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2015年9月

2015年9月29日 (火)

ボーグ90FLによるスーパームーン。

一昨日は中秋の名月、昨晩はスーパームーンで、連日のように月の話題がニュースで取り上げられてましたね。月面撮影が大好きな私にとっては、この上もなく嬉しいことです。テレビをご覧になった方が、少しでも月に興味を持ってくれて、レンズを向けてもらえると、喜びも倍増です。みなさん、見ていただけましたか? もちろん、私はボーグ90FLを持ち出して撮影に挑みました。
 

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■撮影データ 2015年9月28日22時00分12秒~ ボーグ 90FL+ケンコー3×テレプラス (合成焦点距離/1500mm F16.7) キヤノン EOS 6D ISO200 1/125秒×20枚 RegiStax6でスタック Photoshopで画像処理 SWAT-350にて自動追尾 撮影地 東京都目黒区

恥ずかしながら、スーパームーンという呼び方は、最近まで知らなかったです。ニュースの解説や新聞記事で勉強させてもらいました。満月が月に2回ある時、2回目をブルームーンというそうですが、それも知りませんでした。呼び名が格好いいとなんだか特別な月という感じがあっていいですね。ま、多少大きかろうが、2回目だろうが、ただの満月ですけどね。(笑)

ボーグの中川さんも、SWAT-200+67FLでお気軽撮影していたようです。こちらをご覧ください。窓の手すりにクランプでSWAT-200を固定するという、なんとも画期的な撮影方法です。ちなみに私のは下のような感じです。
 

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北極星は見えないので、極軸設定は適当です。数枚の撮影なら、だいたい北を向けてポンと置いただけで問題ないですが、インターバルタイマーで何十枚も撮影するときは、極軸のズレが大きいと、徐々に赤緯方向に動いてしまって、スタックの時に支障が出ます。そんなときは、ライブビューで拡大して、赤緯方向にゆっくり像が動いていくのを確認しながら、極軸の方位を微調整していきます。具体的には南天の月面がファインダー(ライブビュー画面)内を南に下がっていくときは、極軸を少し西に向けます。逆の時は反対。多少なら動いても大丈夫なので、数回繰り返せば、スタックするのに問題ない精度で設置できます。極軸微動があれば便利ですが、三脚をちょっと引きずって回しても大丈夫です。けっこういい加減にやってます。窓枠固定やベランダ撮影の方はお試しください。(笑)

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2015年9月27日 (日)

月面の画像処理。

月は光量も豊富なので、割と簡単に撮影できる対象です。まずは気軽に撮影してみてください。何度か撮影してみると、階調豊かに写すのが意外と難しいことに気づくと思います。露出不足の欠けぎわとオーバーの日が当たる側が、一枚ではなかなか綺麗に表現できないのです。ラチチュード(ダイナミックレンジ)を広げる方法に、HDR合成というのがありますけど、月はそれに適した対象かもしれませんね。さて今回は、Photoshopによる画像処理で月を階調豊かに表現してみます。といってもごく簡単な処理ですので、ぜひ試してみてください。
 

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まずは、8月7日にボーグ90FLで撮影した下弦の月です。Registaxで50枚スタックしたあとの画像です。これをベースに仕上げていきましょう。
 

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最初の画像を元にレベル補正を使って、欠けぎわが適正(左)、中間部が適正(中)、周縁部が適正(右)の3つの画像をレイヤーに作ります。
 

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作った3枚のレイヤー画像から、欠けぎわ(左)と周縁部(右)のそれぞれ使う部分を切り出します。切り出すときに選択範囲メニューの「境界をぼかす」でグラデーションにします。数値は解像度によって変わりますので、試しながら適宜調整してください。ぼかしてグラデーションになった部分は、上の画像では背景が白ですが、実際のレイヤー上では透明です。それを真ん中の画像の中間部にズレないように重ねます。
 

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重ねた直後の画像。トーンが合ってないですね。中間部と重ねたレイヤーの透明度やトーンカーブを弄って、それぞれが自然になじむような感じに調整します。
 

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レイヤーを統合して一枚にします。最後にトーンを微調整して、アンシャープで仕上げます。これで完成。手動HDR処理みたいな感じですけど、結構いい感じで仕上がります。撮影の時に露出を変えて撮るともっと高画質が期待できます。

印画紙時代の覆い焼きや焼き込み的な方法もデジタルだと簡単で、しかも気に入った作品になるまで、何度でもやり直しができます。印画紙の無駄も出ないし、もうフィルム時代には戻れないですね。(笑)

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2015年9月26日 (土)

