SWAT V-specノータッチ作例「M31アンドロメダ銀河」。
●M31アンドロメダ銀河
2019年9月26日22時07分~ シグマ APO 300mm F2.8 絞りF2.8開放 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO1600 180秒露出×52枚 高輝度部分に短時間露出をHDR合成 Photoshopで画像処理 SWAT-350V-spec(試作機)ノータッチ追尾 千葉県大多喜町
V-spec発表以来、多数のご予約とV-specアップグレード改造へのお申し込みをいただいております。V-specアップグレード改造はあまりの反響大きさに作業を前倒しして行うことにしましたが、すでに11月の改造のお申し込みは一杯になりました。引き続き、12月分を受け付けておりますので、早めにご連絡ください。
さて、追尾精度が高いV-specはノータッチ撮影の可能性を大幅に広げます。極軸設定してすぐに超望遠の撮影をお楽しみいただけます。オートガイドしないですむ気軽さは大きなメリットだと思います。初心者の方の撮影成功率アップはもちろん、ベテランの方が大型機でメイン撮影に集中している間、V-specをサブ機として運用していただければ、追尾精度に頼った「ほったらかし撮影」が可能になります。V-specの追尾精度があれば、焦点距離、露出時間の自由度が大幅に高まりますので、メイン機より高品質な作品になるやもしれません。上のアンドロメダ銀河は焦点距離300mmで3分間のノータッチ露出してますが、星像が流れることなくトータル2時間半の露出を成功させています。大気差や極軸設置の誤差がありますから、V-specといえども限界はあります。これからいろいろノータチ撮影して、そのあたりを確認していきます。SWAT V-specノータッチの世界、どうぞお楽しみに。
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