新製品

2020年8月10日 (月)

2軸対応リモコン、RC-02新発売。

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2軸オートガイド撮影に対応するリモートコントローラーRC-02を発売します。リモコンの接続は付属の専用ケーブルで赤経赤緯各本体のリモート端子とリモコンのインプット端子を繋ぐだけで完了。サイズは122×60×28(mm)の握りやすい形状です。パネル上には赤経赤緯で独立した速度切り替えスイッチにより、赤経は「ノーマル」モードの2倍速/停止、「ハイスピード」モードの順行16倍速/逆行16倍速、赤緯は「ノーマル」モードの恒星時で南/北、「ハイスピード」モードの南北各16倍速をお手元で切り替えられるので、目的天体の視野中心への導入や構図の変更などに役立ちます。また、SWAT-350の追尾性能を極限まで高めるオートガイダー用モジュラー端子も装備しています。このモジュラー端子は、世界標準SBIG社ST-4タイプを採用しています。
 
■2軸対応リモコン RC-02 8月12日新発売
専用4極ケーブル2本付き
希望小売価格 12,000円(税別)

※一軸でのご利用にも対応します。
※ケーブルのジャックは根元までしっかり差し込んでください。
※リモコン装着時の本体プッシュスイッチの動作はリモコンの速度切り替えスイッチに準じます。ノーマルだと、本体スイッチも2倍速/停止になりますので、ご注意ください。
※オートガイダー使用時は必ず「ノーマル」モードでご使用ください。
  
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2020年8月 8日 (土)

赤緯(DEC)対応SWAT-350新発売。

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超高性能ポータブル赤道儀SWAT-350に赤緯(DEC)モードが追加されます。上の写真のようにマルチ赤緯ブラケットで2台のSWAT-350を組み合わせることで、簡単に2軸赤道儀にアップグレードできます。一軸よりも精密なオートガイド追尾や多枚数コンポジット時のノイズを大幅に抑えるディザリング撮影が可能です。一軸2台体制で使うもよし、2軸で究極を目指すのもよし、2台のSWAT-350を使いこなすのは、あなた次第です。

SWAT-350V-spec DEC対応 価格162,000円(税別)
SWAT-350 DEC対応 価格129,000円(税別)
※SWAT-350V-specはすべて赤緯(DEC)モード搭載になります。
※SWAT-350はDECなしの仕様(税別価格125,000円)も併売しますが、部材がなくなり次第DEC機能付きのみとなります。

赤緯(DEC)モード追加改造について
SWAT-350(V-spec含む)にDEC機能を追加するサービスを承ります。改造費は以下の通りです。お申し込みは、タイトルを「DEC改造」としてメールでお願いします。ユニテックWEBサイト、トップページ右上のお問合せからも送れます。
(1)SWAT-350(2018年後期モデル~)/ SWAT-350V-spec 9,000円(税別)
(2)SWAT-350(2013年~2018年前期モデル) 21,000円(税別)
※2013~2018年前期モデルは、側面パネルのモードLEDが四角です。2018年後期モデルからは、モードLEDが丸いです。
※(1)はセレクタスイッチおよび基板交換、DEC対応プログラムに書き換え。(2)は(1)に加えて駆動回路自体も交換します。
※フロントパネルは流用しますので、 DECポジション表示(印刷)はありません。セレクタスイッチを「0.5×」よりさらに右に回した位置になります。
※DEC改造には、グリスアップと基本動作チェックを含みます。異常が見つかった場合はご連絡します。
※SWAT-300、SWAT-310は極軸の構造が異なり、ターンテーブルが下向きになることを想定してないため、DEC改造はできません。SWAT-350への改造と合わせてのDEC改造は承ります。改造費はSWAT-300とSWAT-310の2013~2018年前期モデルまでが51,000円(税別)、2018年後期モデルからは39,000円(税別)です。イヤーモデルの見分け方はSWAT-350と同じです。
 