赤い散光星雲の画像処理。

先日のブログで、アンドロメダ銀河の画像処理について書きましたが、初心者の方は「そんなこともできるのか」と思われたでしょう。ベテランの方の美しい天体写真も実際には画像処理ソフトで相当に調整していて、正直言って撮っただけではイマイチなんです。さて、赤い散光星雲はHα線という赤い波長が多く含まれていますが、一般撮影向けのカメラではカラーバランスの関係で、この波長域を内蔵フィルターでカットしています。なので天体用にはカメラの改造が必要で、この内蔵フィルターを赤い波長を透過するフィルターに換装します。これをしないと、写っても悲しいくらいに淡くしか写りません。内蔵フィルターの特性はメーカーによって異なりますので、無改造でもそこそこ写せる機種もあるようです。今回は改造カメラで撮影した赤い散光星雲をより綺麗に見せる簡単な方法をご紹介します。

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これは、ボーグ71FL+レデューサーをSWAT-350で1分間ノータッチがイドしたノートリ元画像です。カメラはキヤノンEOS 6DのIRフィルター改造機です。ご覧の通り、何となく北アメリカ星雲が写っている程度です。これを画像処理していきます。
 

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まず、前回のアンドロメダ星雲と同様に、固定パターンノイズと周辺減光を補正してコンポジットし、そして適当な構図(北を上)にトリミングします。
 

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レベル補正や彩度調整で、それなりに見栄えがしてきました。これでも充分なんですが、もっと強力に赤を強調してみましょう。
 

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ここでは、Photoshopの色調補正メニューにある「特定色域の選択」を使います。色域に、レッド系、イエロー系、ブルー系、グリーン系など、補正したい色域が選択できます。赤い星雲の場合、レッド系、マゼンタ系が効果があります。下のスライドバーは、シアン(水色)、マゼンタ(ピンク)、イエロー、ブラックの4種類ありますので、プレビューを見ながらバーをスライドさせて調整してみてください。仕上がった画像は下のようになります。
 

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参考のために、ちょっと強めに処理してますが、元画像と比べると雲泥の差ですね。ブラック系を選択すれば背景の黒の色調や締まり具合も調整できますから、自分なりに見栄えのする作品に仕上げてみてください。ちなみに、彩度やコントラスト調整だけでもそれなりに強調することができます。下をご覧ください。上手に組み合わせてみましょう。
 

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「特定色域の選択」が使えないソフトでは、彩度とコントラスト(レベル補正)だけでも、そんなに遜色なく仕上げられますが、背景にマゼンタのカブリが生じてきてます。もう少し控えめが綺麗でしょう。

作例画像は、ボーグ71FL+レデューサーF4で、わずか1分露出(ISO1600)を8枚コンポジットした画像です。短時間露出でも画像処理でうまく引き出せば、元画像とは比較にならないくらいの作品に仕上げられます。画像処理ソフトの機能をフルに使って自分なりに作り上げてください。これもデジタル時代の醍醐味ですね。

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2015年9月23日 (水)

好シーイング! 再び月面撮影。

シルバーウィークは移動性高気圧に覆われて、おおむね晴れましたが、薄雲が出たりして、スッキリ快晴とはいかなかったようですね。そんな状況でも、高気圧の西側に入ったときのシーイングに注目していました。案の定、今日は揺らぎも少なく絶好の月面撮影日和となりました。自分なりに予測をたてて、狙っているんですが、当たるとちょっぴり嬉しいものです。撮影は、いつもより感度を下げて、タップリ露出。豊かな階調を得ました。今日の天気図もあわせて掲載します。

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■撮影データ 2015年9月23日20時35分49秒~ ボーグ 90FL+ケンコー3×テレプラス+エクステンションチューブ (合成焦点距離/2205mm F24.5) キヤノン EOS 6D ISO400 1/30秒×30枚 RegiStax6でスタック Photoshopで画像処理 SWAT-350にて自動追尾 撮影地 東京都目黒区

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気象庁ホームページより転載、23日午後9時の天気図

実は昨日も月面を撮影してまして、今日ほどではないですが、まぁまぁのシーイングでそれなりの画像を得ることができました。天気図とともに掲載します。

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■撮影データ 2015年9月22日19時18分57秒~ ボーグ 90FL+ケンコー3×テレプラス+エクステンションチューブ (合成焦点距離/2205mm F24.5) キヤノン EOS 6D ISO1600 1/100秒×40枚 RegiStax6でスタック Photoshopで画像処理 SWAT-350にて自動追尾 撮影地 東京都目黒区

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気象庁ホームページより転載、22日午後9時の天気図

このシルバーウィークは月面撮影三昧で、大いに楽しめました。今週末の27日は中秋の名月です。しかも翌28日はスーパームーンと呼ばれる特別に大きい満月らしいので、晴れたらレンズを向けてみるのもいいかもしれません。満月の撮影は意外と難しいんですよ。(笑)

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2015年9月22日 (火)

勝負は画像処理!

