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2013年4月16日 (火)

かんむり座とうしかい座

兵庫県にお住まいの吉田隆行様からSWAT-200による星座写真をご投稿いただきましたのでご紹介いたします。24mm広角レンズによる春の星座「かんむり座」と「うしかい座」です。右下の明るい星がアークトゥールス、中心の左に「かんむり座」がかわいく写っています。華やかな夏の星座がすぐそこまで近づいてきました。このたびは、ご投稿ありがとうございました。

Sekii05 ■かんむり座とうしかい座
撮影者  吉田 隆行
カメラ機種名    キヤノンEOS60D冷却モデル(協栄産業のAstro60D)
レンズ  キヤノンEF24mmF1.4LII (F2.8に絞る)
露出時間 1コマ5分を8枚コンポジット

■コメント
 今回、SWAT-200にドイツ式赤緯ユニットを取り付け、星座写真を撮影してみました。自由雲台を介してカメラを取り付けていたときよりもバランスが取りやすく、実際に追尾も安定していたように思います。
 撮影用カメラには、重いASTRO60Dを使用しましたが、付属のバランスウェイトでバランスを取ることができました。延長シャフトを併用すれば、中望遠レンズまでならバランスを取ることができるのではないかと思いました。
 今回は広角レンズを使って、天頂付近の星座を10コマほど撮影しましたが、ピクセル等倍に拡大して見ても、どの画像も星は点像を保っていました。
 ドイツ式赤緯ユニットは、SWAT-200本体同様のしっかりした造りです。ウェイトシャフトがハウジング部に収納できるなど、工作精度の良さを感じました。SWAT-200への取り付けは、純正のアリガタ金具が理想だと思いますが、今回は手元にあった他社製の金具を使用しました。これでも問題なく固定できましたが、赤緯ユニットに付属するアリミゾプレートは短いタイプですので、支持幅の大きなアリガタ金具には取り付けることが出来ません。他社製品を流用する場合は、この点に注意が必要だと思います。また、ドイツ式赤緯ユニットとカメラの取り付けには、テーパーアダプターを使用しました。付属のネジをローレットつまみに変更すれば、回転して構図を変えられるのですが、カメラの向きによっては、つまみが回しにくく、回転がしづらい場合がありました。ここに粗動回転ユニットを使うと良いのではないでしょうか。
 今回の撮影でSWAT-200の使い心地がおおよそ分かったので、次回はもう少し長い焦点距離のレンズで、天の川銀河の撮影に使用してみようと思います。

Sekii03 SWAT-200に他社製アリミゾキャッチャーを介してドイツ式赤緯ユニットを載せて撮影していただきました。カメラは協栄産業さんのAstro60D。

Sekii04 取り付け部分の拡大。他社製キャッチャーの使用は想定してなかったですが、ドイツ式赤緯ユニットのベースプレートとジャストフィットしてます。

■係より
今回、初投稿していただいた吉田隆行様はご自身でもホームページを立ち上げていらっしゃいまして、素敵な画像をたくさん掲載されています。複数の重量級赤道儀を縦横無尽に使いこなされてますが、その中にかわいらしいポータブル赤道儀のSWAT-200を加えていただきました。サブ機として気軽にお使いいただければと思っています。これからもご投稿、よろしくお願いします。

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