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■天文ガイド2020年9月号に2軸SWAT登場!
天文ガイド9月号に2軸SWATの特集記事が掲載されています。執筆は信頼性抜群の記事で有名な西條善弘さんです。ちょっと問題も発生してしまったようですが、基本的に良好な追尾をしてくれたようです。ぜひお近くの書店でお買い求めください。通販でも購入できます。

●誠文堂新光社のホームページはこちらhttps://www.seibundo-shinkosha.net/
●天文ガイドのサイトはこちらhttps://www.seibundo-shinkosha.net/tenmon/
 
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2020年4月18日 (土)

2軸オートガイドで撮るしし座のトリオ銀河。

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●しし座のトリオ銀河
2020年4月14日19時33分~ ボーグ 107FL+フラットナー1.08×+ HEUIB-IIフィルター 合成焦点距離 648mm/F6.1 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO3200 180秒露出×82枚コンポジット(短時間露光をHDR合成) SI7、Photoshop、DeNoise AIで画像処理 SWAT-350×2+M-GENによる2軸オートガイド 撮影地 千葉県大多喜町 ※下は拡大トリミング
 
2軸オートガイドの動作テストで撮影したしし座のトリオ銀河です。露出時間は無理のない3分に設定して82枚コンポジット、総露出4時間6分です。無風快晴の好条件だったこともあるかもしれませんが、撮影中のトラブルは何もなく、歩留まりはなんと100%。一枚のロスも出さないパーフェクト撮影でした。ただ、2軸に限ったことではないですが、オートガイドしていても、ごくわずかに東方向にズレていく現象が見られました。3分露出では何の影響もありませんが、一定の動きなので、オートガイダーの補正パラメータを追い込めば解決しそうな気がします。それから、撮影途中でピントを合わせ直したり、電池交換の時に機材に触ると、その時点で大きく暴れて構図が少しズレてしまい、手を離すと元の位置まで完全には戻らず、多少ズレた位置のままオートガイドが継続されるようです。いったんオートガイドを停止して、操作が終わったら、再スタートするといった手順が必要なのかもしれません。これも焦点距離650mm程度ではたいして影響ないですが、もっと長焦点になると気になるかもしれません。このあたりは今後の課題とします。さて、撮影したトリオ銀河のカタログナンバーは、上がNGC3628、左下がM66、右下がM65になります。F6.1で4時間露出してNGC3628から左に伸びるしっぽを密かに狙っていたのですが、ほんのわずかに確認できるだけで、まだまだ露出が足りないようです。もっと空の条件がよい撮影地なら、炙り出せたかもしれませんね。ひとまず2軸ガイドはうまく動作したので、今後の楽しみが増えました。ちなみに前回、山梨県上野原町で撮影したトリオ銀河よりは遙かによい出来です。総露出も倍以上ですし、空の条件も房総の方がかなりいいです。
 
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参考にJPG撮って出しも掲載します。
  
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強引に炙るとNGC3628の左方向にヒョロヒョロと長く伸びるしっぽが確認できます。画像処理が得意な蒼月さんが天城高原で撮影したトリオ銀河は、F6.1で2時間ちょっとの露出ですけど、この尻尾を上手に描出しています。さすがです。画像はこちらをご覧ください。
 
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二段重ねのSWATも見慣れるとけっこう格好いいですね。ただ一軸でも煩雑なケーブル類が二軸ではさらに増えてしまい、もはやケーブル地獄といった感じです。このケーブル、低温で柔軟性を失い、カチカチになるのは困ったものです。もう少しスマートに組み上げられるといいのですが…。
 
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2020年4月16日 (木)

赤緯対応SWAT-350で2軸オートガイド撮影。

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●マルカリアンチェーン
2020年4月15日0時17分~ ボーグ 107FL+フラットナー1.08×+ HEUIB-IIフィルター 合成焦点距離 648mm/F6.1 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO800 12分露出 FlatAidePro、DeNoise AI、Photoshopで画像処理 SWAT-350×2+M-GENによる2軸オートガイド 撮影地 千葉県大多喜町
 
