その他

2020年5月29日 (金)

天文ガイド2020年7月号でV-spec特集。

20207
6月5日発売の天文ガイド7月号にSWAT-350V-specの特集記事が掲載されます。執筆は西條善弘さんですから、プロの目線で実測に基づいた信頼性の高い内容になっています。作例写真も秀逸ですので、ぜひお近くの書店にてお買い求めいただければと思います。通販でもお求めいただけます。

■天文ガイド 2020年7月号
特集は期待の新彗星NEOWISE彗星C/2020 F3。
崩壊したアトラス彗星、南半球でみごとな姿を見せたスワン彗星に次いで、日本国内で見られる肉眼彗星となるか? 最新予報を紹介します。ATLAS彗星、SWAN彗星をとらえた画像もギャラリーページで紹介。ほか、絶対見たい6月21日の部分日食の観測ガイド、自粛期間中に広がった、オンラインで星を楽しむさまざまな活動を紹介。天文ファンが自分で星空を配信する方法、ポータブル赤道儀SWAT-350V-specの詳細レビュー、はやぶさ2が採取したサンプルからわかってきた小惑星リュウグウ表面の様子など、盛りだくさんの内容でお届けします。

●誠文堂新光社のホームページはこちらhttps://www.seibundo-shinkosha.net/
●天文ガイドのサイトはこちらhttps://www.seibundo-shinkosha.net/tenmon/

話しは変わりますけど、私と天文ガイドさんとの関わりは結構長くて、最初は一読者として月面写真を応募したことから始まります。初入選は1983年10月号で、それから1年半くらいの間、ちょくちょく入選したりしていました。その後、就職を機に応募はやめまして、脱サラした1994年頃からは、縁あって誠文堂さんのいくつかの編集部から制作の仕事をいただくことになり、天文関係を中心に15年以上にわたって、一緒に仕事をさせていただきました。一時期の天文ガイドにはユニテックの名前が出てると思います。その後、印刷物の制作業務は終了して、しばらく天文業界から離れてましたが、2012年にSWATの発売で再び戻ってきて、現在に至ります。月面写真の応募の頃から40年近くも経ってしまいました。なんとも時の経つのは早いものです…、ということでつまらない話しにお付き合いいただきまして、ありがとうございました。天文業界から離れられない私ですが、もうしばらくは、頑張れそうですので、よりよい製品作りで皆さまに貢献できたらと思っております。
   
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2020年1月27日 (月)

SWAT-350V-specノータッチ作例。

SWAT-350V-specノータッチ追尾による作例が中川光学研究室のブログに掲載されました。鏡筒は新発売のボーグ72FL。レデューサー0.72×を併用して焦点距離288mm、口径比F4という使いやすいスペックです。300mmクラスですが、V-specならノータッチ追尾で点像を確保できます。どうぞご覧ください。
 
72fl
■オリオン座中心部付近
BORG72FL+レデューサー0.72×DGQ【7872】+ニコンD810(HKIR)架台:SWAT350V-Spec ISO1600 3分露出 ノータッチ追尾 36枚加算平均 撮影: 渡邊耕平様
 
72fl2
■くらげ星雲付近
BORG72FL+レデューサー0.72×DGQ【7872】+ニコンD810(HKIR)架台:SWAT350V-Spec ISO3200 3分露出 ノータッチ追尾 24枚加算平均 撮影: 渡邊耕平様
 
どちらもシュミットの渡邉さんによる撮影です。オリオン座中心部付近はF4でトータル2時間近い露出で、華やかなオリオンの三つ星付近を横構図で捉えました。分子雲の描出も素晴らしく、見事な仕上がりです。くらげ星雲付近(右が北)には、散開星団M35やモンキー星雲も一緒に構図に取り込みました。画像処理が上手でカラフルな星の色が美しいです。ボーグ72FLと【7872】0.72×レデューサーの相性もよいようで、フルサイズの周辺までシャープな星像です。高解像カメラとの組み合わせでは高い追尾精度が要求されますが、SWAT-350V-specですからノータッチで点像を確保しています。
中川光学研究室のブログもぜひご覧ください。SWAT-350V-specも掲載されています。オリオン座中心部付近はこちら、くらげ星雲付近はこちらです。シュミットさんのスタッフブログはこちらです。
 
