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2025年10月

2025年10月29日 (水)

27日撮影のレモン彗星(C/2025 A6)リベンジ達成

Lemmon_20251029171101
●レモン彗星(C/2025 A6)
2025年10月27日18時10分~ シグマ 105mm F1.4 絞り F2.2 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO800 30秒露出×65枚コンポジット 総露出32分30秒 SWAT-350によるノータッチ追尾 DeepSkyStacker、Photoshopで画像処理 撮影地 千葉県館山市
 
23日の撮影が不発に終わり、もうレモン彗星は諦めたつもりだったのですが、GPVを見ていると27日は晴れそうな感じです。こうなるとどうにも我慢できなくなってしまうのです。自分は星好きなんだなぁとつくづくと感じました。さて、GPVでは富士山の西側が晴れそうな感じで、いつもの房総半島はずっと曇りがちの予測でした。ただ衛星画像を見てみると、房総半島の下半分は見事に晴れ渡っていて、ライブカメラでもほぼ快晴。曇る感じはありません。そこでGPVよりも衛星画像を信じて、館山の相浜海岸へ行くことにしました。結果は大正解で、ほぼ無風の快晴で絶好の撮影条件となりました。
前回、前々回とレモン彗星の撮影には300mm F2.8を使用していましたが、他の方の画像を見てみるとイオンテイルがトバッと伸びていたため、今回は紫金山アトラス以来の105mm F1.4を選択しました。長い尾が撮れて大満足、リベンジ達成です。楽しい一日となりました。
 
Lemmon_20251029171001
頭部を拡大トリミング。105mmでもかなりの迫力で撮れました。
 
Lemmon_20251029171003
彗星が低くなった頃に地上を取り込んで撮影しました。彗星は5枚コンポジット地上部分は最初のコマから合成しています。
 
Photo_20251029171001
日没前の撮影地にて。無風で暖かくて、最高の天気でした。
 
https://www.unitec.jp.net/ 

2025年10月24日 (金)

23日撮影のレモン彗星(C/2025 A6)リベンジならず

Lemmon_20251024133101
●レモン彗星(C/2025 A6)
2025年10月23日18時00分~ シグマ 300mm F2.8 絞り開放 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO800 10秒露出×10枚コンポジット 総露出1分40秒 トリミングあり SWAT-350によるノータッチ追尾 DeepSkyStacker、Photoshopで画像処理 撮影地 山梨県南都留郡忍野村
 
17日の撮影では「コカブの呪い」にかかって大幅にタイムロスしてしまい、満足な露出が得られませんでした。コカブはこぐま座β星のことでこの時期の日暮れにちょうど北極星と同じような高さになるので、極軸設置の際に間違えた方もいらっしゃるかと思います。先日、天リフさんの動画配信をみていたら編集長の山口さんがこのことを「コカブの呪い」とおっしゃっていて、私はその呼び名は知らなかったのですが、うまいこと言うなぁと思わず吹き出しました。今回は同じミスは繰り返すまいとしっかり確認しながら17時半には極軸合わせを終えて、撮影に適した暗さになるのを待ちました。しかし西の低空には彗星と接するように雲が居座っていて、なかなか晴れてくれません。仕方ないので18時ちょっと前から10秒露出で適当に写し始めました。トータル100枚くらい撮ったのですが、ほとんどボツでなんとか10枚だけ使えそうなのをビックアップして処理しました。今回も残念な結果でしたが、レモン彗星とは縁がなかったと思って諦めます。露出時間が少ないので無理せずサラッと処理したのが上の画像です。これから月が大きくなるので条件は悪くっていきます。それでも晴れたら出撃するかも…
 
1_20251024125701
当初は気合い充分に富士山に沈むレモン彗星を撮ろうと箱根スカイラインの駐車場へ行きましたが、ご覧のような雲でした。GPVでも好転は望めそうにないと思って急遽山中湖方面へ移動しました。
 
2_20251024173401
到着直後はよく晴れていて正解だったかと思いましたが、結局低空の雲に邪魔されて満足な撮影はできませんでした。
 
Photo_20251024125701
無理矢理炙ると長い尾が確認できます。ただ、あまりのカブリのひどさに炙った処理は諦めました。もっと露出を稼げれば、尻尾をドバッとだせたのになぁと悔しい思いも残りますけど、これは仕方ないです。尾を横切る淡い白線は撮像素子のムラのようです。強烈に炙ると出てきます。
 
