SIGMA

2021年12月30日 (木)

C/2021A1 Leonard彗星を撮ろう。

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●C/2021A1 Leonard彗星
2021年12月28日17時51分~ シグマ 105mm F1.4 Art 絞りF2 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO800 3秒露出×99枚(彗星核基準でコンポジット) ステライメージ9、Photoshopにて処理 地上のシルエットは合成  トリミングあり SWAT-350V-specPremiumにてノータッチ追尾 撮影地 山梨県上野原市
 
300mm望遠とは別に105mmでも撮影しました。こちらは富士山に沈むレナード彗星を狙いました。もう少し長く伸びた尾を強調したかったのですが、私の画像処理スキルでは難しく、思い切ってイメージ重視で仕上げてみました。地上のシルエットは別撮りしたもを画像処理で合成してます。下に富士山の稜線に沈むレナード彗星のGIF動画を掲載します。地上を止めた動画にするなら本来は固定撮影すべきですが、追尾してたので、位置合わせは手動でやりました。16枚だったのでたいして手間じゃなかったですが、自動でやる方法を知らないので、こんど勉強したいと思います。タイムラプス動画も面白いのですが、なぜか一度やったら満足してやめちゃう人が多いですね。そんなに魅力的ではないかもしれないですが、作った動作を家族や友人に披露しても楽しめるかもしれません。SWAT-310/350は背面にもカメラネジを用意しています。ターンテーブルを真上に向けて、低速で回しながら撮影すると背景が微妙に動きながらの動画が作れます。まったくの固定撮影より、構図に変化があって面白いです。余裕のあるときにぜひチャレンジしてみてください。
  
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富士に沈むレナード彗星。シグマ 105mm シグマ 105mm F1.4 Art 絞りF2 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO200 20秒露出×16枚 トリミングあり SWAT-350V-specPremiumにてノータッチ追尾
  
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駐車スペースから富士山を望む。
 
Seizu
30日17時半(東京)でのレナード彗星の位置。地平高度9°弱。まだしばらくな同じような位置にいます。これくらい低いと太陽時追尾の方がマッチすると思います。SWATに搭載されていますので、ご活用ください。
   
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2021年12月29日 (水)

C/2021A1 Leonard彗星が面白い。

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●C/2021A1 Leonard彗星
2021年12月28日17時56分~ シグマ APO 300mm F2.8 絞り開放 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO1600 15秒露出×45枚(彗星核基準でコンポジット) ステライメージ9、Photoshopにて処理 トリミングあり SWAT-350V-specPremiumにてノータッチ追尾 撮影地 山梨県上野原市
 
昨日の夕方もよく晴れて彗星の撮影に絶好の日和となりました。前回、市川市から撮影したレナード彗星が意外とよく写ったので、俄然やる気が出てきました。で、今回はもう少し条件のよい山梨県の上野原へプチ遠征することにしました。空の条件は房総より2ランクぐらい劣りますが、西が大きく開けていることと、自宅から至近距離なので、移動が楽なのが魅力です。それでも市川よりは何倍もよい空です。(笑) 画像は市川のときと同じレンズとカメラです。条件がよくなったので、露出を大幅に伸ばせましたが、それでもトータル11分ちょっとですので、充分とはいえません。無理を承知であぶり出しました。かなり荒れ気味ですが、尾の迫力を少しは出せたかと思います。
 
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撮って出し。
  
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シグマの300mmと105mmの2台体制で挑みました。彗星が沈むまでわずかな時間しかなく、手際よくやらないと露出が確保できません。まだしばらく楽しめますので、ぜひ撮影してみてください。
 
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2021年12月 5日 (日)

C/2021A1 Leonard彗星。

Leonard
●C/2021A1 Leonard彗星
2021年12月5日03時27分~  シグマ APO 300mm F2.8 絞り開放 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO1600 90秒露出×10枚(彗星核基準でコンポジット) Photoshop、FlatAideProにて処理。SWAT-350V-spec Premiumにてノータッチ追尾 撮影地 千葉県大多喜町
 
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●C/2021A1 Leonard彗星
2021年12月5日03時47分~  シグマ APO 300mm F2.8 絞り開放 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO3200 60秒露出×30枚(彗星核基準でコンポジット) Deep Sky Stacker、Photoshopにて処理。SWAT-350V-spec Premiumにてノータッチ追尾 撮影地 千葉県大多喜町
 
