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2025年10月18日 (土)

17日撮影のレモン彗星(C/2025 A6)

Lemmon
●レモン彗星(C/2025 A6)
2025年10月17日18時16分~ シグマ 300mm F2.8 絞り開放 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO800 30秒露出×20枚コンポジット(彗星核基準) 総露出10分 トリミングあり SWAT-350によるノータッチ追尾 DeepSkyStacker、Photoshopで画像処理 撮影地 千葉県館山市
 
猛暑の影響か秋の長雨シーズンもずいぶん遅れて、今頃になってぐずつく天気が続いています。昨日(17日)は久しぶりに朝から晴れ渡って、絶好の撮影日和となりました。せっかくなので彗星を撮影しようと機材をクルマに積み込んで出発準備を整えます。当初は伊豆方面に行こうと思っていたのですが、先発した外山電子さんから「東名と小田厚の渋滞がひどい」との情報が入り、急遽房総半島に変更しました。おかげさまで、渋滞もなく2時間ほどで到着。今回向かったのは初めての撮影地で館山市の布良(めら)というところです。
狙うのは西の空に回ったレモン彗星(C/2025 A6)。日没後の地平高度が低く、薄明終了を待っていたら沈んでしまいます。日没後にできるだけ早く極軸を合わせ、目的天体を導入してピント合わせまで時間との勝負です。そのような状況下、大ポカをやらかしました。ここに書くのも本当に恥ずかしいのですが、北極星を間違えるというなんとも情けないミスを犯しました。この時期、北極星とほぼ一緒の明るさの2等星こぐま座βが北極星と同じような高さになるのです。それを北極星と思ってセッティングしてしまったのです。太陽が沈んだ位置から、極軸をだいたい北に向けて、明るいうちから極軸望遠鏡の視野に北極星が光り出すのを待ちます。だいたいでも北を向いていれば極望の視野の中で光りだす星があれば、まず間違いなく北極星なんですが、ちょっと西にズレていたようで、こぐま座βと間違えました。それで極軸を合わせたので、レモン彗星をアークトゥールスからの座標の差分で導入しようとしても捕らえられませんでした。はじめは星図ソフトに入力した軌道要素を間違えたかと思って途方に暮れていたところ、カシオペヤ座が見え始めて「あちゃ~」ということになりました。北極星の位置をまわりの風景で把握してない初めての撮影地だと特にやりがちなので、初心者のみなさんは充分に注意してくださいね。あまりにもタイムロスが大きかったですが、仕方ないです。気を取り直して極軸セッティングし直して、なんとか撮影したのが上のレモン彗星です。めでたしめでたし。
 
1_20251018134001
少し風がありましたが、上々の撮影条件でした。レンズはシグマのサンニッパ。SWATならノータッチ追尾で撮影できます。
 
2_20251018134001
日没後のシルエット。富士山もよく見えてます。このときはまだウキウキ気分でした。
 
Img_1846
色調調整しただけのJPG撮って出し。羽田に向かう飛行機の航路に近いようで、撮影した半分近くのコマに航跡が写ってました。DSSのσクリッッピングで除去しましたが、少し残ってしまったようです。
関東近郊はまたしばらく天気が悪そうですが、来週は月も細いので、晴れたらぜひともリベンジしたいです。
 
下はレモン彗星の後に撮ったSWAN彗星(C/2025 R2)です。
Swan
●SWAN彗星(C/2025 R2)
2025年10月17日18時54分~ シグマ 300mm F2.8 絞り開放 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO800 30秒露出×31枚コンポジット(彗星核基準) 総露出15分30秒 トリミングあり SWAT-350によるノータッチ追尾 DeepSkyStacker、Photoshopで画像処理 撮影地 千葉県館山市
 
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