気持ちよく晴れ渡った14日の夜、発売予定の赤緯対応SWAT-350の動作テストのため、いつもの房総へ出かけてきました。結果、何の問題もなく動作しました。2軸ガイドのテストなので、極軸合わせはあえて電子極望を使わず、光学極望だけですませました。だいたい10′くらいの設置精度になります。南天の対象の場合、東西の設置ズレは赤緯方向の動きに出ますので、オートガイドでうまく補正できるかのテストになります。撮影したのはおとめ座のマルカリアンチェーンと呼ばれる銀河団です。ボーグ107FLにフラットナーをつけて焦点距離648mm/F6.1とし、12分もの露出を敢行しました。デジタル時代となった現在では長時間露出といえるでしょう。画像は一枚物ですが、星像は点像を保っており、2軸ガイドが機能していることを確認しました。もう少し、テストを重ねて発売にこぎつけたいと思います。
 
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2軸構成SWAT-350+ボーグ107FL。オートガイドはM-GENを使用しました。M-GENはさらに使いやすくなった新製品が協栄産業さんから発売されました。吉田隆行さんのブログでも高評価です。画像のリモコンは2軸対応の新製品。DEC対応SWAT-350と同時発売予定です。
 
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JPG撮って出し。
 
東京ではコロナウィルスの広がりで非常事態宣言が発せられ、協栄産業さんやシュミットさんなどの大手販売店も営業自粛するなど、たいへんな自体となってしまいました。感染を避けるためにできるだけ人と接しないようにするのが肝要だそうですが、幸い、三密と無縁の天体撮影はこの状況でも楽しめそうです。星空のもとへ出かけるだけでもストレス解消にもなりますね。今回は自宅を出発して帰宅するまで、人と接したのは、高速のパーキングでトイレに立ち寄った時にひとりとすれ違っただけでした。いつもはひとりぼっちで寂しさを感じることもありますが、このときばかりはひとりぼっちの安心感がありました。(笑) とにかく早く終息して欲しいものです。
 
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2020年1月27日 (月)

SWAT-350V-specノータッチ作例。

SWAT-350V-specノータッチ追尾による作例が中川光学研究室のブログに掲載されました。鏡筒は新発売のボーグ72FL。レデューサー0.72×を併用して焦点距離288mm、口径比F4という使いやすいスペックです。300mmクラスですが、V-specならノータッチ追尾で点像を確保できます。どうぞご覧ください。
 
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■オリオン座中心部付近
BORG72FL+レデューサー0.72×DGQ【7872】+ニコンD810(HKIR)架台:SWAT350V-Spec ISO1600 3分露出 ノータッチ追尾 36枚加算平均 撮影: 渡邊耕平様
 
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■くらげ星雲付近
BORG72FL+レデューサー0.72×DGQ【7872】+ニコンD810(HKIR)架台:SWAT350V-Spec ISO3200 3分露出 ノータッチ追尾 24枚加算平均 撮影: 渡邊耕平様
 
どちらもシュミットの渡邉さんによる撮影です。オリオン座中心部付近はF4でトータル2時間近い露出で、華やかなオリオンの三つ星付近を横構図で捉えました。分子雲の描出も素晴らしく、見事な仕上がりです。くらげ星雲付近(右が北)には、散開星団M35やモンキー星雲も一緒に構図に取り込みました。画像処理が上手でカラフルな星の色が美しいです。ボーグ72FLと【7872】0.72×レデューサーの相性もよいようで、フルサイズの周辺までシャープな星像です。高解像カメラとの組み合わせでは高い追尾精度が要求されますが、SWAT-350V-specですからノータッチで点像を確保しています。
中川光学研究室のブログもぜひご覧ください。SWAT-350V-specも掲載されています。オリオン座中心部付近はこちら、くらげ星雲付近はこちらです。シュミットさんのスタッフブログはこちらです。
 