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●C/2021A1 Leonard彗星 30分間の動き
2021年12月5日04時32分~  シグマ 105mm Art F1.4 絞りF2 キヤノン EOS 6D(SEO SP-4改造) ISO1600 60秒露出×30枚 Photoshopにて画像処理 SWAT-350V-spec Premiumにてノータッチ追尾 撮影地 千葉県大多喜町
 
昨夜は貴重な快晴の週末、しかも新月期。この組み合わせは滅多に重ならないですよね。(笑) このチャンスを逃すわけにもいかず、話題のレナード彗星の撮影にいつもの房総へ出かけてきました。久しぶりにオールナイトで楽しみましたが、還暦を迎えた身体にはだんだん厳しくなってきました。気温は5℃とそんなに下がらなかったのですが、日付が変わる頃から風が強くなってきて、体感温度はかなり下がりました。そんな中でも、なんとか焦点距離300mmのノータッチ追尾は成功しました。ササッと仕上げて速報としてブログアップします。
 
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今回、導入は目盛環を使いました。まず、基準星におおぐま座η(アルカイド)を入れて、目盛環の指標を回してアルカイドの座標に合わせます。合わせた直後は、恒星時目盛環と同じように使えますので、その時点のレナード彗星の座標に向ければ、簡単に導入できます。赤経は10分、赤緯は1°きざみ程度のかなりザックリした合わせ方です。上の画像は、目盛環導入して確認のための一発目の試写です。焦点距離300mmでもこれくらいのズレで導入できます。SWAT-350/310をお使いの方は、ぜひご活用ください。
 
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2019年10月24日 (木)

SWAT V-specノータッチ作例「オリオン座中心部」。

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●オリオン座中心部
2019年9月27日1時44分~ シグマ APO 300mm F2.8 絞りF2.8開放 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO1600 180秒露出×47枚 高輝度部分に短時間露出をHDR合成 Photoshopで画像処理 SWAT-350V-spec(試作機)ノータッチ追尾 千葉県大多喜町
 
V-specノータッチ撮影第2弾はオリオン座中心部です。画像上端がほぼ赤道になりますから、前回のアンドロメダ銀河より追尾精度が必要とされます。ここでも焦点距離300mm、3分露出は問題なく成功しています。画像自体は分子雲を強調しようと、ちょっと無理に炙った感が強く、暗部が荒れ気味で、さらに枚数を重ねたいところです。今回は話題のStarnet++を使ってマスクを作りました。処理途中で星を消した画像が下です。けっこうきれいに消してくれるので便利で助かります。なかなか晴れず、V-specのテスト撮影もこのときが最後です。次回晴れたら、ノータッチでお気軽撮影を楽しみたいと思います。
 
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V-specアップグレード改造ですが、12月分も予約で埋まりました。以後、1月以降の作業となります。改造は各月の新月期を避けて満月前後2~3週間で行う予定です。けっこう手間がかかる作業なので、満月前後に10台程度仕上げるのが精一杯です。もし新月期に改造に出してもかまわないという場合は、11月でも受け付け可能ですので、ご相談ください。ただ、新月期にこれだけ晴れないと次にいつ晴れるか、みなさん虎視眈々と狙っていらっしゃるので、その時期は手元に置いておきたいですね。一応、改造中にどうしても使う必要がある場合に備えて、貸出機を3台ご用意しています。必要なときはご相談ください。空きがあればお貸し出しします。あと、改造するSWAT本体をお送りいただく前に、外観の傷などをあらかじめチェックしておいてください。こちらでは丁寧な作業を心がけていますが、戻った際に「この傷はなかったはず」なんていう無用なトラブルは避けたいです。どうぞ、よろしくお願いいたします。
 
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2019年10月22日 (火)

SWAT V-specノータッチ作例「M31アンドロメダ銀河」。

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●M31アンドロメダ銀河
2019年9月26日22時07分~ シグマ APO 300mm F2.8 絞りF2.8開放 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO1600 180秒露出×52枚 高輝度部分に短時間露出をHDR合成 Photoshopで画像処理 SWAT-350V-spec(試作機)ノータッチ追尾 千葉県大多喜町
 
