魔女の横顔と冬の天の川。
昨日は新月でしたが、東京は風が強くて天体写真を撮影するには向いてなさそうでした。ところが、私がよく撮影に行く房総半島は風も弱くて快晴の予報。ちょっとテストしたいこともあるので、いつもの夜半までということで出掛けました。仕事は21時までに終えましたが、せっかくなので、天体写真も撮ってきました。
●魔女の横顔星雲 IC2118
2016年11月29日21時40分~ シグマ APO 300mm F2.8 EX HSM(絞り開放) キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO1600 90秒露出×20枚+ISO400 300秒露出×11枚 合計31枚コンポジット Photoshopで画像処理 SWAT-350+M-GENによる1軸オートガイド 千葉県君津市
房総の夜空でもこの淡い星雲が写せました。といってもなんとか炙り出した感じです。なかなか難かしくて、以前撮った時は惨敗でした。今回はその時のリベンジ。気合いを入れてシグマの328を持って行きました。(笑)
●冬の天の川
2016年11月29日22時49分~ シグマ 20mm F1.4 DG HSM Art(絞りF2.0) キヤノン EOS 6D ISO400 150秒露出×5枚コンポジット Photoshop、FlatAideProで画像処理 SWAT-200によるノータッチガイド 千葉県君津市
ぎょしゃ座から冬の大三角にかけての天の川です。シグマの20mm/F1.4は非常にシャープな星像で、房総半島でもここまでたくさんの星が写ります。撮影した6DはIR改造してないので、赤い星雲がほとんど写っていません。ソフトフィルター使ったような輝星のボケはFlatAideProを使用しています。
昨晩は23時で気温が4℃くらいまで下がりました。これからの撮影は寒さとの戦いでもあります。防寒対策をしっかりして出掛けましょう。
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