そしておなじみプロカメラマンの吉田隆行さんのサイト「天体写真の世界」にもSWAT-350V-specノータッチによる作品が掲載されています。こちらもぜひご覧ください。
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スタンダード仕様 → V-specへアップグレード改造、現在5月以降で受付中。1月末までにお申し込みいただければ特価にて承ります。
お手持ちのユニテックSWAT-350/310/300/300SにPECを搭載し、V-spec相当までアップグレードします。改造費49,000円(税別)。2020年1月末までのお申し込みにつきましては特価39,000円(税別)にて承ります。お申し込みはメールにてお願いします。タイトルを「V-spec改造」として、こちらからメールしてください。
※改造費には完全オーバーホール(15,000円)を含みます。完全オーバーホールは全パーツを分解し脱脂洗浄後に再組み立てします。オイルシールも打ち直します。(製造後およそ1年以内で使用頻度の低い個体についてはウォームホイールの脱脂洗浄は行わず、グリスアップで対応します。その場合でもウォームネジまわりは脱脂洗浄、軸受け交換、調整、再組み立てします) ※交換部品は駆動回路、ウォーム軸受け、その他、製造時期によりますが、ウォームホイール、ウォームネジを交換する場合がございます。 ※スタンダード仕様のV-specアップグレード改造につきましては、東側荷重時をやや重視した調整とさせていただきます。西側荷重時には東側より若干追尾精度が劣る場合がございます。 ※SWAT-300SをV-spec改造した場合、荷重方向限定スペシャルモードをご使用になるには別売のリモコンが必要です。 ※基本的にお申し込み順に改造作業いたしますが、製品をお送りいただく時期につきましてはご相談とさせていただきます。 ※輝星製SWAT-300には非対応。 ※2020年1月末までにお申し込みいただければ、改造がそれ以後になっても特別価格で承ります。
     
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2019年11月14日 (木)

SWAT-350V-spec、いよいよ明日発売。

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明日、11月15日は、超高性能ポータブル赤道儀「SWAT-350V-spec」の発売です。といっても組み立て調整がけっこう大変なため、あまり数が作れず、在庫はすべて販売店様とご予約のお客様にお送りしてしまいました。月末までになんとかあと5台程度は仕上げますので、購入ご希望の方は、ぜひ販売店様にご予約をお願いします。さて、上の画像は天体写真の名手、吉田隆行さんがSWAT-350V-specを使って、焦点距離590mmノータッチ5分で撮影したアンドロメダ銀河です。撮影16枚中12枚が上のような点像とのこで、V-specの追尾精度はホンモノということがおわかりいただけると思います。星雲の全体像と吉田さんのコメントは作例ページにアップしましたので、ぜひご覧ください。こちらからどうぞ。
 
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吉田さんの撮影スタイル。メイン機材に集中して取り組んでいる間も、サブ機のV-specは正確な追尾で、高品質な露出を稼いでいきます。V-specは入門用としてはもちろん、ベテランのサブ機としても充分ご納得いただける性能に仕上げております。また、腰痛持ちの方やお年を召して重たい機材がつらくなった方の強い味方でもあります。そんな皆様の気軽なノータッチ撮影の幅を大きく広げます。
 
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すでにSWAT-300/310/350をお持ちのユーザー向けに始めた「V-specアップグレード改造」も順調です。写真はお預かり中の2台。改造が終わって、実写テスト待ちです。これまでβユーザー含めて20台以上改造してきましたが、大きなトラブルもなく、快調に稼働しているとのことです。お手もとのSWATをV-spec相当へアップグレードしてノータッチ撮影の幅を広げませんか。現在、来年1月分の改造予約を受け付けています。新月期でもかまわないなら、お預かり期間2~3週間で、いつでも対応します。

