« ボーグ55FLによるぎょしゃ座の星雲星団。 | トップページ | ボーグ71FLによるカリフォルニア星雲。 »

2022年10月 9日 (日)

ボーグ71FLによるIC1396。

Ic1396_20221008134301
●IC1396
2022年10月1日20時24分~ ボーグ 71FL+レデューサー 焦点距離288mm F4 HEUIB-IIフィルター キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO3200 120秒露出×101枚(総露出3時間22分) ステライメージ9、Starnet++、FlatAidePro、Photoshopで画像処理 SWAT-350V-spec ノータッチ追尾 千葉県南房総市
 
10月1日の南房総遠征でSWAT-350V-specの2号機に搭載したのはボーグ71FL+レデューサー(焦点距離288mm F4)です。最初に狙ったのがケフェウス座μ星(ガーネットスター)付近に広がるIC1396です。大型の散光星雲なので、焦点距離300mmもあれば、このように画角ピッタリに収まり、ちょうどいい感じです。今回、白浜の海岸沿いにある駐車場での撮影ですが、思いのほか暗く、F4の光学系でも3時間半程度の露出で、なかなかコントラストのよい画像が得られました。さらに露出をかければ暗部のノイズを減らせそうです。この日はSWAT-350V-spec 1号機と同様に2号機の調子もよく、試写を含めて全101コマ、ガイドエラーなしのパーフェクトでした。V-specなら300mmクラスの2分露出でも充分ノータッチ可能です。秋から初冬にかけて、焦点距離300mmくらいに適した対象も数多く、今回のIC1396ほか、思いつくだけでも、北アメリカ星雲、クエスチョンマーク星雲、ハート&ソウル星雲、アンドロメダ銀河、曲玉星雲、カリフォルニア星雲、すばるなど、一晩ですべて撮影するのは難しいかもしれません。薄明前にはすっかり一等星だらけの冬の星空に変わっています。夜も長くなってきましたし、たっぷり星空を楽しめるよい季節です。夜はかなり冷え込むようになってきましたので、防寒対策を忘れずに。
 
Photo_20221008142001
試写を除いた100コマのピクセル等倍連続動画。上が北です。撮影開始から30枚(1時間)は光学極望で設置したままですが、少しずつ南に流れて行くので、極軸を目分量で少し(5′くらい)西に振って継続撮影。星が左に大きく動いたところが極軸を微調整した位置です。ピョンと小さく動くのはピント確認や電池交換で触った位置です。微恒星をご覧いただけるとすべて点像に写っていることがわかります。
 
https://www.unitec.jp.net/ 

« ボーグ55FLによるぎょしゃ座の星雲星団。 | トップページ | ボーグ71FLによるカリフォルニア星雲。 »

天体写真」カテゴリの記事