その他

2023年7月31日 (月)

SWATユーザー丹羽雅彦さんの個展のご紹介。

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表参道で開催中の丹羽雅彦さんの個展「時空を超えた贈り物」へ行ってきました。当日は、サイトロンの中川さん、外山電子の外山さんと会場で合流して、露出200時間オーバーのハイスペック画像を堪能しました。偶然、星ナビ編集部の川口さんと藤田さんもお見えになっていて、天体写真の今昔物語で盛り上がりました。
※個展会場は8月4日までお休みで、8月5日(土)から再開されます。開催日と時間にご注意ください。

丹羽雅彦さんの個展「時空を超えた贈り物」についてはこちらhttps://dvp.co.jp/masahikoniwa-exhibition/
丹羽雅彦さんのブログはこちらhttps://masahiko.me/
サイトロン中川さんの当日のブログはこちらhttp://nakagawa-opticslab.blog.jp/archives/32918816.html
星ナビ編集長のツイートはこちらhttps://twitter.com/Hoshinavi/status/1685539309154426880
 
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左から星ナビ編集長川口さん、本日の主役丹羽さん、サイトロン中川さん、人生をモーターと共に歩んだ外山さん、私(加曽利)、星ナビ編集部の藤田さん。画像は星ナビさんご提供。
 
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おまけ画像は個展会場隣の作品でくつろぐ星ナビ編集長。暑さでやられたようです。(笑)
 
https://www.unitec.jp.net/

2023年6月30日 (金)

SWATで自動導入!? これは画期的アイデア!

ほしぞloveログ」でいつも有意義な情報を発信中のSAMさんは、SWAT生産でご協力いただいている陣馬写真工業代表の土生さんの後輩でSWAT-200のユーザーさんでもあります。先日の福島のイベントでお会いした際に、ひょんなことからいろいろ遊べるSWAT-350をご購入いただきました。このSWATはデモや貸し出しで長期間使用した中古品でしたが、きっちり再整備してPremiumとしての性能を確保したものです。

そのSAMさんから「面白い使い方を思いついたのでお楽しみに」と連絡あり、ブログをのぞいてみると、なんとSWATとSky‐WatcherのAZ-GTiを組み合わせて、お気軽自動導入という高度?な使い方を発見してしまったという記事でした。これは素晴らしい! SWATは2軸ではないので、自動導入は無理なのですが、安価なAZ-GTiと組み合わせれば、簡単に自動導入が可能になるという夢のある内容でした。
※AZ-GTiは2023年6月末現在、協栄産業東京店様大阪店様シュミット様にて特価33,800円(税込)で販売しています。

SAMさんのブログはこちらから→ http://hoshizolove.blog.jp/archives/49459659.html
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SAMさんの「ほしぞloveログ」をぜひご覧ください。
 
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SWAT-350にAZ-GTiを組み合わせたときの外観。ジャストフィットといった感じですね。
 
SAMさんのブログの最後の方に「今回の撮影の失敗点ですが、ノータッチガイドだけありどうしてもわずかなドリフトが出てしまい、数時間という露光時間のオーダーだとゆっくり画角が一方向に流れていきました。これが結果として、縞ノイズとなって出てしまいました。」とあるのは、3分露出の星像が流れたということではなくて、一枚一枚の星像は点像ですが、極軸誤差や大気差、機材の撓みなどの影響で、2時間にわたる撮影時間中に星の位置が一方向に少しずつ動いていくということです。そのときのセッティングによりますが、30分くらいの連続露出を位置合わせしないで比較明合成すると明らかに星像が流れていると思います。星の動きは一定のように思えますが、実際には空の位置によって見かけの移動速度が変わるうえ赤緯方向の成分を含むこともあるので、どんなに精密に一定速度で駆動しても完全に追尾することはできません。大気差の影響についてはこちらをご覧ください。
縞ノイズは画像の背景ノイズが星の移動の分だけ一定方向に流れたように現れる現象で、画像処理で星雲を強度に炙り出す場合はその対処に苦労させられます。縞ノイズを防ぐにはディザリング(赤経赤緯を少しずつずらしながらノイズと星の位置関係を微妙に変えて撮る方法)が効果的ですが、撮影のコマ間に赤経赤緯を微動させる方法は、ギアのかみ合いの安定性が損なわれて撮影結果に悪影響(バックラッシュ内でフラつく)を及ぼすことも考えられるので注意が必要です。
それからAZ-GTiで自動導入後、恒星時運転をSWATに切り替える際に電源を投入するとイニシャル動作で位置がずれてしまいます。SWATもあらかじめ電源を入れてイニシャル動作を終わらせた後に駆動セレクタを「DEC」モードにすれば停止します。AZ-GTiで自動導入後に「STAR」モードにすれば、ズレは最小限に抑えられます。
 
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2023年5月20日 (土)

名著「光学機器大全」復刻版発売!

