C/2021A1 Leonard彗星。
●C/2021A1 Leonard彗星
2021年12月5日03時27分~ シグマ APO 300mm F2.8 絞り開放 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO1600 90秒露出×10枚(彗星核基準でコンポジット) Photoshop、FlatAideProにて処理。SWAT-350V-spec Premiumにてノータッチ追尾 撮影地 千葉県大多喜町
●C/2021A1 Leonard彗星
2021年12月5日03時47分~ シグマ APO 300mm F2.8 絞り開放 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO3200 60秒露出×30枚(彗星核基準でコンポジット) Deep Sky Stacker、Photoshopにて処理。SWAT-350V-spec Premiumにてノータッチ追尾 撮影地 千葉県大多喜町
●C/2021A1 Leonard彗星 30分間の動き
2021年12月5日04時32分~ シグマ 105mm Art F1.4 絞りF2 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO1600 60秒露出×30枚 Photoshopにて画像処理 SWAT-350V-spec Premiumにてノータッチ追尾 撮影地 千葉県大多喜町
昨夜は貴重な快晴の週末、しかも新月期。この組み合わせは滅多に重ならないですよね。(笑) このチャンスを逃すわけにもいかず、話題のレナード彗星の撮影にいつもの房総へ出かけてきました。久しぶりにオールナイトで楽しみましたが、還暦を迎えた身体にはだんだん厳しくなってきました。気温は5℃とそんなに下がらなかったのですが、日付が変わる頃から風が強くなってきて、体感温度はかなり下がりました。そんな中でも、なんとか焦点距離300mmのノータッチ追尾は成功しました。ササッと仕上げて速報としてブログアップします。
今回、導入は目盛環を使いました。まず、基準星におおぐま座η(アルカイド)を入れて、目盛環の指標を回してアルカイドの座標に合わせます。合わせた直後は、恒星時目盛環と同じように使えますので、その時点のレナード彗星の座標に向ければ、簡単に導入できます。赤経は10分、赤緯は1°きざみ程度のかなりザックリした合わせ方です。上の画像は、目盛環導入して確認のための一発目の試写です。焦点距離300mmでもこれくらいのズレで導入できます。SWAT-350/310をお使いの方は、ぜひご活用ください。
https://www.unitec.jp.net/
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