋭い星像が敷き詰められてます。明るい散光星雲がタイトルのM16(上)とM17(下)です。200mmですと周辺の淡い星雲も構図にちょうど良く取り込めますね。ちなみにM16の上(北)の赤い散光星雲はシャープレスカタログでSh2-54の番号が振られています。

2018年8月16日 (木)

M27亜鈴状星雲。

神奈川県横須賀市の関謙一郎様より、SWAT-350ノータッチ追尾で撮影したM27亜鈴状星雲を初投稿いただきましたので、ご紹介します
 M27

2018年8月14日 ペンタックス75EDHFII 500mm F6.7 ニコン D810A ISO2500 60秒露出×2枚コンポジット SWAT-350にてノータッチ追尾 撮影地 乗鞍高原
 
■コメント
ただ今、乗鞍高原に来ております。オールドテレスコープですが、果たして500mmのノータッチガイドはどうなるやら…。試してみたくなり、急遽回転ユニットを追加購入して馳せ参じました。なにせ星像が甘くて光軸もピントも? 更に夕立後の薄モヤの中でしたが、無事テスト出来ました! ゆくゆくはボーグ107FLにてチャレンジしたく、色々練習して行きますのでコメントなど頂けましたら幸いです。今までの架台はEM-1でしたが、SWATでも何の問題もなく追尾できてしまうなんて素晴らしいですね。まだまだ歩留まりが悪いので、バランスなども今後追い込んで行きます。
 
■係より
このたびは、ご投稿いただきまして誠にありがとうございます。SWAT-350で500mmノータッチ追尾による惑星状星雲M27です。ポータブル赤道儀で500mmクラスをガイドしようとすると通常はオートガイドが必要ですが、SWAT-350の追尾精度なら、露出を1~2分に切り詰めることで充分に追尾可能です。ペンタックスの75EDHFIIはかなり懐かしいですね。このレンズ、フラットナー内蔵なので周辺までなかなか良好な星像のようです。SWAT-350にぴったりのサイズですし、この組み合わせで個々の天体をクローズアップするのも練習にちょうどいいと思います。今回、北が斜め右上方向になっていますが、北を真上にした方がよいでしょう。これからもSWAT-350で撮影をお楽しみください。またよい写真が撮れたら、ぜひお送りください。
 15342278583120_noexif

関さんの撮影システム。三脚の足の一本が北に向くようにして、極軸微動ユニットの上下微動ハンドルがだいたい南北になるように設置すると安定して便利ですよ。ポールマスターSWATで極軸設置もバッチリですね。

2018年7月31日 (火)

土星と火星。

東京都八王子市の上村裕様より、大接近を迎えた火星と土星のツーショットをお送りいただきましたのでご紹介します。
 Saturnmars

●土星と火星
(土星)2018年7月29日22時18分~ 1/28秒露出 (火星)2018年7月29日23時23分~ 1/500秒露出 共通データ ボーグ107FL+Or6mm QHY5III178M AutoStakkert!3で500枚スタック Registax6 Photoshopで画像処理 SWAT-350ノータッチ追尾 東京都八王子市
 
■コメント
台風一過の29日、関東は好天に恵まれましたが、満月直後の月が煌々と輝いています。なかなか新月期に快晴というのは難しいですね。そんな中、久しぶりにCMOSカメラで惑星を撮影しました。今年は、間も無く火星の大接近を迎えますね。Windyを確認すると、上空の風も穏やかな予報でしたので好シーイングが期待できました。まず、南中を迎えた土星を撮影です。眼視したところ、予想通り気流は安定しており、カッシーニの空隙がくっきり見えます。撮影した動画をスタックしても、昨年より構造が出てくれました。この口径では、これくらいが限界なのでしょうか。続いて、火星です。見た目の大きさは土星より大きく明るいのですが、はっきりとした模様はプレビューでは確認できません。ダメもとでRegistaxで強調処理したところ、それらしい構造が出てきてくれましたが、なんとも微妙です。画像は、2惑星の視直径の違いがわかるように、同じ条件(拡大率)で撮影しています。去年同様、モノクロCMOSカメラにフィルターレスという乱暴な撮影ですが、機会があればカラーで撮影したいですね。
 
■係より
いや~、これはビックリの土星と火星です。口径10cmとは思えないほど模様が描出されており、驚かされました。シーイングもピント合わせも上等で、QHY5III178Mの性能もよいのでしょうが、まるで30cmクラスで撮影した画像を見ているようです。素晴らしい作品に仕上がりました。
さて、ただいま大接近を迎えているのが火星です。砂嵐で一時は模様が見えなくなってしまい、どうなるかと心配されましたが、ここに来て模様もよく写るようになってきました。小口径でも充分に楽しめますので、この夏、ぜひ観察していただきたいと思います。
上村さん、どうもありがとうございました。またの投稿、お待ちしております。

2018年7月27日 (金)

デネブ、サドル周辺。

横浜市にお住まいの蒼月様より、シグマ 135mm Artによる「デネブ、サドル周辺」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 Cygnus2

●デネブ、サドル周辺
2018年7月15日0時15分~2時58分 シグマ 135mm F1.8 DG HSM Art 絞りF2.2 キヤノン EOS 6D(SEO-SP4改造) ISO1600 240秒露出×41枚、70秒×12枚(F2.8)、15秒×15枚(F2.8) 各コンポジット SWAT-310(PHD2で一軸オートガイド) PixInsightで画像処理 撮影地 天城山登山口駐車場
 
■コメント
先日掲載していただいた「バンビの横顔周辺」を取り終えた後、やや予想外の快晴が続いたことで、もう1対象、夏の定番領域を撮影することができました。こちらは広大な赤い輝線星雲が目立ちますね。さすがは天の川。星がボンボン爆発したであろう領域だということがわかります。有名な北アメリカ星雲はその一部に過ぎないんですよね。135mmくらいの画角だと、その辺りがよくわかります。
ただ、こちらを撮影中、レンズが曇ったのか、それとも上層雲が薄くかかったのかは不明ですが、デネブなどの輝星の周りに光芒が大きく写ってしまいました。そのため、全体的になんとなく滲んだようにぼやけた画像になってしまったのが残念です。
 
■係より
バンビの横顔に続いて、蒼月さんの素晴らしい作品をもうひとつ。はくちょう座の中心部をシグマの神?レンズ135mm Artで狙いました。中央やや上が一等星のデネブ、その左(東)に拡がる北アメリカ星雲とペリカン星雲は昔から超有名な大型のHα散光星雲です。画面右下の恒星が二等星のサドルで、この星のまわりにも明るい散光星雲があります。135mmだと、それらをまとめて構図に収められ、F2.2という明るさで、3時間近い総露出とすることで、周辺に大きく拡がる散光星雲の全貌を捉えることができました。単調な赤一色になりがちですが、青い成分を残すことで星雲の微妙な階調を維持してます。夜露か薄雲で輝星が滲んだとのことですが、かえって味が出てよい雰囲気だと思います。ご投稿、ありがとうございます。8月の作品も期待しております。(笑)

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