スタンダード仕様 → V-specへアップグレード改造、受付中。
お手持ちのユニテックSWAT-350/310/300/300SにPECを搭載し、V-spec相当までアップグレードします。改造費49,000円(税別)。2020年1月末までのお申し込みにつきましては特価39,000円(税別)にて承ります。お申し込みはメールにてお願いします。タイトルを「V-spec改造」として、こちらからメールしてください。
※改造費には完全オーバーホール(15,000円)を含みます。完全オーバーホールは全パーツを分解し脱脂洗浄後に再組み立てします。オイルシールも打ち直します。(製造後およそ1年以内で使用頻度の低い個体についてはウォームホイールの脱脂洗浄は行わず、グリスアップで対応します。その場合でもウォームネジまわりは脱脂洗浄、再組み立てします) ※交換部品は駆動回路、ウォーム軸受け、その他、製造時期によりますが、ウォームホイール、ウォームネジを交換する場合がございます。 ※スタンダード仕様のV-spec改造につきましては、東側荷重時をやや重視した調整とさせていただきます。西側荷重時には東側より若干追尾精度が劣る場合がございます。 ※SWAT-300SをV-spec改造した場合、荷重方向限定モードをご使用になるには別売のリモコンが必要です。 ※基本的にお申し込み順に改造作業いたしますが、製品をお送りいただく時期につきましてはご相談とさせていただきます。 ※輝星製SWAT-300には非対応。 ※2020年1月末までにお申し込みいただければ、改造がそれ以後になっても特別価格で承ります。
   
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2019年11月 8日 (金)

マルチ赤緯ブラケット、12月10日発売。

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充分な剛性を確保した赤緯体搭載用パーツ「マルチ赤緯ブラケット」を12月10日に発売します。マルチ赤緯ブラケットはL型を構成するメイン部材に頑強な12mm厚アルミ材を採用。さらに5mm厚のアングル材で補強することで、剛性を大幅に高めました。アリミゾキャッチャーと併用することで、従来の8mm厚のダブル雲台ベースを流用した赤緯体とは比較にならないほどの高強度を実現しています。ポールマスターなどを搭載出来る8mm厚ミニフロントプレートも標準で付属してます。ほかにダブル雲台ベースでドイツ式を組んだときの違いとして、赤緯体をターンテーブル面から離せることで、SWAT本体や三脚との干渉による制限を大きく減らせ、さらに赤緯体を極軸中心に近づけることでバランスウェイトも減らせます。プレート位置の付け替えも可能ですので、搭載機材に合わせて自由な発想でお使いいただけます。ダブル雲台ベース+アリミゾキャッチャーでドイツ式赤道儀を組んでいるユーザー様は、マルチ赤緯ブラケットに載せ替えるだけで簡単に変更できますので、ぜひご検討ください。その剛性の高さにびっくりされると思います。

マルチ赤緯ブラケット 12月10日発売
  12mm厚アルミプレート×2枚、補強用アングル材、8mm厚ミニフロントプレート付。
  希望小売価格 21,000円 (税別)
※取り付けには別途アリミゾキャッチャーが必要です。
 
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マルチ赤緯ブラケット搭載例。赤緯体には開発中のDECモード付SWAT-350を搭載して、2軸オートガイドを試験中です。DECモード付SWAT-350と2軸対応リモコンは来春に発売予定です。テストは順調です。どうぞご期待ください。
 
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2019年10月17日 (木)

SWAT-350/310V-spec、11月15日発売!

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■追尾精度を極めた超高性能SWAT-350/310V-specが遂に発売。
「V-spec」はSWAT-310/350をベースに追尾精度を向上させた特別仕様です。スタンダード仕様のピリオディックモーション(Pモーション)は±7″前後ですが、V-specにはユニテック独自のPEC(Periodic Error Correctionの略 )を搭載して、約20%精度アップし、なんと±5.5″前後まで向上させました。荷重方向限定で±4.5″前後とさらに追尾精度を向上させるスペシャルモードも搭載。これまでのポータブル赤道儀のイメージを打ち破る画期的な製品となっています。下に焦点距離450mm、ノータッチ追尾5分露出の作例を掲載していますので、その追尾精度の高さをぜひご覧ください。(作例対象は緯度が高く5分もの露出に成功していますが、赤道に近づくと露出時間の調整が必要になる可能性があります。)