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天文ガイドの誠文堂新光社から、5月10日に「光学機器大全」復刻版が発売されました。天文ファンには望遠鏡光学(屈折編・反射編)でおなじみの吉田正太郎先生が光学知識を基礎から学べるようにやさしく解説した内容になっています。ユニテックは2000年に発刊された初版の制作に関わっていて、今回の復刻版にあたっても本文全ページのデータをご提供しました。2000年当時から図版やテキストはデジタル化して制作していたため、過去のHDDに保存してあったファイルがそのまま活かせました。制作時はWindows98だったため、現在のWindoows10環境で、うまくデータが書き出せるか心配でしたが、互換性がとれない一部フォントを入れ替えることで、体裁を崩さずにほぼそのままの形でデータになりました。こうして復刻されると嬉しいものですね。ちょっとお高い本ですが、ぜひご購入いただければと思います。

●光学機器大全についてはこちらから
https://www.seibundo-shinkosha.net/book/science/79158/
●立ち読み見本ページはこちらから
https://seibundo.tameshiyo.me/9784416623206
 
誠文堂新光社
天文ガイドアーカイブ
光学機器大全
著者: 吉田 正太郎
定価(税込)
16,500円
発売日
2023年05月10日
ISBN
978-4-416-62320-6
 
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2022年10月 5日 (水)

天リフ超会議「ポタ赤で撮る天体写真」講演のご紹介。

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今週末、10月8日(土)、9日(日)のそれぞれ20時から、天文リフレクションズさん主催の天リフ超会議拡大版「ガチ天2022」が開催されます。SWATをご愛用いただいている講師の先生も多数いらっしゃいまして、私の得ている情報では、「基調講演」吉田隆行様、「ポタ赤で撮る天体写真」中村誠様、「すごいを民主化する」丹羽雅彦様、「特別講演」飯島裕様が現役のSWATユーザーさんです。天リフ編集長の山口さんもSWATご愛用中です。他の先生の中にもひょっとしたら使われている方もいるかもしれません。ガチ天2022とは関係ないですが、天文ガイドの西條善弘様やKAGAYA StudioのKAGAYA様、写真家・動画クリエイターの成澤広幸様もご使用中。こういったプロフェッショナルやベテラン愛好家の皆様のメイン機材、あるいはサブ機材として、SWATがなぜ絶大な信頼を得ているのか。プロが使うSWAT。今回の講演でその魅力に触れていただけるかどうかは不明ですが(笑)、ぜひご覧いただけたらと思います。きっと役に立つ情報が得られるでしょう。詳しくはこちらから。どうぞお楽しみに。
 
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2022年9月28日 (水)

成澤広幸氏 SWAT-350V-spec+TAMRON 150-500mm。

プロ写真家でSWATユーザーの成澤広幸様が撮影したタムロン公式150-500mm F5-6.7ズームによる紹介動画が公開されました。SWAT-350V-specにシンプルフォークDX2を組み合わせた機能的なシステムです。素晴らしい作例集をぜひご覧ください。
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動画はこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=rQtt3DWI_M8

SWAT-350とシンプルフォークDX2の組み合わせでしたら、焦点距離200mm F2.8程度の望遠レンズまで安心して搭載可能です。スペシャルモードなら2~3分のノータッチ撮影にも充分対応可能です。
 
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2022年5月15日 (日)

SWAT-330レビュー動画のご紹介。

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SWAT-350V-spec Premiumの紹介ビデオを制作いただいた蒼月様に、今回はSWAT-330のレビュー動画を作っていただきました。意外なほどの高性能と評価いただいております。SWATを選択する上での参考になると思いますので、ご購入を検討されている方はぜひご覧いただければと思います。動画はこちらからどうぞ。(https://www.youtube.com/watch?v=mLfxG3Hh4mk
 
