目盛環の仕様変更について。
SWAT-350と回転ユニットの目盛環の色を変更します。これまでは画像の奥の方の目盛環のように緑色でしたが、これからは手前のように白くなります。この変更は作り方の違いによるものです。従来は機械彫刻で刻まれており、刻んだ目盛りに緑の塗料を入れてました。新しい目盛環はレーザー彫刻という方法になりまして、黒アルマイトした材料の表面をレーザーで削るようにして刻み、目盛りは素材のアルミの色が出てきます。レーザー彫刻といっても傷が浅いので塗料は入れられず、そのため色は白になります。今回は依頼していた機械彫刻の職人さんが高齢で引退されるためです。日本の物づくり現場の熟練職人がどんどん減ってしまい、匠の技というのも風前のともしびのような感じです。お付き合いのあった職人さんが一人、二人と、どんどん減っていくので、寂しい限りですが、これも時代の流れで仕方ないことですね。そのような事情で、SWAT-350と回転ユニットの目盛環は、徐々に新型に入れ替わっていきます。現在、両方の仕様が流通してますが、特に管理してませんので、どちらがお手もとに届くかは時の運となります。どうぞ、よろしくお願いします。なお、SWAT-310は機械彫刻の在庫がまだ残っているため、しばらくは緑のままです。なくなり次第、レーザー彫刻となります。
https://www.unitec.jp.net/
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