1月23日のラブジョイ彗星(C/2014 Q2)
話題のラブジョイ彗星も、そろそろ月の影響も受け始めるため、24日あたりが最後のチャンスでしょうか。そんなわけで、昨晩(23日)も撮影に出かけてきました。仕事を終えた午後6時過ぎに出発、途中首都高の渋滞がありましたが、いつもの亀山湖近くの撮影場所に着いたのが7時45分くらい。月の入りから1時間半ほど撮影して11時半には帰宅。SWATによる短時間のお手軽撮影ですが、思いのほか天体写真を楽しめるようになりました。これもデジカメの進歩のおかげですね。追尾精度の高いSWAT赤道儀なら、300mmくらいまでの望遠撮影でも露出時間をコントロールすればノータッチで充分に撮れます。撮影途中に結果を確認しながら、気軽に望遠撮影をお楽しみください。より長焦点撮影を目指すなら、オートガイダーの併用がお勧めです。
●ラブジョイ彗星(C/2014 Q2)
2015年1月23日20時21分~ タカハシFS-60CB+レデューサー(255mm F4.2) キヤノン EOS6D ISO1600 90秒×9枚 SWAT-350によるノータッチガイド 千葉県君津市
前回(17日)の状態に比べると少し尾が寂しい感じもしますが、それでもまだ複雑な構造を見せています。このところ、すばるの近くを通過して、尾がすばるに完全にかかる状態にもなったようです。その状況はユーザー様の作例でご覧いただけます。私も遅まきながらすばると一緒に撮影してみました。
●すばるとラブジョイ彗星(C/2014 Q2)
2015年1月23日21時58分~ キヤノン EF70-200mm F4(90mm絞り開放) キヤノン EOS6D ISO1600 90秒×8枚 SWAT-350によるノータッチガイド 千葉県君津市
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