クリスマスツリー星団付近。
●クリスマスツリー星団付近
2018年2月11日18時56分~/2019年1月3日19時47分~ ボーグ 107FL+フラットナー1.08×+ HEUIB-IIフィルター 合成焦点距離 648mm/F6.1 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO3200 3分露出×89枚 高輝度部分に短時間露出をHDR合成 Photoshopで画像処理 SWAT-350+M-GENによる1軸オートガイド 撮影地 千葉県大多喜町
1月3日の房総初遠征のメイン機材はボーグ107FLでした。最初に撮影したのが、このクリスマスツリー星団付近。昨年2月11日と同じ構図で撮り増して、さらに画質アップを狙いました。昨年の画像はこちら。ところが撮影を始めてまもなく風が強まりだし、一時は突風混じりの残念な状況になりました。なんといってもポータブル赤道儀の弱点は風です。650mmもの長焦点のガイドはそよ風程度までしか許容してくれません。結果、歩留まりが大幅低下で、撮影した63枚中、半分近い28枚がボツ画像となりました。それでもなんとか35枚を確保して、昨年の画像に加算して仕上げてみました。下辺にハッブルの変光星雲(NGC2261)もかわいらしく写っています。
風の影響の比較。左は無風時、右は突風にあおられ続けたとき。普段、風が強い日は長焦点撮影はしないのですが、GPVで確認すると短時間で収まる予報だったので、そのまま放置して撮影を続けました。予報通り、風は2時間ほどでほぼ収まり、それ以降は順調に撮影出来ました。
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