2月19日の45P/本田・ムルコス・パジュサコバ彗星。
●45P/本田・ムルコス・パジュサコバ彗星
2017年2月19日22時18分~ シグマ APO 300mm F2.8 EX DG HSM(絞り開放) キヤノン EOS 6D(SEO-SP4改) ISO1600 60秒露出×41枚を彗星核基準でコンポジット Photoshopで画像処理 SWAT-350ノータッチ追尾 千葉県君津市
昨年末に近日点を過ぎ、雄大な尾をみせてくれた45P彗星(その勇姿はこちら)。2月11日は地球に0.083AUまで大接近しました。一週間以上遅れてしまいましたが、昨晩私も撮影してきました。残念ながら長い尾は確認できませんでしたが、彗星らしいエメラルドグリーンの光芒が焦点距離300mmの望遠レンズできれいに写せました。北西(写真の右上)の方向に尾?が広がっているようにも感じますね。今週末は新月期ですし、午後8時くらいには、地平高度も30度ほどになりますので、ぜひ撮影していただければと思います。これだけ大きいので、中望遠でも充分に写せると思います。下は恒星基準のコンポジットです。

この付近は、銀河がとても多く、どこを向けて撮っても何かしらの銀河が写るような領域です。昨夜の45P彗星はりょうけん座にいました。位置はレグルスを基準に東に2h30m、北に20°です。いつも赤緯に使っている角度目盛り付きの粗動付微動回転ユニットをCP+展示用にボーグさんに貸し出してしまったので、アルカスイスの粗動ユニットに載せていたのですが、2.5°刻みの目盛りを5°刻みと勘違いして、導入(したつもり)して、試写しました。するときれいな紡錘状の銀河や彗星の核のような銀河が写っていて、てっきりそれと勘違いして15分くらい時間をロスしました。

●かみのけ座の銀河
2017年2月19日22時8分~ シグマ APO 300mm F2.8 EX DG HSM(絞り開放) キヤノン EOS 6D ISO3200 30秒露出 Photoshopで画像処理 SWAT-350ノータッチ追尾 千葉県君津市
これが最初に間違って導入した位置で試写した画像。中心にある銀河を彗星かと勘違いしました。その時は「45P、ショボいなぁ~」と思っちゃいました。(笑) 帰ってから星図で調べたらNGC4494でした。左の美しい紡錘状銀河がNGC4565です。間違いに気づいて、再度導入し直したら、45Pを一発で捕獲できました。この画像、EOS 6D、ISO3200で30秒露出の一枚ものですが、意外とノイズも少なく、よく写っていますね。EOS 6Dが天体用に人気があるのも理解できます。

今週末の45P/本田・ムルコス・パジュサコバ彗星の見かけの位置。東京21時東の空。地平高度は24日時点のものです。彗星の動きは最接近の頃と比べるとだいぶ小さくなりましたね。

気温は3.5度で、一時期より楽になりましたが、まだまだ寒いのには変わりません。撮影には暖かい装備で臨みましょう。
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