そしておなじみプロカメラマンの吉田隆行さんのサイト「天体写真の世界」にもSWAT-350V-specノータッチによる作品が掲載されています。こちらもぜひご覧ください。
Fl55
 
スタンダード仕様 → V-specへアップグレード改造、現在5月以降で受付中。1月末までにお申し込みいただければ特価にて承ります。
お手持ちのユニテックSWAT-350/310/300/300SにPECを搭載し、V-spec相当までアップグレードします。改造費49,000円(税別)。2020年1月末までのお申し込みにつきましては特価39,000円(税別)にて承ります。お申し込みはメールにてお願いします。タイトルを「V-spec改造」として、こちらからメールしてください。
※改造費には完全オーバーホール(15,000円)を含みます。完全オーバーホールは全パーツを分解し脱脂洗浄後に再組み立てします。オイルシールも打ち直します。(製造後およそ1年以内で使用頻度の低い個体についてはウォームホイールの脱脂洗浄は行わず、グリスアップで対応します。その場合でもウォームネジまわりは脱脂洗浄、軸受け交換、調整、再組み立てします) ※交換部品は駆動回路、ウォーム軸受け、その他、製造時期によりますが、ウォームホイール、ウォームネジを交換する場合がございます。 ※スタンダード仕様のV-specアップグレード改造につきましては、東側荷重時をやや重視した調整とさせていただきます。西側荷重時には東側より若干追尾精度が劣る場合がございます。 ※SWAT-300SをV-spec改造した場合、荷重方向限定スペシャルモードをご使用になるには別売のリモコンが必要です。 ※基本的にお申し込み順に改造作業いたしますが、製品をお送りいただく時期につきましてはご相談とさせていただきます。 ※輝星製SWAT-300には非対応。 ※2020年1月末までにお申し込みいただければ、改造がそれ以後になっても特別価格で承ります。
     
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2020年1月19日 (日)

V-specアップグレート改造中。

Vspec
V-specアップグレード改造、作業中の様子です。ここまで完全に分解して、洗浄し、組み立て直します。右上は取り外したウォームホイールや軸受けで、すべて廃棄処分されます。小ネジ類も少しでも傷みがあれば新品に交換します。ベアリングもすべてチェックしてゴリ感があれば交換します。左上のウォームホイールはホブ盤で切削加工された新品で新たに組み込まれます。ウォームネジもそれに合わせて追加工または交換されます。かなり大がかりな作業ですので時間がかかりますが、一台一台丁寧に作業してます。ご依頼のユーザー様、完成を楽しみにお待ちください。
●V-specアップグレード改造のご予約ですが、4月満月期はいっぱいになりました。現在、5月の満月期で承っております。
 
Vspec2
心臓部のウォームギアは、ウォームネジが真鍮製、ホイールは超々ジュラルミン製です。追尾精度にとって一番重要なのはウォームネジです。ユニテックのウォームネジは2社の専門加工会社に依頼してますが、どちらも優秀な技術を保有しており、うち一社は国内大手高級機メーカーT社のほか、各一流メーカーにも採用されている実績があります。SWATの高精度はうそ偽りなく正真正銘の本物です。
 
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2019年12月24日 (火)

V-spec本格稼働、吉田隆行さん。

久しぶりのブログ更新です。V-specが予想外に反響があって、月産5台の予定を大幅に上回って、アップグレード改造と合わせると、すでに50台以上も作りました。在庫もなくなり、次回納品は1月中旬になりそうです。販売店さんに在庫があればラッキーです。ぜひゲットして、その高精度を味わってください。
さて、プロ天体写真家の吉田隆行さんはご自身のサイト「天体写真の世界」で、アマチュアにも役立つ情報を発信されています。星ナビにも連載ページを持つほか、協栄産業大阪店さんのページにも製品レビューを執筆されています。小型機から大型機、単焦点から長焦点まで、撮影から画像処理まで、あらゆる機材を使いこなして、すばらしい作品を生み出しています。その吉田さんのSWAT-350V-specが本格的に稼働し始めました。理由は簡単で、追尾精度が大幅に高まったことと、周辺パーツの剛性が向上したことで、プロが使っても安心だからです。メインの大型機材に神経をすり減らして集中している横で、V-specはノータッチで500mmクラスを正確にガイドします。プロのサブ機として認められたV-spec。これからの活躍が期待されます。ほかにもマルチ赤緯ブラケットが紹介されていますので、ぜひご覧いただければと思います。下の各項目をクリックしてください。
 
