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2017年5月 2日 (火)

しし座のトリオ銀河。

一昨日の晩、ゴールデンウィーク2度目の遠征に出かけました。場所は前回と同じ房総半島です。だたし撮影条件は28日より大きく悪化してしまいました。まずは風。突風とまでは行きませんが、常時強めの風が吹き荒れてる感じです。それから透明度も大幅ダウン。22時過ぎまで月も出ています。風だけはどうしようもなく、ボーク107FLでの撮影は諦めて、105mmくらいの中望遠にしようかと、思い悩みましたが、風の時の参考になると考えて、107FLで撮ることにしました。対象はしし座のトリオ銀河です。
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Photo

●しし座のトリオ銀河
2017年4月30日19時59分~ ボーグ107FL+フラットナー1.08×合成焦点距離648mm F6.1 IDAS LPS-D1フィルター キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO3200 240秒露出×42枚コンポジット SWAT-350 M-GEMで一軸オートガイド ステライメージ7 Photoshopで画像処理 千葉県鋸南町 下は拡大トリミング
 
しし座の超有名なトリオ銀河です。上がNGC3628、左がM66、右がM65です。月はありますが、20時くらいから3時間ほどかけて撮影した42枚をコンポジットしました。風に煽られて星像がぼってりと膨らんでいます。輝星の周りのかすれたような光芒も風の影響です。そんな悪条件でしたが、意外と星雲の構造が写ってくれました。M66は渦構造が写り始めていますね。参考のために、下にこのときの撮って出し画像を掲載します。
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左が風の影響を受けたもので、右はかなりマシだったとき。撮影したほとんどのカットが左ようなの感じでした。同じ条件での撮影ですが、輝星の周りの滲み、微光星の大きさが、これだけ違います。風の影響がよくわかるのが、人工衛星の軌跡です。露出中に風に煽られたときは上下に震えたり、左端の方では消えそうなくらい乱れています。これじゃ星像が太るのもやむを得ないですね。人工衛星が寒くてブルブル震えたのかもしれないですが、たぶん違うと思います。(笑)
 Miikyway●夏の天の川
2017年5月1日19時59分~ シグマ 12-24mm F4.5-5.5 DG EX 12mm 絞りF5.6 キヤノン EOS 6Dノーマル ISO1600 240秒露出×11枚コンポジット SWAT-200にてノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 千葉県鋸南町

オマケ画像は超広角12mmで撮影した夏の天の川です。前回28日夜は透明度が抜群で、ここは長野の山の上かと思うほど、コントラストよく天の川が見えていたのですが、残念ながら超広角を持ってきてませんでした。それで、今回は持参して狙っていました。うまく行かないものですね。この夜は28日比べると透明度がかなり落ちています。でも、せっかくなので、そのまま撮影しました。出目金レンズなので夜露がつきやすく、すぐに曇ってしまって天然ソフトフィルター併用となりました。(笑)
 
GW前半は、2日間も星空を満喫できて大満足です。後半は月が大きくなってきますので、月面撮影でも楽しみたいと思います。
 
http://www.unitec.jp.net/

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