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2019年11月

2019年11月23日 (土)

M1かに星雲。

M1
●M1かに星雲
2019年10月31日23時58分~ 宇治天体精機 60cm 準リッチークレチアン 焦点距離 5,400mm キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO6400 30秒露出×51枚コンポジット+短時間露光をHDR合成 ステライメージ7、Photoshopで画像処理 宇治天体精機スカイマックス60cmドイツ式赤道儀 ノータッチ追尾 撮影地 宇治天体精機敷地内
 
せっかくの新月期ですが、関東地方は呪われたように晴れません。それどころか昨日から雨です。いったい今年はどうなってるんでしょう。と嘆いていても仕方ないので、先月末に宇治天体精機さんの60cmで撮ったM1かに星雲をご覧ください。ポータブル赤道儀のSWATとは縁のない巨大望遠鏡です。操作していても命の危険を感じるサイズです。(笑) この望遠鏡を使うのは2回目ですが、透明度が悪くてまだ真の実力は発揮できていません。いずれもっと好条件でじっくり撮影したいものです。
 
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宇治天体精機の工場内にて。巨大望遠鏡がずらりと並んでいます。手前から50cm反射、20cmアポクロマート屈折、60cm反射、15cmアクロマート屈折、40cm反射。50cmが売約済みだそうですが、それ以外は即納とのことです。購入ご希望の方は、晴れた夜なら、実際に星像をご覧いただきながら、村下社長から直々に解説していただけるそうです。駆動回路はすべて外山電子製。一家に一台、スカイマックス! 無理な方はSWATをどうぞ。(笑)
 
https://www.unitec.jp.net/

2019年11月14日 (木)

SWAT-350V-spec、いよいよ明日発売。

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明日、11月15日は、超高性能ポータブル赤道儀「SWAT-350V-spec」の発売です。といっても組み立て調整がけっこう大変なため、あまり数が作れず、在庫はすべて販売店様とご予約のお客様にお送りしてしまいました。月末までになんとかあと5台程度は仕上げますので、購入ご希望の方は、ぜひ販売店様にご予約をお願いします。さて、上の画像は天体写真の名手、吉田隆行さんがSWAT-350V-specを使って、焦点距離590mmノータッチ5分で撮影したアンドロメダ銀河です。撮影16枚中12枚が上のような点像とのこで、V-specの追尾精度はホンモノということがおわかりいただけると思います。星雲の全体像と吉田さんのコメントは作例ページにアップしましたので、ぜひご覧ください。こちらからどうぞ。
 
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吉田さんの撮影スタイル。メイン機材に集中して取り組んでいる間も、サブ機のV-specは正確な追尾で、高品質な露出を稼いでいきます。V-specは入門用としてはもちろん、ベテランのサブ機としても充分ご納得いただける性能に仕上げております。また、腰痛持ちの方やお年を召して重たい機材がつらくなった方の強い味方でもあります。そんな皆様の気軽なノータッチ撮影の幅を大きく広げます。
 
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すでにSWAT-300/310/350をお持ちのユーザー向けに始めた「V-specアップグレード改造」も順調です。写真はお預かり中の2台。改造が終わって、実写テスト待ちです。これまでβユーザー含めて20台以上改造してきましたが、大きなトラブルもなく、快調に稼働しているとのことです。お手もとのSWATをV-spec相当へアップグレードしてノータッチ撮影の幅を広げませんか。現在、来年1月分の改造予約を受け付けています。新月期でもかまわないなら、お預かり期間2~3週間で、いつでも対応します。

