天リフのお題「魔女の横顔星雲」を撮る。
●魔女の横顔星雲
2021年2月16日19時35分48秒~ キヤノン EF300mm F2.8L IS II USM 絞り開放 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO3200 1分露出×78枚コンポジット ステライメージ9、Photoshopで画像処理 SWAT-350V-spec Premium βによるノータッチ追尾 撮影地 千葉県大多喜町
16日の房総半島は風が強くて厳しい感じでしたが、内陸部は21時から0時くらいまでは収まる予報でした。それを信じて出撃しました。18時半前に現地に到着、月没が12時半ですから、それまでは諸々の実験をするつもりで、機材の組み立てに入りました。時々強い風が吹くもののピタッとやむこともあって、もう少し収まればそこそこいけそうな感じでした。最初は天文リフレクションズさんのお題「魔女の横顔星雲」から撮影を開始。月があるので、それなりに仕上がればいいかなぁという程度で挑みました。当初、300mmで5分露出を予定してましたが、時々強い風に煽られるため、1分露出、高感度多枚数撮影に切り替えました。結果90枚撮って12枚がボツ。90%近い歩留まり確保でまずまずの結果でした。こんな日は「高感度短時間露出多枚数撮影法」が一番です。
月も沈み、「さぁこれからだぞ~」という期待がグンと高まってきました。ところが風が収まる気配がありません。それどころか突風混じりに変わってきて、周辺の森がゴーゴー唸っています。試しにトリオ銀河を30枚撮ってみましたが、使えるのは半分程度。なんだかやる気がなくなって、帰りたくなってきました。一応、風が収まらないことを想定して、40mmレンズも準備してましたが、すっかり意気消沈したので早く帰ってとっとと寝ることにしました。この日は強風のため、私が通過した後でアクアラインが通行止めになったようです。早々に切り上げてラッキーでした。 おしまい。(笑)
●トリオ銀河
2021年2月16日21時50分20秒~ キヤノン EF300mm F2.8L IS II USM 絞り開放 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO3200 1分露出×14枚コンポジット ステライメージ9、Photoshopで画像処理 SWAT-350V-spec Premium βによるノータッチ追尾 撮影地 千葉県大多喜町
コンポジットなどの初期処理用のソフトをステライメージ7から9にアップグレードしました。8も購入していたのですが7とほとんど変わってなくて、まったく使わず、内心忸怩たる思い(笑)でした。9はファイル表示やコンポジットがかなり高速化されていて快適です。私のように8で悔しい思いをした方も、9のスピードアップには納得できると思います。
※一部機能はアップデートを適用しないと遅いままらしいので、最新版をダウンロードしてください。
https://www.unitec.jp.net/