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●SWAN彗星(C/2025 R2)
2025年10月23日18時29分~ シグマ 300mm F2.8 絞り開放 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO800 30秒露出×30枚コンポジット(彗星核基準) 総露出15分 トリミングあり SWAT-350によるノータッチ追尾 DeepSkyStacker、Photoshopで画像処理 撮影地 山梨県南都留郡忍野村

SWAN彗星は地上高度が高くて写しやすいです。彗星特有のエメラルドグリーンがなんとも美しいです。
 
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2025年10月18日 (土)

17日撮影のレモン彗星(C/2025 A6)

Lemmon
●レモン彗星(C/2025 A6)
2025年10月17日18時16分~ シグマ 300mm F2.8 絞り開放 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO800 30秒露出×20枚コンポジット(彗星核基準) 総露出10分 トリミングあり SWAT-350によるノータッチ追尾 DeepSkyStacker、Photoshopで画像処理 撮影地 千葉県館山市
 
猛暑の影響か秋の長雨シーズンもずいぶん遅れて、今頃になってぐずつく天気が続いています。昨日(17日)は久しぶりに朝から晴れ渡って、絶好の撮影日和となりました。せっかくなので彗星を撮影しようと機材をクルマに積み込んで出発準備を整えます。当初は伊豆方面に行こうと思っていたのですが、先発した外山電子さんから「東名と小田厚の渋滞がひどい」との情報が入り、急遽房総半島に変更しました。おかげさまで、渋滞もなく2時間ほどで到着。今回向かったのは初めての撮影地で館山市の布良(めら)というところです。
狙うのは西の空に回ったレモン彗星(C/2025 A6)。日没後の地平高度が低く、薄明終了を待っていたら沈んでしまいます。日没後にできるだけ早く極軸を合わせ、目的天体を導入してピント合わせまで時間との勝負です。そのような状況下、大ポカをやらかしました。ここに書くのも本当に恥ずかしいのですが、北極星を間違えるというなんとも情けないミスを犯しました。この時期、北極星とほぼ一緒の明るさの2等星こぐま座βが北極星と同じような高さになるのです。それを北極星と思ってセッティングしてしまったのです。太陽が沈んだ位置から、極軸をだいたい北に向けて、明るいうちから極軸望遠鏡の視野に北極星が光り出すのを待ちます。だいたいでも北を向いていれば極望の視野の中で光りだす星があれば、まず間違いなく北極星なんですが、ちょっと西にズレていたようで、こぐま座βと間違えました。それで極軸を合わせたので、レモン彗星をアークトゥールスからの座標の差分で導入しようとしても捕らえられませんでした。はじめは星図ソフトに入力した軌道要素を間違えたかと思って途方に暮れていたところ、カシオペヤ座が見え始めて「あちゃ~」ということになりました。北極星の位置をまわりの風景で把握してない初めての撮影地だと特にやりがちなので、初心者のみなさんは充分に注意してくださいね。あまりにもタイムロスが大きかったですが、仕方ないです。気を取り直して極軸セッティングし直して、なんとか撮影したのが上のレモン彗星です。めでたしめでたし。
 
1_20251018134001
少し風がありましたが、上々の撮影条件でした。レンズはシグマのサンニッパ。SWATならノータッチ追尾で撮影できます。
 
2_20251018134001
日没後のシルエット。富士山もよく見えてます。このときはまだウキウキ気分でした。
 
Img_1846
色調調整しただけのJPG撮って出し。羽田に向かう飛行機の航路に近いようで、撮影した半分近くのコマに航跡が写ってました。DSSのσクリッッピングで除去しましたが、少し残ってしまったようです。
関東近郊はまたしばらく天気が悪そうですが、来週は月も細いので、晴れたらぜひともリベンジしたいです。
 
下はレモン彗星の後に撮ったSWAN彗星(C/2025 R2)です。
Swan
●SWAN彗星(C/2025 R2)
2025年10月17日18時54分~ シグマ 300mm F2.8 絞り開放 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO800 30秒露出×31枚コンポジット(彗星核基準) 総露出15分30秒 トリミングあり SWAT-350によるノータッチ追尾 DeepSkyStacker、Photoshopで画像処理 撮影地 千葉県館山市
 
https://www.unitec.jp.net/

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