スタンダード仕様 → V-specへアップグレード改造、受付中。
お手持ちのユニテックSWAT-350/310/300/300SにPECを搭載し、V-spec相当までアップグレードします。改造費49,000円(税別)。2020年1月末までのお申し込みにつきましては特価39,000円(税別)にて承ります。お申し込みはメールにてお願いします。タイトルを「V-spec改造」として、こちらからメールしてください。
※改造費には完全オーバーホール(15,000円)を含みます。完全オーバーホールは全パーツを分解し脱脂洗浄後に再組み立てします。オイルシールも打ち直します。(製造後およそ1年以内で使用頻度の低い個体についてはウォームホイールの脱脂洗浄は行わず、グリスアップで対応します。その場合でもウォームネジまわりは脱脂洗浄、再組み立てします) ※交換部品は駆動回路、ウォーム軸受け、その他、製造時期によりますが、ウォームホイール、ウォームネジを交換する場合がございます。 ※スタンダード仕様のV-spec改造につきましては、東側荷重時をやや重視した調整とさせていただきます。西側荷重時には東側より若干追尾精度が劣る場合がございます。 ※SWAT-300SをV-spec改造した場合、荷重方向限定モードをご使用になるには別売のリモコンが必要です。 ※基本的にお申し込み順に改造作業いたしますが、製品をお送りいただく時期につきましてはご相談とさせていただきます。 ※輝星製SWAT-300には非対応。 ※2020年1月末までにお申し込みいただければ、改造がそれ以後になっても特別価格で承ります。
   
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2019年11月10日 (日)

SWAT-350、SWAT-350V-specデモ品特価処分。

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今年の胎内星まつりと星をもとめてに展示したSWAT-350とSWAT-350V-specのデモ展示品を処分します。処分にあたっては、完全に分解して清掃、再組み立て後、動作チェック済みです。もちろん実際の星で追尾精度をチェックし、SWAT-350はPモーション±7″前後、V-specは±5.5″前後を確認してますので、末永く安心してお使いいただけます。デモ展示で使用したため、小傷がございますが、性能にはまったく問題ありません。多少の傷や汚れなど気にしない方におすすめします。いずれも一年間の保証付き、この機会をお見逃しなく!
  
●SWAT-350 ※売約済み
 新品価格 125,000円(税別)→処分特価 110,000円(税別) 121,000円(税込)
 筐体にほんのわずかな傷がございます。

●SWAT-350 V-spec ※売約済み
 新品価格 158,000円(税別)→処分特価 145,000円(税別) 159,500円(税込)
 エッジに小さな打痕がございます。(下の写真参照)

お申し込みはご希望の製品名を明記してメールにてお願いします。こちらからどうぞ。お支払いは銀行振り込みのみ。送料は日本国内に限りサービスいたします。早いもの勝ちとなりますので、売り切れの節はご容赦ください。
 
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SWAT-350V-specの打痕はこの程度。他は新品同様にきれいです。
 
Pmotion
SWAT-350V-spec(この個体)の実際の星で撮影しピリオディックモーションの実測値です。焦点距離900mmで東側偏荷重限定スペシャルモード以外、およそ2周期分(約14分間)撮影してます。東側偏荷重限定スペシャルモードは途中で曇ってしまって1.5周期分。西側偏荷重スペシャルモードも最後に雲で邪魔されましたが、なんとか2周期分写っています。公称値のノーマル±5.5″前後、荷重方向限定±4.5″前後を上回るPモーションです。この精度なら500mmクラスでも2~3分のノータッチ追尾が充分可能と思います。(西側偏荷重の実測データを掲載していますが、西側偏荷重での撮影はバックラッシュの中でふらつくリスクがあり、積極的な運用はおすすめしません。通常、東側偏荷重で撮影してください。) なお、この追尾精度はウォームホイールの一部分で測定したもので、全周を保証するものではありません。概ねこの程度ということでご理解ください。
 
SWAT-350V-specは15日発売です。発売日に向けて15台ほど組み上げたのですが、すべて予約完売となってしまいました。月末までにもう何台か作れると思いますので、お急ぎの方は販売店様に早めにご予約をお願いします。V-specの追尾精度でノータッチの幅が広がるのは大きな魅力なのは確かですが、スタンダードのSWATでも充分な高精度なので、V-specにここまで大きな反響があるとは私自身も思っていませんでした。ちょっと面食らった感じです。北半球での撮影では西側偏荷重は推奨してないとはいえ、そこに注目して精度を保証したのはユニテックが最初ではないでしょうか。(過去をよく調べてないので、間違ってるかもしれません) このギアの当たり面は南半球での追尾のときの推奨方向になりますので、南天に行かれる方には大事な要素です。こんなことにこだわってる私も普通じゃない感じですが、これからもオリジナリティのある製品を作っていきたいと思っています。
  
