シグマ120-300mm Sportsによるクリスマスツリー星団付近。
●クリスマスツリー星団付近
2017年12月16日23時40分~ シグマ 120-300mm F2.8 DG Sports 300mm 絞りF3.2 キヤノン EOS 6D(SEO SP4改) ISO1600 120秒露出×89枚コンポジット SWAT-350でノータッチ追尾 Photoshopで画像処理 山梨県上野原市 ※下は拡大トリミング
今年もクリスマスということで、クリスマスツリー星団です。(笑) バラ星雲のすぐ北にあります。位置関係はこちらをご覧ください。赤、青、黄色が入り混じるとても美しい領域です。バラ星雲と比べると暗いので、たっぷり露出をかけたい対象です。撮影に使ったレンズはシグマ 120-300mm F2.8 DG Sports。シグマ新ラインの高級ズームレンズです。F2.8通しなので天体用に最適なスペックなうえ、フローライト相当の光学レンズ2枚とSDレンズ1枚を使った贅沢な設計で、全面シャープな星像を結んでくれます。単焦点レンズに匹敵する光学性能でありながら、中望遠120mmからのズームなのも便利でありがたいです。これ一本で、135mm、200mm、300mmの3本分の役目をこなせます。ただしサンニッパだけあって、とても重く、レンズだけで3.4kgもあります。でもSWAT-350なら、まったく問題なく搭載可能ですよ。
今回はいつもの房総ではなく、都心から70キロほどのところにある山梨県上野原市で撮りました。大月エコの里というところで撮影されてる天文ファンもいますが、そのすぐそばです。東京方向の光害はひどいですが、夜半近くなると南から西にかけてはそこそこ暗くて、都心部から1時間ちょっとという気軽さからすれば、充分な撮影地と思います。
http://www.unitec.jp.net/
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