■動画のコメントより
今回は、ユニテック製ポータブル赤道儀 SWAT-330 のレビューです。SWATシリーズのエントリーモデルと言える機種ですが、使ってみると予想以上に高い性能であることがわかり、驚かされました。ポ○リエやスカ○メモでは性能的に不十分だけど Premium ほど高価で高性能なモデルはちょっと…という方や、これからポータブル赤道儀を買いたいけどどの製品にしようか迷っている方など、是非ご覧ください。

※お詫びと訂正
傾斜ブロックについての説明で、
16:58頃に角度を示している部分がありますが、図で示された部分の角度なら 90°-35°=55°です。お詫びして訂正いたします。

■本動画の主な内容は次の通り
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1:36 今回のお話の内容
1:57 Chap.1 SWAT-330とは
8:19 Chap.2 開封の儀
9:26 Chap.3 撮影システム例 ①電源周り
11:10 Chap.3 撮影システム例 ②架台部
14:36 Chap.3 撮影システム例 ③搭載システム
18:04 Chap.4 撮影画像と精度検証 ①ノーマルモード精度検証
19:55 Chap.4 撮影画像と精度検証 ②東側偏荷重SPモードの精度
21:27 Chap.4 撮影画像と精度検証 ③SWAT-330を一言で言うと
22:46 Chap.4 撮影画像と精度検証 ④東側偏荷重SPモードでの作例
24:17 Chap.4 撮影画像と精度検証 ⑤2軸オートガイドでの作例
25:27 Chap.5 結局どんな人におすすめか

■ SWAT-330
https://www.unitec.jp.net/products.htm#SW33
 
Sh273
SWAT-330東側偏荷重スペシャルモードで撮影した Sh2-73。焦点距離288mm、EOS 6D、4分露出×28枚、ノータッチ。 詳細はこちらをご覧ください。
 
https://www.unitec.jp.net/

2022年1月 5日 (水)

ありがとうC/2021A1 Leonard彗星。

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●C/2021A1 Leonard彗星
2022年1月4日17時47分~ シグマ 105mm F1.4 Art 絞りF2 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO400 5秒露出×54枚コンポジット 
ステライメージ9、FlatAidPro、Photoshop、DeNoise AIにて処理 地上のシルエットは合成 トリミングあり(下はピクセル等倍) SWAT-350V-specPremiumにてノータッチ追尾 撮影地 山梨県上野原市
 
新年最初の撮影は、おおいに盛り上がったレナード彗星にしました。ネットの情報ではまだ立派な尾があるはずだったのですが、残念ながらショボい姿しか捉えられませんでした。でもこの数週間、その勇姿とともに存分に楽しませてもらいました。感謝を込めて、タイトルに「ありがとう」と入れました。今回の反省点は、彗星が沈む位置をちゃんと計算しておかなかったことです。前々回(12月28日)の撮影では、富士山の側面に沈んだので、今回も同じような感じで撮れると勝手に思っていたのですが、実際には左の山の右斜面の中腹に沈みました。せっかくの好条件だったのに
露出を10分くらい逃してしまいました。とはいえ、楽しい初撮影でした。これにてLeonard彗星の撮影は終了とします。
 
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撮って出し。彗星はとってもショボい写りです。どこにいるかわかりますか(笑)
 
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撮影前のワンカット。夕焼け空の細い月と富士が、なんともいえず美しかったです。
 
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今回は撮影地に近い陣馬写真工業の土生さんとご一緒しました。キヤノンの最新300mm F2.8です。
 
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私の機材はお気に入りのシグマ 105mm F1.4。撮影は思うように行かなくても、星空の下に出かけるだけで気持ちがいいです。ですが、寒さは半端ないので、コロナ対策に加えて防寒対策もぬかりなく!
   
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2021年12月31日 (金)

大晦日のC/2021A1 Leonard彗星。

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●C/2021A1 Leonard彗星
2021年12月31日17時55分~ シグマ 105mm F1.4 Art 絞りF2 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO400 20秒露出×19枚(彗星核基準でコンポジット) ステライメージ9、FlatAidPro、Photoshopにて処理 地上のシルエットは合成 トリミングあり SWAT-350V-specPremiumにてノータッチ追尾 撮影地 山梨県上野原市
 
