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2012年9月20日 (木)

粗動回転ユニットの試作品

Turntable写真はSWAT-200などのポータブル赤道儀に最適な粗動回転ユニットの試作品です。取り付け部は先日ご紹介したテーパーキャッチャーに適合する形状になっていますので、併用していただくことで様々な使い方が可能になります。ターンテーブルの直径は65mm、高さは45mmと手のひらに収まるコンパクトなサイズで、重さは約350gとなります。360度どこを向けても、非常に滑らかで安定した回転が得られ、カメラをはじめ、ガイド鏡などの小型望遠鏡を搭載するのに最適です。ターンテーブル上にはカメラネジの他、35ミリ間隔でM8とM6のネジ穴が十字に開けてありますので、他社製の機器の搭載にもご利用いただけます。実際の製品はターンテーブル部が梨地のアルマイト仕上げになるほか、クランプノブと外観形状が若干変更になります。価格は1万円程度、発売は11月頃の予定です。
Turntable2裏側から見るとこんな感じになっています。アルミと真鍮の削り出しで、非常に精度が高く、驚くほどスムーズな回転が得られます。テーパーキャッチャーが適合すれば、SWAT-200以外の多くの他社製品にも使えますので、ぜひご検討ください。なお、来年には微動付きも開発予定ですが、値段は2万円程度になる予定です。用途に合わせてお選びいただければと思います。


http://www.unitec.jp.net/

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