シグマ APO 300mm F2.8によるクリスマスツリー星団付近。

●クリスマスツリー星団付近
2020年11月22日3時01分55秒~ シグマ APO 300mm F2.8 絞り開放 キヤノン EOS 6D(SEO-SP4改造) ISO1600 2分露出×37枚コンポジット+短時間露光をHDR合成 ステライメージ7、Photoshopで画像処理 SWAT-350V-spec Premiumによるノータッチ追尾 撮影地 千葉県大多喜町
21日の遠征で最後に撮影したクリスマスツリー星団付近です。赤青黄色と華やかなエリアで、焦点距離300mmフルサイズが画面一杯になります。これも構図がイマイチで、左の散光星雲が切れてしまいました。もう少し左に向ければよかったです。この日はこれまで無風快晴の好条件でしたが、薄明が始まる1時間くらい前から雲が広がり始め、最後に狙っていたエラスムス彗星は撮れませんでした。それでも1軸2台体制で、Premiumバージョンの追尾テストもかねて、そこそこの収穫があったのでよしとしましょう。
ほかにも収穫がありました。もう一台のSWAT-350では600mmでノータッチ撮影していましたが、これまで600mmクラスはオートガイドばかりで本格的にノータッチ撮影したのは初めてでした。今回の撮影では、搭載しているキングズレート(極軸一回転86190秒)では、追尾がやや速く、太陽時(86400秒)の方がマッチしていて、その結果、ピリオディックモーションは必要精度に充分収まっているにもかかわらず、駆動速度で露出限界が決まってしまうということになりました。星の動きは、同じ地平座標でも、観測地の標高、気象条件、極軸の設置精度などで微妙に変化するといわているため、一定の速度で完璧に追尾するのは無理で、オートガイドが理想的ですが、せっかくの高精度をノータッチ撮影で活かすために、できるかぎり適合する値を見つけて、次回は微調整した追尾速度でさらなる長時間露出のテストを行いたいと思います。Premiumバージョンには最終的に複数の恒星時モードを搭載することになるかもしれません。
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