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2019年11月 8日 (金)

マルチ赤緯ブラケット、12月10日発売。

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充分な剛性を確保した赤緯体搭載用パーツ「マルチ赤緯ブラケット」を12月10日に発売します。マルチ赤緯ブラケットはL型を構成するメイン部材に頑強な12mm厚アルミ材を採用。さらに5mm厚のアングル材で補強することで、剛性を大幅に高めました。アリミゾキャッチャーと併用することで、従来の8mm厚のダブル雲台ベースを流用した赤緯体とは比較にならないほどの高強度を実現しています。ポールマスターなどを搭載出来る8mm厚ミニフロントプレートも標準で付属してます。ほかにダブル雲台ベースでドイツ式を組んだときの違いとして、赤緯体をターンテーブル面から離せることで、SWAT本体や三脚との干渉による制限を大きく減らせ、さらに赤緯体を極軸中心に近づけることでバランスウェイトも減らせます。プレート位置の付け替えも可能ですので、搭載機材に合わせて自由な発想でお使いいただけます。ダブル雲台ベース+アリミゾキャッチャーでドイツ式赤道儀を組んでいるユーザー様は、マルチ赤緯ブラケットに載せ替えるだけで簡単に変更できますので、ぜひご検討ください。その剛性の高さにびっくりされると思います。

マルチ赤緯ブラケット 12月10日発売
  12mm厚アルミプレート×2枚、補強用アングル材、8mm厚ミニフロントプレート付。
  希望小売価格 21,000円 (税別)
※取り付けには別途アリミゾキャッチャーが必要です。
 
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マルチ赤緯ブラケット搭載例。赤緯体には開発中のDECモード付SWAT-350を搭載して、2軸オートガイドを試験中です。DECモード付SWAT-350と2軸対応リモコンは来春に発売予定です。テストは順調です。どうぞご期待ください。
 
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2019年11月 3日 (日)

大迫力のM42オリオン大星雲中心部。

M42
●M42オリオン大星雲中心部
2019年11月1日01時21分~ 宇治天体精機 60cm 準リッチークレチアン 焦点距離 5,400mm キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO6400 60秒露出×18枚コンポジット+短時間露光をHDR合成 ステライメージ7、Photoshopで画像処理 宇治天体精機スカイマックス60cmドイツ式赤道儀 ノータッチ追尾 撮影地 宇治天体精機敷地内
 
気合いを入れてV-specの組み立てに勤しんでおりましたが、外山電子の外山さんが宇治天体精機までモータードライブの納品に行くということなので、ちょっと息抜きにご一緒させていただきました。一泊二日の弾丸ドライブです。しかし天気は快晴。寝てる暇などありません。結局、0泊二日となりまして、ヘトヘトに疲れ果てて帰ってきました。(笑) 休み明けからお預かりしているV-spec改造に取りかかりますので、お送りいただいているユーザー様は、どうぞ楽しみにお待ちください。さて、画像は60cm反射によるオリオン大星雲です。昨年は横構図でしたが、今回は縦構図にしてみました。わずか18分露出とは思えないほどの迫力。ちょっと不気味なほどの仕上がりとなりました。それにしても、スカイマックスの追尾精度は素晴らしいです。焦点距離5,400mmをノータッチで1分、完璧にガイドするのですから恐れ入ります。光学系も素晴らしくシャープで、さすが人間国宝?の村下さんとしか言いようがないです。(笑) 宇治天体精機では、60cm反射、50cm反射、20cm屈折、15cm屈折が赤道儀付きで即納体制です。興味のある方は、宇治天体精機へお問い合わせください。
 
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宇治天体精機 25cm トリプレットEDアポクロマート屈折赤道儀。ドームは協栄産業製。
京都からの帰りに調整で名古屋に立ち寄りましたが、自動導入搭載でとても快適な使い心地です。
 
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