SWAT-350V-specの追尾精度
SWAT-350V-specに590mmを搭載して、アンドロメダ銀河を5分ノータッチで撮影したときのブログです。16枚撮影して12枚はガイド成功。流れたカットも掲載さていますが、そのままコンポジットしても問題ない?と思えるレベルです。 
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ビクセンFL55SSで撮ったバーナードループ
ビクセンFL55SS+レデューサー(230mm)で撮ったバーナードループ。もちろんノータッチで3分16枚、全カット流れなし。作例画像も秀逸です。 
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■SWAT-350 V-specのPEモーション
SWAT-350V-specのピリオディックモーションを実際に測定されています。約2周期分の測定は、荷重方向限定スペシャルモードの結果は、公称値±4.5″前後を上回る値が出ていました。
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マルチ赤緯ブラケットを使用した撮影システム
好評発売中の「マルチ赤緯ブラケット」とビクセンFL55SSを組み合わせた撮影システムの紹介です。マルチ赤緯ブラケットは見た目は弱そうですが、12mm厚アルミプレートの実際の剛性は高く、エルポー式に伸ばしたプレートのおかげで使い勝手も抜群です。 
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スタンダード仕様 → V-specへアップグレード改造、現在3月以降で受付中。
お手持ちのユニテックSWAT-350/310/300/300SにPECを搭載し、V-spec相当までアップグレードします。改造費49,000円(税別)。2020年1月末までのお申し込みにつきましては特価39,000円(税別)にて承ります。お申し込みはメールにてお願いします。タイトルを「V-spec改造」として、こちらからメールしてください。
※改造費には完全オーバーホール(15,000円)を含みます。完全オーバーホールは全パーツを分解し脱脂洗浄後に再組み立てします。オイルシールも打ち直します。(製造後およそ1年以内で使用頻度の低い個体についてはウォームホイールの脱脂洗浄は行わず、グリスアップで対応します。その場合でもウォームネジまわりは脱脂洗浄、軸受け交換、調整、再組み立てします) ※交換部品は駆動回路、ウォーム軸受け、その他、製造時期によりますが、ウォームホイール、ウォームネジを交換する場合がございます。 ※スタンダード仕様のV-spec改造につきましては、東側荷重時をやや重視した調整とさせていただきます。西側荷重時には東側より若干追尾精度が劣る場合がございます。 ※SWAT-300SをV-spec改造した場合、荷重方向限定モードをご使用になるには別売のリモコンが必要です。 ※基本的にお申し込み順に改造作業いたしますが、製品をお送りいただく時期につきましてはご相談とさせていただきます。 ※輝星製SWAT-300には非対応。 ※2020年1月末までにお申し込みいただければ、改造がそれ以後になっても特別価格で承ります。
   
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2019年11月10日 (日)

SWAT-350、SWAT-350V-specデモ品特価処分。

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今年の胎内星まつりと星をもとめてに展示したSWAT-350とSWAT-350V-specのデモ展示品を処分します。処分にあたっては、完全に分解して清掃、再組み立て後、動作チェック済みです。もちろん実際の星で追尾精度をチェックし、SWAT-350はPモーション±7″前後、V-specは±5.5″前後を確認してますので、末永く安心してお使いいただけます。デモ展示で使用したため、小傷がございますが、性能にはまったく問題ありません。多少の傷や汚れなど気にしない方におすすめします。いずれも一年間の保証付き、この機会をお見逃しなく!
  
