作例写真

2019年9月 1日 (日)

フジGFX100による昇るアンドロメダ銀河。

千葉県市川市の外山保廣(外山電子)様より、フジGFX100で撮影した「昇るアンドロメダ銀河 」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 
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●昇るアンドロメダ銀河
2019年8月4日22時43分~ フジ GF110mm F2 R LM WR 絞り F3.2 GFX100 ISO6400 30秒露出×11枚コンポジット SWAT-310(V-spec β版)でノータッチ追尾 Photoshop CCで画像処理 撮影地 千葉県大多喜町
 
■係より
いよいよアンドロメダ銀河の撮り頃となってきました。巨大な銀河ですから、わずか110mm(35mm判換算で約90mm)の画角でもご覧の通りの迫力で写せます。東の山の稜線から昇ったばかりの姿ですが、樹木の影を構図に取り込んで、なかなか面白い仕上がりになりました。このあたりは、さすがベテランの外山さんといった感じですね。1億画素のカメラと最新の高解像レンズで、渦構造も写っています。この組み合わせで、引き続き秋から冬の天の川沿いを狙っていただければと思います。GFX100シリーズにご期待してます。

2019年8月29日 (木)

フジGFX100によるアルタイル付近。

千葉県市川市の外山保廣(外山電子)様より、フジGFX100で撮影した「アルタイル付近」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 
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●アルタイル付近
2019年8月4日21時46分~ フジ GF110mm F2 R LM WR 絞り F3.2 GFX100 ISO6400 30秒露出×12枚コンポジット SWAT-310(V-spec β版)でノータッチ追尾 Photoshop CCで画像処理 撮影地 千葉県大多喜町
 
■係より
わし座のアルタイル付近の暗黒星雲を狙った作品です。画像中心の明るい星がアルタイル、その右上のCの形をした暗黒星雲がB142、そのすぐ下がB143です。いて座付近の天の川は濃いうえに赤い星雲があってとても華やかですし、はくちょう座も散光星雲の宝庫で、それに挟まれたアルタイル付近はやや寂しい感じはありますが、天の川も立派ですし、暗黒帯の濃淡が楽しめて、とても面白いと思います。撮影しておきたいエリアのひとつです。

2019年8月22日 (木)

フジGFX100によるスモールスタークラウド付近。

千葉県市川市の外山保廣(外山電子)様より、フジGFX100で撮影した「スモールスタークラウド付近」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 
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●スモールスタークラウド付近
2019年8月4日22時24分~ フジ GF110mm F2 R LM WR 絞り F3.2 GFX100 ISO6400 30秒露出×12枚コンポジット SWAT-310(V-spec β版)でノータッチ追尾 Photoshop CCで画像処理 撮影地 千葉県大多喜町
 
■係より
いて座の巨大な(ビッグ)スタークラウドに対して、たて座の散開星団M11付近にある天の川の明るい部分のことをスモールスタークラウドと呼びます。画像の中央やや下の部分がそれにあたります。双眼鏡で天の川を流しながら確認したい対象です。M11は密集度の高い散開星団で、まるで球状星団のように見える散開星団です。背景の天の川の星に対して、星団を構成する明るく青白い星との対比が非常に美しいです。部分拡大はこちらをどうぞ。

2019年8月21日 (水)

はくちょう座の散光星雲。

茨城県つくば市の鈴木様より、初投稿いただきました。シグマ135mm Artで撮影した「はくちょう座の散光星雲」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 
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●はくちょう座の散光星雲
2019年8月5日1時30分~ シグマ 135mm F1.8 DG  Art 絞りF3.2 キヤノン EOS 6D2(HKIR改造) ISO3200 露出 60秒×10枚+30秒×6枚コンポジット SWAT-310にてノータッチガイド ステライメージにて画像処理 撮影地 北八ケ岳
 
■コメント
先日、北八ヶ岳で初めてペリカン星雲付近を撮影してみました。SWAT310の精度にはびっくりでした。ご笑覧下されば幸いです。まだまだ先が長そうです。
 
■係より
鈴木様、このたびは初投稿ありがとうございます。北八ケ岳で撮影されたはくちょう座の散光星雲ですが、空の条件が良かったのでしょう、Hα散光星雲が素晴らしいコントラストで写せました。サドルの北側の細かい星雲もよく出ていて、なかなかのものですね。近場の房総でも撮影されたいとのことですが、北八ケ岳の空には到底かないませんが、短時間で行けるのが一番の魅力です。ぜひ気軽に出かけていただければと思います。また撮影されましたら、お気軽にご投稿ください。お待ちしております。

2019年8月20日 (火)

