アリミゾキャッチャー12月5日発売。
上の写真は完成したビクセン互換のアリミゾキャッチャーです。以前のブログで概要を記しましたが、一部改良して12月5日発売致します。改良ポイントは脱落防止のための補助クランプを新設しました。これは天体写真撮影など暗闇での使用時に万一誤ってメインクランプを緩めてしまって、機器の不用意な脱落を防ぐことを目的としています。クランプ力はメイン一本で充分なので、弊社のアリミゾレールなど抜け止めを兼ねた形状をしたもの、あるいはストッパー付きのレールを使用する場合は、特に必要ないかもしれませんが、安心のために装備しました。(取り外しも可能)メインクランプは二種類ご用意しています。左がL型レバータイプ、右がローレットタイプ。お好みでお選びください。L型タイプはレバーを引っ張り上げると固定位置を変えることができます。ローレットタイプはツマミ部分が20mmもあるオリジナルパーツで、抜群の回しやすさです。SWAT-200でL型タイプを使用する場合は向きによってスイッチに干渉するので、ぶつからないように調節してください。このアリミゾキャッチャーはビクセン製のアリミゾレールが使用できるほか、弊社でもレールをご用意します。そのほか台形をしたプレートでなくても幅40mmで厚さ3~6mm程度の平板も使えます。取付はM6、M8両方に対応。取り付けネジ穴(M8/35mm間隔)が合えば他社製品にも適合します。そのほかボルトやスプリングには夜露などで塗れても錆びにくいステンレス製を採用(ローレットビスは真鍮クロームメッキ)して、耐久性も抜群です。サイズは約115×90×23mm(レバー部含まず)、重さはL型レバータイプが約250g、ローレットタイプが約270g。価格はL型レバータイプが15,750円(税込)、ローレットタイプが14,700円(税込)となります。
同時発売予定のアリミゾレールを搭載したところ。レールは左右にカメラネジがつきますが、まだ出来上がってこないので、しばらくお待ちください。12月5日の発売には間に合うように加工中です。レールは抜け止めを兼ねて左右の機材を搭載する部分は台形をしていません。さらに抜け止め補助クランプを併用すれば、万一の事故を未然に防ぐことができる安心設計となっています。レールの詳細は部品が仕上がりましたらブログでご紹介します。
SWAT-200に装着したところです。ポータブル赤道儀にジャストフィットするサイズです。
http://www.unitec.jp.net/
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