C/2021A1 Leonard彗星を撮ろう。
●C/2021A1 Leonard彗星
2021年12月28日17時51分~ シグマ 105mm F1.4 Art 絞りF2 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO800 3秒露出×99枚(彗星核基準でコンポジット) ステライメージ9、Photoshopにて処理 地上のシルエットは合成 トリミングあり SWAT-350V-specPremiumにてノータッチ追尾 撮影地 山梨県上野原市
300mm望遠とは別に105mmでも撮影しました。こちらは富士山に沈むレナード彗星を狙いました。もう少し長く伸びた尾を強調したかったのですが、私の画像処理スキルでは難しく、思い切ってイメージ重視で仕上げてみました。地上のシルエットは別撮りしたもを画像処理で合成してます。下に富士山の稜線に沈むレナード彗星のGIF動画を掲載します。地上を止めた動画にするなら本来は固定撮影すべきですが、追尾してたので、位置合わせは手動でやりました。16枚だったのでたいして手間じゃなかったですが、自動でやる方法を知らないので、こんど勉強したいと思います。タイムラプス動画も面白いのですが、なぜか一度やったら満足してやめちゃう人が多いですね。そんなに魅力的ではないかもしれないですが、作った動作を家族や友人に披露しても楽しめるかもしれません。SWAT-310/350は背面にもカメラネジを用意しています。ターンテーブルを真上に向けて、低速で回しながら撮影すると背景が微妙に動きながらの動画が作れます。まったくの固定撮影より、構図に変化があって面白いです。余裕のあるときにぜひチャレンジしてみてください。
富士に沈むレナード彗星。シグマ 105mm シグマ 105mm F1.4 Art 絞りF2 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO200 20秒露出×16枚 トリミングあり SWAT-350V-specPremiumにてノータッチ追尾
駐車スペースから富士山を望む。
30日17時半(東京)でのレナード彗星の位置。地平高度9°弱。まだしばらくな同じような位置にいます。これくらい低いと太陽時追尾の方がマッチすると思います。SWATに搭載されていますので、ご活用ください。
https://www.unitec.jp.net/
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