V-spec発表以来、多数のご予約とV-specアップグレード改造へのお申し込みをいただいております。V-specアップグレード改造はあまりの反響大きさに作業を前倒しして行うことにしましたが、すでに11月の改造のお申し込みは一杯になりました。引き続き、12月分を受け付けておりますので、早めにご連絡ください。
さて、追尾精度が高いV-specはノータッチ撮影の可能性を大幅に広げます。極軸設定してすぐに超望遠の撮影をお楽しみいただけます。オートガイドしないですむ気軽さは大きなメリットだと思います。初心者の方の撮影成功率アップはもちろん、ベテランの方が大型機でメイン撮影に集中している間、V-specをサブ機として運用していただければ、追尾精度に頼った「ほったらかし撮影」が可能になります。V-specの追尾精度があれば、焦点距離、露出時間の自由度が大幅に高まりますので、メイン機より高品質な作品になるやもしれません。上のアンドロメダ銀河は焦点距離300mmで3分間のノータッチ露出してますが、星像が流れることなくトータル2時間半の露出を成功させています。大気差や極軸設置の誤差がありますから、V-specといえども限界はあります。これからいろいろノータチ撮影して、そのあたりを確認していきます。SWAT V-specノータッチの世界、どうぞお楽しみに。
 
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2019年10月 5日 (土)

シグマ40mm F1.4 Artによるカシオペヤ座。

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●カシオペヤ座
2019年9月26日22時36分~ シグマ 40mm F1.4 Art 絞りF2.8 キヤノン EOS 6D(SEO-SP4改造) ISO1600 120秒露出×61枚コンポジット+高輝度部に短時間露光をHDR合成 SWAT-350(V-spec β版)によるノータッチ追尾 ステライメージ7、FlatAidePro、Photoshop CC、撮影地千葉県大多喜町
 
40mmレンズによるカシアペヤ座です。以前、50mm F1.4 Artでもここを撮ってますが、40mmだとやっぱり画角が広いですね。房総でこのエリアは千葉や東京の光害の影響を受けるので、ちょっと厳しいですが、FlatAideProで カブリ処理をしてなんとかフラットに補正しました。あとソフトフィルター効果も使いました。実は最近ネットで同じ40mmとSWAT-350の組み合わせで素晴らしい出来のカシアペヤ座を見つけました。こちらがそのユーザーさんの作品です。アンドロメダ銀河まで取り込んだダイナミックな構図、秋の天の川の微光星やHα領域、漂う分子雲までコントラストよく描出していて、すべてが私の作品の遙か上を行く仕上がりです。いや~、お見事です。お手本にして行きたいと思います。
 
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2019年9月28日 (土)

シグマ40mm F1.4 Artによる夏の大三角。

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●夏の大三角
2019年9月26日21時03分~ シグマ 40mm F1.4 Art 絞りF2.8 キヤノン EOS 6D(SEO-SP4改造) ISO1600 120秒露出×35枚コンポジット+高輝度部に短時間露光をHDR合成 SWAT-350(V-spec β版)によるノータッチ追尾 ステライメージ7、FlatAidePro、Photoshop CC、撮影地千葉県大多喜町
 
このところ秋の長雨シーズンとあって、ぜんぜん晴れてくれません。結局、今年の夏もほとんど天気が悪かった感じですね。そんな状況ですが、おとといの夜は大陸からやってきた移動性高気圧に覆われて、久しぶりの快晴予報。平日でしたが、このチャンスを逃すと、いつまた撮影に行けるかわからないので、気合いを入れて房総半島へ出撃しました。結果は大正解で、薄明開始まで雲ひとつない快晴が続き、透明度もまずまずで頑張って来てよかったと思わせる星空でした。ただし翌日の午前中は仕事になりませんでした。(笑) さて現地到着後、まず撮影したのが「夏の大三角」です。50mm標準レンズだと構図がちょっと厳しいので、もう少しワイドな40mmで狙いました。これがジャストフィットといった感じで、とても具合がいいです。はくちょう座の北アメリカ星雲からサドル付近の散光星雲、網状星雲、アルタイル方向に続く天の川と小さないるか座がちょうどよく収まりました。今シーズン最後の夏の大三角です。
 