コロナ禍でいろいろ制限された一年でしたが、みなさま無事にお過ごしになれたでしょうか。幸い天体撮影は三密とは無縁の趣味なので、比較的安全に楽しめるメリットはありますが、さすがに今年は遠征の回数が減ってしまいました。年末になって感染者もかなり落ち着いたので、遠慮なく撮影に出かけましたが、ここに来てオミクロン株がジワジワときてる感じで、来年もまた自粛と思うとなんともうんざりしてしまいます。来年はなんとか平穏な生活に戻りたいですね。
さて、大晦日の本日、飽きもせずにレナード彗星の撮影に行ってきました。日中から雲が多く、かなり厳しい感じでしたが、上野原付近のGPV予想は快晴。それを信じて出撃しました。結果は上の画像の通りで、雲に邪魔されてしまい、あえなく撃沈。それでもなんとか放置撮影したなかから使えそうな19枚(6分20秒)をコンポジットして、イメージ重視で仕上げました。本当は長い尾を撮りたかったんですが、天気には勝てません。
というわけで、今年も一年ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。
 
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撮って出し。
  
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2021年12月30日 (木)

C/2021A1 Leonard彗星を撮ろう。

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●C/2021A1 Leonard彗星
2021年12月28日17時51分~ シグマ 105mm F1.4 Art 絞りF2 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO800 3秒露出×99枚(彗星核基準でコンポジット) ステライメージ9、Photoshopにて処理 地上のシルエットは合成  トリミングあり SWAT-350V-specPremiumにてノータッチ追尾 撮影地 山梨県上野原市
 
300mm望遠とは別に105mmでも撮影しました。こちらは富士山に沈むレナード彗星を狙いました。もう少し長く伸びた尾を強調したかったのですが、私の画像処理スキルでは難しく、思い切ってイメージ重視で仕上げてみました。地上のシルエットは別撮りしたもを画像処理で合成してます。下に富士山の稜線に沈むレナード彗星のGIF動画を掲載します。地上を止めた動画にするなら本来は固定撮影すべきですが、追尾してたので、位置合わせは手動でやりました。16枚だったのでたいして手間じゃなかったですが、自動でやる方法を知らないので、こんど勉強したいと思います。タイムラプス動画も面白いのですが、なぜか一度やったら満足してやめちゃう人が多いですね。そんなに魅力的ではないかもしれないですが、作った動作を家族や友人に披露しても楽しめるかもしれません。SWAT-310/350は背面にもカメラネジを用意しています。ターンテーブルを真上に向けて、低速で回しながら撮影すると背景が微妙に動きながらの動画が作れます。まったくの固定撮影より、構図に変化があって面白いです。余裕のあるときにぜひチャレンジしてみてください。
  
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富士に沈むレナード彗星。シグマ 105mm シグマ 105mm F1.4 Art 絞りF2 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO200 20秒露出×16枚 トリミングあり SWAT-350V-specPremiumにてノータッチ追尾
  
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駐車スペースから富士山を望む。
 
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30日17時半(東京)でのレナード彗星の位置。地平高度9°弱。まだしばらくな同じような位置にいます。これくらい低いと太陽時追尾の方がマッチすると思います。SWATに搭載されていますので、ご活用ください。
   
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2021年12月29日 (水)

C/2021A1 Leonard彗星が面白い。

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●C/2021A1 Leonard彗星
2021年12月28日17時56分~ シグマ APO 300mm F2.8 絞り開放 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO1600 15秒露出×45枚(彗星核基準でコンポジット) ステライメージ9、Photoshopにて処理 トリミングあり SWAT-350V-specPremiumにてノータッチ追尾 撮影地 山梨県上野原市
 
昨日の夕方もよく晴れて彗星の撮影に絶好の日和となりました。前回、市川市から撮影したレナード彗星が意外とよく写ったので、俄然やる気が出てきました。で、今回はもう少し条件のよい山梨県の上野原へプチ遠征することにしました。空の条件は房総より2ランクぐらい劣りますが、西が大きく開けていることと、自宅から至近距離なので、移動が楽なのが魅力です。それでも市川よりは何倍もよい空です。(笑) 画像は市川のときと同じレンズとカメラです。条件がよくなったので、露出を大幅に伸ばせましたが、それでもトータル11分ちょっとですので、充分とはいえません。無理を承知であぶり出しました。かなり荒れ気味ですが、尾の迫力を少しは出せたかと思います。
 
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撮って出し。
  
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シグマの300mmと105mmの2台体制で挑みました。彗星が沈むまでわずかな時間しかなく、手際よくやらないと露出が確保できません。まだしばらく楽しめますので、ぜひ撮影してみてください。
 
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