一般的な赤道儀は、そのギア構成上、東側偏荷重の方が安定した追尾が可能です。そのため通常のPEC制御は東側偏荷重で設定されているため、西側偏荷重時には東側より追尾精度が劣ることがあります。これは東西の偏荷重時のPモーションが異なるためにおこる現象で、これを完全に一致させるのは現在の機械加工精度では不可能といえます。特に東と西でPモーションが逆位相だったときは、東側のモーションで補正してしてしまうと、西側偏荷重になったときに、元のモーションに補正分が加算されてしまうため、PEC補正する前より追尾精度が悪化してしまう現象がおきます。通常、北半球では西側偏荷重での運用はおすすめしてませんが、このギア当たり面は南半球での推奨偏荷重方向になるため、疎かにはできません。V-specは、ウォームネジ選別の初期計測でPEC適性を判断。西側偏荷重時に悪化してしまうウォームネジをこの段階で排除しています。さらに東西両方向の偏荷重データを不揮発メモリに記憶することで、どちらでも高精度を発揮するバランスが取れたモード(ノーマル起動)や、東西それぞれの偏荷重方向に特化したPEC駆動(スペシャルモード)を起動時に選択することができます。その結果、荷重方向限定のスペシャルモードでは±4.5″前後という驚異的な追尾精度を達成。ポータブル赤道儀とは思えない高精度追尾を実現しています。このようにV-specは従来のPECとはひと味違った仕様となっています。もちろん、PEC設定は出荷前にメーカーにて行いますので、ユーザーはPECを意識することなくお使いいただけます。
 
SWAT-350V-spec 11月15日発売
追尾精度±5.5″前後、荷重方向限定モード±4.5″前後、時角目盛環搭載、耐荷重量約15kg
希望小売価格 158,000円 (税別)

SWAT-310V-spec 12月20日発売
追尾精度±5.5″前後、荷重方向限定モード±4.5″前後、赤経恒星時目盛環搭載、耐荷重量約10kg
希望小売価格 148,000円 (税別)

※ノーマル起動で±5″以下が出た個体については、荷重方向限定のスペシャルモードで追尾精度が向上しない場合があります。 ※V-specは組み立て調整に非常に手間がかかるため、月間生産数は5台程度を予定しています。早めに入手されたいお客様は、販売店様にご予約をお勧めします。

スタンダード仕様 → V-specへアップグレード改造 12月1日受付開始
お手持ちのユニテックSWAT-350/310/300/300SにPECを搭載し、V-spec相当までアップグレードします。改造費49,000円(税別)。2020年1月末までのお申し込みにつきましては特価39,000円(税別)にて承ります。お申し込みはメールにてお願いします。タイトルを「V-spec改造」として、こちらからメールしてください。
※改造費には完全オーバーホール(15,000円)を含みます。完全オーバーホールは全パーツを分解し脱脂洗浄後に再組み立てします。オイルシールも打ち直します。(製造後およそ1年以内で使用頻度の低い個体についてはウォームホイールの脱脂洗浄は行わず、グリスアップで対応します。その場合でもウォームネジまわりは脱脂洗浄、再組み立てします) ※交換部品は駆動回路、ウォーム軸受け、その他、製造時期によりますが、ウォームホイール、ウォームネジを交換する場合がございます。 ※スタンダード仕様のV-spec改造につきましては、東側荷重時をやや重視した調整とさせていただきます。西側荷重時には東側より若干追尾精度が劣る場合がございます。 ※SWAT-300SをV-spec改造した場合、荷重方向限定モードをご使用になるには別売のリモコンが必要です。 ※基本的にお申し込み順に改造作業いたしますが、製品をお送りいただく時期につきましてはご相談とさせていただきます。 ※輝星製SWAT-300には非対応。 ※2020年1月末までにお申し込みいただければ、改造がそれ以後になっても特別価格で承ります。
  
