ターンテーブルキット ポラリエ、近日発売
先日、ターンテーブルキットTOAST-proをご紹介しましたが、ビクセン ポラリエ用のキットも開発完了しましたのでご案内します。上の画像は取り付けた状態です。ビクセン ポラリエもTOAST-proと同様に雲台ステージは勘合のための構造で、荷重がかかると粗動回転できません。やっぱりここが回らないのは赤道儀としてかなり不便だと思います。そんな時は簡単取り付けで粗動回転を実現する「ターンテーブルキット ポラリエ」の出番です。ターンテーブルの中心には1/4インチカメラネジ、他にM6とM8のネジ穴が35mm間隔で十字に配されていますので、さまざなま機器に対応可能です。
まずはキット内容です。左がターンテーブル本体、右がロックリングです。TOAST-pro用と異なり、ターンテーブルは出荷時に組み立ててありますので、ユーザーの皆さまは極望穴に差し込んで、裏側から固定するだけです。
ポラリエ純正の雲台ステージと裏面のフタを外します。上の画像は取り外した状態です。
極軸中心の極望穴にターンテーブル本体を差し込みます。
裏側からロックリングで固定します。締め付けが緩すぎると重めの望遠レンズが東側に向いたときなどに緩む可能性がありますので、その場合はハンドルピンを使って、しっかり締め込んでください。これで完成です。10秒くらいで取り付け完了します。
横から見たところ。今回は2WAY傾斜ウェッジに載せて撮影しました。
そして、4月15日に発売の「ドイツ式赤緯ユニット」を装着してみました。立派なドイツ式赤道儀になりました。上の画像ではアリミゾキャッチャーは使わず、ターンテーブルのカメラネジに直接ねじ込んでいます。本来、ドイツ式赤緯ユニットはアリミゾキャッチャーと併用することを前提に設計していますので、直接取り付けると一部制約が生じます。まず取り付けるときにターンテーブルのメインクランプと赤緯ユニットのヘッド部分が干渉しますので、一旦クランプを外してから取り付けてください。また、最後までねじ込んで固定した状態で、クランプ位置がどこなるかは個体差があります。ターンテーブルにはメインクランプと補助クランプが120゜間隔で2箇所設けていますので、いずれかの使いやすい方にメインクランプを取り付けてお使いください。位置によってどちらかのクランプ用のネジ穴は使えない場合がありますが、通常の使用では一箇所で充分なクランプ力が得られるので問題なくご使用いただけます。
※ビクセン ポラリエにドイツ式赤緯ユニットを装着した場合、カメラなどを含めるとメーカー推奨の最大搭載重量を超えることが想定されます。恐縮ですが自己責任でお使いくださいますようお願いします。
ターンテーブルキット ポラリエ 近日発売、販売価格は12,600円(税込)の予定です。
http://www.unitec.jp.net/
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