月面が続いたので、今回は星雲についてです。先日、初心者のSWATユーザー様から、「作例のような画像にならないのですが…」という質問がきました。撮影した画像を見ても、どうもイマイチだなぁと思って、天文趣味をやめてしまっては、なんとももったいないです。そんなときは、画像処理によって、見違えることもあるので、下記を参考にしてみてください。

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これは先日のブログでご紹介したM31アンドロメダ銀河です。もともとの画像はどんなかというと…
 

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こんな感じで、とてもショボイですね。これはボーグ90FLにレデューサーをつけてF4なんですが、それにキヤノンEOS 6D(IR改造) ISO1600で90秒露出したノートリの元画像です。これくらいなら簡単に撮れます。これを画像処理していきます。
 

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まずは、ノイズ(固定パターンノイズ)と周辺減光を補正します。それぞれダーク、フラット補正といいますが、私は面倒なんでやってないです。上の画像は、目立つノイズをスタンプツールでチョイチョイと消して、周辺減光はソフトで適当にごまかしてます。ま、原理は一緒なんで…(笑) そしてざらついたランダムノイズを改善するために複数枚をコンポジットします。
 

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北を上にして適当な構図でトリミングしました。北を上にするのは、星図と見比べたりするとき便利だからです。地上を入れたり、他になにか特別な目的があるとき以外は、基本的に北を上にしたほうが良いでしょう。
 

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トーンカーブ(レベル補正、コントラスト)調整で、画像の基本的な明るさやコントラストを補正します。だんだんそれっぽくなってきました。
 
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そしてカラーバランスを整えます。彩度やバックの黒の色調やしまり具合、星雲の色などに注意しながら弄ってみてください。
 
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アンシャープマスクで整えます。仕上げの微調整をして完成です。さらに強力に処理してみると…
 

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ちょっと極端ですが、わざと星雲部分を明るくしてみました。さすがにここまでやるとやり過ぎですね。でも、元画像から、ここまで引き出せるということに注目してください。(星雲部分を選択的に処理しています)

元画像の露出はもっとオーバーでも大丈夫です。いつも作例写真を投稿していただいているHUQさんの場合は下のような感じです。 

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これが元画像です。かなり露出オーバーですね。でも、これをレベル補正すると…
 

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M33が浮かび上がってきました。データがちゃんと淡い部分を保持していることがわかります。
 

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画像処理完了! お見事です。HUQさん、ご協力ありがとうございました。

ご覧の通り、撮影後の画像処理で、仕上がりがまったく違ってきます。見栄えのする天体写真に仕上げていくのも、楽しみのひとつですので、ぜひチャレンジしてみてください。私は使い慣れたPhotoshopを使っていますが、先日の胎内星まつりで、天文用として評価の高いステライメージ7を入手しました。今後、試していきたいと思います。それから、ダークやフラットもちゃんとやらないと…(笑)
参考書としては、誠文堂新光社から出版されている西條善弘さん著「天体写真のレタッチテクニック」がお勧めです。
ずいぶん長い間、天体写真撮影から離れていて、デジタル時代になって復帰しましたが、いろいろ処理して痛切に感じるのは、画像処理の重要性です。上質な元画像を得ることは、もちろん重要であることに変わりないですが、撮影自体より画像処理の差で、天体写真の優劣が決まるような気がします。

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2015年9月21日 (月)

上弦の月。

今日は「上弦の月」です。朝から、ずっと曇りで撮影は無理かと思っていましたが、あたりが暗くなって、ふと窓の外を見たら、美しい半月がポッカリと浮かんでいるではないですか。ここはポタ赤の出番! SWAT-350とボーグ90FLを迅速セッティング。10分ほどかけて、ササッと100枚ほどタイマー撮影したら曇りました。こんな時はポタ赤がホントに便利ですね。

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■撮影データ 2015年9月21日19時02分43秒~ ボーグ 90FL+ケンコー3×テレプラス+エクステンションチューブ (合成焦点距離/2205mm F24.5) キヤノン EOS 6D ISO1600 1/125秒×50枚 RegiStax6でスタック Photoshopで画像処理 SWAT-350にて自動追尾 撮影地 東京都目黒区

ピント合わせしながら、シーイングは昨日より若干いいかなぁと感じましたが、やはりよく撮れてました。天気図は下記の通りです。明日、明後日は、もっとシーイングが良いことを期待しましょう。

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気象庁ホームページより転載、20日午後6時の天気図。

永遠のライバル(?)、ボーグの中川さんも、やっぱり撮ってましたね。(笑)
こちら(昨日)こちら(本日)もご覧ください。

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2015年9月20日 (日)

