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2021年11月

2021年11月30日 (火)

久しぶりの天体撮影。

 Photo_20211130085501
●カリフォルニア星雲
2021年11月28日18時54分~ ボーグ 71FL+レデューサー×0.72 + HEUIB-IIフィルター 焦点距離288mm F4 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO3200 120秒露出×41枚(総露出1時間22分) 短時間露光をHDR合成 FlatAide、Photoshopで画像処理 SWAT-350ノータッチ追尾 千葉県大多喜町
 
28日は超久しぶりの天体撮影に出かけました。2月16日以来ですから、なんと9ヶ月ぶりです。この日の房総は高気圧に覆われて、朝から最高の天気で、雲も風もなく、しかも透明度も良くて、最高の撮影日和でした。薄明終了は18時ころですが、前回撮影からあまりにも間隔が開いたので、なにかミスをやらかしそうなため、ちょっと早めの16時に撮影地に入り、機材を準備しました。面倒なオートガイドなどは最初からする予定はなくて、ノータッチに決めてました。用意したSWATは2台。2軸にするではなく、1軸2台体制で臨みます。焦点距離は288mmと200mm。月が顔を出すのが12時15分ころなので、それまでのお楽しみです。厳密には「月の薄明」があるため、それより少し早く影響があります。特に大きい月の時は。
さて、まず撮影したのが、東の空のちょうどいい位置に昇っていた「カリフォルニア星雲」です。赤い星雲なのでフィルター改造したEOS 6Dで撮りました。まだ光害が残る中、F4で1時間半足らずの総露出なので、無理なあぶり出しをせずに、サクッと仕上げました。とても大きい天体なので、焦点距離300mm程度の望遠レンズでも迫力満点で写せます。85mmか105mmでしたら、縦構図ですばると一緒にちょうど良く写せます。
久しぶりに満天の星空の下に出かけると、なんだかわくわくした気持ちになり、やっぱり自分は星好きなんだなぁとつくづく思いました。
 
1_20211130085501
2_20211130085501
BORG 71FLと55FLの兄弟鏡筒で挑みます。はじめからノータッチ撮影と決めてきたので、とてもお気楽。極軸も光学極望で合わせただけの簡単セッティングです。あとはSWATの追尾精度で点像を確保です!

https://www.unitec.jp.net/

2021年11月17日 (水)

SWAT-350V-spec Premiumレビュー動画のご紹介。

Youtube
SWAT-200からのユーザーであり、「天体画像処理入門」でPixInsightの連載を執筆していただいた蒼月様渾身のSWAT-350V-spec Premiumレビュー動画が完成しました。ハイレベルなユーザー様の視点で、SWAT-350V-spec Premiumの良いところはもちろん、イマイチな部分も正直に語っていただきました。お使いになるときのコツにも触れていますので、お時間のあるときにぜひご覧いただければと思います。動画はこちらからどうぞ。(https://www.youtube.com/watch?v=Se3USw5viFU

■動画のコメントより
長年SWATユーザだった私から見た Premium の印象のほか、高い追尾精度を最大限に発揮させるための注意点や、追尾精度の検証、改善要望など、この製品に関する様々なことを話しています。情報満載なので、これから Premium を導入しようか迷っている方はもちろん、既に Premium をお持ちの方も是非ご覧ください。

■本動画の主な内容は次の通り
0:00 op
1:42 今回のお話の内容
2:22 Chapter1 ちょっとひと言
5:32 Chapter2 開封の儀
8:10 アクセサリーについて
9:50 Chapter3 主な仕様・特徴
12:46 駆動モードが11種類
16:01 Chapter4 使用方法概要
18:21 荷重方向限定スペシャルモードの選択方法
21:03 追尾性能を最大限に発揮させるために
26:16 Chapter5 追尾精度検証
33:12 Chapter6 雑感あれこれ
36:12 改善要望
41:26 精度検証用の画像を処理してみた
 
M45_71fl_14xtele_6d_premium_11x120s_2048
SWAT-350V-spec Premiumでテスト撮影したすばる。焦点距離560mm、2分露出ノータッチ。蒼月様のコメントはこちらをどうぞ。
 
https://www.unitec.jp.net/ 

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