●SWAT-350 ※売約済み
 新品価格 125,000円(税別)→処分特価 110,000円(税別) 121,000円(税込)
 筐体にほんのわずかな傷がございます。

●SWAT-350 V-spec ※売約済み
 新品価格 158,000円(税別)→処分特価 145,000円(税別) 159,500円(税込)
 エッジに小さな打痕がございます。(下の写真参照)

お申し込みはご希望の製品名を明記してメールにてお願いします。こちらからどうぞ。お支払いは銀行振り込みのみ。送料は日本国内に限りサービスいたします。早いもの勝ちとなりますので、売り切れの節はご容赦ください。
 
Photo_20191110101201
SWAT-350V-specの打痕はこの程度。他は新品同様にきれいです。
 
Pmotion
SWAT-350V-spec(この個体)の実際の星で撮影しピリオディックモーションの実測値です。焦点距離900mmで東側偏荷重限定スペシャルモード以外、およそ2周期分(約14分間)撮影してます。東側偏荷重限定スペシャルモードは途中で曇ってしまって1.5周期分。西側偏荷重スペシャルモードも最後に雲で邪魔されましたが、なんとか2周期分写っています。公称値のノーマル±5.5″前後、荷重方向限定±4.5″前後を上回るPモーションです。この精度なら500mmクラスでも2~3分のノータッチ追尾が充分可能と思います。(西側偏荷重の実測データを掲載していますが、西側偏荷重での撮影はバックラッシュの中でふらつくリスクがあり、積極的な運用はおすすめしません。通常、東側偏荷重で撮影してください。) なお、この追尾精度はウォームホイールの一部分で測定したもので、全周を保証するものではありません。概ねこの程度ということでご理解ください。
 
SWAT-350V-specは15日発売です。発売日に向けて15台ほど組み上げたのですが、すべて予約完売となってしまいました。月末までにもう何台か作れると思いますので、お急ぎの方は販売店様に早めにご予約をお願いします。V-specの追尾精度でノータッチの幅が広がるのは大きな魅力なのは確かですが、スタンダードのSWATでも充分な高精度なので、V-specにここまで大きな反響があるとは私自身も思っていませんでした。ちょっと面食らった感じです。北半球での撮影では西側偏荷重は推奨してないとはいえ、そこに注目して精度を保証したのはユニテックが最初ではないでしょうか。(過去をよく調べてないので、間違ってるかもしれません) このギアの当たり面は南半球での追尾のときの推奨方向になりますので、南天に行かれる方には大事な要素です。こんなことにこだわってる私も普通じゃない感じですが、これからもオリジナリティのある製品を作っていきたいと思っています。
  
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2019年10月10日 (木)

中川室長のおすすめセット。

Shumitto
トミーテックからサイトロンジャパンへ移籍されて、ますます精力的に情報発信されている中川室長に登場いただきました。これからボーグ製品の紹介に力をいていくそうですが、ボーグと抜群の相性を誇るSWATはショールームに欠かせないとのことで、展示していただけることになりました。中川さんとはトミーテック時代から協力関係にありまして、CP+で何年にも渡ってコラボ展示していただいたり、ユニテックとしてはすっかりお世話になりっぱなしです。私の作例にボーグ鏡筒が多いのもそういった理由からです。もちろん、ユーザーさんにおすすめして間違いないと思う製品をブログで紹介してますし、妙なフィルターはかかってませんのでご安心ください。(笑) ということで、シュミットさんへ行ったら、ぜひ奥の中川室長のコーナーへ足を運んでください。SWATとボーグの組み合わせについて実物をご覧いただきながら、室長から直接、説明してもらえます。シュミットさんの他、協栄産業(東京店大阪店)さん、スカイバードさんの店頭にもSWATの実物が展示されています。ぜひ足を運んでご覧いただけたらと思います。中川室長のブログと橋本店長のブログにも掲載いただきました。こちらこちらです。
 
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2019年9月19日 (木)

