久しぶりの天体撮影。
●カリフォルニア星雲
2021年11月28日18時54分~ ボーグ 71FL+レデューサー×0.72 + HEUIB-IIフィルター 焦点距離288mm F4 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO3200 120秒露出×41枚(総露出1時間22分) 短時間露光をHDR合成 FlatAide、Photoshopで画像処理 SWAT-350ノータッチ追尾 千葉県大多喜町
28日は超久しぶりの天体撮影に出かけました。2月16日以来ですから、なんと9ヶ月ぶりです。この日の房総は高気圧に覆われて、朝から最高の天気で、雲も風もなく、しかも透明度も良くて、最高の撮影日和でした。薄明終了は18時ころですが、前回撮影からあまりにも間隔が開いたので、なにかミスをやらかしそうなため、ちょっと早めの16時に撮影地に入り、機材を準備しました。面倒なオートガイドなどは最初からする予定はなくて、ノータッチに決めてました。用意したSWATは2台。2軸にするではなく、1軸2台体制で臨みます。焦点距離は288mmと200mm。月が顔を出すのが12時15分ころなので、それまでのお楽しみです。厳密には「月の薄明」があるため、それより少し早く影響があります。特に大きい月の時は。
さて、まず撮影したのが、東の空のちょうどいい位置に昇っていた「カリフォルニア星雲」です。赤い星雲なのでフィルター改造したEOS 6Dで撮りました。まだ光害が残る中、F4で1時間半足らずの総露出なので、無理なあぶり出しをせずに、サクッと仕上げました。とても大きい天体なので、焦点距離300mm程度の望遠レンズでも迫力満点で写せます。85mmか105mmでしたら、縦構図ですばると一緒にちょうど良く写せます。
久しぶりに満天の星空の下に出かけると、なんだかわくわくした気持ちになり、やっぱり自分は星好きなんだなぁとつくづく思いました。
BORG 71FLと55FLの兄弟鏡筒で挑みます。はじめからノータッチ撮影と決めてきたので、とてもお気楽。極軸も光学極望で合わせただけの簡単セッティングです。あとはSWATの追尾精度で点像を確保です!
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