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2013年3月

2013年3月 8日 (金)

500mmによるM101

円舘様より、500mm望遠によるM101の画像をご投稿いただきましたので、ご紹介します。M101はおおぐま座にある渦巻き星雲で回転花火銀河とも呼ばれています。視直径が22分と大きめなのも撮影対象としては魅力ですね。上の核のある小さい星雲がNGC5473、M101のやや左上がNGC5477、下の縁あたりの星雲がNGC5474です。右上には15.2等級の銀河も写っています。星図と見比べながら星雲を確認するのも楽しいものですね。素晴らしい力作写真をありがとうございました。
M101 ■M101
撮影者  円舘 金
撮影日時    2013/03/06 22:35:01
カメラ機種名    Canon EOS Kiss X2(IR改造)
レンズ  SIGMA APO150-500mm F5-6.3 DC OS HSM
Tv(シャッター速度)    各120秒を22枚加算合成
Av(絞り数値)  6.3
焦点距離    500mm
ISO感度    1600
撮影場所  北海道網走郡 星ドロボウ津別観測所

■コメント
今回は秘密兵器を制作し、500mm F6.3の望遠ズームレンズでM101を撮影してみました。秘密兵器とは、自由雲台にバランスウエイトを取り付けた木製の赤緯ユニットです。仕事の合間に「仕事のフリして」制作しました。なかなか可愛らしいですよ。こんなお粗末な木製赤緯ユニットでも撮影できましたので画像を送りまします。しかしながら、M101を手動で導入するのは約20年ぶり。悪戦苦闘しながら二夜目に何とか撮影できました。それにしてもSWAT-200の追尾精度には驚きです。

Sekii 自作したドイツ式の赤緯軸。

■係より
今回、SWAT-200で焦点距離500mmに挑戦していただきました。さすがにノータッチで長時間は追えないと思いますが、2分露出なら撮影に成功する画像もたくさん得られると思います。SWAT-200の追尾性能をフルに発揮した作品でしょう。これ以上になるとオートガイドが便利かと思います。それにしても普段、大型の赤道儀で小惑星を狙うスペシャリストの円舘さんが、かわいらしいSWAT-200で星雲を撮っていただけるのが、なんだか不釣り合いで微笑ましいですね。今回の撮影では、木工技術を駆使してドイツ式の赤緯軸を自作されました。さすがにプロの出来映えです。弊社でも来月早々にはドイツ式赤緯ユニットを発売できそうです。たいへんお待たせしてしまってますが、もうしばらくお待ちください。

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