ハーモニックドライブ本体のモーションはいかに。

   HarmonicdrivemotorHarmonicdrive

外山電子さんのご協力で減速ギアにハーモニックドライブを使用したモーターを入手しましたので、早速モーター本体のモーションを測定してみました。弊社の測定器による結果が上のグラフになります。青とピンクのラインがハーモニックドライブで、単純にSWATの一周期に合わせて7分間弱を2回分です。実際には30回ほど測定していて、突発的に±30″程度なこともありましたが、 だいたい±15″程度で安定する感じです。グラフは安定したときのモーションです。細かいギザギザのモーションはこの個体特有のものかどうか不明ですが、常時±5″程度のふらつきがあります。このモーターに直接カメラを載せるなら、焦点距離100mmくらいは安心してガイドできそうな感じです。細かいギザギザは焦点距離500mmを超えると影響を受ける量ですが、シーイングが悪いと同じくらい動くので星像が多少膨らむ程度かもしれません。オートガイドすれば安心でしょう。以前、噂に聞いていたよりもずっとよい結果でした。このモーターを使えば、簡単に±15″という高精度が出るのですから、なかなか立派なものです。問題はお値段で、テストに使ったこのモデル(モーターはオリエンタル製)は、一個75,000円もします。このモーターが使えると赤道儀を作るのがとても簡単になるんですが、赤道儀自体も相当高価になってしまいますね。それから周期性のない大きなモーションと細かいギザギザのモーションの補正をどうするか考えないといけないですね。もう少し低価格なハーモニックモーターが出ることを期待しましょう。ちなみにグラフの黄色と紫色のラインはまもなく発売のSWAT-350V-specのPモーションです。この個体は±4″ほど出ています。こちらにもぜひご期待ください。


※ハーモニックドライブの測定結果(回転方向はCCW)はこの個体一個を測定しただけですので、すべてが同じくらいとは保証できません。また計測は無負荷で行っております。負荷をかけた場合にモーションがどう変化するかは試してません。
  
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2019年8月26日 (月)

SWAT-310V-spec(β版)レビュー。

Swat310
胎内星まつり2019ではじめて姿を現した「V-spec」(β版)のレビュー記事が天文リフレクションズさんのページに掲載されました。多くのページの割いていただき、超充実のレビューとなってます。どうもありがとうございます。SWAT-310はこれまでも天リフ山口さんの主力機として活躍してましたが、V-spec発表を前に一足早くアップグレードさせていただき、早速ご使用くださいました。SWAT-310V-specを使っての感想や作例、オプション群の紹介など盛りだくさんの内容になっています。ぜひご覧ください。こちらからどうぞ。(http://reflexions.jp/tenref/orig/2019/08/23/9283/

「V-spec」はSWAT-310/350のスペシャル版となります。スタンダード版との違いは、ずばり追尾精度です。スタンダード版のピリオディックモーションは±7″前後で充分過ぎるほど高精度ですが、V-specにはPEC(Periodic Error Correctionの略 )を搭載して、約20%精度アップし、なんと±5.5″前後まで向上させています。しかも東西どちらの偏荷重時でもこの精度を保証(スタンダード版は東側偏荷重時のみ±7″前後の保証で西側偏荷重は未測定)します。さらに、電源投入時に偏荷重方向を選択するモードを搭載。この場合は±4~5″程度まで向上します。焦点距離400~500mmクラスのノータッチ撮影も視野に入ります。この追尾精度は、現在市場に出回っている赤道儀の中でもトップクラスとなり、「ポータブル赤道儀は精度の悪い広角レンズ用のおもちゃ」という一般的な概念を変える画期的な製品になると思います。どうぞご期待ください。
現在、βユーザーさまによるテストが行われております。問題がなければこの秋頃に発売、価格はスタンダード版の3~4万円高を予定しています。なお、スタンダード版のSWAT-300S/300/310/350からV-specへのバージョンアップにも対応予定(価格未定)です。詳細は後日、発表いたします。
 
NormalSpecial
V-spec試作機にて測定。焦点距離900mmm、2周期分(約14分間)撮影。
ノーマル起動で±5″以下が出た個体については、荷重方向限定モードで追尾精度が向上しない場合があります。
 
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2019年4月24日 (水)