Sh2-245。

横浜市にお住まいの蒼月様より、シグマ135mm Artによる「Sh2-245」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 
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●Sh2-245
2018年11月11日1時35分~ シグマ 135mm F1.8 DG  Art 絞りF2.2 キヤノン EOS 6D(SEO-SP4改造) ISO3200 露出 120秒×40枚コンポジット SWAT-310(PHD2で一軸オートガイド) PixInsightで画像処理 撮影地 長野県諏訪郡富士見町
 
■コメント
少々ご無沙汰しておりました。夏季に入ってなかなかすっきりと晴れないので、昨年の秋に撮影した蔵出し画像で恐縮ですが投稿いたします。
オリオン座の西側、すばるの南側に、ちょうど平仮名の「し」の字を描く赤い星雲があります。オリオン-エリダヌス・スーパーバブル(Sh2-245)と呼ばれるこの天体は、135mmの画角ではとても全景は写せないほどに巨大で、この写真はその「し」の字の左側の直線部分だけを写したものです。この星雲を写すのはこのときが2回目でしたが、非常に淡い対象で、上手く写せたと言えるのはこれが初めてです。実際に写してみると、周囲に分子雲らしき星雲も広範囲に広がっており、こちらもまた写しきれていません。宇宙には、意外と星間物質があちこちに漂っているんですね。思えば、この天体も夜半過ぎには東の空に昇ってくる季節になりました。シーズンインと言って良いでしょう。この星雲がいったいどこまで広がっているのか興味はありますが、とりあえず今シーズンはモザイクでもう少し広い範囲を撮影できればと思っています。また、いつもの通り高解像度版(https://flic.kr/p/2eetL9M)もご覧いただけますので、お時間があればご覧ください。
まだまだ残暑厳しい日が続きますが、皆様どうぞご自愛専一にてご精励くださいますよう。
 
■係より

いつもご投稿いただき、ありがとうございます。今回はこれまたずいぶん難物ですが、素晴らしくよく写ってますね。Sh2-245はオリオン座の右(西)側にある超巨大な散光星雲で、50mm標準レンズの画角いっぱいに広がるくらいの大きさがあります。釣り針のような「し」の字形をしていますが、淡いので写すのはなかなか難しいです。蒼月さんの作品は、まわりの分子雲までも強調してあって、すごい迫力になっています。Sh2-245はヒヤデス星団に近いですが、あのあたりはかなり濃い分子雲が漂っているので、それと繋がってるのかもしれません。是非モザイクで広げていただいて、全貌を見てみたいですね。またのご投稿、楽しみにしております。

2019年8月18日 (日)

北アメリカ星雲、ペリカン星雲付近。

愛媛県にお住まいの山田浩之様より、「北アメリカ星雲、ペリカン星雲付近」をお送りいただきましたので、ご紹介します。
 
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●北アメリカ星雲、ペリカン星雲付近
2019年8月9日01時29分~ ニコン Ai-S 180/F2.8 ED 絞りF4 ニコン D7000(ノーマル) ISO3200 露出240秒×23枚コンポジット SWAT-310によるノータッチ追尾 ダーク、フラット処理 RAP2 スタック DeepSkyStacker 調整 CaptureNX2等 撮影地 愛媛県砥部町
 
■コメント
梅雨明けの7月後半以降、夏バテと眠気で数回あった撮影機会を逸していました。8月8日から9日にかけてはWindyの予報が良かったので、いつもの場所に出かけ撮影を行いました。月没から薄明までの時間を考慮すると、明るい対象の方が良いだろうと思い、北アメリカ・ペリカン周辺を対象としました。残念ながら3時過ぎには雲が出てきたため、予定していた露出時間を稼ぐことはできませんでした。ちなみに今回もStarnet++で恒星の除去を行いました。ここは微恒星が密集した領域ですので、ばっさり恒星を消してしまうと違和感が生じてしまいます。個人的な基準ですが、それなりに恒星を残す方向で処理しました。
 
■係より
ようやく長い梅雨が明けたと思ったら、台風やらなにやらで、安定しない天候が続いてます。少ないチャンスをものにしての作品です。F4で総露出1時間半、細部もよく写っています。星雲の強調処理も抑えめなので、階調豊かな仕上がりがとても自然で好感が持てますね。Starnet++で恒星と背景を分けて処理したそうですが、そのおかげで恒星がうるさく感じられず丁度いい感じです。ご投稿ありがとうございました。また撮れたらお送りください。お待ちしております。

2019年8月17日 (土)

