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2020年11月23日 (月)

シグマ150-600 F5-6.3コンテンポラリーによるM42オリオン大星雲。

M42_20201122153601
●M42オリオン大星雲
2020年11月21日23時11分28秒~ シグマ 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | C 600mm 絞り F6.3 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO3200 180秒露出×54枚コンポジット 短時間露出をHDR合成 ステライメージ7、Photoshopで画像処理 SWAT-350V-spec Premiumノータッチ追尾 撮影地 千葉県大多喜町
 
好天に恵まれた14日に続いて、昨日も無風快晴予報で、絶好の撮影日和となりました。今年はなかなかチャンスがなかったのですが、ここにきて二週連続で好条件となり、これを逃すとまたいつになるかわからないので、頑張って出かけてきました。といっても東京からわずか1.5時間の房総半島です。気軽な近場でこれだけの撮影ができる魅力は捨てがたいです。さて、今回はシグマ150-600mm F5-6.3コンテンポラリーズームを600mm(F6.3)にセットして、SWAT-350V-spec Premium βにて3分間のノータッチ撮影を行いました。54枚連続で撮影(途中ピント確認の中断あり)して、若干流れたコマもありましたが、コンポジットには問題なしと判断して、すべて使いました。F6.3で2.5時間程度の総露出ですから、炙るには露出不足です。それでも強引に処理して、そこそこ迫力ある姿に仕上げてみました。ステライメージ7でコンポジットするときに加算平均σクリッッピングで2を指定しましたが、人工衛星の軌跡が残りました。もっと小さい値にしたほうがよさそうですね。V-spec Premiumのβテストも大きな問題は出てませんが、焦点距離600mmで数分のノータッチをすると、撮影エリアにもよりますが、キングスレート(キングさんが提唱した恒星時よりやや遅い速度)でもまだ速く、だんだんズレが出てきます。キングスレートは40年ほど前に標高1,100mの八ケ岳観測所で外山電子の外山さんや平林さんが検証して問題ないとした値なので、もっと低地だとそれよりさらに遅い方がマッチするかもしれません。全天をひとつの速度でカバーするのは無理なのですが、SWATで長焦点撮影した時に星が東方向に流れるときは、駆動セレクタを太陽時にセットしてみてください。太陽時は大気差を考慮してませんので、キングスレートよりほんのわずかに遅いだけです。その方が、より正確に追尾できる可能性があります。ぜひお試しください。ちなみに、上のオリオン大星雲は太陽時でノータッチ追尾しました。今後、実証テストを重ねて駆動速度をより使いやすい速度に微調整して、500mmクラスで5分程度のノータッチ撮影を可能にしたいと思います。
 
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