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2020年11月18日 (水)

FUJI X-T4によるカリフォルニア星雲~すばる。

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●カリフォルニア星雲~すばる(2パネルモザイク)
・カリフォルニア星雲 2020年11月14日19時52分30秒~ シグマ 105mm F1.4 Art 絞り F2 富士フイルム X-T4 ISO400 120秒露出×29枚コンポジット Photoshopで画像処理 SWAT-350V-spec Premium β ノータッチ追尾 撮影地 千葉県大多喜町
・すばる 2020年11月14日21時5分16秒~ シグマ 105mm F1.4 Art 絞り F2 富士フイルム X-T4 ISO400 120秒露出×30枚コンポジット Photoshopで画像処理 SWAT-350V-spec Premium β ノータッチ追尾 撮影地 千葉県大多喜町
 
先週末の14日は、V-spec Premiumのテストを兼ねて房総まで遠征しました。SWATを2台並べての撮影でした。一台はシグマの150-600mmコンテンポラリーズームのファーストライト。こちらは富士フイルムX-T4(ノーマル)での赤い星雲の写りのチェックということで、いろいろ慣れないこともあって、問題も発生し、スムーズにはいきませんでした。当初、X-T4には300mm F2.8をつけて撮影の予定が、マウントアダプターとの相性が悪く、エラーが出たり出なかったりを繰り返すため、本番撮影には至らず。レンズを105mm F1.4 Artに変えたら、エラーが出なくなったので、ようやく撮影を開始しました。X-T4は作例の通り、ノーマルでも赤い星雲が写ります。これは大きなアドバンテージです。また、リモコンがなくてもインターバル撮影ができて、とても便利です。ただミラーレス機は電池の消耗が速い傾向があるので、オプションの電池グリップを使用して撮影しました。これなら電池は一晩安心です。さて作品ですが、300mmで大迫力の北アメリカでも撮ろうかと思っていたのですが、レンズのトラブルで時間を浪費してる間に光害の中に傾いてしまったので、対象を変更。東に昇ってきたカリフォルニア星雲とすばるのモザイク合成を前提に構図を決めて、1時間の連続撮影としました。うわさ通りにノーマル機でも赤い星雲が写ります。これは嬉しいですね。すばるの青もきれいですし、房総の空でも1時間露出で分子雲も写りました。これ以上炙るにはもう少し露出が欲しいところです。V-spec Premiumのテストとしては焦点距離105mmでは短かすぎますが、久しぶりの天体撮影でミスもしたくないので、これでよしとしましょう。
 
Xt4
富士フイルムX-T4。オプションのバッテリーグリップで一晩安心。(機材提供 外山電子/富士フイルムイメージングシステムズ株式会社)
改善希望点はタイムの露出が倍刻み(1分、2分、4分、8分…)なので、細かい露出時間の設定ができず、露出開始時間設定も短い側が0か1分単位で、秒単位の設定ができない点。以前S社のカメラをテストしたことがありますが、赤い星雲が写る点で富士の方が圧倒的にお勧めできます。
 
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撮影風景。当初300mm F2.8で撮影を予定してましたが、レンズエラーが頻発して諦めました。こんなときは電気接点をセロテープなどでマスクすれば、使える可能性もあります。システムはシンプルフォークDX2にカウンターウェイトをつけてシステムを組みました。ただシンプルフォークDX2のアルカスイス回転ユニットでは300mm F2.8はちょっと荷が重いです。200mm F4くらいまでがお勧めです。※画像の本体は社内試験機で製品とは外観が異なります。

モザイク合成する前の単品画像も掲載します。
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●カリフォルニア星雲
 
Photo_20201118103602
●すばる
 
https://www.unitec.jp.net/

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