ラッピングの効果。

このところ、ブログもサボりがちになっておりまして申し訳ありません。たいしたネタも無いのですが、赤道儀の追尾精度を上げるための手法をひとつご紹介します。年明け1月5日のブログで「Pモーション±7秒角前後を達成するために…」という記事を書きました。その中でラッピングについて触れていますが、具体的にどれくらいの効果があるのでしょうか…  Photo_4  
グラフは、ウォームギアをラッピング処理する前後のモーションを計測したものです。縦軸がモーションの幅、横軸は時間で、ウォームネジ一回転になります。グラフ(上)はラッピング前に±13″だったものがラッピング後に±7.5″と大幅に精度がアップし、SWATの合格ラインに到達した例です。Pモーションが半分くらいまで小さくなっていますが、ラッピングによって、すべてがこれほど改善するわけではなく、多くは20~30%アップにとどまります。 グラフ(下)がその一例で、±20″だったものが±15″程度まで改善しています。今回、試しに±20″のネジをラッピングしていますが、合格ラインの±7″まで改善することは99%ないので、普段はラッピングすることはありません。それから、滅多にないことですが、意に反して悪くなってしまうこともあります。結果は計算できるものではなくて、経験によってだいたいは想像できるのですが、最終的にはやってみないとわからないところが、おもしろいです。

ここでのラッピングとは、研磨剤を使ってウォームネジとウォームホイールを摺り合わせ、より滑らかな動作を得る目的で行わる処理です。接眼部などの摺動部にも使われたりしますが、分解洗浄やグリスの再塗布などとても手間のかかる作業なので、一部の高級機にしか採用されていない処理技法です。具体的な方法は各社の企業秘密で、研磨剤の種類や番手、潤滑剤、処理時間、負荷のかけ具合など、結果に大きく影響する要素は公表されていません。弊社でも独自の研磨手法を確立してラッピング処理を行っております。SWATが採用しているジュラルミン(一部は超々ジュラルミン)のウォームホイールと真鍮のウォームネジの組み合わせは、超高精度加工に適しているうえ、ラッピングの効果も出しやすく、±7″前後の高精度追尾を実現するのに最適な素材といえます。

さて、いよいよGWに突入ですね。新月期と重なるので、晴れたらどこも賑わいそうです。みなさん、家族サービスも大事ですが、ストレス解消にはSWATで天体撮影するのが一番です。私も星空撮影を楽しみたいと思っています。
 
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2019年3月22日 (金)

SWAT-350デモ展示品処分セール。

Swat350image
各地の星まつりやCP+で展示したSWAT-350のデモ展示品を処分します。処分にあたっては、完全に分解して内部を清掃、各部チェックのうえ、グリスやオイルシールを交換。ウォームギアも最新タイプに入れ換えて、実際の星で追尾精度をチェックし、Pモーション±7″前後を確認してますので、末永く安心してお使いいただけます。デモ展示で使用していたため、小さな当たり傷、擦り傷がございますが、性能にはまったく問題ありません。今回、デモ品を総入れ替えのため、3台まとめて処分します。多少の傷や汚れなど気にしない方におすすめします。全品一年間の保証付き、この機会をお見逃しなく!
 
●SWAT-350(B1) 売約済
 新品価格 135,000円(税込)→処分特価 107,000円(税別) 115,560円(税込)
 小傷、擦り傷、汚れが少し有ります。
●SWAT-350(B2) 売約済
 新品価格 135,000円(税込)→処分特価 105,000円(税別) 113,400円(税込)
 小傷、擦り傷、汚れが有ります。
●SWAT-350(B3) 売約済
 新品価格 135,000円(税込)→処分特価 100,000円(税別) 108,000円(税込)
 小傷、擦り傷、汚れが、やや多いです。
 
3/23追記 全品完売しました。どうもありがとうございました。
 
価格は傷の程度の差によるものです。お申し込みはご希望の番号(B1~B3)を明記してメールにてお願いします。こちらからどうぞ。お支払いは銀行振り込みのみ。送料は日本国内に限りサービスいたします。早いもの勝ちとなりますので、売り切れの節はご了承ください。
 
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