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V-spec実写サンプル 焦点距離450mm、ノータッチ5分露出でこの星像! 撮影 吉村 研 様 
Date & Time:2019.10.09 22:51~(JST)...
Location : Yuasa, Wakayama, Japan
Optics:FSQ-85ED w Flattener (f455mm F5.4)
Camera:EOS 6D(HKC)
Filter:Baader Hα 7nm
Exposure:ISO 3200, 24fr x 300s (120min)
Mount:SWAT-350 V-spec (normal mode)
Guiding:No touch
Processing:PixInsight、Photoshop CC

 
SWAT-350V-spec モニターユーザー募集のお知らせ
※モニターユーザーの募集は終了しました。どうもありがとうございました。
SWAT-350V-specをお得なモニター価格でご購入いただけるモニターユーザーを3名様募集いたします。お使いいただいたご感想やご要望などをメールにてお送りください。お送りいただいた内容はブログ等に掲載する場合がございます。(個人情報は掲載しません) モニター機については即納いたします。モニターご希望の方はメールにてお申し込みください。メールはこちらからどうぞ。
モニター価格 138,000円 (税別)
 
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2019年8月26日 (月)

SWAT-310V-spec(β版)レビュー。

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胎内星まつり2019ではじめて姿を現した「V-spec」(β版)のレビュー記事が天文リフレクションズさんのページに掲載されました。多くのページの割いていただき、超充実のレビューとなってます。どうもありがとうございます。SWAT-310はこれまでも天リフ山口さんの主力機として活躍してましたが、V-spec発表を前に一足早くアップグレードさせていただき、早速ご使用くださいました。SWAT-310V-specを使っての感想や作例、オプション群の紹介など盛りだくさんの内容になっています。ぜひご覧ください。こちらからどうぞ。(http://reflexions.jp/tenref/orig/2019/08/23/9283/

「V-spec」はSWAT-310/350のスペシャル版となります。スタンダード版との違いは、ずばり追尾精度です。スタンダード版のピリオディックモーションは±7″前後で充分過ぎるほど高精度ですが、V-specにはPEC(Periodic Error Correctionの略 )を搭載して、約20%精度アップし、なんと±5.5″前後まで向上させています。しかも東西どちらの偏荷重時でもこの精度を保証(スタンダード版は東側偏荷重時のみ±7″前後の保証で西側偏荷重は未測定)します。さらに、電源投入時に偏荷重方向を選択するモードを搭載。この場合は±4~5″程度まで向上します。焦点距離400~500mmクラスのノータッチ撮影も視野に入ります。この追尾精度は、現在市場に出回っている赤道儀の中でもトップクラスとなり、「ポータブル赤道儀は精度の悪い広角レンズ用のおもちゃ」という一般的な概念を変える画期的な製品になると思います。どうぞご期待ください。
現在、βユーザーさまによるテストが行われております。問題がなければこの秋頃に発売、価格はスタンダード版の3~4万円高を予定しています。なお、スタンダード版のSWAT-300S/300/310/350からV-specへのバージョンアップにも対応予定(価格未定)です。詳細は後日、発表いたします。
 
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V-spec試作機にて測定。焦点距離900mmm、2周期分(約14分間)撮影。
ノーマル起動で±5″以下が出た個体については、荷重方向限定モードで追尾精度が向上しない場合があります。
 
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2018年5月 3日 (木)

SWAT-310モニターレポート、その2。

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SWATユーザー様のフォトギャラリーにいつもハイレベルな作品をご投稿いただいたり、天体画像処理入門でPixInsightの使い方を連載中の蒼月様が、これまで愛用していたSWAT-200に追加して、SWAT-310を導入されました。今回、そのSWAT-310の使い勝手などをレポートしていただきましたので、ご紹介します。

