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2015年4月 8日 (水)

SWAT-350にボーグ90FLを搭載。

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新規導入したボーグ90FL。ファーストライトは皆既月食で、と思っていたのですが、曇り空であえなく撃沈しました。このところ、天気が悪くてすっきり晴れてくれません。そんな日は、機材を眺めながら星空に思いをめぐらすのも悪くないですね。さて、上の写真は増殖を始めたボーグパーツの数々です。補正レンズ、カメラマウント、その他アタッチメントリング類でいっぱいです。ついでにカメラとSWAT-350も一緒に並べて、悦に入っております。(笑)

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左がフラットナーで、右がレデューサー。マルチコートが美しいです。フラットナーは焦点距離を変えずに周辺星像を改善する効果があります。実際には1.08倍になるそうなので、540mm/F6という仕様です。レデューサーは0.72倍で360mm/F4です。星雲・星団を狙うのに使いやすいスペックです。ただ、ノータッチ追尾で撮影するには非常に難しい焦点距離でもあります。SWAT-350でどこまで撮れるのか、まずはレデューサー付きで試してみたいと思っています。

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レデューサーを装備した状態でカメラボディーを取り付けると、純正アルカスイス規格対応の三脚座でちょうどバランスします。なかなかカッコいいですね。

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合焦装置は大型の直進ヘリコイドです。クランプもよく効きます。

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試しに遠くのビルの避雷針でピント調整の練習をしてみましたが、非常にスムーズに行えました。色収差もまったく感じないです。

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純正の三脚座はアルカスイス規格のキャッチャーにそのまま取り付けられますが、抜け止めがないので、誤ってクランプを緩めると機器がカメラごと落下する危険があります。保険として抜け止め付きの70mmプレートをかませました。

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フラットナーは対物の焦点距離によってスリーブを移動させて使用します。当面、90FLでしか使わないので、純正のM3ローレットビスを外して、イモネジで500mmに固定しました。すっきりです。イモネジは先端が平らなタイプを使わないと、スリーブが傷つきますので、もし同じようにするなら気を付けてください。普通のクボミ先しかなければ、ヤスリで削って平らにしてから使いましょう。

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SWAT-350にセットアップしたところ。こんな感じになりました。これでバランスしてます。晴れたら、試し撮りに行きたいと思っています。

http://www.unitec.jp.net/

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