フジGFX100によるS字状暗黒星雲付近。

千葉県市川市の外山保廣(外山電子)様より、フジGFX100で撮影した「S字状暗黒星雲」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 
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●S字状暗黒星雲付近
2019年8月4日20時47分~ フジ GF110mm F2 R LM WR 絞り F4 GFX100 ISO6400 30秒露出×11枚コンポジット SWAT-310(V-spec β版)でノータッチ追尾 Photoshop CCで画像処理 撮影地 千葉県大多喜町
 
■係より
このところ、1億画素を誇るフジGFX100と純正GF110mm F2による作品を連続でご紹介してます。今回は「S字状暗黒星雲付近」です。どこだか判りますか? 焦点距離が短いので、かわいらしく写ってます。探してみてください。答えは右端の輝星(木星)とM8干潟星雲の中間くらいのところです。GFX100の作例を何枚もみてきたので、だいぶ慣れてきましたが、やっぱり星像がシャープで、背景のぬか星がまるで銀砂を撒いたように埋め尽くしています。左にM16、M17、バンビの横顔、M20、M8の主役たちを配し、木星を取り込んだ構図は斬新です。ノーマルでも赤い星雲がよく写るのはフジのカメラの特徴です。

2019年8月14日 (水)

フジGFX100による天の川中心部。

千葉県市川市の外山保廣(外山電子)様より、フジGFX100でこれまで撮影した天の川まわりをモザイク合成した「天の川中心部」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 
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●天の川中心部
2019年7月5日/8月4日 フジ GF110mm F2 R LM WR 絞り開放~F4 GFX100 ISO6400 30秒露出×7枚~15枚コンポジット SWAT-310(V-spec β版)でノータッチ追尾 Photoshop CCで画像処理 撮影地 アタカマ高原(チリ)/千葉県大多喜町
 
■係より
外山さんがフジのGFX100を使ってチリのアタカマ高原や房総で撮影した天の川中心部付近の画像にアンタレス付近を追加してモザイク合成した作品です。アタカマ高原の素晴らしいコントラストの作品と比べると房総はワンランク落ちてしまいますが、モザイク合成で縮小されるので、違和感はさほど感じませんね。見所はなんといってもこの暗黒帯でしょうか。恐ろしいほどの迫力で迫ってきます。この画質でどんどん広げていきたいですね。

2019年8月10日 (土)

フジGFX100によるバンビの横顔付近。

千葉県市川市の外山保廣(外山電子)様より、フジGFX100で撮影した「バンビの横顔付近」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 
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●バンビの横顔付近
2019年8月4日20時35分~ フジ GF110mm F2 R LM WR 絞り F4 GFX100 ISO6400 30秒露出×9枚コンポジット SWAT-310(V-spec β版)でノータッチ追尾 Photoshop CCで画像処理 撮影地 千葉県大多喜町
 
■係より
前回作品の南斗六星のすぐ北側に位置するバンビの横顔付近の天の川です。画角が一部重なってますので下にモザイク合成した画像を掲載します。房総の空の下、F4でわずかに4.5分での作品です。これだけ短時間で写せると、夏から秋にかけての天の川沿いを一晩で撮影してモザイク合成することも可能ですね。一億画素のGFX100ですから、縮小リサイズで画質アップが期待できますので、チャレンジしてもおもしろいかもしれません。
 
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2019年8月 6日 (火)

フジGFX100による南斗六星。

千葉県市川市の外山保廣様(外山電子)より、フジGFX100で撮影した「いて座の南斗六星付近」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 
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●南斗六星
2019年8月4日20時23分~ フジ GF110mm F2 R LM WR 絞り F4 GFX100 ISO6400 30秒露出×7枚コンポジット SWAT-310(V-spec β版)でノータッチ追尾 Photoshop CCで画像処理 撮影地 千葉県大多喜町
 
■係より
チリ、アタカマ高原の見事な天の川に続いて、千葉県大多喜町で撮影した天の川をお送りいただきました。総露出はわずかに3.5分ですが、房総半島で、こんなにすごい天の川が撮れるなんて、素晴らしいです。さすが一億画素、さすが富士フイルム、といった感じです。もちろん外山さんの撮影技術が秀でていることは間違いないです。ちょっと昔の話になりますが、月面撮影に使われたPOTA現像液を天文の世界にはじめて持ち込んで大ヒットさせたのが、外山さんです。もともと天体写真の大御所でもありますが、モータードライブ以外にも天文界に貢献してきた方なんです。POTAは超微粒子なミニコピーやテクニカルパンといったコピーフィルムを使って低感度撮影し、高階調を出すための超軟調現像液です。この組み合わせのおかげで、月面写真の画質が大幅に向上しました。わたしもお世話になった現像液です。

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