【SWAT-310ユーザーレポート、その2】

これまで5年以上にわたって、SWAT-200を使ってきましたが、先日新たに購入したSWAT-310を初めて使いましたので、その時の雑感等を報告いたします。

◆外観等について

SWAT-200と比べて、ひと回り以上大きくなっているだけあって、やはり重くもなっていますね。長い間 SWAT-200を愛用している私には、「ずっしり重い」という印象です。ゆえにこれを「延べ棒」と呼ぶことにします。(笑)
極軸微動ユニットと合わせた重量を考えると、個人的には一軸のみの「ポタ赤」として許されるギリギリの線ではないかと思います。こうなると三脚は従来のカメラ三脚ではもはや危険なので、VIXENの APP-TL130に変えました。

組み上がった機材一式は、上の写真(前方からと後方から)の通りで、SWATから上は従来と変わらない構成なのですが、SWATから下は従来のシステムから合計3kg近く重くなりました。おかげで確かに安定感は増しましたが、近所の公園まで5分も歩いて持ち運ぶにはやや大きく重いですね。

私のようなライフスタイルで軽さとフットワークを重視し、それに加えてある程度の追尾精度も欲しいという方には、生産終了になったSWAT-200の方が適していると思います。
 
◆使用雑感

一方、基本的な操作感は SWAT-200とほとんと変わりませんので、新しいものを導入したという緊張感は特になく、ほぼ従来通りの感覚で使えました。

使ってみると、やはり初期の SWAT-200からは改良されている点がいくつもあることに気づきます。まず、極軸望遠鏡用のネジ穴が上部左右2か所についているのは、地味に嬉しいことです。SWAT-200にはこれが真ん中に1つしかなく、機材が邪魔になってしまうことが多々あったのですが、そういうストレスから開放されました。それと、L字型クランプは思った以上に使いやすくて、機材と干渉するかと思いきや、そんなこともなく、極軸合わせの際に暗い中でクランプの位置を見失うこともないので便利だと感じました。

速度設定ダイヤルが大きくて操作しやすいツマミであるということも評価ポイントの一つです。SWAT-200ではこれが小さくて黒いツマミだったので、夜間に厚手の手袋をしていると回しづらい等、操作しづらいうえに見づらかったのですが、これなら設定を間違えることはなさそうです。

極軸合わせの際にクランプを開け締めすることで懸念されるガタツキについては、検証はできていないものの、少なくとも135mm程度の光学系を搭載するうえで、まったく問題になることはありません。普段よく使用する300mm程度でも、問題になることはないだろうという印象です。
 
◆その他

今回搭載したのは135mmの明るいカメラレンズであったこともあって、SWAT-310の目玉機能(?)である恒星時目盛環を使う機会はありませんでしたが、今後は使うことになるかもしれません。自動導入機能の無いポタ赤にとって、対象天体をいかに素早く写野に入れるかというのは、非常に大きな課題ですから、少しでもアシストしてくれるのであればと期待しています。

追尾精度の高さと故障しにくい堅牢さについては、SWAT-200の頃から信用していますが、SWAT-310でもそこを疑う必要はなさそうですね。

それから、SWAT-310に関することではありませんが、極軸微動ユニットのネジのピッチがもう一段細かくなると更に嬉しいと思っています。最近は PoleMaster等のおかげで非常に正確な極軸合わせが可能となってきており、今のネジピッチだとやや粗いと感じることがあります。
 
■係より

このたびは、SWAT-310を買い増ししていただきまして、ありがとうございました。高画質を得るために、じっくり総露光時間を確保すると、撮影中、けっこう手持ち無沙汰になることもありますが、2台体制だと別に短焦点でお気軽撮影ができたりして、遠征がより充実したものになりますね。さて、SWAT-310はアルミ無垢材からの削り出しボディで剛性を確保してるため、アルミダイキャストのSWAT-200と比べると、正直かなり重たくなっています。天体撮影の場合、ある意味「重さも性能のうち」といえないこともないので、安定感が増した分、微風でしたら、ほとんど影響を受けずに撮影できると思います。極軸微動ユニットのネジピッチについては、検討課題とさせていただきます。
 
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