シルバーウィークに突入。

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気象庁ホームページより転載、20日午後6時の天気図。

シルバーウィークはいかがお過ごしですか? 日本付近は移動性高気圧に広く覆われて、全国的に天気は良さそうです。月が沈めば星雲星団を狙えそうですね。夜半には早くも冬の星座が昇ってきますから、じっくり腰を据えて秋から冬の天体を楽しめるかもしれません。さて、夏の高気圧の好シーイングは以前のブログに書きましたが、移動性高気圧でも西側に入るとシーイングが良いことがあります。ちなみに今日のシーングは3/5程度でまずまずでした。連休後半は、もしかしたら好シーイングに恵まれるかもしれません。そんなときは月の撮影でもいかがでしょうか。

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■撮影データ 2015年9月20日18時39分25秒~ ボーグ 90FL+ケンコー3×テレプラス+エクステンションチューブ (合成焦点距離/2205mm F24.5) キヤノン EOS 6D ISO1600 1/125秒×60枚 RegiStax6でスタック Photoshopで画像処理 SWAT-350にて自動追尾 撮影地 東京都目黒区

今日は相棒のボーグ90FLをササッとセッティングして小一時間で撮影終了。シーイングは3/5。それほど良くないため、ISO感度を高めに設定して、できるだけ速いシャッタースピードで撮影しました。

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2015年9月12日 (土)

久しぶりの天体撮影

この夏は8月の上旬に晴れが続きましたが、その後はずっと天候が悪く、夏休み期間も一日だけ晴れたきりで、その後も一ヶ月近く晴れませんでした。一昨日の関東地方はご存知の通りの大雨で、鬼怒川が氾濫して堤防が決壊、大被害をもたらしました。被災された皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。
さて、昨日は久しぶりに青空が広がりました。これを逃すと、いつまたチャンスが訪れるかわかりません。そんなわけで、仕事も5時前には切り上げて、いつもの房総半島へ向かいました。
 

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ワクワクしながらクルマを運転していたら、ちょっと早く着きすぎました。まだ日没まもない6時過ぎです。でも、明るいと機材のセッティングも楽勝ですね。今回はお気に入りのボーグ90FLをチョイス。天の川近辺の星雲や星団でも狙ってみたいと思います。
 

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あたりは、だんだん暗くなってきましたが、邪魔な雲がなかなかどいてくれません。天文薄明が終わる19時半までにすっきりと晴れ渡って欲しいですが…。
 

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いよいよ、天の川も見えてきました。でもなんだか雲行きが怪しいです。とりあえず、大型の球状星団M22でも撮影してみます。
 
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●M22
2015年9月11日19時42分~ ボーグ 90FL+レデューサー0.72×(360mm F4) キヤノン EOS 6D(SEO-SP4改造) ISO1600 60秒×1枚 SWAT-350によるノータッチガイド 千葉県君津市 ※画像は右が北です

ピントを確認しながら撮り始めました。しかし、すぐに雲がやってきて、撮影したわずか数枚もすべて薄雲を通してだったりで全滅です。何とか一コマだけ使えそうなのがあったので、処理してみました。さすがに1枚だけだと粗いですね。
結局、いて座周辺の星雲星団は狙えませんでした。空を見上げると天頂付近には雲がなく、撮影できそうだったので、M27でも撮影してみることにしました。
 
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●M27 あれい星雲
2015年9月11日20時17分~ ボーグ 90FL+レデューサー0.72×(360mm F4) キヤノン EOS 6D(SEO-SP4改造) ISO1600 60秒×14枚 90秒×3枚コンポジット SWAT-350によるノータッチガイド 千葉県君津市

M27はこぎつね座にある有名な惑星状星雲で、亜鈴星雲と呼ばれています。こちらも有名なこと座のM57ドーナツ星雲と比べると、サイズが大きいので、写しやすいです。ただ、ファインダーだと見つけにくいので、目盛環を使って基準星から導入しましょう。私の90FLにはファインダーもつけてないので、目盛環がないと目標天体が導入できないです。
 

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●M31 アンドロメダ銀河
2015年9月11日21時29分~ ボーグ 90FL+レデューサー0.72×(360mm F4) キヤノン EOS 6D(SEO-SP4改造) ISO1600 60秒×10枚 90秒×5枚コンポジット SWAT-350によるノータッチガイド 千葉県君津市

そして秋の大定番、アンドロメダ銀河です。初心者の方でも簡単に写せますので、ぜひ狙ってみてください。暗いところなら肉眼でも見える銀河ですから導入も楽チンです。

ここまで撮影したら、22時も過ぎてしまいました。私もこの年になると徹夜がつらいのでこのあたりで撤収します。空を見上げると、雲一つない快晴となっていました。後ろ髪を引かれる思いで、撮影地を後にしました。房総地方は今夜も晴れそうです。新月期ですから一晩中楽しめますし、お近く方はお出かけになってみてはいかがでしょうか。

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