M27

40mmレンズですが、拡大するとM27亜鈴状星雲の形がわかります。ビックリです。さすがにM57は小さすぎて確認できませんでした。
 
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2019年8月20日 (火)

シグマ 105mm F1.4 Artによるハート&ソウル星雲付近。

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●ハート&ソウル星雲付近
2019年8月5日1時24分~ シグマ 105mm F1.4 Art 絞りF2.8 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO1600 90秒露出×41枚コンポジット+高輝度部に短時間露光をHDR合成 SWAT-350(V-spec β版)によるノータッチ追尾 ステライメージ7、FlatAidePro、Photoshop CC、撮影地千葉県大多喜町
 
4日の房総遠征は時々雲に邪魔されることがあっても、ほぼ快晴で透明度も良く薄明開始まで撮影できました。最後に撮ったのは、ハート星雲、ソウル星雲、ペルセウス座の二重星団付近です。右端の散開星団はNGC663。105mmだとちょっと迫力が足りないですが、大宇宙にぽっかり浮かぶ星雲や星団が美しいです。今回の房総遠征は大量に撮影できて充実してました。欲をいえば、もっと露出を稼いで分子雲でもを炙り出したいところですが、4ヶ月ぶりのリハビリ撮影なので、こんなもんで満足です。さて次の新月期は何を撮りましょうかね。
 
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実は最後にすばるとカリフォルニア星雲のモザイクを狙って、すばるから撮り始めたのですが、構図を失敗してボツにしました。次回リベンジ予定です。上は一枚物を軽く処理しただけです。
 
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2019年8月18日 (日)

シグマ 105mm F1.4 Artによるクエスチョンマーク星雲付近。

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●クエスチョンマーク星雲付近
2019年8月5日0時22分~ シグマ 105mm F1.4 Art 絞りF2.8 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO1600 90秒露出×31枚コンポジット+高輝度部に短時間露光をHDR合成 SWAT-350(V-spec β版)によるノータッチ追尾 ステライメージ7、FlatAidePro、Photoshop CC、撮影地千葉県大多喜町
 
前回ブログのIC1396付近を撮影した後、構図を少しだけカシアペヤ座方向にずらしてクエスチョンマーク星雲を狙いました。左上がクエスチョンマーク星雲と呼ばれる散光星雲です。中央やや右の散開星団がM52、そのすぐ右下の小さな赤い星雲の中にバブル星雲があります。さらにその右下がクワガタ星雲です。左下の大きく密集度の高い散開星団はNGC7789。秋の淡い天の川の中ですが、微光星の絨毯に明るい散開星団や散光星雲、そして暗黒帯まで入り組んでいて、とても美しいエリアです。この構図は前回のIC1396付近と一部重なっていて、モザイク合成すると下のようになります。
 
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どちらも北を上にして撮影しますが、極に近いので回転させないと写野がうまく重なりません。
 
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2019年8月16日 (金)

シグマ 105mm F1.4 ArtによるIC1396付近。

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●IC1396付近
2019年8月4日22時50分~ シグマ 105mm F1.4 Art 絞りF2.8 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO1600 90秒露出×35枚コンポジット+高輝度部に短時間露光をHDR合成 SWAT-350(V-spec β版)によるノータッチ追尾 ステライメージ7、FlatAidePro、Photoshop CC、撮影地千葉県大多喜町
 
4日は天候にも恵まれたおかげで、天の川沿いをいろいろ撮影できました。23時近くなるとケフェウス座も北の空に高く昇り、撮影に好適となります。まずは巨大なIC1396付近を狙いました。105mmでもそこそこ迫力ある姿が撮れるうえに、周囲に散在するHα星雲も構図にバランスよく収まるので、中望遠におすすめのエリアです。はくちょう座のサドル付近の大きな散光星雲から、天の川をたどると、北アメリカ、このIC1396、クエスチョンマークハート&ソウルカリフォルニア勾玉クラゲバラかもめへと秋から冬の大型の代表的星雲が目白押しです。標準レンズで星座を狙ってもよし、100mm~200mmクラスの望遠で大型の散光星雲を撮るのもよし。SWATの高精度追尾なら、ノータッチでも星像が流れず、美しい天体写真に仕上げられます。精度の悪いポータブル赤道儀からのお乗り換え、ベテランのサブ機としておすすめです。ちょっと贅沢ですが入門用としても好適です。
 
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