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2012年10月

2012年10月25日 (木)

極軸望遠鏡ポラリエタイプ、11月10日発売。

1 先日、試作品をご紹介した極軸望遠鏡ポラリエタイプですが、11月10日に発売できることになりました。ポラリエ極望は、SWAT-200のオリジナル極軸望遠鏡のスカイメモ式と違って、月日時刻目盛りでセッティングする方式となっております。こちらが好みのユーザー様も少なからずいらっしゃると思いますので、お好きな方をお選びいただけたらと思っています。極望パターンは2025年まで対応します。(実際には2030年頃まで正確に合わせられます。)南半球でのセッティングは八分儀座の4星を使って簡易的に極軸合わせ出来るようにスケールパターンが設けられていますが、歳差補正には対応しておりません。また、スケール照明は付いておりませんので、対物レンズ側から懐中電灯などで照らしてスケールパターンを浮かび上がらせてのセッティングとなります。

2 上の小さいツマミで極望本体をスムーズに回転できてセッティングの時に便利です。あと明視野照明装置が対物に付けられると、なお良いのですが、今後の検討課題とさせてください。

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2012年10月23日 (火)

オートガイダー対応リモコン、11月10日発売。

Rc01 SWAT-200用オートガイダー対応リモートコントローラーRC-01を11月10日に発売します。接続は付属のケーブルで本体のリモート端子とリモコンのインプット端子を繋ぐだけです。速度切り替えスイッチにより、「ノーマルモード」の2倍速/停止、「ハイスピードモード」の順行22倍速/逆行22倍速が、お手元で切り替えられるので、目的の天体導入などにとても便利にお使いいただけます。サイズは130×40×25(mm)の握りやすい形状で、スイッチも縦にレイアウトして使いやすさを追求しました。さらに、世界標準ST-4タイプのオートガイダー対応6極6ピンモジュラー端子も備えていますので、より高精度な追尾を実現します。(オートガイダー使用時はノーマルモードでご使用ください。)

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2012年10月19日 (金)

オリジナルのローレットビス。

Bolt 写真は11月中旬から出荷されるSWAT-200のターンテーブル用クランプの他、これから発売されるオプションパーツに使用されるオリジナルのローレットビス群です。すべて真鍮から削り出して、メッキ処理しています。メッキといえばクロームメッキが美しい仕上がりで有名ですが、これまでのクロームメッキは六価クロムという極めて毒性の強い有害物質を使っており、大きな社会問題となっています。SWATシリーズに使用されるこれらのローレットビスには、六価クロムの代替メッキとして普及しはじめた三価クロムメッキ(一番右と右奥はスズコバルトメッキ)を採用しました。三価クロムは六価クロムに比べて、高価ではありますが、いぶし銀のような独特の深い金属色に仕上がるのが魅力です。また、作業性、安全性、環境問題に対しても優れており、米国EPA規制や欧州RoHS指令に対応しています。

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2012年10月16日 (火)

ドイツ式赤緯ユニット試作。

Photo 写真は先日、概要をお伝えしたドイツ式赤緯ユニットの試作をアリミゾキャッチャーにてSWAT-200に取り付けたところです。試作ではターンテーブル部に粗動回転ユニットをそのまま流用して動作チェックしてますのでテーパー状に広がってますが、実際の製品は概要のイラスト通りもっとスッキリした形状になります。仕上げもアルマイト処理を施しますので、イメージが少し変わると思います。外観はできる限り軽量コンパクトな設計にしたほか、ステンレス製のウェイトシャフトは分割式とし、ハウジング部分に約6cm収納できます。(試作は非分割式ジュラルミンシャフトで製品と異なります。)TOAST-proやポラリエなどのSWAT-200以外のポタ赤にも使えるようにする予定です。年内発売を目指して製作に入ります。価格は2万5千円程度になる予定です。ご期待ください。

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2012年10月13日 (土)

SWAT-200に新色が加わります。

Image3 実はまだ塗り上がってないので勿体ぶったシルエット画像です。どうもすみません。ということで来月SWAT-200に新色が加わります。メタリックカラーで4色同時デビューの予定。お値段はソリッドカラーより若干高くなりますが、美しい色をお楽しみいただけます。といってもSWAT-200は夜に使うものなので、ボディーカラーは楽しめないし性能にもまったく関係ないですけど、ちょっとオシャレかなと思います。ぜひご期待ください。
既にSWAT-200をご購入のユーザー様には「カラー変更」も承ります。「ボディーに傷がついたので直したい」とか「そろそろ別の色に変えたいなぁ」というご希望にお応えします。バンバン使って傷だらけになったら、カラー変更でリフレッシュっていうのもアリかもです。カラー変更サービスは来年になると思いますが、準備ができ次第ご案内します。

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2012年10月11日 (木)

SWAT-200用ポラリエ極望ステーの試作品

Plariepf0_2  写真はSWAT-200にビクセンのポラリエ用極軸望遠鏡をセットしたところです。SWAT-200オリジナル極望は、いわゆるスカイメモ式ですが、この方式が好きでない人も少なからずいらっしゃるようです。そこで月日時刻目盛りで極軸セッティングできるポラリエ用極望に対応するステーを11月中に発売できるように準備中です。

Plariepf2_2 フライス盤で正確に削り出されたステーはアルマイト処理(写真は試作品で未処理です)されます。試作を検討の結果、極望本体の取付精度向上と脱落防止のために、ロックリングを追加することにしました。より安全に高精度なセッティングを実現します。

Plariepf3 写真は改良版試作。脱落防止のロックリングを追加したところ。ローレットビスを緩めると極軸セッティング時に極望本体を回転できて便利です。この状態での販売となります。SWAT-200に対応したポラリエ極望とステーの販売価格は2万2千円程度になる見込みです。

※当初ステーのみの販売予定でしたが、ポラリエ極望とセットで販売することになりました。回転部分を調整して出荷致します。

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2012年10月 4日 (木)

極望ステーのローレットビス改良。

Pfbolt1 上の写真は、SWAT-200用の極軸望遠鏡ステーを本体に固定するために、真鍮から削り出したオリジナルのローレットビスです。まだメッキ前なので真鍮の地色のままですが、これにメッキをかけて完成します。いままでの汎用ローレットビスではやや握りの部分が小さく力がかけにくいというご意見がありましたので、思い切って専用のビスを作りました。外径は同じなんですが、長さが倍になり、押さえの部分の外径も10mmから12mmへ太くしてあります。このためとても回しやすく、快適な使い心地が得られます。10月中旬からデリバリーされる極望には、このローレットビスが付属します。すでに極望をお持ちのユーザー様にも別売でご提供しますので、取り扱いのショップさんまでお問い合わせください。

Pfbolt2 ローレットの部分が長くなって思いのほか回しやすくなりました。見た目も格好いいかも。

Pfbolt3_2 ちなみにこれまでの汎用ビスです。ローレットの部分が短く、やや締めにくいというご意見をお寄せいただきましたので、思い切ってオリジナルで改良です。
今後もよりよい製品を目指していきますので、よろしくお願いします。

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